17 / 512
記念小話やSS
【季節ネタSS】バレンタイン、手作りチョコにはご用心*《前編》
しおりを挟む
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
バレンタイン。
それは、愛する人に心を込めてチョコレートやお菓子を渡すのが一般的。
そんなとき、相手の“心の声”が聞こえるお菓子手に入れたとしたら
あなたはどうしますか・・・――――――?
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
◇
「はい、エル。ハッピーバレンタイン♡」
「うむ。今年も美味そうだな。・・・ん?プリンのようだが、いつもと色が違う・・・?」
「ふふ~ん♪チョコレートっぽいモノが手に入ったので、プリン好きなエルのためにチョコレートプリンにしてみたの♡♡」
「ちょこれーと?」
スルト村にあるココットのお店・・・と言っても、ココットさんはもういないんだけど、このお店には珍しいものを手に入れたという行商人さんが結構な頻度で取引したいと訪ねてくるらしい。
そのため、世界各国の珍しいモノや滅多に手に入らないモノなどがたまに手に入るんだよね。
今回は、“甘味に使えるモノ”ということでカルステッドさんがあたしに譲ってくれた“カカット”という実を加工して粉末状にしたもの・・・そう、ココアパウダーの状態で入手することができたのだ。
ほんのり甘いので、パンやケーキ、クッキーなどに混ぜて使われることが多いらしい。
あたしはそれをプリンに使ってみたのだ。
「ん!いつものプリンのようだが、ほろ苦さの中に甘みがあって・・・何より風味が良い」
さすが、安定の食レポです。
甘いというよりビターな感じだから、甘すぎるのはちょっと・・・というエルには“大人のプリン”って感じで絶対気に入ってくれると思ってたんだよね!予想通りでした。
「サーヤ。今年は俺からも“ばれんたいん”だ」
「え、エルも用意してくれたの?嬉しい~♪」
エルがくれたのは、小さな透明袋に入ったクッキーのようなお菓子だった。
これって、もしかして・・・
「ね、エル。これ、もしかして作ってくれたの?」
「あぁ。甘味はあまり作ったことがないからな。形が少々いびつになってしまった」
「もうもうっ!エルが作ってくれたってだけで嬉しいよ♡食べても良い?」
「あぁ。食べた感想をぜひ聞かせてくれ」
袋を開けて厚みのあるクッキーを1つ手に取り、香りを楽しんでからパクっと頬張る。
ほんのりフルーティな香りがしたけど、何か果物が入ってるのかな?
クッキー自体は、フルーツと蜂蜜も入っているのか程よい甘みと手作りの優しい味がする。
「ん~、美味しい♪ほんのり甘くて優しい手作りクッキーの味がする!エル、ありがと♡」
「なに、ちょっとした実験のようなモノだ。これくらい構わぬ」
「ん?実験??」
エルが、バレンタインにそぐわない単語を言った気がする。
え・・・?どういうこと・・・??
「《実験ってなに?》」
・・・――――え?
「《あたし、今声に出したっけ?》」
??!!
「なになに?どうなってるの、これ??!!」
「・・・ふむ。即効性も申し分ない。あの果実は本物のようだな」
「あの、果実・・・?」
エルは一人で納得したように頷いているが、あたしにはまったく意味がわからない。
そんなあたしにようやく気付いたエルは、事の顛末を説明してくれたけど、とんでもない内容だった。
「えぇぇぇ??!!ちょっと前に、自白用に使われてる果実の偽物を売りつけられたから、本物かどうかを確認したかったって??!!」
「あぁ、見た目が双子のように瓜二つの果実でな。一応見分け方がわかり本物を入手したのだが、効果を確認しておこうと思ったのだ」
「《だからって、なんであたしを実験台にするなんて酷い!ドSっ!鬼畜っ!!マッドサイエンティスト!!!》」
「!!・・・あ、いや、その・・・」
「くくっ、心の中ではそのように思っているのだな。・・・なかなか面白い」
「《いやいや、全然面白いって顔してないから。めっちゃ意地悪そうな顔してるから!!》」
「!!!!」
「・・・」
あたしの心中のツッコみが、エルと会話をするようにぽんぽんと出てくる。
口に出すときは言い方ってモノを考えている分、心の声というのは超ストレートなので、その内容にエルもだんだん微妙な顔になってきた。
「ねぇ、エル。これの果実の効果ってどれくらいで切れるの?まさかずっとこのままなんてことないよね??」
「大丈夫だ。この果実の効果はせいぜい一晩。明日の朝には効果が切れているはずだ」
「良かった・・・じゃ、今日はもうこのまま寝ちゃおう」
今はもう子供達も寝かしつけた夫婦の時間だ。
このまま眠ってしまえば、明日の朝にはいつも通り・・・――――――
「そうさせると思うか?」
「デスヨネー」
エルがそんな果実を使って、このまま大人しく眠るだなんて思ってなかった。
思ってなかったけど、でも“もしかしたら”ってのもあるかもしれないじゃない??
