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7章 帰郷!エルフの里へ ~祝福された小さな命~
メラルダで過ごそう ~そうだ!別荘を買おう inエリュシオンside~
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◇
昨日アレクが手配した病院へサーヤを連れて行き、診察してもらうと胎内にいる子供が双子だということがわかった。そして、ここ最近は吐き気はそんなにないにしても身体が辛いと言って横になっている時間が多かったが、どうやら今が一番つわりが重い時期らしい。
幸いここは大きな町だし、信用のおける産院もある。
しばらく滞在するのは問題ないが、そうなるとこの宿に長期滞在することをサーヤが気にするだろう。
あいつは俺の金だから気にするなと言っても、宿泊費や自分の買い物で使う金が多ければ多いほど気にするような奴だ。
せめて安定期に入るまで移動は控えた方が良いのだが・・・
とりあえず無関係ではないあいつらの意見も聞いてみようと思い、カルステッドとアレクを呼び出した。
「どうかされましたか?」
「サーヤの具合が悪いのであればまたティリアに連絡しますが・・・」
「いや、今回呼んだのは別件だ。実は・・・―――」
俺は2人に思いついたことを伝え、率直な意見も求めた。
いつもなら俺が決めた命令を下すだけだが、今後のことを考えたり、俺が気づかないこともあるだろうからと思って話したわけだが、なぜか2人の反応がおかしい。カルステッドについては震えて・・・泣いている?
「・・・お、おい・・・」
「エリュシオン様は本当に変わられましたね」
「・・・っ、あぁ。まさか俺達にこういったことを相談してくださる日がくるとは・・・くぅ、俺は嬉しい!」
「・・・そんなに変わったか?」
「えぇ、もちろん良い意味で。・・・サーヤのおかげですね」
「ふっ、あいつに関わってから振り回されてばかりだからな」
「いやいや、エリュシオン様もだいぶサーヤを振り回しているというか無理をさせて・・・」
「カルステッド、お前は一生“ココット”でいたいのか?」
「いやいやいやっ!滅相もありません!!今すぐにでも“ココット”を辞めさせていただきたく・・・」
「却下だ」
「そんな~~~~~」
若干関係のない話になったが、2人共賛成だということで、早速動いてくれることになった。
この町にいくつかの伝手があるアレクがいるおかげで、思った以上に早く行動できそうだ。
部屋に戻る前に親父にも伝達魔法で連絡し、サーヤの妊娠と子供が双子であることを報告した。
その上で、先ほどカルステッド達と相談したことや、入籍をメラルダで済ませようと思っていることも伝える。
『わかった。とりあえず入籍の日は僕もフィリーを連れて行くことにしよう』
『母さんまで?2人共メラルダに来るのか?』
『さすがに妊娠しているサーヤさんに長距離移動はさせない方が良い。それにフィリーは待つのが苦手だから、エリュシオンが里に来る話を聞いてからずっと会いたがっているんだ。たぶん数日後にはメラルダに行けると思うよ』
感情の起伏がわかりづらい母さんがそんなことを思っていたのは意外だったが、素直に嬉しいとも思った。
『安定期に入ったら転移魔法で移動は問題ないと聞いたから、少しだけでもエルフの里に行けたらと思ってたんだが・・・』
『じゃあその時は僕が迎えに行こう。とりあえずフィリーと話してそちらに行く日を決めたらまた連絡するよ』
『わかった。クラリスの迎えはいつになる?』
『今調整中だから、その件についてもまとめて連絡するよ。今は少しでもサーヤさんのそばにいてあげなさい。フィリーでさえ不安定になったんだ。妊娠というのは僕達が想像する以上に大変で命がけなんだよ』
『あの母さんが・・・わかった。言われなくともサーヤをそばで支えるつもりだ』
『ふふっ、エリュシオンにそこまで言わせるサーヤさんに早く会いたいものだね』
『・・・うるさい、切るぞ』
カルステッド達や親父からも同じようなことを言われ、少しくすぐったい感じがした。
今まで・・・エルフの里を出てからは、周りを信用できず一人ですべて決めて行動してきて、誰かに意見を聞くことなんてなかったからな。
思えば、サーヤを城に連れて行ってアネモネの件で協力することになったと思ったらサーヤが攫われしまい、自然と役割分担をしつつレヴィン達やセイル達と協力したのが始まりだったか・・・
それからこの旅行中もいろいろトラブルは続いたが、それぞれができることをし合って今まで乗り越えてきたな。
「確かにだいぶ変わったかもしれんな・・・だが、存外悪くはない」
今一緒に行動している奴らといることを悪くないと感じつつ、先ほどカルステッド達と相談して決めた件をサーヤに伝えたら驚くだろうな・・・と考えながらサーヤとミナト達が待つ部屋に戻った。
◇
「メラルダに家を買うことにした」
