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12章 初めての家族旅行兼新婚旅行 ~お米の国へ出発編~
意外なトコロに意外な影響が・・・
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◇
「これが、サーヤも母親によく作ってもらったという“みそしる”か・・・」
「うん。でもちょっと作り方が違うみたいで、完全に同じってわけじゃないんだけど、あたしが探し求めてる調味料を使ってると思うよ」
「ふむ、確かに言われてみればもう少し何かが欲しいという気もするが、これはこれで優しい味がする。これが、サーヤの求める故郷の料理なのか・・・」
「うん!でも、お味噌が手に入ったらこれよりももっと美味しいお味噌汁作ってあげるからね♡」
「お前の作る料理はすべて美味いからな。期待している」
「”みそしる”を作ったらボクにも飲ませてね☆リアの故郷の味ってのをボクも味わいたい♪」
「はいはい。皆の分ちゃんと作るから安心してね」
買い物で疲れた子供達を早々に寝かしつけた後、宿の部屋のリビングで紅茶を用意しつつ、試飲用に買っておいた味噌汁をエルやセイルに飲んでもらった。
今日出会ったフェイフォンの第二王子とか中二病な雷の精霊王様の話は、二人とも話したくない内容なのか会話に一切出てこなかった。
・・・まぁ、もう会うこともないだろうしね。
味噌汁は、二人にとって初めて味わう味なのとあたしやリナリアさんの故郷の味ということでとても興味深いらしく、あたしの作る完成品をとても楽しみにしてくれているのがわかる。
出汁さえきちんと取れたらもっと美味しくなるはずだけど、それが売ってるかどうかが問題なんだよね・・・
最悪、昆布みたいな海藻が手に入ったら干してみたり、干した状態の魚で出汁を取ってみれば良いかな?
ちなみに、ノルンさんはハーフェンの町で晩ご飯を食べてからそのまま先代様と過ごすと連絡があり、マデリーヌさんもユーリ達を送ったらそのままレヴィンさんの元へ行くと言っていたので、今この部屋にはあたしとエルとセイル、セイルに抱っこされてうとうとしているリリアの4人だけだった。
今夜はこのまま、明日に備えてゆっくり寝る準備かなと紅茶を飲みながら考えていると、エルがおもむろに立ち上がりセイルに声をかけた。
「セイル、俺とサーヤは少し出かけてくるから、リリアのこと頼んだぞ」
「いいよ☆ちなみに、どこへ行くの?」
「茶屋だ」
「ぶふ~~~~~~っ、げほっ、けほ・・・ちょっとエル?!何を言って・・・」
「ここの茶屋は面白いモノがあるから行くとあらかじめ話していたであろう?明日はレオンやサクラと行動する約束をしたから、行くならば今しかないだろうが」
いやいや、さも当然のように言ってるけど、茶屋ってアレだよね?!
この世界では男女がいちゃいちゃする場所なんだよね??
昨日も同じこと思ったけど、なんでエルはこんなに堂々と「茶屋に行く」って言えるわけ??!!
セイルだって心なしか“聞かなきゃよかった”って顔してない??
「はいはい、行くならどうぞご勝手に☆リリアは何かあればティリアの所へ連れて行くし、どうしようもないときはサーヤに念話するから、いきなり邪魔するようなことはないと思うよ」
「あぁ、そうしてくれ」
だからぁぁぁぁぁっ!!!!
なんでそーゆーことを堂々と言っちゃうのよぉぉぉぉっ!!!!
恥ずかしいとかそんな感情はないわけ??!!
