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10章 延引された結婚式
※番外編※ 3人で過ごす不思議な夜
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※エピローグの前、結婚式の2日後のお話です。
-----------------------
◇
「せーの、かんぱーい♪」
「よくわからないけどかんぱーい☆」
「・・・」
結婚式が2日前に終わり、現在双子もエルフの里にいるルーシェントさん達に預けているため、森の家にはあたしとエル、そして今夜はセイルの3人だ。
以前セイルと交わした“3人でお酒を飲もうね”という約束を現在果たしている状態である。
「ボク、結婚式直後のこのタイミングで呼ばれるとは思わなかったよ☆だって、今って子作りの真っ最中でしょ?」
「まったくだ。ホントはさっきまで・・・―――――――」
「だぁぁぁぁっ!!エルっ、そーゆ―事は言わなくて良いの!!!!それに、妊娠したらお酒飲めなくなるって言ったら納得してくれたでしょ??」
そうなのだ。
本来であれば、エルの“家族を増やしたい”という気持ちに応えて、結婚式の初夜からあたしもエルも頑張っている真っ最中。
しかも驚いた事に、エルってばしっかりと結婚式の日があたしの妊娠しやすい期間と重なるように調整していた。
・・・ホントにエルはあたしよりもあたしの事をわかっている・・・というかわかり過ぎじゃない?
もちろん単に子作りしたいって言うんじゃなくて、ベルナートさんとの事も気にしてるからだと思うけど、エルからの全力の愛情というかいつもよりも鬼畜で絶倫というか・・・とにかく魔王様の本気度、半端ないです。
このままじゃ本当にエル以外見えなくなりそうでヤバイと感じたあたしは、ちょっと休憩と気分転換も兼ねて、以前約束したセイルとお酒を飲もうという約束を果たそうと提案し、エルがそれに了承してくれたのであたしが念話でセイルをこの家に呼んだ・・・というのが現状だ。
セイルをダシにしてしまったようで多少申し訳ないけど、妊娠したら約束がいつ果たせるかもわからないし、なんとなくリナリアさんの事は普段の会話みたいに軽く聞いちゃいけない感じがするし、今夜はちゃんと話せる絶好の機会だと思ったのだ。
「確かに妊娠中でお酒が飲めないサーヤを目の前に、ボクとエリュシオンだけお酒飲むのも変な話だよね☆」
「・・・まぁな」
「ふふっ、そんなに不機嫌丸出しにしないでよ、エリュシオン☆今日はキミ達が喜ぶとっておきのお土産を持ってきたから、それで許して♪」
「え?あたし達が喜ぶお土産?」
「うん☆避妊薬の逆で妊娠しやすくなる薬♪種族違いって確かに妊娠しづらいけど、同じ種族同士でもいろいろあるみたいで、“妊娠したいけどなかなかできない”って人のために、いろいろ研究が進められてるみたいなんだよね☆」
「そんな薬があるなど聞いた事もないが?」
「“セポル”って名前の薬なんだけど、まだ一部の病院で実験的に提供してるだけで市販されてないから、エリュシオンが知らないのも無理ないと思うよ☆」
エルが知らない薬というのはなかなか珍しく、心なしかエルも悔しそうな顔をしてるけど、そもそもなんでセイルはこの薬を知ってるんだろう?
