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13章 初めての家族旅行兼新婚旅行 ~お米をGetするために~

いざ戦場・・・いやいや、王城へ

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森にある新居に無事に結界を張り直し、生活にも少し慣れてきた頃、ついに来たるべきこの日が来てしまった。

「準備はできたか?サーヤ」
「うん。じゃあティリアさん、リリアの事お願いしますね」
「はい、任されました。サーヤちゃんも、気を付けて」

今日は、ついにモジャさんがお城に行く日・・・つまり王様にパルミアを食べてもらう日だ。
・・・と言っても、マジャーレ村からお城がある王都までは、馬車で一週間ほどかかるので正確には一週間後が王様に食べてもらう日なんだけどね。

もちろんあたしは、王様に会うためではなくタモツさんがお城に残したという文献を見せてもらいに行くのだ。
表向きはエルやセイルが見せてもらうことになっていて、あたしはエルの付き添いという名目だ。
付き添いのあたしが文献を目にできなかったとしても、エルが装着している黒曜石のピアスに内容を記憶させる予定でいる。

一緒に行くのは、エルとあたし、そしてセイルとマデリーヌさんとアレク兄様とリンダの6名。
セイルもマデリーヌさんも、第二王子を通して上位の精霊でありあたしやエルに加護を与えているとバレているので、堂々と姿を現していた方が他の人達の隠れ蓑になるだろうという判断だ。

ノルンさんや先代様、ミナトちゃん達は、常にという訳ではないけど姿を隠して時々顔を出すねと言っていた。
・・・行先は厳重な警備がされている王城のはずなんだけど、精霊王様達にとってはドアが開いてるお宅にちょっと顔を出しに行くような感覚らしい。

「まま、ぱぱからはなれちゃ、めっなのよ」
「ぱぱも、ままをちゃんとみてなきゃ、めっだよ」
「あぁ、そのつもりだ」
「・・・一応聞くけどよ、おめぇ母親だよな?」
「これって、本来は親が子に言う台詞じゃありませんこと?」
「あは、あはは・・・」

レオンとサクラの言葉に、別の馬車で一緒に出発するモジャさんとペチャさんが冷静にツッコむ。
前科の多いあたしは、何も言い返せないので笑ってごまかすしかない。

「サーヤまま、これ、身に付けて欲しいの」
「ん?ミナトちゃん、これは?」
「ミスリルで作った指輪なの。エルぱぱと一緒に作ったのよ」
「エルと一緒に?」

ミナトちゃんが手渡してきたのは、中央に赤い宝石が1つ埋め込まれているミスリル製のピンキーリングだった。
エルと作ってたなんて、いつの間に・・・うん。サイズもあたしの小指にピッタリだ。

「この指輪ね、魔法袋じゃないけど、少しだけ収納もできるの。前にあげた、“超癒しの水”が入ってるのよ」
「そうなの?!収納機能がついてるなんて、すごいねこの指輪」

ミナトちゃんがエルと一緒に作ったと言うからすごいモノだろうなと思ってたら、ホントにすごい指輪だった。
これならウェストポーチ型の魔法袋を身に付けてなくても、何かしら持ち運べるんじゃない?

「他にもね、あたしとカイたんで作った、当たると身体の水分が吸い取られるボールと、ベーたんと一緒に作った“幻覚を見せる水牢”と・・・」
「んん?ちょっと待って。気のせいかな?以前よりもっと物騒なモノが入ってるように聞こえてきたんだけど・・・」
「だって、おねーさん達お城に行くんでしょ?」
「うん、そうだよ」
「ホントはサーヤのために、もっと色々用意しようと思ってたんだ。でも時間が足りなくてそれしかできなくて・・・ごめんね」
「・・・なぁ、おめぇはいったいどこに行くと思われてんだ?戦争真っ最中の戦場か?」
「お城って、そんなに物騒な場所でしたの?私、何も武装しておりませんわ・・・」
「待て待てペチアリア。オレ様も行ったこたぁねぇが、少なくとも戦いに行くんじゃない。武装したり物騒なモノを持って行く必要なんかねぇんだ!こいつの非常識に惑わされんな!!」
「いやいやいや、あたしは惑わせたりしてないですよ!!ペチャさんもそんな目で見ないでぇぇぇ!!!」

