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7章 帰郷!エルフの里へ ~祝福された小さな命~
メラルダで暮らそう ~予想外のお引越し騒動~
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◇
「サーヤ、体調は悪くないか?」
「うん、大丈夫!皆は先に待ってるんでしょ?早く行こうよ!」
「あぁ、わかったからそんなに慌てるな」
あたしのつわりがようやく落ち着き、前よりお腹がふっくらしてきた今日は待ちに待ったお引っ越しです。
・・・と言っても、準備は全部エル達が済ませてくれたので、あたしが新居に行くだけなんだけどね。
思わぬ長期滞在になったことで、宿の方にはメニューにない妊婦でも食べれる食事を毎日部屋まで運んでもらい、女将さんにも先輩としていろいろ教わったり本当にお世話になったので、心ばかりのお礼をしてからチェックアウトをした。
そして、今はエルと馬車で新居に向かっている最中です。
ちなみに皆は準備のため先に新居に行ってます。
「今日は庭でガーデンパーティだっけ?」
「あぁ。人数が多いし、家の中で何かをするのはサーヤを最初に・・・という奴らの判断だ。ただ、今夜からカルステッド達も同じ家で寝泊まりするから、先に客室は使わせているぞ」
「ふふっ、先に暮らし始めてても良かったのに・・・ホントに皆あたしに優しすぎない?」
「その分元気なときは飯やお菓子を作ってやれ。特にアルマやリンダはそれを楽しみにしてるからな」
「もちろん!今までのお礼も込めてたくさん作るつもりだよ☆」
「ふっ、無理だけはするなよ」
「はーい」
エルと2人で新居に向かっていたら、まだ家についてないのに馬車が急に止まった。
「あれ?まだ家じゃないよね?」
「そうだな。おい、何事だ?なぜ馬車を止めた?」
エルが馬車の中から御者の人に声をかけたら、申し訳なさそうな声が返ってきた。
「すみません。少し先に人だかりがありまして、これ以上進めそうになくて・・・」
「人だかり?この先って人が集まりそうなものでもあるの?」
「いや、この道は俺達の家に続くだけのはずだが・・・」
え、じゃあ家の前に人だかりができてるってこと??意味が解らない!!
エルと2人で困惑してたら、セイルから念話で連絡がきた。
「(サーヤ、そろそろ家の近くに来てたりする?)」
「セイル?」
「セイルから念話か?状況を聞いてくれ、サーヤ」
「うん、わかった」
セイルに念話で、近くまで来たけど人だかりがあって馬車がこれ以上進めないことを説明したら、家の前で何が起こってるのか教えてくれたけど、その理由が驚きだった。
「えぇぇぇ??!!買い物に出てたエルとベルナートさんの追っかけ???!!!」
「はぁ??!!」
どうやら、新居用の家具を買い物に出ていたエルと、エルが選んだ家具をあたしに見せるために付き添っていたベルナートさんは、メラルダの町でちょっと噂になっていたらしい。
美形の男性2人が新居に住むための家具を買いに行く姿がまず話題になり、それを搬入した家の庭に妖精のように可愛いミナトちゃんと、あどけない美少年のカイトくん、ノエルさんやマデリーヌさんといった美少女や美少年、美女がいるとあってどんどん噂が広がり、今日はあたしの引っ越しのためガーデンパーティをするものだから、家を囲む鉄柵から覗いている人が多数いるらしい。
「どうしよう、エル・・・」
「仕方ない。とりあえず転移で家の庭に移動するぞ」
エルは御者の人に転移することを告げ、ここまでのお金を渡していた。
あたしも念話で、セイルにエルの転移魔法でそっちに行くことを伝え、エルに抱き寄せられながら一緒に転移した。
◇
「サーヤまま!エルぱぱ!」
転移するとミナトちゃんがすぐに駆け寄ってきたので、優しく受け止めた。
顔を上げてみると、確かに色んな人が鉄柵の外からこちらを見ていて、突然エルがあらわれた事による歓喜の叫びと、同時に一緒に現れた隣のあたしに対して「誰よ、あの女!」などという悪意や憎悪の声も聞こえてきた。
・・・うわぁ、なんかゼノで海水浴に行ったときよりも凄いことになってるかも・・・
「サーヤまま、あいつらうるさいから、ぷっちんしてもいい?」
「ミナト、それじゃ家の周りが汚れちゃうから完全に消さないとダメだよ」
「サーヤに悪意向けた奴ら、死ぬよりひどい目に遭わせてきて良い?」
「だぁぁぁぁぁぁっ!!皆、ストップっ、ソレは全部しちゃいけないやつです!!」
穏やかなガーデンパーティはどこへ行った?!
