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8章 帰郷!エルフの里へ ~出産騒動編~
メラルダで暮らそう ~突然の訪問者2~
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◇
早く帰れば良いのにと思いながら、アレク兄様の入れてくれたノンカフェインのお茶を飲んでたら、第三王子とパチッと目が合ってしまった。
あれ?早く帰れとか思ってるのバレちゃった??
「・・・時に、その隣にいる女性が貴殿の奥方か?」
「そうだ」
「ふ~ん・・・」
なんだこの第三王子。人の事じろじろ見て気持ち悪い、鳥肌立ちそう。
王子は王子でも、典型的なプライドが高い俺様王子っぽいな。
エルも同じ俺様タイプだけど、人を不快にさせるような俺様じゃないし、エルの方が断然カッコいい!
同じ俺様でもえらい違いだ!!
「キミ、オレの奥さんにならない?」
「「は?」」
「髪の短い女性がこんなにも魅力的だなんて思わなかったよ。是非とも隣に置いておきたい」
なんだなんだ??!!この王子バカなの?頭沸いてるの??!!
今エルの妻だって紹介したばっかりだよね???!!!
しかも“隣に置きたい”って奥さんなんだと思ってるんだっ!!!!!
「お断りします。あたしはこの人の妻です」
「知ってるよ。結婚なんてただの契約魔法だろう?そんなもの解除すればいい」
むっか~~~~~~~~~っ!!
なんなのこのクソ王子!!結婚をなんだと思ってるんだっ!!!
王子だからって何でも思い通りにできると思ってるバカじゃない!!!
なんでこんなのが王子なんかやってるわけ???!!!
「断固としてお断りです!あたしの旦那様は生涯この人だけ。他の人と一緒になることは絶対にありません」
「オレの奥さんになったらこの家よりもっと大きい城で、最高に贅沢な暮らしができるよ」
「興味ありません。そんなことでしか女性の気を引けないんですか?可哀そうな方ですね」
「「ぷっ」」
「貴様っ、王子に向かって」
「王子だから何なんですか?この国の民でもないあたしに無理やり“嫁になれ”って言うのは、王族だろうが非常識極まりないです」
エルも笑ってるけど、姿を消して近くにいるセイルも壁に向かって震えながら笑ってる。
・・・そんな笑うようなこと言ったっけ?
「くくっ、面白い。・・・ますます欲しくなった」
「話になりませんね。お帰りはあちらです。さっさと出て行ってください」
“バカ王子”と言いたかったけど、それはなんとか我慢した。
もう1分1秒でもこの家の中にいて欲しくない。帰ったら絶対塩撒いてやるんだからっ!!!
◇
とりあえずこの家からバカ王子御一行を追い出して、門の近くまで来た。
この人達出て行ったら絶対エルに結界強化してもらおうっ!
「もう二度とこの家に来ないで下さいね」
「ふっ、オレになびかないところがさらに良いね。また来るよ」
いや、だから来るなって言ってるのに!!もうヤダ、こいつ会話にならないっ!!!
バカ王子が帰り際あたしに近づいて触れようとした。
(バチッ、バチバチッ)
「??!!」
「「ラルカーク様!!」」
もちろん怒りを覚えつつ厳戒態勢のあたしは、こういう事も想定してバリアを展開していた。
「女性にみだりに触れるものではありませんよ?王族の教育にもあるはずですがそれすらも知らないのですか?本当に残念な方ですね」
「はっ、女のくせに小癪な真似を・・・」
バカ王子は、庭にあるティータイム用のテーブルや椅子に向かって攻撃魔法を放ち、修復不可能なくらい粉々に壊した。
あのテーブルと椅子は、庭で楽しいティータイムできるようにと、エルが何件か探し回って買ってくれた可愛らしいガーデンテーブルとウッドチェアで、それに合わせてあたしとミナトちゃんでテーブルクロスとクッションを手作りしたとてもお気に入りのモノだった。
だが、たった今そんな特別な思い入れのある品々は、あのバカ王子の魔法のせいで見る影もなくなってしまった。
・・・何度も指に針を刺しながら2人で一生懸命作ったのに・・・なんで、こんな・・・
「オレはこの国の第三王子で王位継承権もあり、“黒”に近い魔力を持っている。あのテーブルのような目に遭いたくなければ・・・」
(バチンッ)
「?!」
「・・・っ、・・・ざけるなっ、ふざけるなっ!!出て行けぇぇぇぇっ!!!」
(バチッ、バチバチッ、ブォォォッ)
「「「????!!!!」」」
あたしの怒りで強制的に発動したさっきよりも強力なバリアは、バカ王子達は門の外へと吹っ飛ばした。
感情に任せて発動した強力なバリアで魔力をごっそり使ってしまったあたしは、もちろんその場でふらついてしまい、即座にエルに支えられる。
「サーヤっ!!!・・・このバカ、やり過ぎだ」
「・・・っはぁ、はぁっ、んっ・・・ぁふ、んんっ」
身体から一気に力が抜けてしまい、意識もぼんやりとしている。
なんとなく、エルに支えられながら魔力を多分に含んだキスをされていることはわかるが、今は考えることも身体を動かすこともできそうにない。
ごめんね、また皆に心配かけちゃった・・・
お腹の双子達も大丈夫かな?あたしのせいで一緒に苦しい思いしてたらごめんね・・・
先ほどまで口唇から温かくて甘い魔力を感じていたけど、今度は身体全体がポカポカ温かく包まれて、少しずつ魔力が体内に入ってくるのを感じる。・・・これはエルじゃない、セイル達の魔力?