部屋に戻ってから「少し話がある」と前置きをしてから告げると、ミナト達は「そうなんだ」「やったぁ」などと嬉しそうだが、サーヤは完全に驚きすぎて硬直していた。
「・・・あの、エル・・・ごめん、もう一度言ってもらえる?聞き間違いとかじゃ・・・」
「あぁ。メラルダで家を買うことにした」
「聞き間違いじゃなかった!!・・・家って、あの、森からメラルダにお引っ越しするの?」
「いや、メラルダに家を買って過ごすのはお前の妊娠が安定期に入るまでだ」
「ちょっと待って!安定期ってあと1~2か月くらいだよ?そのために家を買っちゃうの??」
予想通りの反応だった。こいつは本当に自分に関係する出費を遠慮しすぎる傾向がある。
買おうと思えば宝石だろうが鉱山ごとだろうが買える金はあるというのに。
「あぁ。どのみち今の一番つわりが重い時期に移動させるつもりはないし、宿に滞在するのも金がかかる。安定期に入るまでは産院のあるメラルダにいるのが一番だろう。あくまで別荘として、何かあったときの拠点がメラルダにあっても良いと判断して買うことにした。すでにカルステッドやアレクに物件を探させているから、早ければ今日か明日に物件を見に行くことになるかもしれんな」
「早いっ!もう探し始めてるの??!!」
「サーヤ、喜んではくれぬのか?」
「嬉しいっ、嬉しいよ!でもそれ以上に驚きとか、あたしの体調をそこまで考えてもらって申し訳ないなとか・・・あの、うまく、言えないけど・・・ック、ごめん、なさ・・・泣くつもりなんてない、のに・・・」
最近ちょっとしたことでも泣くのも妊娠の影響だと聞いているから、俺は焦ることなく泣きだしたサーヤを優しく抱き上げ、寝室へと連れて行った。周りも状況を察していてついてくる奴はいない。
サーヤをベッドに降ろし、指で涙を拭ってから瞼や額、そして口唇に優しく口づける。
横目でブレスレットの石の色を見ると、すでにオレンジに近い黄色だった。
「サーヤ、口を開けろ」
「ぇ・・・んっ、ぁふ、エ、ル・・・ん、んんっ」
ある程度魔力を与えて、別の意味で涙ぐんでいるサーヤを抱きしめながら俺の本心を伝えた。
「サーヤ、家を買うのは確かにお前の体調を第一に考えたことでもあるが、ここでしばらく滞在するのなら俺は宿の食事よりサーヤの作るご飯を食べたい。元気なときだけで良いからまた作ってくれないか?」
「!!」
「メラニウム王国についてからもいろいろ買った食材があるだろう?家を買ったら俺のためにうまい料理を作ってくれ。やはりお前の作る料理が一番美味いからな」
「・・・ふふ、なんかそれって、ッグズ、プロポーズみたい・・・」
「ぷろぽーず・・・?」
サーヤが泣いているのに嬉しそうな笑顔でまた知らない言葉を使った。
「結婚の申し込みをすることを前の世界ではそう言ってて、その中に「キミの作ったご飯が毎日食べたい」って言葉もあるの。ふふっ、あたし達はもう婚約してるけどね」
「ふっ、結婚の申し込みか・・・実はこのメラルダで入籍しようと思っているから、そのぷろぽーずとやらにもなるだろうな」
「え・・・?」
「サーヤ・・・この町で俺の妻になれ」
「!!!・・・ぅん、エルの奥さんにな・・・んんっ」
サーヤからの返事がわかりきっていても、慣れないことをすると少なからず緊張はするものだ。
俺は返事を待たずにサーヤに再び口づけた。
サーヤに泣かれるとどうしていいかわからなくなるが、この涙はそれだけ嬉しいという証なのだと嬉しく感じる。
以前のように可愛がってやれないのは残念だが、子供が産まれてからたっぷりと可愛がることにしようと心に決めた。
その日俺達はカルステッドからの連絡がくるまで、新居に置きたいものを話したり、何を作りたいかを話したり、時々口づけて魔力を与えつつ、服を着たままベッドで抱き合いながら穏やかな時間を過ごした・・・―――
昨日アレクが手配した病院へサーヤを連れて行き、診察してもらうと胎内にいる子供が双子だということがわかった。そして、ここ最近は吐き気はそんなにないにしても身体が辛いと言って横になっている時間が多かったが、どうやら今が一番つわりが重い時期らしい。
幸いここは大きな町だし、信用のおける産院もある。
しばらく滞在するのは問題ないが、そうなるとこの宿に長期滞在することをサーヤが気にするだろう。
あいつは俺の金だから気にするなと言っても、宿泊費や自分の買い物で使う金が多ければ多いほど気にするような奴だ。
せめて安定期に入るまで移動は控えた方が良いのだが・・・
とりあえず無関係ではないあいつらの意見も聞いてみようと思い、カルステッドとアレクを呼び出した。
「どうかされましたか?」
「サーヤの具合が悪いのであればまたティリアに連絡しますが・・・」
「いや、今回呼んだのは別件だ。実は・・・―――」
俺は2人に思いついたことを伝え、率直な意見も求めた。
いつもなら俺が決めた命令を下すだけだが、今後のことを考えたり、俺が気づかないこともあるだろうからと思って話したわけだが、なぜか2人の反応がおかしい。カルステッドについては震えて・・・泣いている?