これじゃ一気にブラッディ―カーニバル的なコトが始まっちゃうよっ!!
「も~、せっかくサーヤちゃんが来たって言うのに!面倒だから全員に魅了魔法でもかけて去ってもらおうかしらん♡」
「それじゃ魔法が解けた後また来るからダメよ、マデリーヌ。家の周りに数メートル堀を作ってお城みたいに近づけないようにする?」
「いや、それでもくる奴は来るだろう。ここは私が全員峰打ちにして来ようか?軽い運動にはなるかもしれない」
大人な美女3人も物騒なコト言い始めちゃったよっ!!
やめて!あたしはこの家を第二の家として、平和に、平穏に暮らしたいだけなのっ!!
一気に興奮しすぎたからなのか、まわりの雰囲気にやられてしまったのか、ちょっとふらついてしまったがすかさずエルに支えられる。支えられた瞬間も「キャー」とか「ギャー」とか大きな声が聞こえて、驚いてビクっとしてしまった。
「大丈夫か?サーヤ」
「う、うん。ちょっとビックリしちゃって・・・」
「そうか・・・セイル、少しの間サーヤを頼む」
「うん☆まぁ、殺さない程度に程々にね~♪」
「??!!」
エルとセイルが謎の会話をして、エルは人だかりの方へ向かって歩いて行った。
もちろん女性はそれに歓喜の声をあげている。
・・・なんかこれって、自宅の場所がバレたアイドル的な感じ?
大丈夫?ストーカーになったりしない??
セイルに促され、ガーデンパーティ用に用意された椅子に座りながらエルを見守った。
立ち止まったエルは外の人に向けて何かを話しているみたいだけど、声は聞こえない。
・・・ただ、なぜかものすごく悪寒がした。
「んん~♡エリュシオンの本気の殺気ってやっぱり一番ゾクゾクしちゃう♡♡堪らないわん♡♡」
「なかなかの殺気だね。今度一度手合わせしてもらおうかな」
「フランったら、ダンジョンで強いモンスターと戦ってきたんでしょ?時間がかかったのってそのせいなんじゃないの?」
「それがモンスターは意外と大したことなくてね。トラップとか無駄に分かれ道の多いダンジョンに苦戦してたんだよ。だから少し身体を動かしたくてね」
エルが本気の殺気を鉄柵の外にいる人達に向けてる?!
それって大丈夫なの??!!策の外にいる人達って普通の女性とか、たまに男の人もいるけど、主に一般の人だよね??あっ、やっぱり何人か倒れてる!!!
最終的にアレク兄様が手配したメラルダの警備兵の人達が来て、柵の外にいた人達は警備の詰め所に強制連行されていった。中には貴族の人もいたみたいだけど、貴族であっても他人の家に迷惑をかけて良いわけがない。
アレク兄様は警備兵の隊長らしき人と知り合いみたいで、今回集まった人達の名前や連絡先などの情報が書いた紙をもらっていた。・・・そんなモノもらってどうするんだろう・・・
エルの張った結界により、許可した人以外は敷地内に入れないことで部外者が乱入することはなかったけど、入ってこなくても家の前にこんな人だかりができるのは、とても落ち着かないし外出もできない。
その結果、森にある家と同様この家に認識阻害の結界を追加することになりました。
こうしてメラルダに構えた第二の新しい家は、普通の人には認識されず平和な家になりましたとさ・・・―――
あれ?何かおかしくない?
