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7章 帰郷!エルフの里へ ~祝福された小さな命~
メラルダで暮らそう ~婚姻の手続きをしよう~
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◇
翌朝、朝ご飯の良い匂いで目が覚めた。
どうやらフィリーさんとルーシェントさんが“昨夜のお礼”ということで朝食を作ってくれていた。
残っていたシチューをリメイクして作られたクリームパスタは、とても優しい味がしてエルも嬉しそうに食べている。
きっとお袋の味なんだろうね。
そして朝食後、早速入籍の手続きをするためメラルダの教会へ向かうことになったのだが、ここで問題が勃発した。
「・・・全員で行くには人数が多いだろう」
そう。人数が多すぎるのだ。
手続きについて詳しく、この中では一番メラルダを知っていて伝手もあるアレク兄様は決定している。
そして、あたしとエル、エルの両親も決定だ。
カルステッドさん達はそれぞれ別行動だから問題ないが、問題なのは精霊の王様達だった。
「サーヤままと、いっしょにいきたい!」
「僕も行きたい」
「俺もサーヤと一緒にいたい」
「ボクは姿を消して近くで見てようかな☆」
「私も人間に関わる気はないからセイルと一緒に見てるわん♡」
一緒に行きたいと言ってるのが3人、静観希望が2人。結局ついてくることに変わりはないんだけど、手続きの際親族以外は関係を聞かれるらしい。一緒に来てくれる気持ちは嬉しいけど、正直に”加護精霊である精霊の王様です”とは絶対に言えるわけがない。
かといって、セイル達みたいに姿を隠して近くにいるのはイヤだというので少々困っていた。
すると、見かねたルーシェントさんが一緒に行きたいという3人に優しくなだめるようにこう告げた。
「ミナト、カイト、今日は手続きだけでそんなに時間がかからないから、良ければセイル殿達と一緒にいてくれないかい?早く済んだら一緒にお菓子でも買いに行こう。・・・じぃじのお願い、きいてもらえないだろうか?」
「・・・じぃじの、おねがい?」
「おじいちゃんは、お願い聞いたら嬉しい?」
「そうだね、お願い聞いてくれたらすごく嬉しい。それに、良い子にはサーヤままがご褒美をくれるかもしれないよ」
「サーヤのご褒美?!」
「あ、うん。きっと皆が協力してくれたらサーヤさんも嬉しいし、ご褒美が貰えると思うよ」
「・・・わかった。ミナト、カイト、今日はセイル達と一緒に姿消して見ていよう」
「・・・わかったの」
「・・・うん、僕達良い子にしてる」
巧みな話術と“あたしからのご褒美”を使って、ルーシェントさんは見事に3人を納得させてくれた。
・・・ベルナートさんが”ご褒美”だけに反応してるのは、最早気にすまい・・・
あたしに了承取らずに決めてしまう事も含めて、ホントにやり方がエルとそっくりだね。ま、良いんだけど。
そんな感じで、早速あたし達はメラルダの教会へ行くことになりました。
◇
入籍・・・というか婚姻の手続きは、神父様立ち会いの元、教会で魔術が込められた誓約書を書くことらしい。
この世界には冒険者や商人など各国を回っている人が多く、その間に結婚して子供が産まれることも普通にあるから、籍のある国を変えずあくまで婚姻関係を結ぶだけならどの国でも良いんだって。定住するならもちろん移籍の手続きは必要だけど、あたし達はガルドニアに帰る予定だから移籍するつもりは毛頭ない。
