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11章 双子、失踪事件
双子、捜索中*
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◇
翌日、「朝食だよ。気付いたら食べてね。後、ママが悪かったからおうちに帰って来て下さい」と手紙を添えて魔法袋に二人分の朝食を入れておいたけど、ご飯がなくなっているだけで二人が帰ってくる事はなかった。
「レオンとサクラ、まだ怒ってるのかな・・・」
「いや、単純に文字が読めないだけだろう。あいつらはまだ5歳だ。文字はまだ教えていない」
「あ!!」
そうだった。二人はまだ文字が読めないんだった!!
手紙なんて入れても意味ないじゃないかぁぁぁぁっ!!!!
「あぁぁ・・・こんな時にどこでもドアがあれば二人の元へ行って文字を教えてあげるのに・・・」
「その“どこでもどあ”とやらは知らんが、二人の元へ行けるなら連れ帰れば良いだけだろうが。お前は何を言っている?」
「あ、そっか。そうだよね・・・」
ダメだ。二人が心配過ぎて考えがおかしな方向に行っている。
どうしてだろう?なんで皆そんなに平然としていられるんだろう??
「痛っ」
「どうした、サーヤ」
「リリアに母乳飲ませてたら・・・その、噛まれちゃった」
「・・・双子のことに気を取られすぎて母乳が不味くなったんだろう。お前は授乳に集中してろ」
「でもっ・・・痛っ、もうっ!リリアはお兄ちゃんとお姉ちゃんが心配じゃないの??!!」
「サーヤ、リリアにあたるな。・・・セイル!近くにいるか?」
(シュンッ)
「エリュシオンってばボクの事いつでもそばにいると思ってるの?ま、だいたいいるけどさ☆」
「少しの間リリアを頼む。ミルクを作って飲ませてやってくれ」
「・・・エリュシオンは?」
「サーヤを落ち着かせる」
「・・・はぁ、良いけどね☆あまり時間かけないでよ☆さ、リリアはボクとあっちでミルク飲もうね♪」
「んぁー、えいっ、だぁぷー」
リリアに授乳していたはずなのにいつの間にかいなくなっていて、気が付けばリビングのソファにエルと二人きりになっていた。
「あれ?リリアは?」
「今目の前でセイルに預けてたのに気づかなかったのか?」
「えぇ?!いつの間に・・・」
「双子を心配な気持ちはわかるが、昨日だってあまり眠れなかったんだろう?お前がそんなんでどうする」
「だって・・・」
確かに昨日は全然寝付けなくて、それに気付いたエルに強制的に寝かされた。
方法は・・・まぁ、察して欲しい。
「まったく・・・お前が授乳に集中しないせいでリリアまで「母乳が不味い」って不機嫌だぞ。・・・む、歯形が付いてる。もう歯が生えていたのか。痛かったろうに・・・ぁむ」
「ひゃっ、エル、あのっ・・・んぁっ、やだっ、コレはリリアの・・・んっ」
隣に座ってたエルが覆いかぶさってきて、授乳のため剥き出しになっていた胸にそのままかぶりつく。
授乳していたためリリアに与えるはずだった母乳をエルに吸われ、気持ち良さと背徳感で頭がいっぱいになる。
「やだっ、吸わないで・・・んんっ、エルのバカ、変態っ・・・」
「ん、俺は味のチェックをしてるだけだ。・・・これは、魔力が含まれてなさすぎてリリアが怒るのも無理ないな」
「なっ、大きなお世話・・・ぁ、やっ、今こんなコトしてる場合じゃっ・・・あぁぁぁぁぁっ」
母乳を吸われている間に、いつの間にか下着だけ中途半端に脱がされほとんど解されていないあたしのナカにエルのモノがいきなり挿入ってくる。
数えきれないくらいエルに抱かれているあたしの身体は、キスだけでも難なくエルを迎え入れ、最奥を優しく突かれると心とは裏腹にきゅぅ、きゅぅっとエルのモノを締め付け歓喜する。
「・・・っ、はぁ、いきなりっ、ひどい・・・ぁんっ」
「くくっ、酷いと言いつつココは俺をちゃんと迎え入れているようだが?・・・ほら、しっかりと奥まで届いているだろう?」
「あぁぁぁっ、バカバカっ!そんなの知らな・・・ひゃうっ、ぁ、魔力まで・・・んんっ、ふぁっ、ひ、きょうだ・・・」
「・・・っ、何とでも言え。昨夜慣れない探索魔法の使い過ぎでブレスレットの石がオレンジになるまで魔力を使ったのはお前だろうが」
「そ、れはっ・・・」