「サーヤ、体調は悪くないか?」
「うん、大丈夫!皆は先に待ってるんでしょ?早く行こうよ!」
「あぁ、わかったからそんなに慌てるな」
あたしのつわりがようやく落ち着き、前よりお腹がふっくらしてきた今日は待ちに待ったお引っ越しです。
・・・と言っても、準備は全部エル達が済ませてくれたので、あたしが新居に行くだけなんだけどね。
思わぬ長期滞在になったことで、宿の方にはメニューにない妊婦でも食べれる食事を毎日部屋まで運んでもらい、女将さんにも先輩としていろいろ教わったり本当にお世話になったので、心ばかりのお礼をしてからチェックアウトをした。
そして、今はエルと馬車で新居に向かっている最中です。
ちなみに皆は準備のため先に新居に行ってます。
「今日は庭でガーデンパーティだっけ?」
「あぁ。人数が多いし、家の中で何かをするのはサーヤを最初に・・・という奴らの判断だ。ただ、今夜からカルステッド達も同じ家で寝泊まりするから、先に客室は使わせているぞ」
「ふふっ、先に暮らし始めてても良かったのに・・・ホントに皆あたしに優しすぎない?」
「その分元気なときは飯やお菓子を作ってやれ。特にアルマやリンダはそれを楽しみにしてるからな」
「もちろん!今までのお礼も込めてたくさん作るつもりだよ☆」
「ふっ、無理だけはするなよ」
「はーい」
エルと2人で新居に向かっていたら、まだ家についてないのに馬車が急に止まった。
「あれ?まだ家じゃないよね?」
「そうだな。おい、何事だ?なぜ馬車を止めた?」
エルが馬車の中から御者の人に声をかけたら、申し訳なさそうな声が返ってきた。
「すみません。少し先に人だかりがありまして、これ以上進めそうになくて・・・」
「人だかり?この先って人が集まりそうなものでもあるの?」
「いや、この道は俺達の家に続くだけのはずだが・・・」
え、じゃあ家の前に人だかりができてるってこと??意味が解らない!!
エルと2人で困惑してたら、セイルから念話で連絡がきた。
「(サーヤ、そろそろ家の近くに来てたりする?)」
「セイル?」
「セイルから念話か?状況を聞いてくれ、サーヤ」
「うん、わかった」
セイルに念話で、近くまで来たけど人だかりがあって馬車がこれ以上進めないことを説明したら、家の前で何が起こってるのか教えてくれたけど、その理由が驚きだった。
「えぇぇぇ??!!買い物に出てたエルとベルナートさんの追っかけ???!!!」
「はぁ??!!」
どうやら、新居用の家具を買い物に出ていたエルと、エルが選んだ家具をあたしに見せるために付き添っていたベルナートさんは、メラルダの町でちょっと噂になっていたらしい。
美形の男性2人が新居に住むための家具を買いに行く姿がまず話題になり、それを搬入した家の庭に妖精のように可愛いミナトちゃんと、あどけない美少年のカイトくん、ノエルさんやマデリーヌさんといった美少女や美少年、美女がいるとあってどんどん噂が広がり、今日はあたしの引っ越しのためガーデンパーティをするものだから、家を囲む鉄柵から覗いている人が多数いるらしい。
「どうしよう、エル・・・」
「仕方ない。とりあえず転移で家の庭に移動するぞ」
エルは御者の人に転移することを告げ、ここまでのお金を渡していた。
あたしも念話で、セイルにエルの転移魔法でそっちに行くことを伝え、エルに抱き寄せられながら一緒に転移した。
◇
「サーヤまま!エルぱぱ!」
転移するとミナトちゃんがすぐに駆け寄ってきたので、優しく受け止めた。
顔を上げてみると、確かに色んな人が鉄柵の外からこちらを見ていて、突然エルがあらわれた事による歓喜の叫びと、同時に一緒に現れた隣のあたしに対して「誰よ、あの女!」などという悪意や憎悪の声も聞こえてきた。
・・・うわぁ、なんかゼノで海水浴に行ったときよりも凄いことになってるかも・・・
「サーヤまま、あいつらうるさいから、ぷっちんしてもいい?」
「ミナト、それじゃ家の周りが汚れちゃうから完全に消さないとダメだよ」
「サーヤに悪意向けた奴ら、死ぬよりひどい目に遭わせてきて良い?」
「だぁぁぁぁぁぁっ!!皆、ストップっ、ソレは全部しちゃいけないやつです!!」
穏やかなガーデンパーティはどこへ行った?!