セイルは小瓶に入ってる紫色のセポルという薬について得意気な顔で教えてくれるけど、薬の事よりも明らかに人為的に作られたものをセイルが持っている事の方があたしは気になってしまった。
「ねぇ、セイル。どうしてセイルがそんな薬を持ってるの?それって人が作った物でしょ?」
「うん、そうだよ☆メラルダのとある研究施設で開発が進められていて、ティリアの働く産院のごく一部の人間しか知らないみたい。この薬は臨床実験としてティリアやクラリスも実際使ったんだって♪アレク達の所も種族違いの夫婦だからね☆」
「あ・・・」
なるほど。
確かにアレク兄様は人間で、妻であるクラリスさんはエルフ、ティリアさんはウサギの獣人族と全員種族違いだった。
「なるほど、確かに入籍してから早く子を授かったと思っていたが、理由はその薬にあったのか。・・・だが、安全性は大丈夫なのか?まだ出回っていないという事は副作用などの問題があるのではないのか?」
「ん~・・・身体的な危険はないって事は間違いないみたい。アレク達が使う前にも数十組臨床実験に協力した人達がいたらしいけど、中毒性もないし副作用もなかったようだしね」
「そこまで確認できてるなら、せめて病院で処方するだけでも始められそうな気がするんだけど・・・何か処方できない理由でもあるの?」
「ボクもちゃんと聞いてないからよくわかならいけど、アレク曰く「エリュシオン様なら大丈夫です」ってコレをもらってきたから、サーヤはエリュシオンに任せておけば良いんじゃない?とりあえずこの薬とアレクからの手紙はエリュシオンにあげる☆」
「あぁ。後で見ておこう」
よくわからないけど、アレク兄様達もその薬でレミリオくんとシャルロットちゃんという可愛い子宝に恵まれたんだから、ありがたくその恩恵にあやかろう。
・・・ただでさえ、今はエルが子供を作るためにって回復薬をベッド脇に常備して張り切っているのだ。
今だってあたしのナカはエルが先ほど放った精が・・・―――――
思わず下腹部に触れてナカにまだ残っている精を感じていると、セイルが来る直前までのエルとの濃厚な情事までも一緒に思い出してしまい一気に顔がボッと熱くなってしまう。
このままじゃナニを思い出したのかとからかわれそうだから、酒のせいだとごまかすためにあたしは目の前にあるグラスのお酒を一気飲みした。
「サーヤ!それは俺の酒だぞ?!」
「ふぇ?」
エルの言葉を聞いたのと同時位に身体中が一気に熱くなり、頭がぐわんぐわんしてきた。
「ん、熱ぃ、はぁっ・・・たす、けて・・・」
「はぁ・・・まったく酒が弱いのに俺の酒を一気飲みするバカがどこにいる」
「ボク達が飲んでるの、かなり強いお酒だからね☆」
幸い吐き気はないものの、目の前がチカチカしたりぐにゃりと歪み、気持ち悪さと言い表せない恐怖を感じて思わずそばにいたエルにしがみ付く。
少ししてから、おでこの辺りに冷たくて気持ち良い感触を感じ、火照っていた熱がスーッと引いていくと、今度は少し寒気を感じてきた。
意識があるのに起きれない、寒いと感じるのに伝えられなくてどうしようかと思っていたら、ふわっと温かいモノで包まれた。
本当にエルはあたしの事をわかってくれてるなぁと嬉しくなりながら、温かい温もりと安心感で心地よくなってしまったあたしはそのまま意識を失ってしまった・・・
-------------
※サーヤの症状は急性アルコール中毒です。
元にしているのは実体験のため、症状には個人差があると思います。
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「せーの、かんぱーい♪」
「よくわからないけどかんぱーい☆」
「・・・」
結婚式が2日前に終わり、現在双子もエルフの里にいるルーシェントさん達に預けているため、森の家にはあたしとエル、そして今夜はセイルの3人だ。
以前セイルと交わした“3人でお酒を飲もうね”という約束を現在果たしている状態である。
「ボク、結婚式直後のこのタイミングで呼ばれるとは思わなかったよ☆だって、今って子作りの真っ最中でしょ?」
「まったくだ。ホントはさっきまで・・・―――――――」
「だぁぁぁぁっ!!エルっ、そーゆ―事は言わなくて良いの!!!!それに、妊娠したらお酒飲めなくなるって言ったら納得してくれたでしょ??」
そうなのだ。
本来であれば、エルの“家族を増やしたい”という気持ちに応えて、結婚式の初夜からあたしもエルも頑張っている真っ最中。
しかも驚いた事に、エルってばしっかりと結婚式の日があたしの妊娠しやすい期間と重なるように調整していた。
・・・ホントにエルはあたしよりもあたしの事をわかっている・・・というかわかり過ぎじゃない?
もちろん単に子作りしたいって言うんじゃなくて、ベルナートさんとの事も気にしてるからだと思うけど、エルからの全力の愛情というかいつもよりも鬼畜で絶倫というか・・・とにかく魔王様の本気度、半端ないです。
このままじゃ本当にエル以外見えなくなりそうでヤバイと感じたあたしは、ちょっと休憩と気分転換も兼ねて、以前約束したセイルとお酒を飲もうという約束を果たそうと提案し、エルがそれに了承してくれたのであたしが念話でセイルをこの家に呼んだ・・・というのが現状だ。
セイルをダシにしてしまったようで多少申し訳ないけど、妊娠したら約束がいつ果たせるかもわからないし、なんとなくリナリアさんの事は普段の会話みたいに軽く聞いちゃいけない感じがするし、今夜はちゃんと話せる絶好の機会だと思ったのだ。
「確かに妊娠中でお酒が飲めないサーヤを目の前に、ボクとエリュシオンだけお酒飲むのも変な話だよね☆」
「・・・まぁな」
「ふふっ、そんなに不機嫌丸出しにしないでよ、エリュシオン☆今日はキミ達が喜ぶとっておきのお土産を持ってきたから、それで許して♪」
「え?あたし達が喜ぶお土産?」
「うん☆避妊薬の逆で妊娠しやすくなる薬♪種族違いって確かに妊娠しづらいけど、同じ種族同士でもいろいろあるみたいで、“妊娠したいけどなかなかできない”って人のために、いろいろ研究が進められてるみたいなんだよね☆」
「そんな薬があるなど聞いた事もないが?」
「“セポル”って名前の薬なんだけど、まだ一部の病院で実験的に提供してるだけで市販されてないから、エリュシオンが知らないのも無理ないと思うよ☆」
エルが知らない薬というのはなかなか珍しく、心なしかエルも悔しそうな顔をしてるけど、そもそもなんでセイルはこの薬を知ってるんだろう?
