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6章 帰郷!エルフの里へ ~2人の婚約者編~
マハト村へ行こう ~久しぶりの魔法特訓2*~
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◇
いつもの朝。
この世界には目覚まし時計というものがないから、自然と起きるか起こされるところから始まる。
ちなみに今日は・・・―――
ふかふかのお布団と・・・あれ、なんか気持ち良い、これって・・・
「・・・んっ、ぁ、あれ?」
「ん?起きたのか、サーヤ」
「え?エル、これって・・・あぁっ、や、挿入って、んぁぁぁっ」
起きたらエルに襲われていました。
しかも横向きで寝た状態で後ろからゆるゆると攻めていたらしい。
「ちょっとエルっ!・・・んっ、なんで、寝てる間に、んぁっ」
「お前が胸を揉むのを禁止だというから、それ以外を弄ってると挿入れたくなった」
いやいやいや、寝てる間に襲うことに対して言ってるのであって、経緯の問題じゃないのっ!!!
ってゆーか、胸揉み禁止は律義に守ってくれてるんだ・・・
「寝ている間でも相変わらず濡れやすいな、サーヤ」
大きなお世話ですよっ、コノヤロウっ!!!
エルはあたしが起きたことで、うつ伏せのバックの状態に体位を変更し、ゆっくりだけど腰を固定したまま一番奥までピストンを繰り返し、急に与えられる快感が倍増した。
「あ、やぁっ、深い、ん、っくぅ・・・はぁっ、ぁぁっ」
「っく、ホントにお前のココは・・・熱くてトロトロだな」
エルの指が敏感なクリトリスをきゅっと摘まんでビクンっと身体が反応する。
揉むのを禁止と言ったからなのか、もう片方の手の指はあたしの口の中に入れられ呼吸が少し辛い。
「俺のモノだと思え」と耳元で色っぽい声で囁かれると、あたしは自然とそれに従ってしまう程すでに快楽でエルに支配されていた。
「ひゅぅ、ふぁっ、んぅ、ちゅる・・・ぁむ、じゅる、っふ・・・」
「はぁっ、ずいぶんと、美味しそうに咥えるな・・・上も下もいやらしい口だ」
「んんっ、やらぁ、いわらひで・・・んむ、っじゅる」
最近は言葉攻めで辱めようとするドSの俺様エルフ様。
恥ずかしいと言えば言う程イイ顔をするエルの顔すらも、あたしにはカッコ良く見えてドキドキしてしまう。
今は口に出して言えない分、エルの指を「大好きだよ」の気持ちを込めて舐った。
「ぅ、はぁっ、はぁ、サーヤ・・・そんなに指を、っく、もういいから」
「ふぁっ、ぁぁっ、~~~~~~~~~~~~っ」
エルが感じてるっぽい言葉がなんとなく聞こえたけど、夢中だったあたしは気づかなくて、上も下も気持ち良すぎて良くわからないまま、ナカに注がれる熱を感じてあたしは真っ白になった。
指を咥えたままのあたしは、ひゅー、ひゅーと荒い呼吸を繰り返し、息苦しさと快感で涙やら溢れた唾液やらで顔も酷いし、昨日から注がれているエルの熱い精やあたしの愛液で上も下もぐちゃぐちゃだった。
ようやく解放されたけど動けないあたしを、エルがお風呂に連れて行ってくれた。
いつものようにエルに後ろからぎゅっと包まれるような姿勢で、エルの張ってくれたちょっと熱めのお湯に浸かる。
「・・・朝から激しすぎやしませんかね、エルさん」
「それはお前にも言えると思うが?」
「うぅ、だって・・・」
エルと出逢って、気持ちが通じ合う前から数えきれないくらい肌を重ねているけど、マンネリどころか回を重ねるごとにどんどん気持ち良くなって夢中になってしまう。
いつもは冷静でクールなエルに、欲望むき出しで獲物を射るようなギラギラした瞳で見つめられるともうダメです。
あと、エルの眼鏡も、お城で見せてくれた正装もダメです。
・・・あたし、エルに弱すぎじゃない?