これじゃ一気にブラッディ―カーニバル的なコトが始まっちゃうよっ!!
「も~、せっかくサーヤちゃんが来たって言うのに!面倒だから全員に魅了魔法でもかけて去ってもらおうかしらん♡」
「それじゃ魔法が解けた後また来るからダメよ、マデリーヌ。家の周りに数メートル堀を作ってお城みたいに近づけないようにする?」
「いや、それでもくる奴は来るだろう。ここは私が全員峰打ちにして来ようか?軽い運動にはなるかもしれない」
大人な美女3人も物騒なコト言い始めちゃったよっ!!
やめて!あたしはこの家を第二の家として、平和に、平穏に暮らしたいだけなのっ!!
一気に興奮しすぎたからなのか、まわりの雰囲気にやられてしまったのか、ちょっとふらついてしまったがすかさずエルに支えられる。支えられた瞬間も「キャー」とか「ギャー」とか大きな声が聞こえて、驚いてビクっとしてしまった。
「大丈夫か?サーヤ」
「う、うん。ちょっとビックリしちゃって・・・」
「そうか・・・セイル、少しの間サーヤを頼む」
「うん☆まぁ、殺さない程度に程々にね~♪」
「??!!」
エルとセイルが謎の会話をして、エルは人だかりの方へ向かって歩いて行った。
もちろん女性はそれに歓喜の声をあげている。
・・・なんかこれって、自宅の場所がバレたアイドル的な感じ?
大丈夫?ストーカーになったりしない??
セイルに促され、ガーデンパーティ用に用意された椅子に座りながらエルを見守った。
立ち止まったエルは外の人に向けて何かを話しているみたいだけど、声は聞こえない。
・・・ただ、なぜかものすごく悪寒がした。
「んん~♡エリュシオンの本気の殺気ってやっぱり一番ゾクゾクしちゃう♡♡堪らないわん♡♡」
「なかなかの殺気だね。今度一度手合わせしてもらおうかな」
「フランったら、ダンジョンで強いモンスターと戦ってきたんでしょ?時間がかかったのってそのせいなんじゃないの?」
「それがモンスターは意外と大したことなくてね。トラップとか無駄に分かれ道の多いダンジョンに苦戦してたんだよ。だから少し身体を動かしたくてね」
エルが本気の殺気を鉄柵の外にいる人達に向けてる?!
それって大丈夫なの??!!策の外にいる人達って普通の女性とか、たまに男の人もいるけど、主に一般の人だよね??あっ、やっぱり何人か倒れてる!!!
最終的にアレク兄様が手配したメラルダの警備兵の人達が来て、柵の外にいた人達は警備の詰め所に強制連行されていった。中には貴族の人もいたみたいだけど、貴族であっても他人の家に迷惑をかけて良いわけがない。
アレク兄様は警備兵の隊長らしき人と知り合いみたいで、今回集まった人達の名前や連絡先などの情報が書いた紙をもらっていた。・・・そんなモノもらってどうするんだろう・・・
エルの張った結界により、許可した人以外は敷地内に入れないことで部外者が乱入することはなかったけど、入ってこなくても家の前にこんな人だかりができるのは、とても落ち着かないし外出もできない。
その結果、森にある家と同様この家に認識阻害の結界を追加することになりました。
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