「・・・お、おい・・・」
「エリュシオン様は本当に変わられましたね」
「・・・っ、あぁ。まさか俺達にこういったことを相談してくださる日がくるとは・・・くぅ、俺は嬉しい!」
「・・・そんなに変わったか?」
「えぇ、もちろん良い意味で。・・・サーヤのおかげですね」
「ふっ、あいつに関わってから振り回されてばかりだからな」
「いやいや、エリュシオン様もだいぶサーヤを振り回しているというか無理をさせて・・・」
「カルステッド、お前は一生“ココット”でいたいのか?」
「いやいやいやっ!滅相もありません!!今すぐにでも“ココット”を辞めさせていただきたく・・・」
「却下だ」
「そんな~~~~~」
若干関係のない話になったが、2人共賛成だということで、早速動いてくれることになった。
この町にいくつかの伝手があるアレクがいるおかげで、思った以上に早く行動できそうだ。
部屋に戻る前に親父にも伝達魔法で連絡し、サーヤの妊娠と子供が双子であることを報告した。
その上で、先ほどカルステッド達と相談したことや、入籍をメラルダで済ませようと思っていることも伝える。
『わかった。とりあえず入籍の日は僕もフィリーを連れて行くことにしよう』
『母さんまで?2人共メラルダに来るのか?』
『さすがに妊娠しているサーヤさんに長距離移動はさせない方が良い。それにフィリーは待つのが苦手だから、エリュシオンが里に来る話を聞いてからずっと会いたがっているんだ。たぶん数日後にはメラルダに行けると思うよ』
感情の起伏がわかりづらい母さんがそんなことを思っていたのは意外だったが、素直に嬉しいとも思った。
『安定期に入ったら転移魔法で移動は問題ないと聞いたから、少しだけでもエルフの里に行けたらと思ってたんだが・・・』
『じゃあその時は僕が迎えに行こう。とりあえずフィリーと話してそちらに行く日を決めたらまた連絡するよ』
『わかった。クラリスの迎えはいつになる?』
『今調整中だから、その件についてもまとめて連絡するよ。今は少しでもサーヤさんのそばにいてあげなさい。フィリーでさえ不安定になったんだ。妊娠というのは僕達が想像する以上に大変で命がけなんだよ』
『あの母さんが・・・わかった。言われなくともサーヤをそばで支えるつもりだ』
『ふふっ、エリュシオンにそこまで言わせるサーヤさんに早く会いたいものだね』
『・・・うるさい、切るぞ』
カルステッド達や親父からも同じようなことを言われ、少しくすぐったい感じがした。
今まで・・・エルフの里を出てからは、周りを信用できず一人ですべて決めて行動してきて、誰かに意見を聞くことなんてなかったからな。
思えば、サーヤを城に連れて行ってアネモネの件で協力することになったと思ったらサーヤが攫われしまい、自然と役割分担をしつつレヴィン達やセイル達と協力したのが始まりだったか・・・
それからこの旅行中もいろいろトラブルは続いたが、それぞれができることをし合って今まで乗り越えてきたな。
「確かにだいぶ変わったかもしれんな・・・だが、存外悪くはない」
今一緒に行動している奴らといることを悪くないと感じつつ、先ほどカルステッド達と相談して決めた件をサーヤに伝えたら驚くだろうな・・・と考えながらサーヤとミナト達が待つ部屋に戻った。
◇
「メラルダに家を買うことにした」
部屋に戻ってから「少し話がある」と前置きをしてから告げると、ミナト達は「そうなんだ」「やったぁ」などと嬉しそうだが、サーヤは完全に驚きすぎて硬直していた。
「・・・あの、エル・・・ごめん、もう一度言ってもらえる?聞き間違いとかじゃ・・・」
「あぁ。メラルダで家を買うことにした」
