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10章 延引された結婚式
我慢も限界のようです
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※後半はベルナート視点に変わります
-------------------
◇
エルとルーシェントさんが出発してからもうすぐ1週間。
1週間で帰ってくる予定のため、もう少しで2人が帰ってくるはずなのだが、我が家はいろんな意味で限界を迎えていた。
「ままぁ・・・ッグズ、ぱぱ、どこぉ?」
「ふぇっ、ぱぱぁ~・・・」
レオンとサクラが、エルに会いたくて時々泣き出してしまうのだ。
「寂しいよね・・・でもね、パパはもうすぐ帰ってくるはずだよ。だから、それまではママと一緒に待ってよう、レオン、サクラ」
いつものように2人をなだめて抱きしめようとしたけど、今回ばかりはそう簡単にいかなかった。
抱きしめようとしたあたしの腕をレオンが払いのけ、サクラはあたしの腕に噛みついてきたのだ。
「やっ!!やんにゃ~~~~っ!!ぱぱっ、ぱぱぁぁぁぁぁぁ~~~~~~」
「レオンっ、痛っ、叩かな・・・~~~~~~っ、ちょっ、サクラっ、痛いから噛まないでっ・・・」
「~~~~っ、ふぅっ、うっ、ふぎゅ~~~~~~っ」
小さな腕を振り回して癇癪を起すレオンと、イヤイヤ期についた噛み癖であたしの腕を思いっきり噛むサクラ。
前よりも歯が生えそろったサクラに噛まれるのは相当痛い。
「レオたん、サーヤままをぺしっとするの、めっなのよ」
「サクラ、おねーさんにいたいことしちゃだめだよ。ほら、おいで」
「「やんにゃ~~~~~~~~~~~っ!!!あぁぁぁぁぁぁん、ぱぱぁぁぁぁぁ~~~~~~」」
ミナトちゃんとカイトくんが助け舟を出してくれたけど、それすらも効かない。
いつも一緒にいたパパに会えなくて限界なんだろう。双子は声を揃えて今までにないくらいぎゃん泣き状態だ。
正直あたしもエルに会えなくて寂しいし、いっそのこと双子と一緒に泣いてしまいたい位だ。
もちろんそんな事したくはないけど、多分あたしは痛さと寂しさで半泣き状態にはなってるはず。
それから間もなく、洗濯をしてくれていたフィリーさんとベルナートさんが、双子の泣き声を聞いて駆けつけてくれた。
「サーヤ。レオンとサクラが今までにないくらい泣いてるがどうしたのだ?」
「サクラ、俺の尻尾好きにして良いから、サーヤの腕を噛むのやめようね。フィリー、薬持ってきてもらえる?」
「あぁ、すぐに持ってこよう。レオン、ちょっと私に付き合ってくれ」
「お義母さん、ベルナートさん・・・」
とりあえず、レオンを抱っこしながら近くの薬箱から塗り薬を出しているフィリーさんに状況を説明し、ベルナートさんは受け取った塗り薬をあたしの腕に薬を塗りながら、尻尾だけわんこにしてサクラに好きにさせている。
サクラは泣きながら尻尾をがぶがぶと噛んでるから絶対痛いに違いない。
「まったく・・・あいつらいつになったら帰ってくるのだ。もう今日で1週間だぞ」
「子供に見向きもされないパパじゃないのはありがたいんですけど、逆に好かれすぎるとこの状況も辛いですよね・・・」
「・・・っ痛、要は2人にエリュシオンの姿を見せれば良いんだよね?姿だけなら俺、なんとかできるよ」
「え、ベルナートさん、本当?!」
「うん。ちょっとサクラを頼むね」
ベルナートさんからサクラを受け取ると、立ち上がったベルナートさんは何か呪文のようなものを唱え始め、指をパチンッと鳴らした瞬間、ベルナートさんの姿がエルの姿に変わった。