夜眠れなくて、お手洗いに行くふりをして庭でセイルに教えてもらった探索魔法を使ったけど、うまくいかないしレオン達も見つからないし、どうしていいかわからなかった。
あの子達が泣いてないか、寂しがってないか、ちゃんと眠れているのか心配で目を瞑ってもちっとも眠くなんてならなかった・・・―――――――
「お前の下手な探索魔法より、風の精霊や地の精霊から情報収集した方が効率的だし、セイルやノルンはもう動いているはずだ」
「でもっ・・・」
「もしあいつらが見つかってすぐ行動に移そうとなった時、お前が動けなかったら意味ないだろうがっ、このバカがっ!・・・お前は、お前にしかできないことがあるだろう?」
「・・・あたしにしか、できないこと・・・?」
「魔法袋の飯がなくなってるという事はあいつらがきちんと食事をしてる証拠だ。本当に怒っているなら、お前の飯だって手を付けないはずだろう?愛情たっぷりの食事やお菓子を用意して“いつでも帰って来い。待っている”とあいつらにアピールしてやれ」
「!!!」
「そして、帰ってきたら一緒に心配かけた事を説教して、その後は思う存分甘やかしてやれば良い。・・・あいつらは精霊王達の修行もこなす優秀な俺達の自慢の子供達だ。絶対無事に帰ってくるし、見つけて見せるさ」
本当にエルは、あたしのことを理解して欲しい言葉を的確にくれる素敵な旦那様だ。
そして、その言葉は魔法のようにあたしを元気にしてくれる。
「・・・っ、うん、そうだね!エル、ありがとう、大好きっ!!」
「あぁ。・・・じゃ、そろそろ動くぞ」
「へ・・・んぁっ、ちょっ、エル?!や、待って・・・んんっ、ぁ、んむっ」
あたしの気持ちが元気になったトコロで、当然のように抽挿を再開する俺様エル様。
天国から地獄・・・じゃないけど、なんかとにかく落とされた気分だ。
確かに昨夜魔力を使いすぎて補給が必要とはいえ、ここはリビングのソファ。
いくらリリアをセイルが預かってくれてるとはいえ、真昼間っからえっちなんてしてる場合じゃないし、他の人がここに来る可能性だってある。
「やっ、エル、ちょっと待っ・・・んんっ、ハァッ、ぁ、せめて、場所・・・ん、ふぁっ」
「服を着てるし、何かあってもお前の裸は隠してやるから大丈夫だ。安心しろ」
いや、それ安心って言わないっ!!全然安心できないから!!
えっちしてるところ自体見られたくないって言ってるのにっ!!!
淫らな水音が聞こえるくらいの激しい抽挿と、エルからの魔力補給で蕩けて何もできないあたしは、心の中で盛大に文句を言っていたが、もちろんエルには伝わらない。
さっきはあたしの気持ちを痛いほど理解してくれたのに、えっちの時だけはまったく伝わらないってホントにどうなの?!
エルは上から押しつぶすようにあたしにのっかかり、一番弱い最奥をぐちゅぐちゅと掻き混ぜながら緩やかに甘い魔力をあたしに流し込む。
それと同時に、呼吸が苦しくなるくらい舌を絡め、甘い魔力と共に唾液までもあたしに飲ませるような激しいキスをしてくるので、上も下も快楽と甘い魔力で溶けてしまいそう。
それなのに、あたしの背中を支える腕や、手のひらを合わせるように繋いでくれる手はとても優しく、安心感と愛情を感じさせてくれる。
鬼畜だけど優しい。矛盾してるけどホントにそうとしか言いようがない。
もうこのまま快楽に身を委ねてしまおうか。
いやいや、確かに服を着たままだからエルと繋がってる部分は見えないかもしれないけど、胸はポロリしてるわ母乳は出てるわ、魔力補給されながら快楽に蕩けきっているこんな顔、万が一誰かに見られでもしたら・・・―――――――
(シュンッ)
「サーヤ、エリュシオン。レオンやサクラ達のこと何か・・・―――――????!!!!」
「????!!!!」
「駄犬?!・・・っ、こら、サーヤ。いきなりそんな締め付けたら・・・くっ」
転移魔法でリビングに現れたベルナートさんに、一部始終をがっつり見られてしまった・・・
もうやだ、泣きたい。
翌日、「朝食だよ。気付いたら食べてね。後、ママが悪かったからおうちに帰って来て下さい」と手紙を添えて魔法袋に二人分の朝食を入れておいたけど、ご飯がなくなっているだけで二人が帰ってくる事はなかった。
「レオンとサクラ、まだ怒ってるのかな・・・」
「いや、単純に文字が読めないだけだろう。あいつらはまだ5歳だ。文字はまだ教えていない」
「あ!!」
そうだった。二人はまだ文字が読めないんだった!!
