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6章 帰郷!エルフの里へ ~2人の婚約者編~
トルク村で過ごそう ~酒は飲んでも飲まれるな2*~
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◇
眩しい朝の光が窓から差し込み、身体がほんのり暖かさを感じて目が覚めた。
「ん、あれ?・・・朝?」
ボーっとする頭で昨日のことを思い出そうとするけど、なんだか記憶が曖昧だ。
とりあえず身体を起こそうと瞬間・・・―――
(ズッキ――――――ン)
「痛っ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」
あれ?頭がすごくズキンズキン痛むんだけど、あたし昨日って・・・
「えっと、確かエルとお酒飲んで・・・あれ?」
エルと初めて一緒にお酒を飲んで楽しくなっちゃって、“あたしの身体のどこが好き?”って聞いたところまでは覚えてるけど、そのあとがわからない。
・・・ちなみに隣に寝ているエルは裸だ。あたしはかろうじてパジャマの中に来ていたベビードールを羽織っているけど、前開きの紐が解かれてるし下着は身につけていない。
「・・・脱いだ記憶も、エルとえっちした記憶もないんだけど・・・これは昨日もシテるよね?」
「ほぅ、脱いだところから記憶がないのか・・・なるほどな」
「!!!」
エルっ、起きてたの・・・って、なんかめっちゃ不機嫌なんですけどっ!!!
あたしなんかやらかしたの??!!
「エル・・・お、おはよう」
「・・・先ほど何か痛がっていたが、二日酔いか?」
「あ、うん、そうみたい。久々に飲んだからね。・・・頭痛薬ってあるのかな?」
エルは薬とお水をくれたけど、さっきから無言だし明らかに不機嫌だし、気まずくて仕方がない。
一体昨日のあたしは何をやらかしたというの??!!!
「・・・お前はいつも酔うとああなるのか?」
「ごめん、エル・・・あたしは一体何をやらかしちゃったんでしょうか・・・」
薬は即効性があったらしく、飲んだらすーっと頭痛が治まってくれたので、思わず正座してエルに向き合ってしまった。とりあえずこれでいつでも土下座ができる。
「お前はどこまで覚えている?」
「・・・エルに「あたしの身体のどこが好き?」って聞いたところまで・・・かな?」
エルが「そこからか・・・」と呟きながら盛大にため息をついた。
正直聞くのが怖かったけど、聞かないままただ謝るのも申し訳ないので聞くことにした。
・・・そして、聞いたあと激しく後悔した・・・――――――
◇
「申し訳ございませんでした!!」
「・・・なんだ、その変なポーズは」
「前いた世界の最大限の謝罪の姿勢です」
「・・・」
ベッドの上には裸にシーツをゆるく巻き付けた状態のエルと土下座するあたし。
だって、ありえないっ・・・ありえないよっ・・・
暑いって言って自分から脱ぎだして、エルの服も脱がせ始めたらそりゃえっちしようって流れになるのは当たり前だ。問題はそのあとですよっ!エルが挿入れた瞬間に寝落ちしただと???!!!
ありえないっ!!ありえないでしょっ、あたしぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!