紅茶にむせながら恥ずかしがるあたしをよそに、にこやかに何かを含んだ笑顔のセイルと、リリアの純真無垢な笑顔に見送られ、あたしとエルは夜の町・・・いや、夜の茶屋へと向かったのでした。
◇
「えっと、この部屋は・・・」
「何やら面白い仕掛けがあるという部屋のようだな・・・」
エルと一緒に魔道具のランプでライトアップされた、ハーフェンの町を練り歩き、何やらピンク色のネオンのように彩られた茶屋のある区画までやって来た時から、薄々とは感じていた。
この茶屋がある場所、なんか日本にある”夜の町“みたいだな・・・と。
そして、エルに連れられるまま茶屋の部屋に入った事で確信した。
この町、そしてこの茶屋は間違いなく日本から来た“落ち人”の影響を受けている。しかもとても色濃く。
「どうした、サーヤ?この部屋の雰囲気に驚いているのか?」
「・・・ウン、トテモビックリデスネ・・・」
「そうであろう?この茶屋がある区画もこの部屋も、不思議な色の魔道具で彩られている・・・さらに寝具にはある仕掛けがあるらしい」
エルとしては、この変わった仕掛けをあたしにも楽しんでもらおうととても得意気に説明してくれるのがわかる。
ごめんね、エル。
あたし、もうその仕掛けわかっちゃったかも・・・
「サーヤ。まずはこの寝具に乗り、仰向けで横になれ」
「うん。・・・こんな感じで良い?」
「あぁ」
エルは何かの魔道具を持ってからあたしの横に一緒に寝そべり、手に持っていたリモコンらしき魔道具を起動させた。
すると、見上げていた天井の景色がゆっくりと動き始め、ベッドが回転し始めた。
「おぉっ!どういう仕組みかわからんが寝具が動いてるのがわかるか?」
「やっぱり・・・」
「む?どういう事だ?サーヤはこの仕掛けを知って・・・もしや、俺以外の奴とここに来たとでもいうのか?!正直に答えろ、サーヤ。今なら許して・・・やらなくも、ない・・・たぶん」
いやいやいや、あたしの肩を力いっぱい掴んでるし、本気で睨んでるし、言葉もめっちゃうやむやで絶対許す気なんてないよね?!
そもそも、この世界で常にエルか誰かしらとだいたい一緒にいるあたしに、茶屋に行く時間がどこにあると??!!
もちろん行く気なんて全くないけどさっ!!!
「違うの!違うからっ!!この区画もこの部屋のネオンも、あたしが元いた世界にあったの!」
「なん・・・だと??」
「フェイフォンもこのハーフェンの町も、あたしと同じ日本から来た“落ち人”の影響を受けてるんだと思う・・・マクレのゾーヤ煮は、あたしのいた世界では“サバの味噌煮”っていう料理だし、味噌汁はその“ゾーヤ”を使った料理なんだよ」
「なっ?!マクレのゾーヤ煮とみそしるの材料が同じだと??!!」
あれ?ショック受けるのそこ??
“落ち人”の影響を受けてるとかその辺は全く驚く内容じゃないの??あたしにとってはそっちの方がビックリなんですけど??
「・・・では、サーヤもこのような仕掛けのある茶屋に、前の男と行ったということか?」
「・・・」
正直ホテルは行ったし、そういう仕掛けのある部屋もあったと思う。
でも、回転するベッドは何が楽しいのかがわからず試したことはなかったから、実際に体験したのは今日が初めてだ。
エルとしては、あたしに珍しいモノを見せて楽しんでもらおうとここに連れて来てくれたんだよね。
もうその気持ちだけで、あたしには十分嬉しくて幸せだよ、エル。
あたしは“ありがとう”の気持ちを込めて、エルの頬に両手を添えて優しくキスをした。
「確かに前いた世界にもあったから知ってはいたけど、実際体験するのは初めてだよ。連れて来てくれてありがとう、エル」
「サーヤ・・・」
そのままどちらともなく深く口唇を重ね、舌を絡めながら服を脱がせ合い、いつものようにエルと心も身体も深く繋がり過ごしていたら、結局この部屋で朝を迎えることになった。
早い段階で、エルがアレク兄様にリリアの事をお願いしようと伝達魔法で連絡すると、すでにこうなる事を予測していたセイルはすでにリリアをティリアさんに預けて森へ帰っていたらしい。
・・・ホントにセイルってばいったいナニをどこまで把握してるの?!