手紙なんて入れても意味ないじゃないかぁぁぁぁっ!!!!
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ダメだ。二人が心配過ぎて考えがおかしな方向に行っている。
どうしてだろう?なんで皆そんなに平然としていられるんだろう??
「痛っ」
「どうした、サーヤ」
「リリアに母乳飲ませてたら・・・その、噛まれちゃった」
「・・・双子のことに気を取られすぎて母乳が不味くなったんだろう。お前は授乳に集中してろ」
「でもっ・・・痛っ、もうっ!リリアはお兄ちゃんとお姉ちゃんが心配じゃないの??!!」
「サーヤ、リリアにあたるな。・・・セイル!近くにいるか?」
(シュンッ)
「エリュシオンってばボクの事いつでもそばにいると思ってるの?ま、だいたいいるけどさ☆」
「少しの間リリアを頼む。ミルクを作って飲ませてやってくれ」
「・・・エリュシオンは?」
「サーヤを落ち着かせる」
「・・・はぁ、良いけどね☆あまり時間かけないでよ☆さ、リリアはボクとあっちでミルク飲もうね♪」
「んぁー、えいっ、だぁぷー」
リリアに授乳していたはずなのにいつの間にかいなくなっていて、気が付けばリビングのソファにエルと二人きりになっていた。
「あれ?リリアは?」
「今目の前でセイルに預けてたのに気づかなかったのか?」
「えぇ?!いつの間に・・・」
「双子を心配な気持ちはわかるが、昨日だってあまり眠れなかったんだろう?お前がそんなんでどうする」
「だって・・・」
確かに昨日は全然寝付けなくて、それに気付いたエルに強制的に寝かされた。
方法は・・・まぁ、察して欲しい。
「まったく・・・お前が授乳に集中しないせいでリリアまで「母乳が不味い」って不機嫌だぞ。・・・む、歯形が付いてる。もう歯が生えていたのか。痛かったろうに・・・ぁむ」
「ひゃっ、エル、あのっ・・・んぁっ、やだっ、コレはリリアの・・・んっ」
隣に座ってたエルが覆いかぶさってきて、授乳のため剥き出しになっていた胸にそのままかぶりつく。
授乳していたためリリアに与えるはずだった母乳をエルに吸われ、気持ち良さと背徳感で頭がいっぱいになる。
「やだっ、吸わないで・・・んんっ、エルのバカ、変態っ・・・」
「ん、俺は味のチェックをしてるだけだ。・・・これは、魔力が含まれてなさすぎてリリアが怒るのも無理ないな」
「なっ、大きなお世話・・・ぁ、やっ、今こんなコトしてる場合じゃっ・・・あぁぁぁぁぁっ」
母乳を吸われている間に、いつの間にか下着だけ中途半端に脱がされほとんど解されていないあたしのナカにエルのモノがいきなり挿入ってくる。
数えきれないくらいエルに抱かれているあたしの身体は、キスだけでも難なくエルを迎え入れ、最奥を優しく突かれると心とは裏腹にきゅぅ、きゅぅっとエルのモノを締め付け歓喜する。
「・・・っ、はぁ、いきなりっ、ひどい・・・ぁんっ」
「くくっ、酷いと言いつつココは俺をちゃんと迎え入れているようだが?・・・ほら、しっかりと奥まで届いているだろう?」
「あぁぁぁっ、バカバカっ!そんなの知らな・・・ひゃうっ、ぁ、魔力まで・・・んんっ、ふぁっ、ひ、きょうだ・・・」
「・・・っ、何とでも言え。昨夜慣れない探索魔法の使い過ぎでブレスレットの石がオレンジになるまで魔力を使ったのはお前だろうが」
「そ、れはっ・・・」
夜眠れなくて、お手洗いに行くふりをして庭でセイルに教えてもらった探索魔法を使ったけど、うまくいかないしレオン達も見つからないし、どうしていいかわからなかった。
あの子達が泣いてないか、寂しがってないか、ちゃんと眠れているのか心配で目を瞑ってもちっとも眠くなんてならなかった・・・―――――――
