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13章 初めての家族旅行兼新婚旅行 ~お米をGetするために~
名物料理はどっち?!ガチンコ料理対決6 ~結果発表とその後~
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◇
「突然の訪問で驚いた者も多いと思う。だが、正式な公務ではなく個人的な・・・まぁお忍び視察みたいなモノなので、そんなに構えないで欲しい」
第二王子は堂々とした立ち振る舞いで、村の人達に声をかけている。
初対面がアレなだけにちょっと変な感じがするかも・・・
「殿下ぁ、今日はどうしてこちらに?」
「うむ、風の噂でリーズを使った料理対決をすると聞いたのでな」
「キャー、王子様~♡♡」
「やぁ~ん、素敵っ!こっち向いて下さ~~~い♡♡」
「ふっ、お前達、騒ぎ過ぎだ。今日は秘密裏に来ている故そんなに騒ぐでない」
女性達が王子の登場に歓喜し、まんざらでもないという対応を第二王子がしている中、レオンとサクラが二人に気付き声をかける。
「あ、へんなむしー」
「へんじんもいるー」
「なっ?!・・・あ!!おっ、お前らどうしてここに・・・ってか、いい加減呼び方を直せっ!!!」
「む。お前達は・・・」
双子と第二王子隊の会話に、「え?王子って変人なの?」とか「王子と対等に話してる双子達って何者なの?!」などと周囲がざわつき始める。
大変。周りが誤解する前に双子達に注意しないと・・・
急いでレオンやサクラの元へ行き、同じ目線になるよう屈んでから注意をする。
「レオン、サクラ、この人は一応王族だからそーゆー言い方はダメよ」
「「おーぞく?」」
「おいこら”一応”とはなんだ、“一応”とはっ!お前も親ならば、変なあだ名などではなくせめて名前くらい教えておけっ!!」
「名前・・・」
・・・あれ?そういえば、第二王子の名前って何だっけ??
「・・・お前、もしやオレの名前を憶えてない・・・とでもいうのか?」
「・・・えへへ」
「お前っ、いい加減に・・・」
名前を思い出せないことに苛立った第二王子があたしに詰め寄ろうとした時、あたしは後ろにぐいっと引き寄せられ、入れ替わるように複数の影があたしを守るよう立ちはだかった。
「これ以上俺の嫁に近づかないでもらおうか」
「そうそう☆これ以上近づいたら、この風で切り裂いちゃうかもよ♪」
「へんなむし、ままいじめゆの、ゆるさないの!」
「ままいじめゆと、ぷっちんなのよ!」
「カケルよ、我の眷属であるサーヤに触れるな。さもなくば裁きの雷を・・・――――」
「待て待て待てっ!いろいろ言いたいことはあるが、とりあえずなぜライがそっち側にいるんだ?!」
エル、セイルに加えて臨戦態勢の双子と、さっきまで第二王子の隣にいたライムントさんまでが、なぜかあたしを庇っている。
「む?当たり前ではないか。此奴はいにしえより深き縁で結ばれた我の眷属だ」
「こらこら!!誰が眷属ですかっ、誰が!ライムントさんも会話にならないから普通に話して下さい!!あと、こんな人が多いところで戦おうとしちゃダメです!!人様の迷惑になるでしょ!!!」
もう第二王子への過剰防衛とか、ライムントさんの発言とか、ツッコむトコロが多すぎだよっ!!!
「・・・おい、サーヤ。殿下や側近の方と顔見知りなのか?」
「顔見知りだとしても、その・・・“虫”とか“変人”とか、不敬過ぎですわよ」
一連の騒動に周囲の人達が完全にぽかんとしている中、モジャさんとペチャさんがおずおずと話しかけてきた。
「いや、まぁ知り合い・・・と言えば知り合い、かなぁ・・・あはは・・・」
まさかハーフェンでのあれこれや、ライムントさんに攫われたあれこれなんて言える訳もなく、苦笑いするしかないあたし。
これ以上ツッコまれるとさらに面倒だし、これ以上注目を浴びたくもないので「とりあえず、詳しい話は別の場所でしましょう」と提案した。
ちなみに、料理対決の結果はあたしのパルミアの勝ちだったけど、少し固めでもモジャさんのパルミアの味の方が好きという方も結構いたので、今後は両方ともこの村の名物料理にしようということでまとまった。
もちろん作るのはモジャさんだ。
そして、閉会時「今後はこの村や近隣の特産品を使ったパルミアを開発する予定なので協力して欲しい」と言うモジャさんの発言に皆が歓喜し、非常に良い雰囲気で料理対決を終了したのだった。
うんうん。何のわだかまりもなく、ベストな終わり方だね!