そして、エルと愛し合っている最中ずっとベッドが回転していたけど、やっぱりあたしにはベッドを回転させて何が良いのかまったく理解できなかった。
でも、エルが時折楽しそうな顔をしていたから、男性には楽しめる何かがあるんだろう。
うん、もうそれで良いや。
「これが、サーヤも母親によく作ってもらったという“みそしる”か・・・」
「うん。でもちょっと作り方が違うみたいで、完全に同じってわけじゃないんだけど、あたしが探し求めてる調味料を使ってると思うよ」
「ふむ、確かに言われてみればもう少し何かが欲しいという気もするが、これはこれで優しい味がする。これが、サーヤの求める故郷の料理なのか・・・」
「うん!でも、お味噌が手に入ったらこれよりももっと美味しいお味噌汁作ってあげるからね♡」
「お前の作る料理はすべて美味いからな。期待している」
「”みそしる”を作ったらボクにも飲ませてね☆リアの故郷の味ってのをボクも味わいたい♪」
「はいはい。皆の分ちゃんと作るから安心してね」
買い物で疲れた子供達を早々に寝かしつけた後、宿の部屋のリビングで紅茶を用意しつつ、試飲用に買っておいた味噌汁をエルやセイルに飲んでもらった。
今日出会ったフェイフォンの第二王子とか中二病な雷の精霊王様の話は、二人とも話したくない内容なのか会話に一切出てこなかった。
・・・まぁ、もう会うこともないだろうしね。
味噌汁は、二人にとって初めて味わう味なのとあたしやリナリアさんの故郷の味ということでとても興味深いらしく、あたしの作る完成品をとても楽しみにしてくれているのがわかる。
出汁さえきちんと取れたらもっと美味しくなるはずだけど、それが売ってるかどうかが問題なんだよね・・・
最悪、昆布みたいな海藻が手に入ったら干してみたり、干した状態の魚で出汁を取ってみれば良いかな?
ちなみに、ノルンさんはハーフェンの町で晩ご飯を食べてからそのまま先代様と過ごすと連絡があり、マデリーヌさんもユーリ達を送ったらそのままレヴィンさんの元へ行くと言っていたので、今この部屋にはあたしとエルとセイル、セイルに抱っこされてうとうとしているリリアの4人だけだった。
今夜はこのまま、明日に備えてゆっくり寝る準備かなと紅茶を飲みながら考えていると、エルがおもむろに立ち上がりセイルに声をかけた。
「セイル、俺とサーヤは少し出かけてくるから、リリアのこと頼んだぞ」
「いいよ☆ちなみに、どこへ行くの?」
「茶屋だ」
「ぶふ~~~~~~っ、げほっ、けほ・・・ちょっとエル?!何を言って・・・」
「ここの茶屋は面白いモノがあるから行くとあらかじめ話していたであろう?明日はレオンやサクラと行動する約束をしたから、行くならば今しかないだろうが」
いやいや、さも当然のように言ってるけど、茶屋ってアレだよね?!
この世界では男女がいちゃいちゃする場所なんだよね??
昨日も同じこと思ったけど、なんでエルはこんなに堂々と「茶屋に行く」って言えるわけ??!!
セイルだって心なしか“聞かなきゃよかった”って顔してない??
「はいはい、行くならどうぞご勝手に☆リリアは何かあればティリアの所へ連れて行くし、どうしようもないときはサーヤに念話するから、いきなり邪魔するようなことはないと思うよ」
「あぁ、そうしてくれ」
だからぁぁぁぁぁっ!!!!
なんでそーゆーことを堂々と言っちゃうのよぉぉぉぉっ!!!!
恥ずかしいとかそんな感情はないわけ??!!