魔法が大好きな双子は、一瞬驚いたものの急に目の前に大好きなパパが現れたので必死にパパに近づこうと暴れ始めた。
「「ぱぱぁぁぁ~~~~~っ」」
「ベーたんが、エルぱぱになったの?」
「違うよ、ミナト。俺の魔法でエリュシオンに見えるようにしてるだけだよ」
「すごいね。魔力の気配はベルなのに、見た目はおにーさんそのものだ」
「纏う魔力まではさすがに変えられないからね・・・本当に見た目だけだよ」
さすがにまだ魔力の違いまではわからないらしく、双子達は「ぱぱ?」と少し疑問を抱きながらもぎゅうっとエルの姿をしたベルナートさんにしがみ付いて泣き止んだ。
双子達には効果抜群のようだ。
中身がベルナートさんだから、目の前の双子に向ける無邪気な笑顔は少しだけ違和感があるけど、姿形はエルそのモノなので、思わずあたしも空いているベルナートさんの背中に顔を埋めてしまった。
「!!・・・サーヤ?」
「・・・ごめんね。少しだけこうさせて・・・」
ご飯と一緒に添えている手紙には“ちょっとだけ寂しい”と書いたけど、ホントは大分寂しい。
これ以上何も望まないから、早く・・・本物のエルに抱きしめてもらいたい。
「エル・・・」
「・・・」
あたしは、“今だけだから”と自分に言い聞かせて、ベルナートさんの背中に顔を埋めながら静かに涙をこぼした。
◇
夜、エリュシオンの姿のまま双子を寝かしつけた後、サーヤの様子が気になって寝室にそのまま向かった。
ミナト達はセイルが迎えに来て森に帰ったし、フィリーも客室に戻ってもう寝ている頃だろう。
結局その日もエリュシオンとルーシェントは帰ってこなかったから、サーヤはきっと落ち込んでるんだろうなと心配で仕方がなかった。
「昼間も、俺の背中で泣いてた・・・よね」
少しでも俺がそばにいて慰めになれば良いけど・・・
そう思いながら、俺は寝室のドアをノックした。
(コン、コン)
「サーヤ、起きてる?」
ノックをしたけど中からの返事はない。
もう寝ちゃったかな?
寝顔見るだけだったら入っても大丈夫かな?
一目だけでも見ようと、俺は静かにドアを開けて寝室に入った。
やはり寝室は暗くて、サーヤもベッドで眠っているようだ。
そのままサーヤの顔を見ようとベッドのそばに近寄ったら、サーヤの寝姿に驚愕してしまった。
「サ、サーヤ・・・??」
「・・・ん、ェルぅ・・・」
恐らくエリュシオンの寝着と思われるぶかぶかのシャツを羽織り、自分を抱きしめるように眠るサーヤ。
目元は赤く、涙も残っている。
泣いていたのは明白だけど、それ以上にシャツの隙間から見える胸の谷間と、露わになっている太ももなどで、俺は目のやり場にとても困った。
・・・―――触れたい・・・いや、ダメだ!・・・でも、すぐ手を伸ばせば・・・――――
このままずっと触れていたいと思ってしまった以前の感触が蘇り、不謹慎だとわかっているけどまた触れたい衝動が俺を襲う。
必死に衝動を抑えていると、薄目を開いたサーヤと目が合った。
「あ・・・」
「・・・っ」
「ごめんね、サーヤ。心配でつい・・・」
「・・・ェルっ、帰ってきたんだね!良かったよぉ、エル~~~~~~っ」
「え・・・?」
サーヤにいきなり抱きつかれ、言われた言葉の意味がまったく解らなかったが、少し考えてから俺は重大な事に気付いた。
双子を寝かしつけた後そのまま来て、魔法を解くの忘れてたぁぁぁぁ!!!!!
今日は昼間からずっとこの格好で、さっきまで双子と一緒だったから、今サーヤに見えているのはエリュシオンの姿をした俺なわけで・・・
でも、サーヤは見た目がエリュシオンでも、すぐに違うって気づくよね?!
