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9章 帰郷!エルフの里へ ~悪戦苦闘の子育て編~
お家で暮らそう ~初めてのお出かけとお友達~
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◇
ルーシェントさん達が来て数日、今日は庭で日向ぼっこしつつ双子達のそばであたしは結婚指輪のデザインを考えていた。
以前より少し大きめの新しいテーブルセットを購入したので、前よりも大人数でガーデンパーティも可能だ。
すぐ使いたかったので今回はクッションも既製品を買ったけど、時間ができたらまたミナトちゃんとクッションを作ろうねと話している。
エルは今日、ルーシェントさんと研究室に籠って双子達の魔力制御のための魔道具を作っていて、フィリーさんは身体が鈍らないようにという事でフランさんと郊外で手合わせをしてくると言って出かけた。
・・・もう山とかなくなったりしないよね?大丈夫だよね??
リンダはバイトへ行き、アレク兄様とアルマさんは食材の買い出し、カルステッドさんは家周辺の見回りをしているので、庭にいるのはお昼寝中の双子達とあたし、ミナトちゃんとカイトくん、ベルナートさんとセイルという割といつも一緒にいるメンツだ。
「サーヤ」
エルに呼ばれて振り返ると、すでに目の前にエルの顔がありそのままちゅっとキスされた。
「!!!・・・っ、エル!ここ、皆いるのにっ・・・」
「今までだって何度も魔力補給でしていたのだ。さほど変わるまい」
いやいやいやっ、全然違うからっ!!!
・・・とは思ったものの、ホントに周りは何も気にしていない?え、もうそういうものなの??
「んふ♪エルぱぱとサーヤままは、きょうもなかよしね~」
「おねーさんとおにーさんはいつもしてるし・・・」
「・・・たまには俺もサーヤと・・・」
「駄犬、何か言ったか?」
「(ブルブルブル)」
・・・うん、誰も気にしないらしい。じゃああたしも気にしなくて良いのかな・・・
「エル。魔道具の作成はどう?進んでる??」
「あぁ、試作品がもう少しでできるから、一度実験して大丈夫そうならちゃんとした物を作る予定だ」
「もう?!すごいね!ルーシェントさんも一緒だし、2人だったら何でも作れちゃいそうな気がする」
「それは言い過ぎだ。だが、親父には大分助けられている。・・・それは結婚指輪のデザインか?」
「うん。男性はシンプルなモノで良いと思うけど、女性はシンプルから華やかなモノまであった方が良いかなって・・・」
デザインの勉強をしたわけでも何でもないから、前の世界で見た記憶とかを頼りにしたりこんなの良いなっていうのを描いてるだけなので、なんかズルしてる気分になっちゃうんだけど・・・ちなみにあたしの結婚指輪はエルがくれた指輪の石と合うように、少し曲線を描いた指輪にキラキラしたラインストーンが付いているピンクゴールドの指輪だ。
「あたしみたいに元々持ってる指輪に合わせたい人は、オーダーメイドの方が良いかもね・・・」
「なるほど・・・それも視野に入れておこう。先ほどシュナイゼルから連絡があって、そろそろ家に招待したいがどうかと聞いてきた。明日にでも行けるか?」
「うん、前に受けた健診で双子達は元気過ぎってティリアさんからのお墨付きもらってるし、急な発熱とかない限りは大丈夫だと思う」
双子達を見ると、今日も元気に自分の指をあむあむと咥えながら「あー」とか「うー」と言い合っていて、2人で会話しているように見える。
「レオン、サクラ、明日は初めてのお出かけだよ~」
「あぷー」
「あぅー」
「レオたんと、サクたん、あしたおでかけ?」
「うん、病院で会ったピンクのお姉さん覚えてる?あの人も、赤ちゃんが産まれたの」
「あのドリルみたいな凄い髪の人だよね?」
「あ、わかったの」
レミールさんの覚え方がドリルみたいな人って・・・いや、間違ってないんだけどね。
「とりあえず明日は俺達と双子のみで行くから、お前らは留守番だ」
「・・・あかちゃん、あえないの?」