さっきよりも意識はあるのに、身体に力が入らなくて目を開けられない。
身体は変わらず重くて動かせそうになく、指先は冷たくて感覚がない感じ。
思いの外危ない状態なんじゃないかと、あたしの心はだんだん不安と恐怖に襲われ始めた。
「大丈夫、もうすぐエリュシオンが戻ってくるからね☆」
「サーヤまま、もうだいじょうぶなのよ」
「おねーさん、今は体内に魔力を巡らせることを考えて。魔力なら僕達がいっぱいあげるから」
「サーヤ、俺達がそばにいるからもう大丈夫」
「大丈夫だ、サーヤ。気をしっかり持て」
「今アレクちゃん連れてティリアちゃん呼んでくるからちょっと待っててねん♡」
皆の声に安心し落ち着きを取り戻したあたしは、言われた通り体内に魔力を巡らせるようイメージする。
すると、さっきまで冷たいと感じていた指先から温かさを感じ、少しずつ感覚も戻ってきた。
でも相変わらず身体が怠くて動けない。
意識がかろうじてあったあたしは、程なくして戻ったエルに抱えられリビングのソファへと運ばれた。
「サーヤ、大丈夫か?」
「エ、ル・・・?」
「あぁ、もう大丈夫だ」
エルの声に安心して、まだ目が開かないけど涙が零れた。
「・・・っ、ふぅっ、ごめ・・・また、心配かけて・・・」
「ふっ、いつものことだ、気にするな」
「むぅ、いつもじゃ、ないも・・・ック、くや、しい・・・あのテーブルセット、ミナトちゃんと・・・」
「そうだな・・・さすがに直せなさそうだから、今度一緒に買いに行くぞ。とりあえず、その話は後だ。俺がそばにいるから今は少し休め」
「ん・・・」
再び重ねられるエルの口唇。優しく労わるような甘い魔力を含んだ大好きで安心できるキスだ。
エルの口唇と魔力の心地良さを感じながら、あたしはそのまま眠りに落ちた・・・―――
早く帰れば良いのにと思いながら、アレク兄様の入れてくれたノンカフェインのお茶を飲んでたら、第三王子とパチッと目が合ってしまった。
あれ?早く帰れとか思ってるのバレちゃった??
「・・・時に、その隣にいる女性が貴殿の奥方か?」
「そうだ」
「ふ~ん・・・」
なんだこの第三王子。人の事じろじろ見て気持ち悪い、鳥肌立ちそう。
王子は王子でも、典型的なプライドが高い俺様王子っぽいな。
エルも同じ俺様タイプだけど、人を不快にさせるような俺様じゃないし、エルの方が断然カッコいい!
同じ俺様でもえらい違いだ!!
「キミ、オレの奥さんにならない?」
「「は?」」
「髪の短い女性がこんなにも魅力的だなんて思わなかったよ。是非とも隣に置いておきたい」
なんだなんだ??!!この王子バカなの?頭沸いてるの??!!
今エルの妻だって紹介したばっかりだよね???!!!
しかも“隣に置きたい”って奥さんなんだと思ってるんだっ!!!!!
「お断りします。あたしはこの人の妻です」
「知ってるよ。結婚なんてただの契約魔法だろう?そんなもの解除すればいい」
むっか~~~~~~~~~っ!!
なんなのこのクソ王子!!結婚をなんだと思ってるんだっ!!!
王子だからって何でも思い通りにできると思ってるバカじゃない!!!
なんでこんなのが王子なんかやってるわけ???!!!
「断固としてお断りです!あたしの旦那様は生涯この人だけ。他の人と一緒になることは絶対にありません」
「オレの奥さんになったらこの家よりもっと大きい城で、最高に贅沢な暮らしができるよ」
「興味ありません。そんなことでしか女性の気を引けないんですか?可哀そうな方ですね」
「「ぷっ」」
「貴様っ、王子に向かって」
「王子だから何なんですか?この国の民でもないあたしに無理やり“嫁になれ”って言うのは、王族だろうが非常識極まりないです」
エルも笑ってるけど、姿を消して近くにいるセイルも壁に向かって震えながら笑ってる。
・・・そんな笑うようなこと言ったっけ?
「くくっ、面白い。・・・ますます欲しくなった」
「話になりませんね。お帰りはあちらです。さっさと出て行ってください」
“バカ王子”と言いたかったけど、それはなんとか我慢した。
もう1分1秒でもこの家の中にいて欲しくない。帰ったら絶対塩撒いてやるんだからっ!!!