反論できなくてぶくぶくと顔半分をお湯に沈んでふくれるあたし。
「沈むな、のぼせるぞ。今日は休憩中にクエストに向けた特訓をしようと思ったがしなくて良いのか?」
「クエストに向けた特訓?!やるっ、やりたい!!」
そうだ!今回旅行中にクエストに連れて行ってもらう約束してたんだ!
ファンタジーと言えば冒険!クエストですよっ!!
せっかく冒険者登録してきたんだし冒険者らしいことしなきゃ損でしょ!!
「あ、でもあたし、こんなんじゃ今日動けそうもないよ?」
「何のためにセイルが妖精の粉をくれたと思っている?」
少なくとも、あたしがエルに抱き潰されて動けないのをどうにかするためではないと思うよ!!
結局今日も回復魔法と癒しの水、妖精の粉のフルコースであたしは完全復活したのでした。
・・・妖精の粉は拒否しようと思ったけど、エルが妖精の粉を口に含んでディープキスしてきたのであたしも強制的に摂取することになり、一緒に舐めたエルもいつも以上に回復したみたい。
うぅ、妖精さん、貴重なものなのにごめんなさい。
◇
簡単に朝食を済ませてから、手際よく野営の設備を撤去して、昨日と同じようにあたしやエル達はベルナートさんの特殊空間へ移動してのんびりとした時間を過ごした。
外の景色を見たい気持ちもあるけど、大きめと言っても同じ馬車内でクラリスさんと一緒に過ごすのは難しいと思うし、きっと周りもそう思ってるはずだ。
昨日ほどの暑さじゃないけど天気は良好。
今日も進めるだけ進んで、馬の様子を見ながら休憩です。
ミナトちゃんが癒しの水を馬にあげてくれるおかげで、予定よりも早くメラルダに着きそうだとカルステッドさんは言っていた。
良い子の天使には、あとで昨日エルにもあげて好評だったミルクプリンを皆より1つ多めにあげるね!
「サーヤまま、きょうおそとで、エルぱぱと、まほうのとっくんすゆの?」
「うん、お馬さんが休憩してる間にね。街道沿い近くの平原やちょっと行った森に、初心者向けの魔獣もいるみたいなんだ。ミナトちゃんが前に教えてくれた水の攻撃魔法も使ってみようと思うの」
「ほんと?じゃあ、サーヤままが、がんばってゆの、そばでみたいの!」
「僕も、ミナトと一緒におねーさんが頑張ってるの応援してても良い?」
「うん、良いよ!・・・まだ不慣れだから見られるのはちょっと恥ずかしいけどね」
たとえ見た目が天使でも、魔法はあたしよりも断然扱える精霊王様達だ。
人様に見せられるモノじゃないけど、断るなんてあたしの選択肢にはないのだ。
「サーヤ、俺もそばにいたい」
「ボクも~。前に教えた風魔法しっかり使えるか見ないとね☆」
うぅ・・・結局皆に見守られる感じで特訓するのね。
よしっ!変なとこ診せられないからあたしも頑張らねば!!!
エルだけなんだか微妙な顔をしてたけど、とりあえず予定通り馬の休憩になったとき、あたし達は近場の森へ向かうことにした。
「この辺はホーンラビットや、グリーンスライムやレッドスライム、時々一つ目イノシシが出現する」
「それは初心者向けの魔獣やモンスターなの?」
「ホーンラビットは素早いが攻撃力が低い、スピードを生かした蹴りだけ回避するかシールドで防御すればサーヤでも十分戦えるだろう。スライムはもちろん初心者向けだが、レッドスライムが噴出する赤いガスには注意しろ」
「赤いガス?」
「あれは強酸だから皮膚や服が溶けるぞ」
「ひぃぃっ」
さすがモンスター・・・確かに安全に倒せるモンスターや魔獣なんている方がおかしいもんね。
ちょっとドキドキしてきたけど頑張ろう!
「一つ目イノシシはお前にはまだ早い。見つけても俺が何とかするから攻撃はしようとするな」
「うん、わかった!」
あたしはもちろん近接じゃなく遠距離・・・というか中距離の魔法攻撃が主体となるので、エルが探索魔法でモンスターや魔獣を見つけたら近づいて魔法攻撃をする・・・というのが今回の特訓だ。
「!!・・・サーヤ、ホーンラビットがあの茂みに潜んでいるが、いけるか?」
「・・・うん!いける!ってかいきます!!」
よし!魔獣との初めての戦闘!!頑張りますっ!!!