過剰防衛とも言われかねない重装備だけど、これらは王様やその周囲の人があたしに危害を加えたりしなければ何も起こらない、ただのお洒落な装飾品の数々だ。

でも、万が一・・・本当に億が一あたし達を利用しようと王家が目論んでいた場合、狙われるのは間違いなく一番弱そうなあたし。
今まで、狙われてもそうじゃなくても一応防衛手段を持ってるのに何度も死にかけているあたしは、周囲からの信頼度は皆無、“どうせやるならとことん過剰にしてみよう”というのが、今回満場一致した意見だった。

もちろん、エルはあたしからできる限り離れるつもりはなく、常に肩を抱くか腰に手を回している状態のため、ハタから見ればただのいちゃいちゃラブラブ夫婦にしか見えないだろう。
ちなみに、女性しか入れない場所にはリンダやマデリーヌさんが一緒にいてくれる予定なので、一人になる事はないはずだ。

それに、たとえ一人になってしまったとしても、以前にミナトちゃん達からもらったアイテムや、マデリーヌさんとノルンさんからもらった指輪は魔力を込めればすぐに取り出したり発動したりができるし、何より、先代様の加護付きの指輪があたしの感情で魔力を消費することなく護ってくれる。
エルが今までくれたブレスレットやアクセサリーも、改良されて先代様の加護を増幅したり補助するアイテムへと変わったので、今のあたしは物理、魔法、精神、魔法封じなどあらゆる攻撃が何も効かない。
・・・今までで一番非常識な状態かもしれないね。

「お前達も、準備はできているようだな」
「え?殿下??・・・まさか、殿下自らが我らと同行するのですか?」
「うむ。ライがどうしても同行すると言ってきかないのでな」
「・・・」

第二王子とライムントさんが豪華絢爛な馬車と共に登場し、モジャさんとペチャさんは驚きながらも慌ててお辞儀し挨拶をしている。

「あ、ししょーだ」
「へんなむしもいるー」
「おいコラ双子、いい加減オレの呼び方をどうにかしろ!・・・ってか、なんでライは師匠呼びが定着してんだ?!」
「なかなか筋が良い弟子達だ。クッキー作りもだいぶうまくなった」
「いやいや、意味わかんねーよ!クッキー作りってなんだ?!お前は城にいない時こいつらに何を教えてるんだ??!!」

実は、あの日作ったライムントさんの繊細な柄のクッキーが双子達に好評で、ここ最近はレオンとサクラがライムントさんに習って繊細な柄に挑戦しているのだ。
おかげで現在、大量のクッキーが魔法袋にストックされている。

ライムントさんが生活している家にあたし達も暮らし始め、今後は加護ももらう予定だなんてことが、第二王子を始め王族関係の方々に知れたら絶対面倒なことになる。
だから、ライムントさんには今まで通り他人のフリをお願いしてるのに・・・双子もライムントさんもいまいち隠しきれていないので、見てるこっちはさっきからヒヤヒヤです。

「とっ、とりあえず、もう全員揃った事ですし早く出発しちゃいましょう!」
「そうねん♡用事は早く済ませたいわん♡」
「そうそう☆目的のモノを見せてもらったら、長居する理由なんてボク達にはないからね♪」
「・・・そう仰らずに。王はあなた方を手厚く歓迎したいとお考えですので、ごゆるりとお過ごしください」
「・・・ふ~ん、、ね。言わなくてもわかってると思うけど、ボク達をどうこうしようなんて思わない方がいいよ」
「そうよん♡私達、エリュシオンやサーヤちゃんは大好きだけれど、それ以外はどうでも良いのん♡♡・・・お城で、不慮の事故とか起こらないといいわね」
「・・・っ」


こうして、皆に見送られながらあたし達はマジャーレ村から王都へと出発した。
セイルやマデリーヌさんが釘を刺してくれたけど、第二王子の態度や言葉からも、すでにお城で何かありそうな感じがプンプンする。


何事も起こりませんように・・・ってのは無理だと思うから、せめて“あたしの装飾品が発動してお城を壊したり人様を傷つけたりすることがありませんように”とだけ祈る事にした。
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