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7章 帰郷!エルフの里へ ~祝福された小さな命~
メラルダで暮らそう ~息子さんをあたしにください~
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◇
「初めまして、エリュシオンの父親のルーシェントです」
「フィリーだ」
「は、初めまして!サーヤ=オオツキと言いますっ、エルっ、エリュシオンさんとはそのっ・・・」
「サーヤ、いつも通りでいいから。とりあえず落ち着け」
エルの両親、めちゃくちゃ美形でした。
ってゆーか、ホントに子持ちなの?!ってくらいに見た目が若い!!言われないと親子だなんてわからないよ!!!
エルのお父さんであるルーシェントさんは、エルと同じくらい長いアイスブルーの髪に紫の優しい瞳をした穏やかそうな方でエルフの里でお医者さんをしている。お母さんのフィリーさんは背中くらいまでの朱色の髪に切れ長の蒼い瞳をした寡黙な方で、エルフの里で防衛隊の隊長をしているようだ。エルはお母さん似みたいだね。
緊張しすぎてわたわたしてるあたしをエルが落ち着かせようとしてたら、ミナトちゃんがひょこっと顔を出してきた。
「・・・エルぱぱの、ぱぱ?」
「エリュシオン、そのお方は・・・」
「あぁ、さっき話した次期水の精霊王のミナトだ」
「エリュシオンが、ホントに水の精霊王様からパパと・・・?」
道中でミナトちゃん達の話をしたみたいだけど、実際目にすると信じがたい光景らしい。
あたし達の中ではすっかりエルぱぱが定着してるけどね。
「えっと、じゃあ・・・じぃじと、ばぁば?」
「「????!!!!」」
「あぁっ!!ミナトちゃん、それは・・・」
エル達が帰ってくる前に、エルのパパとママならおじいちゃんとおばあちゃんだねって話したら、ミナトちゃんは呼びずらいためか”じぃじ”と”ばぁば”ってなったんだ!!
エルの両親は、どう見たっておじいちゃんやおばあちゃんではなく、お兄さんやお姉さんにしか見えない。
どうしよう・・・絶対気分悪くしちゃったよね・・・?
「フィリー、僕達が“じぃじ”と“ばぁば”だって・・・」
「・・・エリュシオンの子が産まれるのだし、どの道そうなるだろうが・・・」
「ぷっ、ははは・・・まさか水の精霊王様にまで言われるとは思わなかったね」
「くくっ、何だかんだと年を取ったのだな、私らも」
あれ?エルの両親は怒るどころか、笑ってる・・・?
“じぃじ”と“ばぁば”の呼び方を快諾してくれたルーシェントさん達は、最初ミナトちゃんやカイトくん達に敬意を払っていたけど、皆から他人行儀過ぎると皆から顰蹙を買い強制的に名前呼びと敬語禁止にさせられていた。
エルの両親だし、直感的に悪い人達ではないと感じたようで、すでに仲間意識を持っているようだ。
人当たりの良いルーシェントさんは比較的すぐに馴染んだけど、言葉数が少ないフィリーさんは大分戸惑っていて、やっぱりエルはお母さん似なんだなぁと微笑ましく見ていた。
軽く挨拶し場が和んだ後、お腹を空かせていた皆はそれぞれ席について一緒にご飯を食べ始めた。
エルの作ったキッシュや香草焼きなどのお肉料理、アレク兄様の作ったシチューやルントのパイ包みなどは皆に美味しいと好評だ。
ただあたしが作った料理は、おにぎりはミナトちゃんが美味しそうに食べてたから他の人も食べ始めたけど、お刺身は誰も手を付ける様子がないので、とりあえずエルに食べてもらうことにした。
「エル、このルントの刺身をこれに付けて食べてみて」
「これがシュルテンで買ったルント?生のままだが大丈夫なのか?」