役所に婚姻届けを出すのと同じ感じだね。保証人となる身内がいれば身内がサインするし、いなければ神父が保証人としてサインしてくれるみたい。
教会に到着し、すでに準備を整えていた狐の獣人である神父様が誓約書の前ですでに待ってくれていた。
「ふむ、君達が今回手続きをするという番か?」
「つがい?」
「夫婦になるという意味だ」
「あ、なるほど。はい、そうです!」
「わかった。ではまずこの誓約書に名を記すのだ」
ちょっと上から目線の神父さんだなと思いながら、エルが名前を記入した後、あたしも誓約書に名前を記入する。
文字を教わった時、自分の名前だけは書けるようあれから練習したのだ。・・・名前以外は書けないけどね。
「では、そなたらの名を証明する身分証を出すのだ」
言われた通り、あたしとエルは冒険者ギルドで発行されたギルドカードを提示する。
一度も使ったことがないから、機会があればクエストに挑戦してみたいものだ。
ギルドカードを受け取った神父様が、エルのカードを見て急に顔色を変えた。
「なっ、“黒”?!貴様、色を偽っているのか??」
「“黒”のままだと周りがうるさいからな、魔道具で変えているだけだ・・・これで良いか」
ピアスを外して本来の黒髪に戻るエル。ちなみにあたしは今日ネックレスを付けてないから本来のシルバーブロンドのままだ。
「・・・“黒”の、エルフ・・・お前、もしやアロイドの町を半壊させた黒エルフか??!!」
「「「「!!!!」」」」
随分前の話だと聞いてたけど、その話を神父様が知ってるとは思わなかった。
そして、上から目線だった神父様の態度はさらに悪くなる。
「貴様の婚姻など神を含めて誰が認めるものか!!“黒”の分際でこの神聖な教会に足を踏み入れることも汚らわしいっ!!!」
神父様・・・いや、狐神父の言葉に腹が立って言い返してやろうと思ったら、あたしよりも先にルーシェントさん達が反応し、ルーシェントさんは狐神父の胸倉を掴み、フィリーさんは首元に剣を構えていた。
「神父様、この子達は私の息子と義娘です。婚姻はどの国でも保証人がいれば手続きできるはずですよね?」
「あぁ、我々は婚姻の手続きをしにきたのだ。元より貴様の許可など不要。さっさと自分の仕事をしないと私達がいつ手を滑らせるかわからんぞ」
「なっ・・・」
「あ、ちなみに僕が持っているのは無味無臭で、ちょっと舐めるだけですぐにぽっくり逝くことができる非常に良い薬なんです。ちょっと手が滑ったら神父様の口に入っちゃうかもしれませんね☆」
「私もうっかり剣をしまう際にナニカを切ってしまうかもしれんな」
「「・・・」」
最早完全に脅しです。怒りを通り越してあたしとエルは開いた口が塞がらない状態になってしまった。
そんなところに、また予想外の乱入者が現れた。
「ねぇ、神父様~、あの一件を知ってるってことは、私のことも知ってるわよねん?」
突如姿を見せたマデリーヌさんが、狐神父に含みのある言い方で話しかけた。
「え、あっ・・・あなた様は、ひ、光のっ・・・??!!どうしてここに!!!」
「ふふふ♡あの時も私、多数の人間に姿を見せて言った言葉があるんだけど知ってるかしらん?」
「や、ワッ、ワタシは直接そこにいたわけではなくて・・・」
「『この“黒エルフ”は私の加護者よ。私の前で虐げ、傷つけることは許さない』と言ったはずよん♡ふふ、聞いていないかしらん?」
マデリーヌさんがそんなことを言ってくれてたなんて・・・!!!