「お前の下手な探索魔法より、風の精霊や地の精霊から情報収集した方が効率的だし、セイルやノルンはもう動いているはずだ」
「でもっ・・・」
「もしあいつらが見つかってすぐ行動に移そうとなった時、お前が動けなかったら意味ないだろうがっ、このバカがっ!・・・お前は、お前にしかできないことがあるだろう?」
「・・・あたしにしか、できないこと・・・?」
「魔法袋の飯がなくなってるという事はあいつらがきちんと食事をしてる証拠だ。本当に怒っているなら、お前の飯だって手を付けないはずだろう?愛情たっぷりの食事やお菓子を用意して“いつでも帰って来い。待っている”とあいつらにアピールしてやれ」
「!!!」
「そして、帰ってきたら一緒に心配かけた事を説教して、その後は思う存分甘やかしてやれば良い。・・・あいつらは精霊王達の修行もこなす優秀な俺達の自慢の子供達だ。絶対無事に帰ってくるし、見つけて見せるさ」
本当にエルは、あたしのことを理解して欲しい言葉を的確にくれる素敵な旦那様だ。
そして、その言葉は魔法のようにあたしを元気にしてくれる。
「・・・っ、うん、そうだね!エル、ありがとう、大好きっ!!」
「あぁ。・・・じゃ、そろそろ動くぞ」
「へ・・・んぁっ、ちょっ、エル?!や、待って・・・んんっ、ぁ、んむっ」
あたしの気持ちが元気になったトコロで、当然のように抽挿を再開する俺様エル様。
天国から地獄・・・じゃないけど、なんかとにかく落とされた気分だ。
確かに昨夜魔力を使いすぎて補給が必要とはいえ、ここはリビングのソファ。
いくらリリアをセイルが預かってくれてるとはいえ、真昼間っからえっちなんてしてる場合じゃないし、他の人がここに来る可能性だってある。
「やっ、エル、ちょっと待っ・・・んんっ、ハァッ、ぁ、せめて、場所・・・ん、ふぁっ」
「服を着てるし、何かあってもお前の裸は隠してやるから大丈夫だ。安心しろ」
いや、それ安心って言わないっ!!全然安心できないから!!
えっちしてるところ自体見られたくないって言ってるのにっ!!!
淫らな水音が聞こえるくらいの激しい抽挿と、エルからの魔力補給で蕩けて何もできないあたしは、心の中で盛大に文句を言っていたが、もちろんエルには伝わらない。
さっきはあたしの気持ちを痛いほど理解してくれたのに、えっちの時だけはまったく伝わらないってホントにどうなの?!
エルは上から押しつぶすようにあたしにのっかかり、一番弱い最奥をぐちゅぐちゅと掻き混ぜながら緩やかに甘い魔力をあたしに流し込む。
それと同時に、呼吸が苦しくなるくらい舌を絡め、甘い魔力と共に唾液までもあたしに飲ませるような激しいキスをしてくるので、上も下も快楽と甘い魔力で溶けてしまいそう。
それなのに、あたしの背中を支える腕や、手のひらを合わせるように繋いでくれる手はとても優しく、安心感と愛情を感じさせてくれる。
鬼畜だけど優しい。矛盾してるけどホントにそうとしか言いようがない。
もうこのまま快楽に身を委ねてしまおうか。
いやいや、確かに服を着たままだからエルと繋がってる部分は見えないかもしれないけど、胸はポロリしてるわ母乳は出てるわ、魔力補給されながら快楽に蕩けきっているこんな顔、万が一誰かに見られでもしたら・・・―――――――
(シュンッ)
「サーヤ、エリュシオン。レオンやサクラ達のこと何か・・・―――――????!!!!」
「????!!!!」
「駄犬?!・・・っ、こら、サーヤ。いきなりそんな締め付けたら・・・くっ」
転移魔法でリビングに現れたベルナートさんに、一部始終をがっつり見られてしまった・・・
もうやだ、泣きたい。
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