「《どうしよう・・・絶対エルってば心の声を聞きながらあたしをいじめるつもりだ》」
「ほぅ・・・よくわかってるじゃないか」
「《わかりたくなんてなかったよ!》」
「そうなのか?」
エルは、あたしではなくあたしの“心の声”と会話を続ける。
「《これって、あたしは何も話さなくても良いんじゃない?》」
「確かにそうだな。・・・だが、そのうちそうも言ってられなくなるだろう」
「《え?それってどういう・・・》」
「ひゃぅっ」
エルはあたしの寝着の上から乳首をきゅっと摘まんだ。
寝着はすぐに脱がされることが多いから、この一枚しか着ておらず生地も薄いので触れた感触がほぼダイレクトに伝わる。
「や、んんっ」
寝着の上からきゅっと摘ままれるのも気持ち良いには気持ち良いけど、その先の快楽を嫌という程知っているあたしにはやっぱりどこか物足りなくて・・・
「《寝着の上からじゃなくて、直接触れて欲しい》」
「??!!」
「ほぅ・・・ならば要望に応えねばな」
「や、違っ、今のは・・・あぁぁっ」
寝着をたくし上げ、直接やわやわと胸を揉みしだき、時折指で敏感な先端を弾く。
「《足りない・・・いつもみたいに舐めたり吸ったりして、もっと・・・》」
「うわぁぁぁぁぁぁっ、ダメダメ!!こんな風に心の声聞くなんて卑怯だぁぁぁぁ」
「卑怯?お前が素直にシテ欲しいことを言うなら、俺もこんな事はしなかったが?」
「えぇ?!あたしのせいなの??」
「お前はいつも、"ダメ"だの"無理"だのばかりではないか」
「あ・・・」
「たまにはどこが良いとかこうして欲しいとか、ドコが気持ち良いとか、逆の事を言っても良いのではないか?」
「・・・そう、かもね。わかった。今日は逆の事言えるように頑張ってみる!」
エルにそう言われたことであたしが意気込んでいた時、当のエルは口元を手で覆い隠しながらニヤリとしていたなんて、知るよしもなかった。
バレンタイン。
それは、愛する人に心を込めてチョコレートやお菓子を渡すのが一般的。
そんなとき、相手の“心の声”が聞こえるお菓子手に入れたとしたら
あなたはどうしますか・・・――――――?
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
◇
「はい、エル。ハッピーバレンタイン♡」
「うむ。今年も美味そうだな。・・・ん?プリンのようだが、いつもと色が違う・・・?」
「ふふ~ん♪チョコレートっぽいモノが手に入ったので、プリン好きなエルのためにチョコレートプリンにしてみたの♡♡」
「ちょこれーと?」
スルト村にあるココットのお店・・・と言っても、ココットさんはもういないんだけど、このお店には珍しいものを手に入れたという行商人さんが結構な頻度で取引したいと訪ねてくるらしい。
そのため、世界各国の珍しいモノや滅多に手に入らないモノなどがたまに手に入るんだよね。
今回は、“甘味に使えるモノ”ということでカルステッドさんがあたしに譲ってくれた“カカット”という実を加工して粉末状にしたもの・・・そう、ココアパウダーの状態で入手することができたのだ。
ほんのり甘いので、パンやケーキ、クッキーなどに混ぜて使われることが多いらしい。
あたしはそれをプリンに使ってみたのだ。
「ん!いつものプリンのようだが、ほろ苦さの中に甘みがあって・・・何より風味が良い」
さすが、安定の食レポです。
甘いというよりビターな感じだから、甘すぎるのはちょっと・・・というエルには“大人のプリン”って感じで絶対気に入ってくれると思ってたんだよね!予想通りでした。
「サーヤ。今年は俺からも“ばれんたいん”だ」
「え、エルも用意してくれたの?嬉しい~♪」
エルがくれたのは、小さな透明袋に入ったクッキーのようなお菓子だった。
これって、もしかして・・・
「ね、エル。これ、もしかして作ってくれたの?」
「あぁ。甘味はあまり作ったことがないからな。形が少々いびつになってしまった」
「もうもうっ!エルが作ってくれたってだけで嬉しいよ♡食べても良い?」
「あぁ。食べた感想をぜひ聞かせてくれ」
袋を開けて厚みのあるクッキーを1つ手に取り、香りを楽しんでからパクっと頬張る。
ほんのりフルーティな香りがしたけど、何か果物が入ってるのかな?