「お前は今後酒禁止だ」
「うぅ・・・はい」
当然のごとくお酒禁止令がでました。
せっかく美味しいお酒だったけど、エルに迷惑をかけてまで飲みたいとは思わないもん。仕方ない。
不機嫌だと思っていたエルは、顔を上げたあたしを手招きで呼び寄せてきたので、あたしは「ごめんね」という気持ちを込めてぎゅっと抱きついた。
キスをしたくて少し腕を緩めると、目の前にあったエルの強く蒼い瞳に心を奪われ、そのまま口唇も奪われる。そして、優しくいやらしく啄むように唇を重ねたあと、激しく重なり舌を絡ませ合う。
“えっちするよ”の合図だ。
「んぁ、ふ・・・んんっ、んむ、、ぁ、エル、んっ」
エルの首に腕を回して激しいキスに夢中になっていると、エルの両手があたしの両胸を捕らえ、形が変わるくらい揉んだりきゅっと乳首を摘まんだりと甘い刺激で身体の力が抜けてくるあたし。
「ん、ダメだ。まだしっかりしがみついていろ」
「はぁっ、ん、そんなこと言っても・・・んっ、気持ち、良すぎて、ぁぁっ、ムリぃ・・・んんっ」
「まったく、仕方ない奴だ」
エルはそう言って、自分を背もたれにするようあたしを座らせ、後ろから抱きしめながらうなじにキスをした。
「んっ、エル、ホントにうなじが好きなんだね・・・ん、くすぐったい」
「お前もこの体勢好きだろう?」
「ぁ、うん、後ろからぎゅってされるの、好き」
エルにはあたしの気持ちもあたしの弱い場所も、こうやって好きな体勢も全部お見通しのようだ。
・・・えっちの最中のあたしの気持ちが時々届かないのは、わかってて無視してるんですね、鬼畜エルフめ。
「何度も何度も抱いてるんだ、大体のことはわかるさ。お前が感じる場所も、お前が濡れやすくなる方法も・・・」
「え?・・・ひゃぅっ」
後ろから抱きしめる腕は、いつの間にか片手で胸を揉みもう片方で秘裂をゆるゆるとなぞっていた。
先ほどからのキスや胸への愛撫で、触れた瞬間にくちゅくちゅと湿った音が自分にも聞こえてくる。
「サーヤ、今お前は俺にどうされている?そして、どうされるとより気持ち良くなる?」
「え、ぁっ・・・どうって、んんっ」
「昨日俺を疑ったであろう?それに、昨夜はこれからというときに寝落ちするし・・・これが“お仕置き”だ。答えろ、お前は今ナニをされている?」
「うっ・・・」
それを言われると何も言えないっ!!“お仕置き”って確かに言ってたけど、今されてることを言葉にするって・・・
「ぅ、ぁ、その・・・エルに、胸を揉まれ、ながら、んっ・・・ぁ、アソコを、ゆ、指で、撫で・・・」
「指で撫で・・・?」
ぐちゅんっとエルが指をいきなり挿入れてきた。
「ぁ、やぁぁぁぁぁぁぁっ」
「今、俺の指はどうなった?そしてお前のナカはどうなった?」
新手の言葉攻めですかっ!昨日のことを余程根に持ってるんですねっ!!
いつにも増してドSで鬼畜な魔王様でいらっしゃる!!
あたしとしても誠意を見せるために、素直にエルに言われた通り頑張って今を伝えることにした。
「んんっ、エルの指が、あたしの、ぁんっ、ナカに・・・んぁっ」
自分で自分の状況を説明するって、ものすごくドキドキして恥ずかしい・・・
言っている最中もぐちゅっ、じゅぶっ、とエルはあたしのナカを掻きまわすけど、いつも以上に気持ち良くてどんどん蜜が溢れてる気がする・・・
エルの思惑に嵌まり、えっちな行為に対して興奮しているあたしは、脚を開き無意識により快楽を得ようとしていた。もちろんエルはそんなあたしを見逃すわけがない。
「ぁぁあっ、ナカをっ、掻き混ぜられ・・・ぁ、やぁっ、そんな、奥までっ、ぁぁぁぁっ」
「何を言っている。奥まで入るように脚を広げたのは自分だぞ?気づかなかったか?」
「へ、やぁぁっ、嘘、ぁぁぁっ」
「嘘なものか。くくくっ、おかげで普段より指が奥まで挿入るわ、お前もいつも以上に濡れているではないか。ベッドに垂れてシミができてるのではないか?」
「あっ、そんな・・・やっ、あぁぁっ、そこダメ、エルっ、やぁぁっ」
エルが急に膣の浅い部分を、指の角度を変えてくちくちと攻め立てる。奥までぐりぐりされる快感とは違って、何かがきそうな・・・溢れている蜜とは別の何かが出そうになる。
あたしは強すぎる快感と恐怖に頭がいっぱいになり、悲鳴に近い声をあげるもエルは容赦なく刺激し続け、トドメに耳元で囁き耳を甘噛みされた。
「・・・ココだな。イけ、サーヤ」
「っ!!!・・・やっ、やだやだっ、怖いっ、なんか出ちゃっ・・・やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」
(ビクンっ、ビクンッ、ぷしゃ~~~~~~~~~~~~~っつ)
「はぁっ、はぁ・・・や、ヤダって、言ったのにぃ・・・ふぇっ、エルのバカぁ」
「ふっ、“お仕置き”だと言っただろうが・・・ま、やりすぎたか」
「うぅ~~~っ、ドSっ、鬼畜っ、バカっ、エルなんて、エルなんてぇ・・・」
「ん?俺がなんだって?」
「大好きだっ、バカ~~~~~~~~~~~~っ」
「くくくっ、そうかそうか」
もうっ、もうっ!今さら鬼畜度が増したって嫌いになんてなれないよっ!!