紅茶にむせながら恥ずかしがるあたしをよそに、にこやかに何かを含んだ笑顔のセイルと、リリアの純真無垢な笑顔に見送られ、あたしとエルは夜の町・・・いや、夜の茶屋へと向かったのでした。
◇
「えっと、この部屋は・・・」
「何やら面白い仕掛けがあるという部屋のようだな・・・」
エルと一緒に魔道具のランプでライトアップされた、ハーフェンの町を練り歩き、何やらピンク色のネオンのように彩られた茶屋のある区画までやって来た時から、薄々とは感じていた。
この茶屋がある場所、なんか日本にある”夜の町“みたいだな・・・と。
そして、エルに連れられるまま茶屋の部屋に入った事で確信した。
この町、そしてこの茶屋は間違いなく日本から来た“落ち人”の影響を受けている。しかもとても色濃く。
「どうした、サーヤ?この部屋の雰囲気に驚いているのか?」
「・・・ウン、トテモビックリデスネ・・・」
「そうであろう?この茶屋がある区画もこの部屋も、不思議な色の魔道具で彩られている・・・さらに寝具にはある仕掛けがあるらしい」
エルとしては、この変わった仕掛けをあたしにも楽しんでもらおうととても得意気に説明してくれるのがわかる。
ごめんね、エル。
あたし、もうその仕掛けわかっちゃったかも・・・
「サーヤ。まずはこの寝具に乗り、仰向けで横になれ」
「うん。・・・こんな感じで良い?」
「あぁ」
エルは何かの魔道具を持ってからあたしの横に一緒に寝そべり、手に持っていたリモコンらしき魔道具を起動させた。
すると、見上げていた天井の景色がゆっくりと動き始め、ベッドが回転し始めた。
「おぉっ!どういう仕組みかわからんが寝具が動いてるのがわかるか?」
「やっぱり・・・」
「む?どういう事だ?サーヤはこの仕掛けを知って・・・もしや、俺以外の奴とここに来たとでもいうのか?!正直に答えろ、サーヤ。今なら許して・・・やらなくも、ない・・・たぶん」
いやいやいや、あたしの肩を力いっぱい掴んでるし、本気で睨んでるし、言葉もめっちゃうやむやで絶対許す気なんてないよね?!
そもそも、この世界で常にエルか誰かしらとだいたい一緒にいるあたしに、茶屋に行く時間がどこにあると??!!
もちろん行く気なんて全くないけどさっ!!!
「違うの!違うからっ!!この区画もこの部屋のネオンも、あたしが元いた世界にあったの!」
「なん・・・だと??」
「フェイフォンもこのハーフェンの町も、あたしと同じ日本から来た“落ち人”の影響を受けてるんだと思う・・・マクレのゾーヤ煮は、あたしのいた世界では“サバの味噌煮”っていう料理だし、味噌汁はその“ゾーヤ”を使った料理なんだよ」
「なっ?!マクレのゾーヤ煮とみそしるの材料が同じだと??!!」
あれ?ショック受けるのそこ??
“落ち人”の影響を受けてるとかその辺は全く驚く内容じゃないの??あたしにとってはそっちの方がビックリなんですけど??
「・・・では、サーヤもこのような仕掛けのある茶屋に、前の男と行ったということか?」
「・・・」
正直ホテルは行ったし、そういう仕掛けのある部屋もあったと思う。
でも、回転するベッドは何が楽しいのかがわからず試したことはなかったから、実際に体験したのは今日が初めてだ。
エルとしては、あたしに珍しいモノを見せて楽しんでもらおうとここに連れて来てくれたんだよね。
もうその気持ちだけで、あたしには十分嬉しくて幸せだよ、エル。
あたしは“ありがとう”の気持ちを込めて、エルの頬に両手を添えて優しくキスをした。
「確かに前いた世界にもあったから知ってはいたけど、実際体験するのは初めてだよ。連れて来てくれてありがとう、エル」
「サーヤ・・・」
そのままどちらともなく深く口唇を重ね、舌を絡めながら服を脱がせ合い、いつものようにエルと心も身体も深く繋がり過ごしていたら、結局この部屋で朝を迎えることになった。
早い段階で、エルがアレク兄様にリリアの事をお願いしようと伝達魔法で連絡すると、すでにこうなる事を予測していたセイルはすでにリリアをティリアさんに預けて森へ帰っていたらしい。
・・・ホントにセイルってばいったいナニをどこまで把握してるの?!
そして、エルと愛し合っている最中ずっとベッドが回転していたけど、やっぱりあたしにはベッドを回転させて何が良いのかまったく理解できなかった。
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