クッキー自体は、フルーツと蜂蜜も入っているのか程よい甘みと手作りの優しい味がする。
「ん~、美味しい♪ほんのり甘くて優しい手作りクッキーの味がする!エル、ありがと♡」
「なに、ちょっとした実験のようなモノだ。これくらい構わぬ」
「ん?実験??」
エルが、バレンタインにそぐわない単語を言った気がする。
え・・・?どういうこと・・・??
「《実験ってなに?》」
・・・――――え?
「《あたし、今声に出したっけ?》」
??!!
「なになに?どうなってるの、これ??!!」
「・・・ふむ。即効性も申し分ない。あの果実は本物のようだな」
「あの、果実・・・?」
エルは一人で納得したように頷いているが、あたしにはまったく意味がわからない。
そんなあたしにようやく気付いたエルは、事の顛末を説明してくれたけど、とんでもない内容だった。
「えぇぇぇ??!!ちょっと前に、自白用に使われてる果実の偽物を売りつけられたから、本物かどうかを確認したかったって??!!」
「あぁ、見た目が双子のように瓜二つの果実でな。一応見分け方がわかり本物を入手したのだが、効果を確認しておこうと思ったのだ」
「《だからって、なんであたしを実験台にするなんて酷い!ドSっ!鬼畜っ!!マッドサイエンティスト!!!》」
「!!・・・あ、いや、その・・・」
「くくっ、心の中ではそのように思っているのだな。・・・なかなか面白い」
「《いやいや、全然面白いって顔してないから。めっちゃ意地悪そうな顔してるから!!》」
「!!!!」
「・・・」
あたしの心中のツッコみが、エルと会話をするようにぽんぽんと出てくる。
口に出すときは言い方ってモノを考えている分、心の声というのは超ストレートなので、その内容にエルもだんだん微妙な顔になってきた。
「ねぇ、エル。これの果実の効果ってどれくらいで切れるの?まさかずっとこのままなんてことないよね??」
「大丈夫だ。この果実の効果はせいぜい一晩。明日の朝には効果が切れているはずだ」
「良かった・・・じゃ、今日はもうこのまま寝ちゃおう」
今はもう子供達も寝かしつけた夫婦の時間だ。
このまま眠ってしまえば、明日の朝にはいつも通り・・・――――――
「そうさせると思うか?」
「デスヨネー」
エルがそんな果実を使って、このまま大人しく眠るだなんて思ってなかった。
思ってなかったけど、でも“もしかしたら”ってのもあるかもしれないじゃない??
「《どうしよう・・・絶対エルってば心の声を聞きながらあたしをいじめるつもりだ》」
「ほぅ・・・よくわかってるじゃないか」
「《わかりたくなんてなかったよ!》」
「そうなのか?」
エルは、あたしではなくあたしの“心の声”と会話を続ける。
「《これって、あたしは何も話さなくても良いんじゃない?》」
「確かにそうだな。・・・だが、そのうちそうも言ってられなくなるだろう」
「《え?それってどういう・・・》」
「ひゃぅっ」
エルはあたしの寝着の上から乳首をきゅっと摘まんだ。
寝着はすぐに脱がされることが多いから、この一枚しか着ておらず生地も薄いので触れた感触がほぼダイレクトに伝わる。
「や、んんっ」
寝着の上からきゅっと摘ままれるのも気持ち良いには気持ち良いけど、その先の快楽を嫌という程知っているあたしにはやっぱりどこか物足りなくて・・・
「《寝着の上からじゃなくて、直接触れて欲しい》」
「??!!」
「ほぅ・・・ならば要望に応えねばな」
「や、違っ、今のは・・・あぁぁっ」
寝着をたくし上げ、直接やわやわと胸を揉みしだき、時折指で敏感な先端を弾く。
「《足りない・・・いつもみたいに舐めたり吸ったりして、もっと・・・》」
「うわぁぁぁぁぁぁっ、ダメダメ!!こんな風に心の声聞くなんて卑怯だぁぁぁぁ」
「卑怯?お前が素直にシテ欲しいことを言うなら、俺もこんな事はしなかったが?」
「えぇ?!あたしのせいなの??」
「お前はいつも、"ダメ"だの"無理"だのばかりではないか」
「あ・・・」
「たまにはどこが良いとかこうして欲しいとか、ドコが気持ち良いとか、逆の事を言っても良いのではないか?」
「・・・そう、かもね。わかった。今日は逆の事言えるように頑張ってみる!」
エルにそう言われたことであたしが意気込んでいた時、当のエルは口元を手で覆い隠しながらニヤリとしていたなんて、知るよしもなかった。
0
お気に入りに追加
2,857
あなたにおすすめの小説
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
悪役令嬢なのに王子の慰み者になってしまい、断罪が行われません
青の雀
恋愛
公爵令嬢エリーゼは、王立学園の3年生、あるとき不注意からか階段から転落してしまい、前世やりこんでいた乙女ゲームの中に転生してしまったことに気づく
でも、実際はヒロインから突き落とされてしまったのだ。その現場をたまたま見ていた婚約者の王子から溺愛されるようになり、ついにはカラダの関係にまで発展してしまう
この乙女ゲームは、悪役令嬢はバッドエンドの道しかなく、最後は必ずギロチンで絶命するのだが、王子様の慰み者になってから、どんどんストーリーが変わっていくのは、いいことなはずなのに、エリーゼは、いつか処刑される運命だと諦めて……、その表情が王子の心を煽り、王子はますますエリーゼに執着して、溺愛していく
そしてなぜかヒロインも姿を消していく
ほとんどエッチシーンばかりになるかも?