「ミナト、赤ちゃんには会いたいけど、おにーさんを困らせちゃダメだよ」
「俺、犬の姿ならついて行っても良い?」
「駄犬はハウスだ」
「!!」
連れて行きたい気持ちはあるけど、大所帯で行っても迷惑になるしとりあえず今回はあたし達だけで行こうっエルと話してたんだよね。
・・・あ、エルもミナトちゃん達を連れて行こうかちょっと迷い始めてる。
ミナトちゃん達がしょんぼりしてるところに、セイルが救い(?)の一言を呟いた。
「一緒に行けなくても、姿隠してついて行ったらバレないんじゃない?」
「「!!!」」
「そっか!セイル、頭良い!」
「いや、でも姿隠してても見える人には見えちゃうんじゃ・・・」
「大丈夫だよ、サーヤ。俺は前にもらった隠蔽の魔法を付与した布があるんだ」
「おい駄犬、あれはお前にあげたわけじゃなくて・・・」
「そうなの?!エルぱぱ、あたちもそれ、ほしいの!」
「ベルだけずるい!おにーさん、僕にもちょうだい!!」
「いや、その・・・今は、ない・・・」
「「!!!!」」
ありゃ・・・せっかく姿を隠したらついて行けると思った天使達がまたしょんぼりしちゃった・・・
「エル、ミナトちゃん達も連れて行って良いか聞いてみよう?病院で一度会ってるし多分大丈夫だと思うよ」
「・・・それもそうだな。ミナト、カイト、一緒に行くなら俺とサーヤの言う事は絶対きくと約束してくれ」
「あいっ!んふ~、いっしょにおでかけなの~♪」
「うんっ、わかった!僕達言う事聞いて良い子にしてる」
そんな感じで、初めての双子のお出かけはカイトくんとミナトちゃんも一緒に行くことになりました。
・・・遊びに行くだけだから、何もないよね?大丈夫だよね??
◇
「ふわぁ~、おうちよりおっきいの~」
「ホントだ。僕達の家より大きいね」
「ひゃ~、レミールさんって結構高位のお貴族様なのかもね」
「そう言えば爵位などは話に出なかったから俺も知らないな」
「あぅー」
「だぅー、あー」
翌日、レミールさんの家の馬車が家の近くまでお迎えに来てくれて、あたし達はお屋敷に到着した。
病院で結婚指輪の件を話してからは、お互い出産と育児で忙しかったので家の話とかは一切しておらず、貴族だとは聞いていたけどここまで大きくて綺麗な屋敷にお住まいとは思わなかった。
・・・だって、我が家も家としてはそこそこ大きい方だけど、レミールさんの家ってその倍以上はある上に立派な庭園まである。
正面玄関の前に馬車が止まり、扉が開かれると初老の執事さんを筆頭に後ろにはメイドさん達が数名並んでいた。
「エリュシオン様とサーヤ様御一行様でございますね」
「あぁ」
「主人より仰せつかっております。本日はクロイツ家へようこそお越しくださいました。私はこの家の家令を務めております、セバスチャンと申します」
「・・・すまぬが、俺達は貴族ではないのでな。かしこまった対応には慣れていないし、客人ではなく“仕事仲間”だ。妻も連れもマナーには不慣れのため、もてなしは最低限か場所を案内してくれるだけで良い」
あたしが心の中で“執事さんはやっぱりセバスチャンなんだっ!”とか全然関係ない事考えてる間に、エルはあたし達へのフォローをしっかりしてくれていた。確かにサーシャさんとしての記憶はあるけど、あたし自身はマナー的な事は一切経験ないし、ミナトちゃんやカイトくんだってマナーなど必要ない精霊の王様達だ。
「もちろん主人よりそのように仰せつかっております。存じておりますが、身体にしみついている癖などございます故、どうぞ気になさらずごゆるりとお過ごしください」
「わかった。・・・サーヤ、行くぞ」
「あ、はいっ!お邪魔します」
「んと、おじゃまちま・・・しましゅ!・・・うぅっ」
「大丈夫だよ、ミナト。・・・お邪魔します」
ミナトちゃんが頑張って言い直したのに、また噛んでちょっとウルっとしてるのをカイトくんが頭をぽんぽんって慰めている。
大丈夫だよ。むしろそんな2人が可愛くて、周りのメイドさん達が頬を染めながら必死に悶えてるのがあたしにもわかるからっ!むしろ天使の恥じらいご馳走さまですっ!!