数えきれないくらい抱かれてるのに、なんでさらにあたしを開発しようとするの?!
もう十分だから!魔王様のえっちは十分すぎるくらい気持ちいいからぁぁぁ!!!
あたしが盛大にイって潮を吹いて全身脱力状態なのに、満足そうに微笑む魔王様はやはりどこまでも魔王様でした。
「さて・・・」
「へ?」
ぐりんっと仰向けに寝かせられ、エルが覆いかぶさってくる。
・・・待って、もしかして、もしかしなくてもこれから・・・―――
「今度は俺が気持ち良くなる番だな」
「は?嘘っ、待って・・・あぁぁぁぁぁぁぁっ」
足をぐいっと広げられ、ゆっくりだけど奥深くまで挿入ってくるエルのモノ。
すでに蜜が溢れすぎて大洪水状態のあたしの蜜壺は、イった直後とあってあたしの心と裏腹にエルを離すまいときゅんきゅんと収縮を繰り返す。
「ふっ、お前のココも悦んでいるようだな」
「ぁぅっ、違っ・・・くないけど、違くて、ぁぁっ、奥、やぁっ」
「くくっ、いつも以上に俺を離すまいと絡みついてくるくせに・・・まだ朝は早い。たっぷりと啼け、サーヤ」
「!!!!」
結局その日もお昼まで起きることができませんでした。
ドSで鬼畜な俺様エル様は、やっぱりどこまでも魔王様でした・・・――――――
眩しい朝の光が窓から差し込み、身体がほんのり暖かさを感じて目が覚めた。
「ん、あれ?・・・朝?」
ボーっとする頭で昨日のことを思い出そうとするけど、なんだか記憶が曖昧だ。
とりあえず身体を起こそうと瞬間・・・―――
(ズッキ――――――ン)
「痛っ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」
あれ?頭がすごくズキンズキン痛むんだけど、あたし昨日って・・・
「えっと、確かエルとお酒飲んで・・・あれ?」
エルと初めて一緒にお酒を飲んで楽しくなっちゃって、“あたしの身体のどこが好き?”って聞いたところまでは覚えてるけど、そのあとがわからない。
・・・ちなみに隣に寝ているエルは裸だ。あたしはかろうじてパジャマの中に来ていたベビードールを羽織っているけど、前開きの紐が解かれてるし下着は身につけていない。
「・・・脱いだ記憶も、エルとえっちした記憶もないんだけど・・・これは昨日もシテるよね?」
「ほぅ、脱いだところから記憶がないのか・・・なるほどな」
「!!!」
エルっ、起きてたの・・・って、なんかめっちゃ不機嫌なんですけどっ!!!
あたしなんかやらかしたの??!!
「エル・・・お、おはよう」
「・・・先ほど何か痛がっていたが、二日酔いか?」
「あ、うん、そうみたい。久々に飲んだからね。・・・頭痛薬ってあるのかな?」
エルは薬とお水をくれたけど、さっきから無言だし明らかに不機嫌だし、気まずくて仕方がない。
一体昨日のあたしは何をやらかしたというの??!!!