「ちゃんとカイトくんに毒を消してもらったから大丈夫!あたし、妊娠中は生ものダメって言われてるから食べれないけど、きっと美味しいと思うの」
「・・・わかった」
わさびがないのは残念だけど、身もぷりぷりだし脂ものってるし、絶対美味しいと思うんだよね。
「!!」
「どう?美味しい??」
「・・・あぁ。生なのに臭みが全くないな。あっさりとしているのに、噛むたびに口の中に旨味が広がって・・・こんな食べ方は初めてだ。素材そのものの美味さをこの付けダレが良く引き出している」
あたしが切って盛り付けたただけのお刺身に、素晴らしい食レポを付けてくれるエル。
思った通りすごく美味しいみたいで良かった。あたしは子供が産まれたら海鮮丼とかにして食べてみようかな。
エルの食レポに影響され、他の人も恐る恐るお刺身を食べ始めたら、美味しさと食感にビックリしていた。お刺身は、やはりお酒をたしなむカルステッドさんやアレク兄様、ルーシェントさんに好評のようだ。
「お刺身はお酒に合うから、せっかくだしエルも飲んでいいんだよ」
「俺が飲むと間接的にお前にも酒を与えてしまうから不要だ」
「今は魔力たっぷりあるから大丈夫だよ?」
「酒よりもお前を味わう方が優先だ。気にするな」
「!!」
食事の席で予想外のことを言われて、ボっと一気に顔が熱を帯びる。
・・・不意打ちなんて反則だ。今絶対あたし顔赤い・・・
食事もある程度進み、魔法袋からデザートのプリンを皆に出して食べてたら、ルーシェントさんとフィリーさんがあたしとエルのそばに来てくれた。
「サーヤさん・・・お腹に触れても良いだろうか?」
「あ、はい!もちろんです」
垂れ目とまでいかないけど、エルよりも少し優しい瞳のルーシェントさんは、体格もエルと同じくらいでまとう雰囲気が似てる気がしてちょっとドキドキしてしまう。なんていうか、すごく友好的で紳士なドSで鬼畜要素がないエルって感じ。
「ひゃぅっ」
「・・・今俺の悪口でも考えてただろう、サーヤ」
口に出してないのに何かを察したエルに耳を噛まれた。なんでだ?顔に出てた??!!
「そ、そんなことないよ!耳を噛まなくたっていいじゃないっ」
「ふふっ、エリュシオンは本当にサーヤさんのことが可愛くて仕方がないんだね」
「いくら親父でも俺の嫁に色目を使うのはやめろ」
「大丈夫。僕が色目を使うのはフィリーだけ・・・ぐふっ」
「・・・」
エルのご両親は今でもとっても仲が良いみたい。
・・・でも、今すごく痛そうな音がしたけど、ルーシェントさん大丈夫かな・・・
気を取り直して、いつの間にか復活したルーシェントさんがあたしのお腹に触れる。
フィリーさんは遠慮している感じだったから、思わず手を掴んで無理やりお腹に触れてもらった。
「ここに、エリュシオンとサーヤさんの子供がいるんだね・・・」
「へへ、双子の赤ちゃんみたいです。性別はそろそろわかる頃ですがまだ病院で診てもらっていなくて・・・」
「・・・ということは、もう安定期に入ったのだな」
フィリーさんはおもむろに立ち上がり、座っているあたしを抱きしめてこう言った。
「・・・エリュシオンを、好いて・・・選んでくれて、ありがとう・・・」
「え、あっ・・・あたしこそっ、あの、選んでくださりありがとうございます!!」
「くくっ、選んだのは俺だろうが」
「あ、そうだよね。えっとじゃあ・・・」
「サーヤさん」
「はっ、はひ!!」
フィリーさんに抱きしめられたまま顔を向けると、穏やかだった真面目な顔をしたルーシェントさんと目が合ってさらにドキっとした。あれ?フィリーさんとはちょっとだけ雰囲気が違う・・・?