いつもの朝。
この世界には目覚まし時計というものがないから、自然と起きるか起こされるところから始まる。
ちなみに今日は・・・―――
ふかふかのお布団と・・・あれ、なんか気持ち良い、これって・・・
「・・・んっ、ぁ、あれ?」
「ん?起きたのか、サーヤ」
「え?エル、これって・・・あぁっ、や、挿入って、んぁぁぁっ」
起きたらエルに襲われていました。
しかも横向きで寝た状態で後ろからゆるゆると攻めていたらしい。
「ちょっとエルっ!・・・んっ、なんで、寝てる間に、んぁっ」
「お前が胸を揉むのを禁止だというから、それ以外を弄ってると挿入れたくなった」
いやいやいや、寝てる間に襲うことに対して言ってるのであって、経緯の問題じゃないのっ!!!
ってゆーか、胸揉み禁止は律義に守ってくれてるんだ・・・
「寝ている間でも相変わらず濡れやすいな、サーヤ」
大きなお世話ですよっ、コノヤロウっ!!!
エルはあたしが起きたことで、うつ伏せのバックの状態に体位を変更し、ゆっくりだけど腰を固定したまま一番奥までピストンを繰り返し、急に与えられる快感が倍増した。
「あ、やぁっ、深い、ん、っくぅ・・・はぁっ、ぁぁっ」
「っく、ホントにお前のココは・・・熱くてトロトロだな」
エルの指が敏感なクリトリスをきゅっと摘まんでビクンっと身体が反応する。
揉むのを禁止と言ったからなのか、もう片方の手の指はあたしの口の中に入れられ呼吸が少し辛い。
「俺のモノだと思え」と耳元で色っぽい声で囁かれると、あたしは自然とそれに従ってしまう程すでに快楽でエルに支配されていた。
「ひゅぅ、ふぁっ、んぅ、ちゅる・・・ぁむ、じゅる、っふ・・・」
「はぁっ、ずいぶんと、美味しそうに咥えるな・・・上も下もいやらしい口だ」
「んんっ、やらぁ、いわらひで・・・んむ、っじゅる」
最近は言葉攻めで辱めようとするドSの俺様エルフ様。
恥ずかしいと言えば言う程イイ顔をするエルの顔すらも、あたしにはカッコ良く見えてドキドキしてしまう。
今は口に出して言えない分、エルの指を「大好きだよ」の気持ちを込めて舐った。
「ぅ、はぁっ、はぁ、サーヤ・・・そんなに指を、っく、もういいから」
「ふぁっ、ぁぁっ、~~~~~~~~~~~~っ」
エルが感じてるっぽい言葉がなんとなく聞こえたけど、夢中だったあたしは気づかなくて、上も下も気持ち良すぎて良くわからないまま、ナカに注がれる熱を感じてあたしは真っ白になった。
指を咥えたままのあたしは、ひゅー、ひゅーと荒い呼吸を繰り返し、息苦しさと快感で涙やら溢れた唾液やらで顔も酷いし、昨日から注がれているエルの熱い精やあたしの愛液で上も下もぐちゃぐちゃだった。
ようやく解放されたけど動けないあたしを、エルがお風呂に連れて行ってくれた。
いつものようにエルに後ろからぎゅっと包まれるような姿勢で、エルの張ってくれたちょっと熱めのお湯に浸かる。
「・・・朝から激しすぎやしませんかね、エルさん」
「それはお前にも言えると思うが?」
「うぅ、だって・・・」
エルと出逢って、気持ちが通じ合う前から数えきれないくらい肌を重ねているけど、マンネリどころか回を重ねるごとにどんどん気持ち良くなって夢中になってしまう。
いつもは冷静でクールなエルに、欲望むき出しで獲物を射るようなギラギラした瞳で見つめられるともうダメです。
あと、エルの眼鏡も、お城で見せてくれた正装もダメです。
・・・あたし、エルに弱すぎじゃない?
反論できなくてぶくぶくと顔半分をお湯に沈んでふくれるあたし。
「沈むな、のぼせるぞ。今日は休憩中にクエストに向けた特訓をしようと思ったがしなくて良いのか?」
「クエストに向けた特訓?!やるっ、やりたい!!」
そうだ!今回旅行中にクエストに連れて行ってもらう約束してたんだ!