セイルは小瓶に入ってる紫色のセポルという薬について得意気な顔で教えてくれるけど、薬の事よりも明らかに人為的に作られたものをセイルが持っている事の方があたしは気になってしまった。
「ねぇ、セイル。どうしてセイルがそんな薬を持ってるの?それって人が作った物でしょ?」
「うん、そうだよ☆メラルダのとある研究施設で開発が進められていて、ティリアの働く産院のごく一部の人間しか知らないみたい。この薬は臨床実験としてティリアやクラリスも実際使ったんだって♪アレク達の所も種族違いの夫婦だからね☆」
「あ・・・」
なるほど。
確かにアレク兄様は人間で、妻であるクラリスさんはエルフ、ティリアさんはウサギの獣人族と全員種族違いだった。
「なるほど、確かに入籍してから早く子を授かったと思っていたが、理由はその薬にあったのか。・・・だが、安全性は大丈夫なのか?まだ出回っていないという事は副作用などの問題があるのではないのか?」
「ん~・・・身体的な危険はないって事は間違いないみたい。アレク達が使う前にも数十組臨床実験に協力した人達がいたらしいけど、中毒性もないし副作用もなかったようだしね」
「そこまで確認できてるなら、せめて病院で処方するだけでも始められそうな気がするんだけど・・・何か処方できない理由でもあるの?」
「ボクもちゃんと聞いてないからよくわかならいけど、アレク曰く「エリュシオン様なら大丈夫です」ってコレをもらってきたから、サーヤはエリュシオンに任せておけば良いんじゃない?とりあえずこの薬とアレクからの手紙はエリュシオンにあげる☆」
「あぁ。後で見ておこう」
よくわからないけど、アレク兄様達もその薬でレミリオくんとシャルロットちゃんという可愛い子宝に恵まれたんだから、ありがたくその恩恵にあやかろう。
・・・ただでさえ、今はエルが子供を作るためにって回復薬をベッド脇に常備して張り切っているのだ。
今だってあたしのナカはエルが先ほど放った精が・・・―――――
思わず下腹部に触れてナカにまだ残っている精を感じていると、セイルが来る直前までのエルとの濃厚な情事までも一緒に思い出してしまい一気に顔がボッと熱くなってしまう。
このままじゃナニを思い出したのかとからかわれそうだから、酒のせいだとごまかすためにあたしは目の前にあるグラスのお酒を一気飲みした。
「サーヤ!それは俺の酒だぞ?!」
「ふぇ?」
エルの言葉を聞いたのと同時位に身体中が一気に熱くなり、頭がぐわんぐわんしてきた。
「ん、熱ぃ、はぁっ・・・たす、けて・・・」
「はぁ・・・まったく酒が弱いのに俺の酒を一気飲みするバカがどこにいる」
「ボク達が飲んでるの、かなり強いお酒だからね☆」
幸い吐き気はないものの、目の前がチカチカしたりぐにゃりと歪み、気持ち悪さと言い表せない恐怖を感じて思わずそばにいたエルにしがみ付く。
少ししてから、おでこの辺りに冷たくて気持ち良い感触を感じ、火照っていた熱がスーッと引いていくと、今度は少し寒気を感じてきた。
意識があるのに起きれない、寒いと感じるのに伝えられなくてどうしようかと思っていたら、ふわっと温かいモノで包まれた。
本当にエルはあたしの事をわかってくれてるなぁと嬉しくなりながら、温かい温もりと安心感で心地よくなってしまったあたしはそのまま意識を失ってしまった・・・
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※サーヤの症状は急性アルコール中毒です。
元にしているのは実体験のため、症状には個人差があると思います。
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