「エル、エルぅ・・・ッグズ、寂しかった・・・もう何も要らないからそばにいて・・・」
「サーヤ・・・」
目の前でぽろぽろと涙を流しながら喜ぶサーヤを見ると、どうしても自分だとすぐに言い出せず、俺は無言でそっとサーヤを抱きしめ返した。
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エルとルーシェントさんが出発してからもうすぐ1週間。
1週間で帰ってくる予定のため、もう少しで2人が帰ってくるはずなのだが、我が家はいろんな意味で限界を迎えていた。
「ままぁ・・・ッグズ、ぱぱ、どこぉ?」
「ふぇっ、ぱぱぁ~・・・」
レオンとサクラが、エルに会いたくて時々泣き出してしまうのだ。
「寂しいよね・・・でもね、パパはもうすぐ帰ってくるはずだよ。だから、それまではママと一緒に待ってよう、レオン、サクラ」
いつものように2人をなだめて抱きしめようとしたけど、今回ばかりはそう簡単にいかなかった。
抱きしめようとしたあたしの腕をレオンが払いのけ、サクラはあたしの腕に噛みついてきたのだ。
「やっ!!やんにゃ~~~~っ!!ぱぱっ、ぱぱぁぁぁぁぁぁ~~~~~~」
「レオンっ、痛っ、叩かな・・・~~~~~~っ、ちょっ、サクラっ、痛いから噛まないでっ・・・」
「~~~~っ、ふぅっ、うっ、ふぎゅ~~~~~~っ」
小さな腕を振り回して癇癪を起すレオンと、イヤイヤ期についた噛み癖であたしの腕を思いっきり噛むサクラ。
前よりも歯が生えそろったサクラに噛まれるのは相当痛い。
「レオたん、サーヤままをぺしっとするの、めっなのよ」
「サクラ、おねーさんにいたいことしちゃだめだよ。ほら、おいで」
「「やんにゃ~~~~~~~~~~~っ!!!あぁぁぁぁぁぁん、ぱぱぁぁぁぁぁ~~~~~~」」
ミナトちゃんとカイトくんが助け舟を出してくれたけど、それすらも効かない。
いつも一緒にいたパパに会えなくて限界なんだろう。双子は声を揃えて今までにないくらいぎゃん泣き状態だ。
正直あたしもエルに会えなくて寂しいし、いっそのこと双子と一緒に泣いてしまいたい位だ。
もちろんそんな事したくはないけど、多分あたしは痛さと寂しさで半泣き状態にはなってるはず。
それから間もなく、洗濯をしてくれていたフィリーさんとベルナートさんが、双子の泣き声を聞いて駆けつけてくれた。
「サーヤ。レオンとサクラが今までにないくらい泣いてるがどうしたのだ?」
「サクラ、俺の尻尾好きにして良いから、サーヤの腕を噛むのやめようね。フィリー、薬持ってきてもらえる?」
「あぁ、すぐに持ってこよう。レオン、ちょっと私に付き合ってくれ」
「お義母さん、ベルナートさん・・・」
とりあえず、レオンを抱っこしながら近くの薬箱から塗り薬を出しているフィリーさんに状況を説明し、ベルナートさんは受け取った塗り薬をあたしの腕に薬を塗りながら、尻尾だけわんこにしてサクラに好きにさせている。
サクラは泣きながら尻尾をがぶがぶと噛んでるから絶対痛いに違いない。
「まったく・・・あいつらいつになったら帰ってくるのだ。もう今日で1週間だぞ」
「子供に見向きもされないパパじゃないのはありがたいんですけど、逆に好かれすぎるとこの状況も辛いですよね・・・」
「・・・っ痛、要は2人にエリュシオンの姿を見せれば良いんだよね?姿だけなら俺、なんとかできるよ」
「え、ベルナートさん、本当?!」
「うん。ちょっとサクラを頼むね」
ベルナートさんからサクラを受け取ると、立ち上がったベルナートさんは何か呪文のようなものを唱え始め、指をパチンッと鳴らした瞬間、ベルナートさんの姿がエルの姿に変わった。
魔法が大好きな双子は、一瞬驚いたものの急に目の前に大好きなパパが現れたので必死にパパに近づこうと暴れ始めた。
「「ぱぱぁぁぁ~~~~~っ」」