平然と前を歩くエルとセバスチャンさんについて行き、屋敷の中へと案内される。
レオンとサクラはあたしがベビーカーで連れて行き、ミナトちゃんとカイトくんがあたしと双子の護衛という事で両隣を歩いている。
・・・護衛ってする必要ないと思うんだけど・・・
しかも、隠蔽の布を使ってベルナートさんもあたし達を護衛するとついてきており、セイルもこの光景をどこかで見守っているはず。セイルの場合は完全に護衛じゃなく単なる見物だろう。
重厚感のある扉が開き広い応接室に通されると、すでに室内にいた屋敷の主人であるシュナイゼルさんと、娘さんを抱っこしたレミールさんがあたし達を出迎えてくれた。
ルーシェントさん達が来て数日、今日は庭で日向ぼっこしつつ双子達のそばであたしは結婚指輪のデザインを考えていた。
以前より少し大きめの新しいテーブルセットを購入したので、前よりも大人数でガーデンパーティも可能だ。
すぐ使いたかったので今回はクッションも既製品を買ったけど、時間ができたらまたミナトちゃんとクッションを作ろうねと話している。
エルは今日、ルーシェントさんと研究室に籠って双子達の魔力制御のための魔道具を作っていて、フィリーさんは身体が鈍らないようにという事でフランさんと郊外で手合わせをしてくると言って出かけた。
・・・もう山とかなくなったりしないよね?大丈夫だよね??
リンダはバイトへ行き、アレク兄様とアルマさんは食材の買い出し、カルステッドさんは家周辺の見回りをしているので、庭にいるのはお昼寝中の双子達とあたし、ミナトちゃんとカイトくん、ベルナートさんとセイルという割といつも一緒にいるメンツだ。
「サーヤ」
エルに呼ばれて振り返ると、すでに目の前にエルの顔がありそのままちゅっとキスされた。
「!!!・・・っ、エル!ここ、皆いるのにっ・・・」
「今までだって何度も魔力補給でしていたのだ。さほど変わるまい」
いやいやいやっ、全然違うからっ!!!
・・・とは思ったものの、ホントに周りは何も気にしていない?え、もうそういうものなの??
「んふ♪エルぱぱとサーヤままは、きょうもなかよしね~」
「おねーさんとおにーさんはいつもしてるし・・・」
「・・・たまには俺もサーヤと・・・」
「駄犬、何か言ったか?」
「(ブルブルブル)」
・・・うん、誰も気にしないらしい。じゃああたしも気にしなくて良いのかな・・・
「エル。魔道具の作成はどう?進んでる??」
「あぁ、試作品がもう少しでできるから、一度実験して大丈夫そうならちゃんとした物を作る予定だ」
「もう?!すごいね!ルーシェントさんも一緒だし、2人だったら何でも作れちゃいそうな気がする」
「それは言い過ぎだ。だが、親父には大分助けられている。・・・それは結婚指輪のデザインか?」
「うん。男性はシンプルなモノで良いと思うけど、女性はシンプルから華やかなモノまであった方が良いかなって・・・」
デザインの勉強をしたわけでも何でもないから、前の世界で見た記憶とかを頼りにしたりこんなの良いなっていうのを描いてるだけなので、なんかズルしてる気分になっちゃうんだけど・・・ちなみにあたしの結婚指輪はエルがくれた指輪の石と合うように、少し曲線を描いた指輪にキラキラしたラインストーンが付いているピンクゴールドの指輪だ。
「あたしみたいに元々持ってる指輪に合わせたい人は、オーダーメイドの方が良いかもね・・・」
「なるほど・・・それも視野に入れておこう。先ほどシュナイゼルから連絡があって、そろそろ家に招待したいがどうかと聞いてきた。明日にでも行けるか?」
「うん、前に受けた健診で双子達は元気過ぎってティリアさんからのお墨付きもらってるし、急な発熱とかない限りは大丈夫だと思う」
双子達を見ると、今日も元気に自分の指をあむあむと咥えながら「あー」とか「うー」と言い合っていて、2人で会話しているように見える。
「レオン、サクラ、明日は初めてのお出かけだよ~」
「あぷー」
「あぅー」
「レオたんと、サクたん、あしたおでかけ?」
「うん、病院で会ったピンクのお姉さん覚えてる?あの人も、赤ちゃんが産まれたの」
「あのドリルみたいな凄い髪の人だよね?」
「あ、わかったの」
レミールさんの覚え方がドリルみたいな人って・・・いや、間違ってないんだけどね。
「とりあえず明日は俺達と双子のみで行くから、お前らは留守番だ」
「・・・あかちゃん、あえないの?」
「ミナト、赤ちゃんには会いたいけど、おにーさんを困らせちゃダメだよ」
「俺、犬の姿ならついて行っても良い?」
「駄犬はハウスだ」
「!!」
連れて行きたい気持ちはあるけど、大所帯で行っても迷惑になるしとりあえず今回はあたし達だけで行こうっエルと話してたんだよね。
・・・あ、エルもミナトちゃん達を連れて行こうかちょっと迷い始めてる。
ミナトちゃん達がしょんぼりしてるところに、セイルが救い(?)の一言を呟いた。
「一緒に行けなくても、姿隠してついて行ったらバレないんじゃない?」
「「!!!」」
「そっか!セイル、頭良い!」
「いや、でも姿隠してても見える人には見えちゃうんじゃ・・・」
「大丈夫だよ、サーヤ。俺は前にもらった隠蔽の魔法を付与した布があるんだ」
「おい駄犬、あれはお前にあげたわけじゃなくて・・・」
「そうなの?!エルぱぱ、あたちもそれ、ほしいの!」
「ベルだけずるい!おにーさん、僕にもちょうだい!!」
「いや、その・・・今は、ない・・・」
「「!!!!」」
ありゃ・・・せっかく姿を隠したらついて行けると思った天使達がまたしょんぼりしちゃった・・・
「エル、ミナトちゃん達も連れて行って良いか聞いてみよう?病院で一度会ってるし多分大丈夫だと思うよ」
「・・・それもそうだな。ミナト、カイト、一緒に行くなら俺とサーヤの言う事は絶対きくと約束してくれ」
「あいっ!んふ~、いっしょにおでかけなの~♪」
「うんっ、わかった!僕達言う事聞いて良い子にしてる」
そんな感じで、初めての双子のお出かけはカイトくんとミナトちゃんも一緒に行くことになりました。
・・・遊びに行くだけだから、何もないよね?大丈夫だよね??