隣にいたエルもその時のことを覚えてないのかすごく驚いてる。
「いや、あのっ・・・何かの間違い、では・・・」
「ふ~ん、じゃあわかりやすくもう一度言ってあげるわねん♡」
そう言ったマデリーヌさんは、さっきと違って光を全身に纏い神々しい雰囲気で狐神父を睨みつける。
「私の前で私の加護者を虐げるのは、光の精霊王である私を虐げるのと同じよ。お前が今後もこの教会の光の精霊達に力を借りて“神父”であり続けたいのなら、今すぐ婚姻手続きを完了させなさい」
「・・・――――!!!」
「・・・私、待つのは好きじゃないの」
「はっ、はいっ!す、速やかに手続きをさせていただきますっ!!!」
こうして、ルーシェントさん達の脅しと光の魔力を纏ったマデリーヌさんがトドメを刺したおかげで、サインを記入した誓約書を用いて狐神父が光魔法で手続きを完了させ、あたしとエルは正式に夫婦になることができたのでした。
・・・なんか、思ってたのとだいぶ違う・・・
翌朝、朝ご飯の良い匂いで目が覚めた。
どうやらフィリーさんとルーシェントさんが“昨夜のお礼”ということで朝食を作ってくれていた。
残っていたシチューをリメイクして作られたクリームパスタは、とても優しい味がしてエルも嬉しそうに食べている。
きっとお袋の味なんだろうね。
そして朝食後、早速入籍の手続きをするためメラルダの教会へ向かうことになったのだが、ここで問題が勃発した。
「・・・全員で行くには人数が多いだろう」
そう。人数が多すぎるのだ。
手続きについて詳しく、この中では一番メラルダを知っていて伝手もあるアレク兄様は決定している。
そして、あたしとエル、エルの両親も決定だ。
カルステッドさん達はそれぞれ別行動だから問題ないが、問題なのは精霊の王様達だった。
「サーヤままと、いっしょにいきたい!」
「僕も行きたい」
「俺もサーヤと一緒にいたい」
「ボクは姿を消して近くで見てようかな☆」
「私も人間に関わる気はないからセイルと一緒に見てるわん♡」
一緒に行きたいと言ってるのが3人、静観希望が2人。結局ついてくることに変わりはないんだけど、手続きの際親族以外は関係を聞かれるらしい。一緒に来てくれる気持ちは嬉しいけど、正直に”加護精霊である精霊の王様です”とは絶対に言えるわけがない。
かといって、セイル達みたいに姿を隠して近くにいるのはイヤだというので少々困っていた。
すると、見かねたルーシェントさんが一緒に行きたいという3人に優しくなだめるようにこう告げた。
「ミナト、カイト、今日は手続きだけでそんなに時間がかからないから、良ければセイル殿達と一緒にいてくれないかい?早く済んだら一緒にお菓子でも買いに行こう。・・・じぃじのお願い、きいてもらえないだろうか?」
「・・・じぃじの、おねがい?」
「おじいちゃんは、お願い聞いたら嬉しい?」
「そうだね、お願い聞いてくれたらすごく嬉しい。それに、良い子にはサーヤままがご褒美をくれるかもしれないよ」
「サーヤのご褒美?!」
「あ、うん。きっと皆が協力してくれたらサーヤさんも嬉しいし、ご褒美が貰えると思うよ」
「・・・わかった。ミナト、カイト、今日はセイル達と一緒に姿消して見ていよう」
「・・・わかったの」
「・・・うん、僕達良い子にしてる」
巧みな話術と“あたしからのご褒美”を使って、ルーシェントさんは見事に3人を納得させてくれた。
・・・ベルナートさんが”ご褒美”だけに反応してるのは、最早気にすまい・・・
あたしに了承取らずに決めてしまう事も含めて、ホントにやり方がエルとそっくりだね。ま、良いんだけど。
そんな感じで、早速あたし達はメラルダの教会へ行くことになりました。
◇
入籍・・・というか婚姻の手続きは、神父様立ち会いの元、教会で魔術が込められた誓約書を書くことらしい。
この世界には冒険者や商人など各国を回っている人が多く、その間に結婚して子供が産まれることも普通にあるから、籍のある国を変えずあくまで婚姻関係を結ぶだけならどの国でも良いんだって。定住するならもちろん移籍の手続きは必要だけど、あたし達はガルドニアに帰る予定だから移籍するつもりは毛頭ない。
役所に婚姻届けを出すのと同じ感じだね。保証人となる身内がいれば身内がサインするし、いなければ神父が保証人としてサインしてくれるみたい。