ファンタジーと言えば冒険!クエストですよっ!!
せっかく冒険者登録してきたんだし冒険者らしいことしなきゃ損でしょ!!
「あ、でもあたし、こんなんじゃ今日動けそうもないよ?」
「何のためにセイルが妖精の粉をくれたと思っている?」
少なくとも、あたしがエルに抱き潰されて動けないのをどうにかするためではないと思うよ!!
結局今日も回復魔法と癒しの水、妖精の粉のフルコースであたしは完全復活したのでした。
・・・妖精の粉は拒否しようと思ったけど、エルが妖精の粉を口に含んでディープキスしてきたのであたしも強制的に摂取することになり、一緒に舐めたエルもいつも以上に回復したみたい。
うぅ、妖精さん、貴重なものなのにごめんなさい。
◇
簡単に朝食を済ませてから、手際よく野営の設備を撤去して、昨日と同じようにあたしやエル達はベルナートさんの特殊空間へ移動してのんびりとした時間を過ごした。
外の景色を見たい気持ちもあるけど、大きめと言っても同じ馬車内でクラリスさんと一緒に過ごすのは難しいと思うし、きっと周りもそう思ってるはずだ。
昨日ほどの暑さじゃないけど天気は良好。
今日も進めるだけ進んで、馬の様子を見ながら休憩です。
ミナトちゃんが癒しの水を馬にあげてくれるおかげで、予定よりも早くメラルダに着きそうだとカルステッドさんは言っていた。
良い子の天使には、あとで昨日エルにもあげて好評だったミルクプリンを皆より1つ多めにあげるね!
「サーヤまま、きょうおそとで、エルぱぱと、まほうのとっくんすゆの?」
「うん、お馬さんが休憩してる間にね。街道沿い近くの平原やちょっと行った森に、初心者向けの魔獣もいるみたいなんだ。ミナトちゃんが前に教えてくれた水の攻撃魔法も使ってみようと思うの」
「ほんと?じゃあ、サーヤままが、がんばってゆの、そばでみたいの!」
「僕も、ミナトと一緒におねーさんが頑張ってるの応援してても良い?」
「うん、良いよ!・・・まだ不慣れだから見られるのはちょっと恥ずかしいけどね」
たとえ見た目が天使でも、魔法はあたしよりも断然扱える精霊王様達だ。
人様に見せられるモノじゃないけど、断るなんてあたしの選択肢にはないのだ。
「サーヤ、俺もそばにいたい」
「ボクも~。前に教えた風魔法しっかり使えるか見ないとね☆」
うぅ・・・結局皆に見守られる感じで特訓するのね。
よしっ!変なとこ診せられないからあたしも頑張らねば!!!
エルだけなんだか微妙な顔をしてたけど、とりあえず予定通り馬の休憩になったとき、あたし達は近場の森へ向かうことにした。
「この辺はホーンラビットや、グリーンスライムやレッドスライム、時々一つ目イノシシが出現する」
「それは初心者向けの魔獣やモンスターなの?」
「ホーンラビットは素早いが攻撃力が低い、スピードを生かした蹴りだけ回避するかシールドで防御すればサーヤでも十分戦えるだろう。スライムはもちろん初心者向けだが、レッドスライムが噴出する赤いガスには注意しろ」
「赤いガス?」
「あれは強酸だから皮膚や服が溶けるぞ」
「ひぃぃっ」
さすがモンスター・・・確かに安全に倒せるモンスターや魔獣なんている方がおかしいもんね。
ちょっとドキドキしてきたけど頑張ろう!
「一つ目イノシシはお前にはまだ早い。見つけても俺が何とかするから攻撃はしようとするな」
「うん、わかった!」
あたしはもちろん近接じゃなく遠距離・・・というか中距離の魔法攻撃が主体となるので、エルが探索魔法でモンスターや魔獣を見つけたら近づいて魔法攻撃をする・・・というのが今回の特訓だ。
「!!・・・サーヤ、ホーンラビットがあの茂みに潜んでいるが、いけるか?」
「・・・うん!いける!ってかいきます!!」
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