「エリュシオンは“黒”だ。あなたはそんな“黒”であるエリュシオンと本当に結婚して子を産むつもりかい?」
「親父?一体何を・・・」
「エリュシオンは黙っていてくれ。どうしても聞きたいことなんだ・・・」
そう言ったルーシェントさんは、真剣な・・・一人の子供を持つ父の顔をしていた・・・―――
「初めまして、エリュシオンの父親のルーシェントです」
「フィリーだ」
「は、初めまして!サーヤ=オオツキと言いますっ、エルっ、エリュシオンさんとはそのっ・・・」
「サーヤ、いつも通りでいいから。とりあえず落ち着け」
エルの両親、めちゃくちゃ美形でした。
ってゆーか、ホントに子持ちなの?!ってくらいに見た目が若い!!言われないと親子だなんてわからないよ!!!
エルのお父さんであるルーシェントさんは、エルと同じくらい長いアイスブルーの髪に紫の優しい瞳をした穏やかそうな方でエルフの里でお医者さんをしている。お母さんのフィリーさんは背中くらいまでの朱色の髪に切れ長の蒼い瞳をした寡黙な方で、エルフの里で防衛隊の隊長をしているようだ。エルはお母さん似みたいだね。
緊張しすぎてわたわたしてるあたしをエルが落ち着かせようとしてたら、ミナトちゃんがひょこっと顔を出してきた。
「・・・エルぱぱの、ぱぱ?」
「エリュシオン、そのお方は・・・」
「あぁ、さっき話した次期水の精霊王のミナトだ」
「エリュシオンが、ホントに水の精霊王様からパパと・・・?」
道中でミナトちゃん達の話をしたみたいだけど、実際目にすると信じがたい光景らしい。
あたし達の中ではすっかりエルぱぱが定着してるけどね。
「えっと、じゃあ・・・じぃじと、ばぁば?」
「「????!!!!」」
「あぁっ!!ミナトちゃん、それは・・・」
エル達が帰ってくる前に、エルのパパとママならおじいちゃんとおばあちゃんだねって話したら、ミナトちゃんは呼びずらいためか”じぃじ”と”ばぁば”ってなったんだ!!
エルの両親は、どう見たっておじいちゃんやおばあちゃんではなく、お兄さんやお姉さんにしか見えない。
どうしよう・・・絶対気分悪くしちゃったよね・・・?
「フィリー、僕達が“じぃじ”と“ばぁば”だって・・・」
「・・・エリュシオンの子が産まれるのだし、どの道そうなるだろうが・・・」
「ぷっ、ははは・・・まさか水の精霊王様にまで言われるとは思わなかったね」
「くくっ、何だかんだと年を取ったのだな、私らも」
あれ?エルの両親は怒るどころか、笑ってる・・・?
“じぃじ”と“ばぁば”の呼び方を快諾してくれたルーシェントさん達は、最初ミナトちゃんやカイトくん達に敬意を払っていたけど、皆から他人行儀過ぎると皆から顰蹙を買い強制的に名前呼びと敬語禁止にさせられていた。
エルの両親だし、直感的に悪い人達ではないと感じたようで、すでに仲間意識を持っているようだ。
人当たりの良いルーシェントさんは比較的すぐに馴染んだけど、言葉数が少ないフィリーさんは大分戸惑っていて、やっぱりエルはお母さん似なんだなぁと微笑ましく見ていた。
軽く挨拶し場が和んだ後、お腹を空かせていた皆はそれぞれ席について一緒にご飯を食べ始めた。
エルの作ったキッシュや香草焼きなどのお肉料理、アレク兄様の作ったシチューやルントのパイ包みなどは皆に美味しいと好評だ。
ただあたしが作った料理は、おにぎりはミナトちゃんが美味しそうに食べてたから他の人も食べ始めたけど、お刺身は誰も手を付ける様子がないので、とりあえずエルに食べてもらうことにした。
「エル、このルントの刺身をこれに付けて食べてみて」
「これがシュルテンで買ったルント?生のままだが大丈夫なのか?」
「ちゃんとカイトくんに毒を消してもらったから大丈夫!あたし、妊娠中は生ものダメって言われてるから食べれないけど、きっと美味しいと思うの」
「・・・わかった」