「・・・お前はいつも酔うとああなるのか?」
「ごめん、エル・・・あたしは一体何をやらかしちゃったんでしょうか・・・」
薬は即効性があったらしく、飲んだらすーっと頭痛が治まってくれたので、思わず正座してエルに向き合ってしまった。とりあえずこれでいつでも土下座ができる。
「お前はどこまで覚えている?」
「・・・エルに「あたしの身体のどこが好き?」って聞いたところまで・・・かな?」
エルが「そこからか・・・」と呟きながら盛大にため息をついた。
正直聞くのが怖かったけど、聞かないままただ謝るのも申し訳ないので聞くことにした。
・・・そして、聞いたあと激しく後悔した・・・――――――
◇
「申し訳ございませんでした!!」
「・・・なんだ、その変なポーズは」
「前いた世界の最大限の謝罪の姿勢です」
「・・・」
ベッドの上には裸にシーツをゆるく巻き付けた状態のエルと土下座するあたし。
だって、ありえないっ・・・ありえないよっ・・・
暑いって言って自分から脱ぎだして、エルの服も脱がせ始めたらそりゃえっちしようって流れになるのは当たり前だ。問題はそのあとですよっ!エルが挿入れた瞬間に寝落ちしただと???!!!
ありえないっ!!ありえないでしょっ、あたしぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!
「お前は今後酒禁止だ」
「うぅ・・・はい」
当然のごとくお酒禁止令がでました。
せっかく美味しいお酒だったけど、エルに迷惑をかけてまで飲みたいとは思わないもん。仕方ない。
不機嫌だと思っていたエルは、顔を上げたあたしを手招きで呼び寄せてきたので、あたしは「ごめんね」という気持ちを込めてぎゅっと抱きついた。
キスをしたくて少し腕を緩めると、目の前にあったエルの強く蒼い瞳に心を奪われ、そのまま口唇も奪われる。そして、優しくいやらしく啄むように唇を重ねたあと、激しく重なり舌を絡ませ合う。
“えっちするよ”の合図だ。
「んぁ、ふ・・・んんっ、んむ、、ぁ、エル、んっ」
エルの首に腕を回して激しいキスに夢中になっていると、エルの両手があたしの両胸を捕らえ、形が変わるくらい揉んだりきゅっと乳首を摘まんだりと甘い刺激で身体の力が抜けてくるあたし。
「ん、ダメだ。まだしっかりしがみついていろ」
「はぁっ、ん、そんなこと言っても・・・んっ、気持ち、良すぎて、ぁぁっ、ムリぃ・・・んんっ」
「まったく、仕方ない奴だ」
エルはそう言って、自分を背もたれにするようあたしを座らせ、後ろから抱きしめながらうなじにキスをした。
「んっ、エル、ホントにうなじが好きなんだね・・・ん、くすぐったい」
「お前もこの体勢好きだろう?」
「ぁ、うん、後ろからぎゅってされるの、好き」
エルにはあたしの気持ちもあたしの弱い場所も、こうやって好きな体勢も全部お見通しのようだ。
・・・えっちの最中のあたしの気持ちが時々届かないのは、わかってて無視してるんですね、鬼畜エルフめ。
「何度も何度も抱いてるんだ、大体のことはわかるさ。お前が感じる場所も、お前が濡れやすくなる方法も・・・」
「え?・・・ひゃぅっ」
後ろから抱きしめる腕は、いつの間にか片手で胸を揉みもう片方で秘裂をゆるゆるとなぞっていた。
先ほどからのキスや胸への愛撫で、触れた瞬間にくちゅくちゅと湿った音が自分にも聞こえてくる。
「サーヤ、今お前は俺にどうされている?そして、どうされるとより気持ち良くなる?」
「え、ぁっ・・・どうって、んんっ」
「昨日俺を疑ったであろう?それに、昨夜はこれからというときに寝落ちするし・・・これが“お仕置き”だ。答えろ、お前は今ナニをされている?」
「うっ・・・」
それを言われると何も言えないっ!!“お仕置き”って確かに言ってたけど、今されてることを言葉にするって・・・
「ぅ、ぁ、その・・・エルに、胸を揉まれ、ながら、んっ・・・ぁ、アソコを、ゆ、指で、撫で・・・」
「指で撫で・・・?」
ぐちゅんっとエルが指をいきなり挿入れてきた。
「ぁ、やぁぁぁぁぁぁぁっ」
「今、俺の指はどうなった?そしてお前のナカはどうなった?」
新手の言葉攻めですかっ!昨日のことを余程根に持ってるんですねっ!!