◇
「ふわぁ~、おうちよりおっきいの~」
「ホントだ。僕達の家より大きいね」
「ひゃ~、レミールさんって結構高位のお貴族様なのかもね」
「そう言えば爵位などは話に出なかったから俺も知らないな」
「あぅー」
「だぅー、あー」
翌日、レミールさんの家の馬車が家の近くまでお迎えに来てくれて、あたし達はお屋敷に到着した。
病院で結婚指輪の件を話してからは、お互い出産と育児で忙しかったので家の話とかは一切しておらず、貴族だとは聞いていたけどここまで大きくて綺麗な屋敷にお住まいとは思わなかった。
・・・だって、我が家も家としてはそこそこ大きい方だけど、レミールさんの家ってその倍以上はある上に立派な庭園まである。
正面玄関の前に馬車が止まり、扉が開かれると初老の執事さんを筆頭に後ろにはメイドさん達が数名並んでいた。
「エリュシオン様とサーヤ様御一行様でございますね」
「あぁ」
「主人より仰せつかっております。本日はクロイツ家へようこそお越しくださいました。私はこの家の家令を務めております、セバスチャンと申します」
「・・・すまぬが、俺達は貴族ではないのでな。かしこまった対応には慣れていないし、客人ではなく“仕事仲間”だ。妻も連れもマナーには不慣れのため、もてなしは最低限か場所を案内してくれるだけで良い」
あたしが心の中で“執事さんはやっぱりセバスチャンなんだっ!”とか全然関係ない事考えてる間に、エルはあたし達へのフォローをしっかりしてくれていた。確かにサーシャさんとしての記憶はあるけど、あたし自身はマナー的な事は一切経験ないし、ミナトちゃんやカイトくんだってマナーなど必要ない精霊の王様達だ。
「もちろん主人よりそのように仰せつかっております。存じておりますが、身体にしみついている癖などございます故、どうぞ気になさらずごゆるりとお過ごしください」
「わかった。・・・サーヤ、行くぞ」
「あ、はいっ!お邪魔します」
「んと、おじゃまちま・・・しましゅ!・・・うぅっ」
「大丈夫だよ、ミナト。・・・お邪魔します」
ミナトちゃんが頑張って言い直したのに、また噛んでちょっとウルっとしてるのをカイトくんが頭をぽんぽんって慰めている。
大丈夫だよ。むしろそんな2人が可愛くて、周りのメイドさん達が頬を染めながら必死に悶えてるのがあたしにもわかるからっ!むしろ天使の恥じらいご馳走さまですっ!!
平然と前を歩くエルとセバスチャンさんについて行き、屋敷の中へと案内される。
レオンとサクラはあたしがベビーカーで連れて行き、ミナトちゃんとカイトくんがあたしと双子の護衛という事で両隣を歩いている。
・・・護衛ってする必要ないと思うんだけど・・・
しかも、隠蔽の布を使ってベルナートさんもあたし達を護衛するとついてきており、セイルもこの光景をどこかで見守っているはず。セイルの場合は完全に護衛じゃなく単なる見物だろう。
重厚感のある扉が開き広い応接室に通されると、すでに室内にいた屋敷の主人であるシュナイゼルさんと、娘さんを抱っこしたレミールさんがあたし達を出迎えてくれた。
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