◇
「リーズを使った料理対決をしていると耳にして来てみれば・・・リーズを求めて旅行中のお前達もいる可能性も視野に入れていたが、まさかお前が対決している側だとは思いもしなかったぞ、サーヤ」
「ははは・・・ソウデスヨネー」
あたしだって、ここに第二王子が来るなんて思いもしなかったよっ!!
料理対決後、あたし達は場所を変えようと、領主であるペチャさんの家の応接間へと移動した。
双子達やリリアはミナトちゃん達と先に宿へと帰したので、今ここにいるのはあたしとエルとセイル、第二王子とライムントさん、そしてモジャさんとペチャさんだ。
「拮抗したとはいえ、勝利までするとはな・・・」
「ビックリデスヨネー・・・あはは」
「なんだその反応は。・・・確か結果発表の際もあの場にいなかったな。勝利したというのに、お前にとっては結果などどうでも良かったのか?」
「いや、その・・・」
「殿下、オレさ・・・私もサーヤも、対決が目的じゃないので、勝敗はどちらでも良かったのです」
「モジャさん・・・」
「結果発表の時は、私がサーヤと旦那を呼び出し別の場所で結界を張って話をしておりました。責は私にあります。申し訳ありません」
モジャさんが第二王子に深々と頭を下げる。
いやいや、別にモジャさんが悪いとか責任があるわけでもないと思うんだけど・・・
「結界だと?そこまでして何を話すというのだ?」
「俺達はリーズの取引について話していただけだ。こういった話は秘密裏にするのが当然であろう?」
「リーズの取引だと?リーズは王族貴族が大半を買い取っているのだから、他の者・・・しかも他国の者と取引をする必要などなかろう?」
当然のように発言する第二王子の言葉に、モジャさんやペチャさんが俯きながら悔しそうな顔をしている。
ホントに人の上に立ってる人って、現場や現地の人の気持ちをわかってないし、わかろうともしないよね。
前の世界の会社にいたムカつく上司みたいで、だんだん腹が立ってきた。
「リーズは王族貴族が買い取ってるからそれで良いですって?良いわけないから料理対決したり、取引したりするんでしょう?!国の未来を担う人がそんな事もわからないなんて、この国の未来もたかが知れてるんじゃないですかね!!」
「なっ?!」
「リーズは家畜の餌なんかじゃありませんっ!調理方法でいろんな変化を見せてくれる素晴らしい食材です!!元々王族の方から伝授されたって聞きましたけど、そんな素晴らしい食材を世に広めようとしないなんてそれでも同じ王族ですか??!!」
「お、おい。サーヤ・・・」
「あーあ・・・またやっちゃったね☆サーヤ」
「ホントにこいつは、次から次へと・・・」
落ち人であった王様は、このお米を作るまでにきっとたくさん努力して、苦労して作り上げたはず。
それを伝え聞いて作ってるモジャさん達だって、誇りを持って丹精込めて作ってきた大切な農作物だ。
さっき聞いた本音だって、モジャさんだけじゃなくリーズを作ってる人達やこの村の人達皆が同じ気持ちを持ってるに違いない。
「お米は・・・リーズは本来、人の主食になるべき食べ物なんですっ!!もっとたくさんの人達に食べてもらうために、この国だけじゃなく他の国にも伝えて広げるべきですっ!!!」
「お前・・・リーズの調理方法や料理を知っているのか?」
「もちろんです!大好きですから!!・・・ぁいたっ、エル?」
あたしの隣にいたエルが、べしっと頭を叩く。
めちゃくちゃ不機嫌そうな顔で、「これ以上面倒ごとを増やすな」と言ってる気がする。
・・・あれ?
もしかしなくても、あたしまたやらかした??
「では、サーヤ。そこまで言うのなら、リーズが家畜の餌などではなく人間の主食たるものだということを証明してみせろ」
「へ?・・・証明??」
「なに、そんな難しい事ではない。リーズを使った料理を国王に食べさせ、美味いと認めさせれば良いだけのことだ」
「あ、なるほど!」
「はぁ?!」
「ちょっ!何が「なるほど!」ですかっ!!このバカ本気で言ってますの??!!」
なんか酷い言われようである。
何でだ?モジャさんだってリーズの美味しさを、国にアピールしたいって言っててのに・・・
「モジャさん、リーズの美味しさを国にアピールしたいって言ってたじゃないですか!絶好のチャンスですよ!」
「そうは言ったが、普通は順序ってもんがあんだよっ!!いきなり国のトップに食べてもらうとか非常識過ぎるだろうが!!」
「ごめんね☆この子、非常識が日常みたいな中で生きてるから、そーゆーの疎いんだよね♪」
「疎いとかそういう問題ですの??!!」
セイルの説明雑っ!ってか、非常識の中で生きてるって酷くない?!
「・・・オレも、リーズを始めかつての王が世に広めたみそしるやマクレのゾーヤ煮などをもっと世に広めたいと思っていた」
「!!・・・本当ですか?殿下」
「あぁ。だが、広めようにもどのようにしたらより美味く調理できるのかわからずに苦戦していてな。文献を見てもいにしえの言葉で記載されているらしく解読ができぬ」
「いにしえの、言葉・・・?」
それって、もしかして・・・――――――
「そうだ。かつてのリーズなどを広めた王の直筆の文献・・・これを解読できる者は王城におらぬ」
「!!!」
それって、かつてこの国の王様だった”落ち人”が日本語で書いた手記だよね?きっとそうだよね??
どうしよう・・・めちゃくちゃ読みたいんですけど!!!
「突然の訪問で驚いた者も多いと思う。だが、正式な公務ではなく個人的な・・・まぁお忍び視察みたいなモノなので、そんなに構えないで欲しい」
第二王子は堂々とした立ち振る舞いで、村の人達に声をかけている。
初対面がアレなだけにちょっと変な感じがするかも・・・
「殿下ぁ、今日はどうしてこちらに?」
「うむ、風の噂でリーズを使った料理対決をすると聞いたのでな」
「キャー、王子様~♡♡」
「やぁ~ん、素敵っ!こっち向いて下さ~~~い♡♡」
「ふっ、お前達、騒ぎ過ぎだ。今日は秘密裏に来ている故そんなに騒ぐでない」
女性達が王子の登場に歓喜し、まんざらでもないという対応を第二王子がしている中、レオンとサクラが二人に気付き声をかける。
「あ、へんなむしー」
「へんじんもいるー」
「なっ?!・・・あ!!おっ、お前らどうしてここに・・・ってか、いい加減呼び方を直せっ!!!」
「む。お前達は・・・」
双子と第二王子隊の会話に、「え?王子って変人なの?」とか「王子と対等に話してる双子達って何者なの?!」などと周囲がざわつき始める。
大変。周りが誤解する前に双子達に注意しないと・・・
急いでレオンやサクラの元へ行き、同じ目線になるよう屈んでから注意をする。
「レオン、サクラ、この人は一応王族だからそーゆー言い方はダメよ」
「「おーぞく?」」
「おいこら”一応”とはなんだ、“一応”とはっ!お前も親ならば、変なあだ名などではなくせめて名前くらい教えておけっ!!」
「名前・・・」
・・・あれ?そういえば、第二王子の名前って何だっけ??
「・・・お前、もしやオレの名前を憶えてない・・・とでもいうのか?」
「・・・えへへ」
「お前っ、いい加減に・・・」
名前を思い出せないことに苛立った第二王子があたしに詰め寄ろうとした時、あたしは後ろにぐいっと引き寄せられ、入れ替わるように複数の影があたしを守るよう立ちはだかった。
「これ以上俺の嫁に近づかないでもらおうか」
「そうそう☆これ以上近づいたら、この風で切り裂いちゃうかもよ♪」
「へんなむし、ままいじめゆの、ゆるさないの!」
「ままいじめゆと、ぷっちんなのよ!」
「カケルよ、我の眷属であるサーヤに触れるな。さもなくば裁きの雷を・・・――――」
「待て待て待てっ!いろいろ言いたいことはあるが、とりあえずなぜライがそっち側にいるんだ?!」
エル、セイルに加えて臨戦態勢の双子と、さっきまで第二王子の隣にいたライムントさんまでが、なぜかあたしを庇っている。
「む?当たり前ではないか。此奴はいにしえより深き縁で結ばれた我の眷属だ」
「こらこら!!誰が眷属ですかっ、誰が!ライムントさんも会話にならないから普通に話して下さい!!あと、こんな人が多いところで戦おうとしちゃダメです!!人様の迷惑になるでしょ!!!」
もう第二王子への過剰防衛とか、ライムントさんの発言とか、ツッコむトコロが多すぎだよっ!!!
「・・・おい、サーヤ。殿下や側近の方と顔見知りなのか?」
「顔見知りだとしても、その・・・“虫”とか“変人”とか、不敬過ぎですわよ」
一連の騒動に周囲の人達が完全にぽかんとしている中、モジャさんとペチャさんがおずおずと話しかけてきた。
「いや、まぁ知り合い・・・と言えば知り合い、かなぁ・・・あはは・・・」
まさかハーフェンでのあれこれや、ライムントさんに攫われたあれこれなんて言える訳もなく、苦笑いするしかないあたし。
これ以上ツッコまれるとさらに面倒だし、これ以上注目を浴びたくもないので「とりあえず、詳しい話は別の場所でしましょう」と提案した。
ちなみに、料理対決の結果はあたしのパルミアの勝ちだったけど、少し固めでもモジャさんのパルミアの味の方が好きという方も結構いたので、今後は両方ともこの村の名物料理にしようということでまとまった。
もちろん作るのはモジャさんだ。
そして、閉会時「今後はこの村や近隣の特産品を使ったパルミアを開発する予定なので協力して欲しい」と言うモジャさんの発言に皆が歓喜し、非常に良い雰囲気で料理対決を終了したのだった。
うんうん。何のわだかまりもなく、ベストな終わり方だね!
◇
「リーズを使った料理対決をしていると耳にして来てみれば・・・リーズを求めて旅行中のお前達もいる可能性も視野に入れていたが、まさかお前が対決している側だとは思いもしなかったぞ、サーヤ」
「ははは・・・ソウデスヨネー」
あたしだって、ここに第二王子が来るなんて思いもしなかったよっ!!
料理対決後、あたし達は場所を変えようと、領主であるペチャさんの家の応接間へと移動した。
双子達やリリアはミナトちゃん達と先に宿へと帰したので、今ここにいるのはあたしとエルとセイル、第二王子とライムントさん、そしてモジャさんとペチャさんだ。
「拮抗したとはいえ、勝利までするとはな・・・」
「ビックリデスヨネー・・・あはは」
「なんだその反応は。・・・確か結果発表の際もあの場にいなかったな。勝利したというのに、お前にとっては結果などどうでも良かったのか?」
「いや、その・・・」
「殿下、オレさ・・・私もサーヤも、対決が目的じゃないので、勝敗はどちらでも良かったのです」
「モジャさん・・・」
「結果発表の時は、私がサーヤと旦那を呼び出し別の場所で結界を張って話をしておりました。責は私にあります。申し訳ありません」
モジャさんが第二王子に深々と頭を下げる。
いやいや、別にモジャさんが悪いとか責任があるわけでもないと思うんだけど・・・
「結界だと?そこまでして何を話すというのだ?」
「俺達はリーズの取引について話していただけだ。こういった話は秘密裏にするのが当然であろう?」
「リーズの取引だと?リーズは王族貴族が大半を買い取っているのだから、他の者・・・しかも他国の者と取引をする必要などなかろう?」
当然のように発言する第二王子の言葉に、モジャさんやペチャさんが俯きながら悔しそうな顔をしている。
ホントに人の上に立ってる人って、現場や現地の人の気持ちをわかってないし、わかろうともしないよね。
前の世界の会社にいたムカつく上司みたいで、だんだん腹が立ってきた。
「リーズは王族貴族が買い取ってるからそれで良いですって?良いわけないから料理対決したり、取引したりするんでしょう?!国の未来を担う人がそんな事もわからないなんて、この国の未来もたかが知れてるんじゃないですかね!!」
「なっ?!」
「リーズは家畜の餌なんかじゃありませんっ!調理方法でいろんな変化を見せてくれる素晴らしい食材です!!元々王族の方から伝授されたって聞きましたけど、そんな素晴らしい食材を世に広めようとしないなんてそれでも同じ王族ですか??!!」
「お、おい。サーヤ・・・」
「あーあ・・・またやっちゃったね☆サーヤ」
「ホントにこいつは、次から次へと・・・」
落ち人であった王様は、このお米を作るまでにきっとたくさん努力して、苦労して作り上げたはず。
それを伝え聞いて作ってるモジャさん達だって、誇りを持って丹精込めて作ってきた大切な農作物だ。
さっき聞いた本音だって、モジャさんだけじゃなくリーズを作ってる人達やこの村の人達皆が同じ気持ちを持ってるに違いない。
「お米は・・・リーズは本来、人の主食になるべき食べ物なんですっ!!もっとたくさんの人達に食べてもらうために、この国だけじゃなく他の国にも伝えて広げるべきですっ!!!」
「お前・・・リーズの調理方法や料理を知っているのか?」
「もちろんです!大好きですから!!・・・ぁいたっ、エル?」
あたしの隣にいたエルが、べしっと頭を叩く。
めちゃくちゃ不機嫌そうな顔で、「これ以上面倒ごとを増やすな」と言ってる気がする。
・・・あれ?
もしかしなくても、あたしまたやらかした??
「では、サーヤ。そこまで言うのなら、リーズが家畜の餌などではなく人間の主食たるものだということを証明してみせろ」
「へ?・・・証明??」
「なに、そんな難しい事ではない。リーズを使った料理を国王に食べさせ、美味いと認めさせれば良いだけのことだ」
「あ、なるほど!」
「はぁ?!」
「ちょっ!何が「なるほど!」ですかっ!!このバカ本気で言ってますの??!!」
なんか酷い言われようである。
何でだ?モジャさんだってリーズの美味しさを、国にアピールしたいって言っててのに・・・
「モジャさん、リーズの美味しさを国にアピールしたいって言ってたじゃないですか!絶好のチャンスですよ!」
「そうは言ったが、普通は順序ってもんがあんだよっ!!いきなり国のトップに食べてもらうとか非常識過ぎるだろうが!!」
「ごめんね☆この子、非常識が日常みたいな中で生きてるから、そーゆーの疎いんだよね♪」
「疎いとかそういう問題ですの??!!」
セイルの説明雑っ!ってか、非常識の中で生きてるって酷くない?!
「・・・オレも、リーズを始めかつての王が世に広めたみそしるやマクレのゾーヤ煮などをもっと世に広めたいと思っていた」
「!!・・・本当ですか?殿下」
「あぁ。だが、広めようにもどのようにしたらより美味く調理できるのかわからずに苦戦していてな。文献を見てもいにしえの言葉で記載されているらしく解読ができぬ」
「いにしえの、言葉・・・?」
それって、もしかして・・・――――――
「そうだ。かつてのリーズなどを広めた王の直筆の文献・・・これを解読できる者は王城におらぬ」
「!!!」
それって、かつてこの国の王様だった”落ち人”が日本語で書いた手記だよね?きっとそうだよね??
どうしよう・・・めちゃくちゃ読みたいんですけど!!!
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