わさびがないのは残念だけど、身もぷりぷりだし脂ものってるし、絶対美味しいと思うんだよね。
「!!」
「どう?美味しい??」
「・・・あぁ。生なのに臭みが全くないな。あっさりとしているのに、噛むたびに口の中に旨味が広がって・・・こんな食べ方は初めてだ。素材そのものの美味さをこの付けダレが良く引き出している」
あたしが切って盛り付けたただけのお刺身に、素晴らしい食レポを付けてくれるエル。
思った通りすごく美味しいみたいで良かった。あたしは子供が産まれたら海鮮丼とかにして食べてみようかな。
エルの食レポに影響され、他の人も恐る恐るお刺身を食べ始めたら、美味しさと食感にビックリしていた。お刺身は、やはりお酒をたしなむカルステッドさんやアレク兄様、ルーシェントさんに好評のようだ。
「お刺身はお酒に合うから、せっかくだしエルも飲んでいいんだよ」
「俺が飲むと間接的にお前にも酒を与えてしまうから不要だ」
「今は魔力たっぷりあるから大丈夫だよ?」
「酒よりもお前を味わう方が優先だ。気にするな」
「!!」
食事の席で予想外のことを言われて、ボっと一気に顔が熱を帯びる。
・・・不意打ちなんて反則だ。今絶対あたし顔赤い・・・
食事もある程度進み、魔法袋からデザートのプリンを皆に出して食べてたら、ルーシェントさんとフィリーさんがあたしとエルのそばに来てくれた。
「サーヤさん・・・お腹に触れても良いだろうか?」
「あ、はい!もちろんです」
垂れ目とまでいかないけど、エルよりも少し優しい瞳のルーシェントさんは、体格もエルと同じくらいでまとう雰囲気が似てる気がしてちょっとドキドキしてしまう。なんていうか、すごく友好的で紳士なドSで鬼畜要素がないエルって感じ。
「ひゃぅっ」
「・・・今俺の悪口でも考えてただろう、サーヤ」
口に出してないのに何かを察したエルに耳を噛まれた。なんでだ?顔に出てた??!!
「そ、そんなことないよ!耳を噛まなくたっていいじゃないっ」
「ふふっ、エリュシオンは本当にサーヤさんのことが可愛くて仕方がないんだね」
「いくら親父でも俺の嫁に色目を使うのはやめろ」
「大丈夫。僕が色目を使うのはフィリーだけ・・・ぐふっ」
「・・・」
エルのご両親は今でもとっても仲が良いみたい。
・・・でも、今すごく痛そうな音がしたけど、ルーシェントさん大丈夫かな・・・
気を取り直して、いつの間にか復活したルーシェントさんがあたしのお腹に触れる。
フィリーさんは遠慮している感じだったから、思わず手を掴んで無理やりお腹に触れてもらった。
「ここに、エリュシオンとサーヤさんの子供がいるんだね・・・」
「へへ、双子の赤ちゃんみたいです。性別はそろそろわかる頃ですがまだ病院で診てもらっていなくて・・・」
「・・・ということは、もう安定期に入ったのだな」
フィリーさんはおもむろに立ち上がり、座っているあたしを抱きしめてこう言った。
「・・・エリュシオンを、好いて・・・選んでくれて、ありがとう・・・」
「え、あっ・・・あたしこそっ、あの、選んでくださりありがとうございます!!」
「くくっ、選んだのは俺だろうが」
「あ、そうだよね。えっとじゃあ・・・」
「サーヤさん」
「はっ、はひ!!」
フィリーさんに抱きしめられたまま顔を向けると、穏やかだった真面目な顔をしたルーシェントさんと目が合ってさらにドキっとした。あれ?フィリーさんとはちょっとだけ雰囲気が違う・・・?
「エリュシオンは“黒”だ。あなたはそんな“黒”であるエリュシオンと本当に結婚して子を産むつもりかい?」
「親父?一体何を・・・」
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そう言ったルーシェントさんは、真剣な・・・一人の子供を持つ父の顔をしていた・・・―――
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