◇
とりあえずこの家からバカ王子御一行を追い出して、門の近くまで来た。
この人達出て行ったら絶対エルに結界強化してもらおうっ!
「もう二度とこの家に来ないで下さいね」
「ふっ、オレになびかないところがさらに良いね。また来るよ」
いや、だから来るなって言ってるのに!!もうヤダ、こいつ会話にならないっ!!!
バカ王子が帰り際あたしに近づいて触れようとした。
(バチッ、バチバチッ)
「??!!」
「「ラルカーク様!!」」
もちろん怒りを覚えつつ厳戒態勢のあたしは、こういう事も想定してバリアを展開していた。
「女性にみだりに触れるものではありませんよ?王族の教育にもあるはずですがそれすらも知らないのですか?本当に残念な方ですね」
「はっ、女のくせに小癪な真似を・・・」
バカ王子は、庭にあるティータイム用のテーブルや椅子に向かって攻撃魔法を放ち、修復不可能なくらい粉々に壊した。
あのテーブルと椅子は、庭で楽しいティータイムできるようにと、エルが何件か探し回って買ってくれた可愛らしいガーデンテーブルとウッドチェアで、それに合わせてあたしとミナトちゃんでテーブルクロスとクッションを手作りしたとてもお気に入りのモノだった。
だが、たった今そんな特別な思い入れのある品々は、あのバカ王子の魔法のせいで見る影もなくなってしまった。
・・・何度も指に針を刺しながら2人で一生懸命作ったのに・・・なんで、こんな・・・
「オレはこの国の第三王子で王位継承権もあり、“黒”に近い魔力を持っている。あのテーブルのような目に遭いたくなければ・・・」
(バチンッ)
「?!」
「・・・っ、・・・ざけるなっ、ふざけるなっ!!出て行けぇぇぇぇっ!!!」
(バチッ、バチバチッ、ブォォォッ)
「「「????!!!!」」」
あたしの怒りで強制的に発動したさっきよりも強力なバリアは、バカ王子達は門の外へと吹っ飛ばした。
感情に任せて発動した強力なバリアで魔力をごっそり使ってしまったあたしは、もちろんその場でふらついてしまい、即座にエルに支えられる。
「サーヤっ!!!・・・このバカ、やり過ぎだ」
「・・・っはぁ、はぁっ、んっ・・・ぁふ、んんっ」
身体から一気に力が抜けてしまい、意識もぼんやりとしている。
なんとなく、エルに支えられながら魔力を多分に含んだキスをされていることはわかるが、今は考えることも身体を動かすこともできそうにない。
ごめんね、また皆に心配かけちゃった・・・
お腹の双子達も大丈夫かな?あたしのせいで一緒に苦しい思いしてたらごめんね・・・
先ほどまで口唇から温かくて甘い魔力を感じていたけど、今度は身体全体がポカポカ温かく包まれて、少しずつ魔力が体内に入ってくるのを感じる。・・・これはエルじゃない、セイル達の魔力?
さっきよりも意識はあるのに、身体に力が入らなくて目を開けられない。
身体は変わらず重くて動かせそうになく、指先は冷たくて感覚がない感じ。
思いの外危ない状態なんじゃないかと、あたしの心はだんだん不安と恐怖に襲われ始めた。
「大丈夫、もうすぐエリュシオンが戻ってくるからね☆」
「サーヤまま、もうだいじょうぶなのよ」
「おねーさん、今は体内に魔力を巡らせることを考えて。魔力なら僕達がいっぱいあげるから」
「サーヤ、俺達がそばにいるからもう大丈夫」
「大丈夫だ、サーヤ。気をしっかり持て」
「今アレクちゃん連れてティリアちゃん呼んでくるからちょっと待っててねん♡」
皆の声に安心し落ち着きを取り戻したあたしは、言われた通り体内に魔力を巡らせるようイメージする。
すると、さっきまで冷たいと感じていた指先から温かさを感じ、少しずつ感覚も戻ってきた。
でも相変わらず身体が怠くて動けない。
意識がかろうじてあったあたしは、程なくして戻ったエルに抱えられリビングのソファへと運ばれた。
「サーヤ、大丈夫か?」
「エ、ル・・・?」
「あぁ、もう大丈夫だ」
エルの声に安心して、まだ目が開かないけど涙が零れた。
「・・・っ、ふぅっ、ごめ・・・また、心配かけて・・・」
「ふっ、いつものことだ、気にするな」
「むぅ、いつもじゃ、ないも・・・ック、くや、しい・・・あのテーブルセット、ミナトちゃんと・・・」
「そうだな・・・さすがに直せなさそうだから、今度一緒に買いに行くぞ。とりあえず、その話は後だ。俺がそばにいるから今は少し休め」
「ん・・・」
再び重ねられるエルの口唇。優しく労わるような甘い魔力を含んだ大好きで安心できるキスだ。
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