教会に到着し、すでに準備を整えていた狐の獣人である神父様が誓約書の前ですでに待ってくれていた。
「ふむ、君達が今回手続きをするという番か?」
「つがい?」
「夫婦になるという意味だ」
「あ、なるほど。はい、そうです!」
「わかった。ではまずこの誓約書に名を記すのだ」
ちょっと上から目線の神父さんだなと思いながら、エルが名前を記入した後、あたしも誓約書に名前を記入する。
文字を教わった時、自分の名前だけは書けるようあれから練習したのだ。・・・名前以外は書けないけどね。
「では、そなたらの名を証明する身分証を出すのだ」
言われた通り、あたしとエルは冒険者ギルドで発行されたギルドカードを提示する。
一度も使ったことがないから、機会があればクエストに挑戦してみたいものだ。
ギルドカードを受け取った神父様が、エルのカードを見て急に顔色を変えた。
「なっ、“黒”?!貴様、色を偽っているのか??」
「“黒”のままだと周りがうるさいからな、魔道具で変えているだけだ・・・これで良いか」
ピアスを外して本来の黒髪に戻るエル。ちなみにあたしは今日ネックレスを付けてないから本来のシルバーブロンドのままだ。
「・・・“黒”の、エルフ・・・お前、もしやアロイドの町を半壊させた黒エルフか??!!」
「「「「!!!!」」」」
随分前の話だと聞いてたけど、その話を神父様が知ってるとは思わなかった。
そして、上から目線だった神父様の態度はさらに悪くなる。
「貴様の婚姻など神を含めて誰が認めるものか!!“黒”の分際でこの神聖な教会に足を踏み入れることも汚らわしいっ!!!」
神父様・・・いや、狐神父の言葉に腹が立って言い返してやろうと思ったら、あたしよりも先にルーシェントさん達が反応し、ルーシェントさんは狐神父の胸倉を掴み、フィリーさんは首元に剣を構えていた。
「神父様、この子達は私の息子と義娘です。婚姻はどの国でも保証人がいれば手続きできるはずですよね?」
「あぁ、我々は婚姻の手続きをしにきたのだ。元より貴様の許可など不要。さっさと自分の仕事をしないと私達がいつ手を滑らせるかわからんぞ」
「なっ・・・」
「あ、ちなみに僕が持っているのは無味無臭で、ちょっと舐めるだけですぐにぽっくり逝くことができる非常に良い薬なんです。ちょっと手が滑ったら神父様の口に入っちゃうかもしれませんね☆」
「私もうっかり剣をしまう際にナニカを切ってしまうかもしれんな」
「「・・・」」
最早完全に脅しです。怒りを通り越してあたしとエルは開いた口が塞がらない状態になってしまった。
そんなところに、また予想外の乱入者が現れた。
「ねぇ、神父様~、あの一件を知ってるってことは、私のことも知ってるわよねん?」
突如姿を見せたマデリーヌさんが、狐神父に含みのある言い方で話しかけた。
「え、あっ・・・あなた様は、ひ、光のっ・・・??!!どうしてここに!!!」
「ふふふ♡あの時も私、多数の人間に姿を見せて言った言葉があるんだけど知ってるかしらん?」
「や、ワッ、ワタシは直接そこにいたわけではなくて・・・」
「『この“黒エルフ”は私の加護者よ。私の前で虐げ、傷つけることは許さない』と言ったはずよん♡ふふ、聞いていないかしらん?」
マデリーヌさんがそんなことを言ってくれてたなんて・・・!!!
隣にいたエルもその時のことを覚えてないのかすごく驚いてる。
「いや、あのっ・・・何かの間違い、では・・・」
「ふ~ん、じゃあわかりやすくもう一度言ってあげるわねん♡」
そう言ったマデリーヌさんは、さっきと違って光を全身に纏い神々しい雰囲気で狐神父を睨みつける。
「私の前で私の加護者を虐げるのは、光の精霊王である私を虐げるのと同じよ。お前が今後もこの教会の光の精霊達に力を借りて“神父”であり続けたいのなら、今すぐ婚姻手続きを完了させなさい」
「・・・――――!!!」
「・・・私、待つのは好きじゃないの」
「はっ、はいっ!す、速やかに手続きをさせていただきますっ!!!」
こうして、ルーシェントさん達の脅しと光の魔力を纏ったマデリーヌさんがトドメを刺したおかげで、サインを記入した誓約書を用いて狐神父が光魔法で手続きを完了させ、あたしとエルは正式に夫婦になることができたのでした。
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