「聞き間違いじゃなかった!!・・・家って、あの、森からメラルダにお引っ越しするの?」
「いや、メラルダに家を買って過ごすのはお前の妊娠が安定期に入るまでだ」
「ちょっと待って!安定期ってあと1~2か月くらいだよ?そのために家を買っちゃうの??」
予想通りの反応だった。こいつは本当に自分に関係する出費を遠慮しすぎる傾向がある。
買おうと思えば宝石だろうが鉱山ごとだろうが買える金はあるというのに。
「あぁ。どのみち今の一番つわりが重い時期に移動させるつもりはないし、宿に滞在するのも金がかかる。安定期に入るまでは産院のあるメラルダにいるのが一番だろう。あくまで別荘として、何かあったときの拠点がメラルダにあっても良いと判断して買うことにした。すでにカルステッドやアレクに物件を探させているから、早ければ今日か明日に物件を見に行くことになるかもしれんな」
「早いっ!もう探し始めてるの??!!」
「サーヤ、喜んではくれぬのか?」
「嬉しいっ、嬉しいよ!でもそれ以上に驚きとか、あたしの体調をそこまで考えてもらって申し訳ないなとか・・・あの、うまく、言えないけど・・・ック、ごめん、なさ・・・泣くつもりなんてない、のに・・・」
最近ちょっとしたことでも泣くのも妊娠の影響だと聞いているから、俺は焦ることなく泣きだしたサーヤを優しく抱き上げ、寝室へと連れて行った。周りも状況を察していてついてくる奴はいない。
サーヤをベッドに降ろし、指で涙を拭ってから瞼や額、そして口唇に優しく口づける。
横目でブレスレットの石の色を見ると、すでにオレンジに近い黄色だった。
「サーヤ、口を開けろ」
「ぇ・・・んっ、ぁふ、エ、ル・・・ん、んんっ」
ある程度魔力を与えて、別の意味で涙ぐんでいるサーヤを抱きしめながら俺の本心を伝えた。
「サーヤ、家を買うのは確かにお前の体調を第一に考えたことでもあるが、ここでしばらく滞在するのなら俺は宿の食事よりサーヤの作るご飯を食べたい。元気なときだけで良いからまた作ってくれないか?」
「!!」
「メラニウム王国についてからもいろいろ買った食材があるだろう?家を買ったら俺のためにうまい料理を作ってくれ。やはりお前の作る料理が一番美味いからな」
「・・・ふふ、なんかそれって、ッグズ、プロポーズみたい・・・」
「ぷろぽーず・・・?」
サーヤが泣いているのに嬉しそうな笑顔でまた知らない言葉を使った。
「結婚の申し込みをすることを前の世界ではそう言ってて、その中に「キミの作ったご飯が毎日食べたい」って言葉もあるの。ふふっ、あたし達はもう婚約してるけどね」
「ふっ、結婚の申し込みか・・・実はこのメラルダで入籍しようと思っているから、そのぷろぽーずとやらにもなるだろうな」
「え・・・?」
「サーヤ・・・この町で俺の妻になれ」
「!!!・・・ぅん、エルの奥さんにな・・・んんっ」
サーヤからの返事がわかりきっていても、慣れないことをすると少なからず緊張はするものだ。
俺は返事を待たずにサーヤに再び口づけた。
サーヤに泣かれるとどうしていいかわからなくなるが、この涙はそれだけ嬉しいという証なのだと嬉しく感じる。
以前のように可愛がってやれないのは残念だが、子供が産まれてからたっぷりと可愛がることにしようと心に決めた。
その日俺達はカルステッドからの連絡がくるまで、新居に置きたいものを話したり、何を作りたいかを話したり、時々口づけて魔力を与えつつ、服を着たままベッドで抱き合いながら穏やかな時間を過ごした・・・―――
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