いつにも増してドSで鬼畜な魔王様でいらっしゃる!!
あたしとしても誠意を見せるために、素直にエルに言われた通り頑張って今を伝えることにした。
「んんっ、エルの指が、あたしの、ぁんっ、ナカに・・・んぁっ」
自分で自分の状況を説明するって、ものすごくドキドキして恥ずかしい・・・
言っている最中もぐちゅっ、じゅぶっ、とエルはあたしのナカを掻きまわすけど、いつも以上に気持ち良くてどんどん蜜が溢れてる気がする・・・
エルの思惑に嵌まり、えっちな行為に対して興奮しているあたしは、脚を開き無意識により快楽を得ようとしていた。もちろんエルはそんなあたしを見逃すわけがない。
「ぁぁあっ、ナカをっ、掻き混ぜられ・・・ぁ、やぁっ、そんな、奥までっ、ぁぁぁぁっ」
「何を言っている。奥まで入るように脚を広げたのは自分だぞ?気づかなかったか?」
「へ、やぁぁっ、嘘、ぁぁぁっ」
「嘘なものか。くくくっ、おかげで普段より指が奥まで挿入るわ、お前もいつも以上に濡れているではないか。ベッドに垂れてシミができてるのではないか?」
「あっ、そんな・・・やっ、あぁぁっ、そこダメ、エルっ、やぁぁっ」
エルが急に膣の浅い部分を、指の角度を変えてくちくちと攻め立てる。奥までぐりぐりされる快感とは違って、何かがきそうな・・・溢れている蜜とは別の何かが出そうになる。
あたしは強すぎる快感と恐怖に頭がいっぱいになり、悲鳴に近い声をあげるもエルは容赦なく刺激し続け、トドメに耳元で囁き耳を甘噛みされた。
「・・・ココだな。イけ、サーヤ」
「っ!!!・・・やっ、やだやだっ、怖いっ、なんか出ちゃっ・・・やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」
(ビクンっ、ビクンッ、ぷしゃ~~~~~~~~~~~~~っつ)
「はぁっ、はぁ・・・や、ヤダって、言ったのにぃ・・・ふぇっ、エルのバカぁ」
「ふっ、“お仕置き”だと言っただろうが・・・ま、やりすぎたか」
「うぅ~~~っ、ドSっ、鬼畜っ、バカっ、エルなんて、エルなんてぇ・・・」
「ん?俺がなんだって?」
「大好きだっ、バカ~~~~~~~~~~~~っ」
「くくくっ、そうかそうか」
もうっ、もうっ!今さら鬼畜度が増したって嫌いになんてなれないよっ!!
数えきれないくらい抱かれてるのに、なんでさらにあたしを開発しようとするの?!
もう十分だから!魔王様のえっちは十分すぎるくらい気持ちいいからぁぁぁ!!!
あたしが盛大にイって潮を吹いて全身脱力状態なのに、満足そうに微笑む魔王様はやはりどこまでも魔王様でした。
「さて・・・」
「へ?」
ぐりんっと仰向けに寝かせられ、エルが覆いかぶさってくる。
・・・待って、もしかして、もしかしなくてもこれから・・・―――
「今度は俺が気持ち良くなる番だな」
「は?嘘っ、待って・・・あぁぁぁぁぁぁぁっ」
足をぐいっと広げられ、ゆっくりだけど奥深くまで挿入ってくるエルのモノ。
すでに蜜が溢れすぎて大洪水状態のあたしの蜜壺は、イった直後とあってあたしの心と裏腹にエルを離すまいときゅんきゅんと収縮を繰り返す。
「ふっ、お前のココも悦んでいるようだな」
「ぁぅっ、違っ・・・くないけど、違くて、ぁぁっ、奥、やぁっ」
「くくっ、いつも以上に俺を離すまいと絡みついてくるくせに・・・まだ朝は早い。たっぷりと啼け、サーヤ」
「!!!!」
結局その日もお昼まで起きることができませんでした。
ドSで鬼畜な俺様エル様は、やっぱりどこまでも魔王様でした・・・――――――
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