【R18】殿下!そこは舐めてイイところじゃありません! 〜悪役令嬢に転生したけど元潔癖症の王子に溺愛されてます〜
茅野ガク
恋愛
予想外に起きたイベントでなんとか王太子を救おうとしたら、彼に執着されることになった悪役令嬢の話。
☆他サイトにも投稿しています
【R18】悪役令嬢は元お兄様に溺愛され甘い檻に閉じこめられる
夕日(夕日凪)
恋愛
※連載中の『悪役令嬢は南国で自給自足したい』のお兄様IFルートになります。
侯爵令嬢ビアンカ・シュラットは五歳の春。前世の記憶を思い出し、自分がとある乙女ゲームの悪役令嬢である事に気付いた。思い出したのは自分にべた甘な兄のお膝の上。ビアンカは躊躇なく兄に助けを求めた。そして月日は経ち。乙女ゲームは始まらず、兄に押し倒されているわけですが。実の兄じゃない?なんですかそれ!聞いてない!そんな義兄からの溺愛ストーリーです。
※このお話単体で読めるようになっています。
※ひたすら溺愛、基本的には甘口な内容です。
王女、騎士と結婚させられイかされまくる
ぺこ
恋愛
髪の色と出自から差別されてきた騎士さまにベタ惚れされて愛されまくる王女のお話。
性描写激しめですが、甘々の溺愛です。
※原文(♡乱舞淫語まみれバージョン)はpixivの方で見られます。
大嫌いな次期騎士団長に嫁いだら、激しすぎる初夜が待っていました
扇 レンナ
恋愛
旧題:宿敵だと思っていた男に溺愛されて、毎日のように求められているんですが!?
*こちらは【明石 唯加】名義のアカウントで掲載していたものです。書籍化にあたり、こちらに転載しております。また、こちらのアカウントに転載することに関しては担当編集さまから許可をいただいておりますので、問題ありません。
――
ウィテカー王国の西の辺境を守る二つの伯爵家、コナハン家とフォレスター家は長年に渡りいがみ合ってきた。
そんな現状に焦りを抱いた王家は、二つの伯爵家に和解を求め、王命での結婚を命じる。
その結果、フォレスター伯爵家の長女メアリーはコナハン伯爵家に嫁入りすることが決まった。
結婚相手はコナハン家の長男シリル。クールに見える外見と辺境騎士団の次期団長という肩書きから女性人気がとても高い男性。
が、メアリーはそんなシリルが実は大嫌い。
彼はクールなのではなく、大層傲慢なだけ。それを知っているからだ。
しかし、王命には逆らえない。そのため、メアリーは渋々シリルの元に嫁ぐことに。
どうせ愛し愛されるような素敵な関係にはなれるわけがない。
そう考えるメアリーを他所に、シリルは初夜からメアリーを強く求めてくる。
――もしかして、これは嫌がらせ?
メアリーはシリルの態度をそう受け取り、頑なに彼を拒絶しようとするが――……。
「誰がお前に嫌がらせなんかするかよ」
どうやら、彼には全く別の思惑があるらしく……?
*WEB版表紙イラストはみどりのバクさまに有償にて描いていただいたものです。転載等は禁止です。
【R18】悪役令嬢を犯して罪を償わせ性奴隷にしたが、それは冤罪でヒロインが黒幕なので犯して改心させることにした。
白濁壺
恋愛
悪役令嬢であるベラロルカの数々の悪行の罪を償わせようとロミリオは単身公爵家にむかう。警備の目を潜り抜け、寝室に入ったロミリオはベラロルカを犯すが……。
明智さんちの旦那さんたちR
明智 颯茄
恋愛
あの小高い丘の上に建つ大きなお屋敷には、一風変わった夫婦が住んでいる。それは、妻一人に夫十人のいわゆる逆ハーレム婚だ。
奥さんは何かと大変かと思いきやそうではないらしい。旦那さんたちは全員神がかりな美しさを持つイケメンで、奥さんはニヤケ放題らしい。
ほのぼのとしながらも、複数婚が巻き起こすおかしな日常が満載。
*BL描写あり
毎週月曜日と隔週の日曜日お休みします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる