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12章 初めての家族旅行兼新婚旅行 ~お米の国へ出発編~
最終兵器 幼女・・・改め少女 inエリュシオンside
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◇
(キィィ・・・)
少し中の様子を伺ってから、静かにドアを開けて中に入る。
結界内に入っていることで侵入がバレているだろうから、すぐに突撃しようかと思ったのだが、「あたしの魔力で、エルぱぱとセイたんを覆ってるから大丈夫なの」と、ミナトが言うのでそれに従うことにした。
「ねぇ、どうしてミナトはライムントの結界に普通に入れるの?」
移動しながら、セイルが俺も気になっていたことをミナトに聞いてくれた。
「ライたん、もう二度と、あたしが嫌がることしないって、約束したの」
「そう、なんだ・・・?」
静かに、だが間違いなくキレているミナトにセイルもこれ以上は聞けなかったようだ。
「約束破る子、お仕置きなの・・・」
「「・・・」」
よくわからないが、ミナトのお仕置きの対象は間違いなくライムントだろう。
気配を殺しながらリビングらしき場所に辿り着くと、中央にあるモスグリーンのソファには、横たわるサクラとリリアがいた。
周囲にライムントがいないようだったので、俺達はすぐに二人の元へ駆け寄った。
「サクラ、リリア・・・」
「良かった。二人とも眠ってるだけみたいだね☆」
「・・・サーヤままは?」
「「!!」」
二人の姿に安心したが、肝心のサーヤの姿がここにはない。
「!!・・・サーヤままとライたん、あっちにいるの」
リビングの奥・・・家の構造を考えると恐らく台所だろうか。
ミナト曰く、そこにサーヤとライムントの気配があるらしい。
もしサーヤに手を出すならば、寝室・・・もしくは大声を出しても無意味そうな物置や倉庫と思っていたが、台所ならばサーヤに何か料理でもさせているということか・・・?
「エリュシオン。台所だからって安心してるみたいだけど、さっきサーヤはものすごく気持ちが乱れてたから安心するのはまだ早いと思うけど・・・エリュシオンだったらどこだってサーヤを襲うでしょ?他の奴だって同じかも・・・―――――」
「~~~~~・・・、――――・・・!!」
「「「??!!」」」
セイルが半分からかうようにふざけたことを言っている最中、奥の方から悲鳴に近い叫び声が聞こえてきた。
内容まではわからないが、間違いなくサーヤの声だ。
「またサーヤの心がひどく乱れてる・・・」
「・・・っ、サーヤ!!!」
「サーヤままっ!!!」
「セイルっ、サクラとリリアを頼む!!」
「おっけー☆」
セイルにサクラとリリアを任せ、同時に駆け出した俺とミナトは声のする方へと急いだ。
近づくにつれて、「いやっ!これ以上は無理!!」とか「もうやだぁ~~~~っ」などと、泣き叫んでいるサーヤの声がはっきりと聞こえてくる。
くそっ!料理をさせているサーヤを襲ってるとでもいうのか?!
確かにエプロン姿や料理を作っている後姿にはそそるものが・・・って、今はそのようなこと考えている場合ではない!
俺のサーヤに手を出す奴は、いくら精霊王であろうと殺す――――――――
(バタンッ)
「・・・――――――っ、貴様ぁっ!よくも俺のサーヤを・・・―――――――ん?」
台所らしき場所のドアを勢いよく開けたあと俺の目に飛び込んできたのは、ライムントに手籠めにされているサーヤの姿・・・ではなく、まな板上にいる食用の蛙を本気で嫌がっている包丁を持ったサーヤと、暴れないよう後ろから支えているライムントの姿だった。
・・・これは一体どういう状況だ・・・?
「!!・・・エルっ、ヒック、たす、助けてぇ・・・エル~~~~~~~っ」
「む?誰だ、貴様。ここが我のサンクチュアリと知って・・・」
「もうっ!エルはあたしの家族です!!キャラはそのままでいいから普通に話して下さい!!・・・ってか、いい加減離して~~~~~~~っ」
「・・・」
俺がサーヤの家族だからという理由に納得したのか、ライムントは素直に応じサーヤを解放した。
そして、解放されたサーヤは泣きながら包丁を持って俺の元へ駆け寄ってきた。
「うぅっ・・・エル、エル~~~~~~~~~っ」
「待て待てっ!気持ちはわかるが、とりあえず危ないから包丁を寄こせ」
「・・・ヒック、ん、はい・・・」
受け取った包丁を近くのテーブルに置き、改めてサーヤをぎゅっと抱きしめる。
いつの間にか落ち着く匂いとなったサーヤのほんのり甘い石鹸の香りに、サーヤが俺の元へ帰ってきたのだと実感し、ようやく安心することができた。
パッと見る限り怪我や服の乱れはないようだ。
「いろいろツッコみたいことと、聞きたいことが多すぎるのだが・・・先に聞いておく。あいつに何かされたか?」
「・・・ッグズ、なにかって・・・?」
「・・・こういうことだ」
「んんっ?!」
聞いてもよくわかっていないサーヤに、消毒も兼ねて口づけしてから軽く身体をまさぐってチェックする。
すっかり感度が良くなったサーヤは、俺の指や口唇による愛撫に敏感に反応するので、つい場所を忘れて先に進みそうになったが、「ないないっ!ないからもうやめてぇ!!」と訴えるサーヤの声で我に返った。
俺が行動を止めた頃には、サーヤの涙も止まっていた。
・・・まぁ、別の意味で泣きそうになっているようだがな。
「もうもう、エルのバカっ!こんなところでなんてことを・・・って、あれ?エルがここにいるって事は・・・」
「あぁ。サクラとリリアのそばにはセイルがいる。あと・・・」
「ライたん・・・」
「あ、ミナトちゃ・・・――――ん?」
俺より遅れて駆け付けたミナトは、ライムントの前で仁王立ちしていた。
ミナトに気付いたサーヤも、声をかけながら何か異変に気付いたようだ。
「ミナ、ト・・・」
「久しぶりなの、ライたん・・・」
「そうだな・・・どうして、ここに・・・?」
「サーヤまま、あたしの大切な人なの。加護もあげてるのよ・・・」
「!!」
ミナトの言葉に酷く驚き、心なしか顔が青ざめていくライムント。
じりじりと後ろに下がるライムントに、ミナトは淡々と話しかけながら近づき、少しずつ追い詰めていく。
「ライたん・・・約束、憶えてる?」
「!!!・・・っ、ごめんミナト!あの人間、ミナトの大切な人だなんて、知らな・・・」
「約束破る悪い子は・・・お仕置き、なのよ」
「!!!!!!」
ミナトはそう言って、青ざめているライムントを足払いして転ばせた後、足首を持ってずるずると外へ引きずっていった。
セイルやフランとの特訓で体術もだいぶ身についているため、実に見事な足さばきだった。
さすがに俺とサーヤも言葉を失い、ただ二人のやりとりを見ている事しかできない。
ホントにあの二人には一体何が・・・と言うか、ライムントは過去何をしてあんなにミナトを怒らせたのだ??
約束とはなんだ??
「・・・精霊さん達にも、いろんな上下関係があるんだね・・・」
「・・・そのようだな」
雷の精霊王であるライムントと本気で殺り合う気持ちで乗り込んだのに、対面してから予想の斜め上の出来事ばかりで、無事にサーヤ達を助けたはずなのに困惑の方が大きかった。
迎えに来たセイルに声をかけられるまでの間、俺とサーヤはただただその場で立ち尽くしていた。
(キィィ・・・)
少し中の様子を伺ってから、静かにドアを開けて中に入る。
結界内に入っていることで侵入がバレているだろうから、すぐに突撃しようかと思ったのだが、「あたしの魔力で、エルぱぱとセイたんを覆ってるから大丈夫なの」と、ミナトが言うのでそれに従うことにした。
「ねぇ、どうしてミナトはライムントの結界に普通に入れるの?」
移動しながら、セイルが俺も気になっていたことをミナトに聞いてくれた。
「ライたん、もう二度と、あたしが嫌がることしないって、約束したの」
「そう、なんだ・・・?」
静かに、だが間違いなくキレているミナトにセイルもこれ以上は聞けなかったようだ。
「約束破る子、お仕置きなの・・・」
「「・・・」」
よくわからないが、ミナトのお仕置きの対象は間違いなくライムントだろう。
気配を殺しながらリビングらしき場所に辿り着くと、中央にあるモスグリーンのソファには、横たわるサクラとリリアがいた。
周囲にライムントがいないようだったので、俺達はすぐに二人の元へ駆け寄った。
「サクラ、リリア・・・」
「良かった。二人とも眠ってるだけみたいだね☆」
「・・・サーヤままは?」
「「!!」」
二人の姿に安心したが、肝心のサーヤの姿がここにはない。
「!!・・・サーヤままとライたん、あっちにいるの」
リビングの奥・・・家の構造を考えると恐らく台所だろうか。
ミナト曰く、そこにサーヤとライムントの気配があるらしい。
もしサーヤに手を出すならば、寝室・・・もしくは大声を出しても無意味そうな物置や倉庫と思っていたが、台所ならばサーヤに何か料理でもさせているということか・・・?
「エリュシオン。台所だからって安心してるみたいだけど、さっきサーヤはものすごく気持ちが乱れてたから安心するのはまだ早いと思うけど・・・エリュシオンだったらどこだってサーヤを襲うでしょ?他の奴だって同じかも・・・―――――」
「~~~~~・・・、――――・・・!!」
「「「??!!」」」
セイルが半分からかうようにふざけたことを言っている最中、奥の方から悲鳴に近い叫び声が聞こえてきた。
内容まではわからないが、間違いなくサーヤの声だ。
「またサーヤの心がひどく乱れてる・・・」
「・・・っ、サーヤ!!!」
「サーヤままっ!!!」
「セイルっ、サクラとリリアを頼む!!」
「おっけー☆」
セイルにサクラとリリアを任せ、同時に駆け出した俺とミナトは声のする方へと急いだ。
近づくにつれて、「いやっ!これ以上は無理!!」とか「もうやだぁ~~~~っ」などと、泣き叫んでいるサーヤの声がはっきりと聞こえてくる。
くそっ!料理をさせているサーヤを襲ってるとでもいうのか?!
確かにエプロン姿や料理を作っている後姿にはそそるものが・・・って、今はそのようなこと考えている場合ではない!
俺のサーヤに手を出す奴は、いくら精霊王であろうと殺す――――――――
(バタンッ)
「・・・――――――っ、貴様ぁっ!よくも俺のサーヤを・・・―――――――ん?」
台所らしき場所のドアを勢いよく開けたあと俺の目に飛び込んできたのは、ライムントに手籠めにされているサーヤの姿・・・ではなく、まな板上にいる食用の蛙を本気で嫌がっている包丁を持ったサーヤと、暴れないよう後ろから支えているライムントの姿だった。
・・・これは一体どういう状況だ・・・?
「!!・・・エルっ、ヒック、たす、助けてぇ・・・エル~~~~~~~っ」
「む?誰だ、貴様。ここが我のサンクチュアリと知って・・・」
「もうっ!エルはあたしの家族です!!キャラはそのままでいいから普通に話して下さい!!・・・ってか、いい加減離して~~~~~~~っ」
「・・・」
俺がサーヤの家族だからという理由に納得したのか、ライムントは素直に応じサーヤを解放した。
そして、解放されたサーヤは泣きながら包丁を持って俺の元へ駆け寄ってきた。
「うぅっ・・・エル、エル~~~~~~~~~っ」
「待て待てっ!気持ちはわかるが、とりあえず危ないから包丁を寄こせ」
「・・・ヒック、ん、はい・・・」
受け取った包丁を近くのテーブルに置き、改めてサーヤをぎゅっと抱きしめる。
いつの間にか落ち着く匂いとなったサーヤのほんのり甘い石鹸の香りに、サーヤが俺の元へ帰ってきたのだと実感し、ようやく安心することができた。
パッと見る限り怪我や服の乱れはないようだ。
「いろいろツッコみたいことと、聞きたいことが多すぎるのだが・・・先に聞いておく。あいつに何かされたか?」
「・・・ッグズ、なにかって・・・?」
「・・・こういうことだ」
「んんっ?!」
聞いてもよくわかっていないサーヤに、消毒も兼ねて口づけしてから軽く身体をまさぐってチェックする。
すっかり感度が良くなったサーヤは、俺の指や口唇による愛撫に敏感に反応するので、つい場所を忘れて先に進みそうになったが、「ないないっ!ないからもうやめてぇ!!」と訴えるサーヤの声で我に返った。
俺が行動を止めた頃には、サーヤの涙も止まっていた。
・・・まぁ、別の意味で泣きそうになっているようだがな。
「もうもう、エルのバカっ!こんなところでなんてことを・・・って、あれ?エルがここにいるって事は・・・」
「あぁ。サクラとリリアのそばにはセイルがいる。あと・・・」
「ライたん・・・」
「あ、ミナトちゃ・・・――――ん?」
俺より遅れて駆け付けたミナトは、ライムントの前で仁王立ちしていた。
ミナトに気付いたサーヤも、声をかけながら何か異変に気付いたようだ。
「ミナ、ト・・・」
「久しぶりなの、ライたん・・・」
「そうだな・・・どうして、ここに・・・?」
「サーヤまま、あたしの大切な人なの。加護もあげてるのよ・・・」
「!!」
ミナトの言葉に酷く驚き、心なしか顔が青ざめていくライムント。
じりじりと後ろに下がるライムントに、ミナトは淡々と話しかけながら近づき、少しずつ追い詰めていく。
「ライたん・・・約束、憶えてる?」
「!!!・・・っ、ごめんミナト!あの人間、ミナトの大切な人だなんて、知らな・・・」
「約束破る悪い子は・・・お仕置き、なのよ」
「!!!!!!」
ミナトはそう言って、青ざめているライムントを足払いして転ばせた後、足首を持ってずるずると外へ引きずっていった。
セイルやフランとの特訓で体術もだいぶ身についているため、実に見事な足さばきだった。
さすがに俺とサーヤも言葉を失い、ただ二人のやりとりを見ている事しかできない。
ホントにあの二人には一体何が・・・と言うか、ライムントは過去何をしてあんなにミナトを怒らせたのだ??
約束とはなんだ??
「・・・精霊さん達にも、いろんな上下関係があるんだね・・・」
「・・・そのようだな」
雷の精霊王であるライムントと本気で殺り合う気持ちで乗り込んだのに、対面してから予想の斜め上の出来事ばかりで、無事にサーヤ達を助けたはずなのに困惑の方が大きかった。
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