「ベーたんが、エルぱぱになったの?」
「違うよ、ミナト。俺の魔法でエリュシオンに見えるようにしてるだけだよ」
「すごいね。魔力の気配はベルなのに、見た目はおにーさんそのものだ」
「纏う魔力まではさすがに変えられないからね・・・本当に見た目だけだよ」
さすがにまだ魔力の違いまではわからないらしく、双子達は「ぱぱ?」と少し疑問を抱きながらもぎゅうっとエルの姿をしたベルナートさんにしがみ付いて泣き止んだ。
双子達には効果抜群のようだ。
中身がベルナートさんだから、目の前の双子に向ける無邪気な笑顔は少しだけ違和感があるけど、姿形はエルそのモノなので、思わずあたしも空いているベルナートさんの背中に顔を埋めてしまった。
「!!・・・サーヤ?」
「・・・ごめんね。少しだけこうさせて・・・」
ご飯と一緒に添えている手紙には“ちょっとだけ寂しい”と書いたけど、ホントは大分寂しい。
これ以上何も望まないから、早く・・・本物のエルに抱きしめてもらいたい。
「エル・・・」
「・・・」
あたしは、“今だけだから”と自分に言い聞かせて、ベルナートさんの背中に顔を埋めながら静かに涙をこぼした。
◇
夜、エリュシオンの姿のまま双子を寝かしつけた後、サーヤの様子が気になって寝室にそのまま向かった。
ミナト達はセイルが迎えに来て森に帰ったし、フィリーも客室に戻ってもう寝ている頃だろう。
結局その日もエリュシオンとルーシェントは帰ってこなかったから、サーヤはきっと落ち込んでるんだろうなと心配で仕方がなかった。
「昼間も、俺の背中で泣いてた・・・よね」
少しでも俺がそばにいて慰めになれば良いけど・・・
そう思いながら、俺は寝室のドアをノックした。
(コン、コン)
「サーヤ、起きてる?」
ノックをしたけど中からの返事はない。
もう寝ちゃったかな?
寝顔見るだけだったら入っても大丈夫かな?
一目だけでも見ようと、俺は静かにドアを開けて寝室に入った。
やはり寝室は暗くて、サーヤもベッドで眠っているようだ。
そのままサーヤの顔を見ようとベッドのそばに近寄ったら、サーヤの寝姿に驚愕してしまった。
「サ、サーヤ・・・??」
「・・・ん、ェルぅ・・・」
恐らくエリュシオンの寝着と思われるぶかぶかのシャツを羽織り、自分を抱きしめるように眠るサーヤ。
目元は赤く、涙も残っている。
泣いていたのは明白だけど、それ以上にシャツの隙間から見える胸の谷間と、露わになっている太ももなどで、俺は目のやり場にとても困った。
・・・―――触れたい・・・いや、ダメだ!・・・でも、すぐ手を伸ばせば・・・――――
このままずっと触れていたいと思ってしまった以前の感触が蘇り、不謹慎だとわかっているけどまた触れたい衝動が俺を襲う。
必死に衝動を抑えていると、薄目を開いたサーヤと目が合った。
「あ・・・」
「・・・っ」
「ごめんね、サーヤ。心配でつい・・・」
「・・・ェルっ、帰ってきたんだね!良かったよぉ、エル~~~~~~っ」
「え・・・?」
サーヤにいきなり抱きつかれ、言われた言葉の意味がまったく解らなかったが、少し考えてから俺は重大な事に気付いた。
双子を寝かしつけた後そのまま来て、魔法を解くの忘れてたぁぁぁぁ!!!!!
今日は昼間からずっとこの格好で、さっきまで双子と一緒だったから、今サーヤに見えているのはエリュシオンの姿をした俺なわけで・・・
でも、サーヤは見た目がエリュシオンでも、すぐに違うって気づくよね?!
「エル、エルぅ・・・ッグズ、寂しかった・・・もう何も要らないからそばにいて・・・」
「サーヤ・・・」
目の前でぽろぽろと涙を流しながら喜ぶサーヤを見ると、どうしても自分だとすぐに言い出せず、俺は無言でそっとサーヤを抱きしめ返した。
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