206 / 512
5章 帰郷!エルフの里へ ~記憶喪失編~
トルク村で過ごそう ~飼い猫の捜索2~
しおりを挟む
◇
あたしが起きた・・・というか、起こされたのはお昼ご飯の時間だった。
ベルナートさんのものすごい叫び声で何事??!!って目が覚めたら、ピクッピクッと口から泡を吹いて倒れている大きなわんこがいて、思わず叫んじゃったよね!!
誰も起こしてくれないどころか、あたしが寝ているときにミナトちゃんやカイトくん、わんこ姿のベルナートさんまでベッドに潜り込んで一緒に寝てたって言うんだから、後から聞いてビックリしたよ!
どれだけぐっすり寝てたの、あたしっ!!
「え・・・じゃぁ、明日はその奴隷商に皆で行くの?」
「あぁ、さっさと行って潰してくる」
あれ?アルマさんを救出しに行くんじゃなかったっけ??!!
「サーヤ達はのんびりしてて良いよ☆でも、奴隷市にくるような変な輩が多いだろうから、できれば人がいない場所にいて欲しいんだけど」
「そうなの?」
「ほら、サーヤ達が村の中にいるとボク達も安心して攻撃できないから・・・ミナトやカイトがバリア張ってくれるとは思うけどさ♪」
奴隷商に行くじゃなくて、めっちゃ攻撃して潰す気満々じゃないかっ!!
話し合いっていったい何だったの?!
・・・あれ、心なしかカルステッドさんが疲れた顔してる?
エルがあたしの頭をくしゃっと撫でながらあたしのおでこと自分のおでこをくっつけてきた。
「サーヤ・・・お前、まだ熱っぽくないか?」
「ん、そう?確かにそう言われたらちょっとだけ熱っぽいかな?」
カイトさんの加護による熱がまだ長引いてるのかな?今回はずっと微熱みたいなのが続いてるんだよね。
「ミナト、カイト、明日はサーヤを連れて近くの森でのんびり過ごしてもらってて良いか?結界を張るなりバリアを張るなり、念のため周りは警戒しておいてくれ」
「あいっ!」
「うん、わかった」
天使達がエルの言うことをしっかり聞いてる。・・・すっかりカイトくんも馴染んできたなぁ。
「駄犬・・・」
「!!」
「お前がこいつらの保護者代わりだ。何かあってもしっかり護れ。護ったら褒美をやる・・・くれぐれも、くれぐれも可笑しな真似をするな・・・わかったか?」
「(コクコクコク)」
2回言ったっ!しかも笑顔なのになぜか迫力がものすごいっ!!
すっかりわんこがエルに怯えてしまった。
またあの回復薬飲まされてたのかと思ったけど、前より明らかにダメージが酷そうなんだよね・・・エル、いったいわんこになに飲ませたの?!
ベルナートさんは最近ずっとわんこ姿で、ホントに尻尾と耳がわかりやすい。
わんこの方が動きやすいし人と話さなくて済むし、あたしのそばにいやすいから便利なんだと言っていた。
今はエルに怖がりながら、約束守ったらご褒美がもらえる嬉しさに尻尾を振っている。器用だなぁ。
・・・ご褒美は絶対あたしが絡むのに、相変わらずエルはあたしの許可を取ろうとはしないのね。
今日はこのあと自由時間ということで、エルやミナトちゃん、カイトくんと市場にお買い物に行くことにした。
熱っぽいと言っても具合が悪いわけじゃないし、さっきまでいっぱい寝たからもう眠くないんだよね。
ずっと馬車にいたし、少しは身体を動かさなきゃ!
◇
「わぁ~、さすが市場だね。お魚がいっぱい!!」
「おしゃかな、いっぱ~い」
あたしが市場でいろんな魚を買いたいということで、やってきましたトルク村の市場!
漁に出るのが人それぞれ時間が違うみたいで、朝早くから漁に出てもう店じまいする人、今から捕ってきた魚を販売する人など各々自分のやりたいようにやっている。
自分でも処理できそうなイカ・・・もといテインや、名前は違うけどエビもあったので購入した。
お店の人に話してみたら、魚を切り分けてくれるというので、いくつかお勧めのお魚を切り身にしてもらった。
そして、ビックリしたのは海で見かけたテイン焼きの醤油みたいな香ばしいタレ!
あれはこのトルク村で取れる“ゾヤンの実”というものから作っている、見た目も味もまさに醤油だった!!
まさかこの世界で醤油に出会えるなんて思わなかったよ!!!
もちろん即買いですっ、多めに買っちゃったよね!!
「ふふふ~♪」
「ずいぶんとご機嫌だな、サーヤ」
「んふ~、とても良いモノが買えたんだも~ん♪これでまた美味しい料理が作れるよ!」
「お前の美味い料理がまた増えるのか?それは楽しみだな。他にも買いたいものがあったらいくらでも買えば良い」
「やったぁ!ありがと、エル!大好き♡」
嬉しくてエルに抱きついてたら、それを見ていたミナトちゃんも「エルぱぱ、だいしゅき~♡」ってエルの足に抱きついてきて超可愛いっ!
カイトくんは恥ずかしそうにもじもじしながら、エルの服の裾をきゅって掴んでた!
何これっ!超ピュアなカイトくん尊いっ!!
あたし達のやり取りを見てたお店の人が「仲良し親子だね」と言って、おまけもいっぱいつけてくれた。
旅行も良いけど、やっぱり森で皆とのんびり過ごす生活が一番好きだなぁ・・・
早く帰って買った魚やしょうゆを使って美味しいものを皆に食べさせたいなぁ・・・
買い物を思う存分楽しんだあたし達は、そのまま4人で宿の食事処でご飯を食べ、ミナトちゃんとカイトくんの希望もあって夜も4人で一緒に寝ることになった。
船でお泊りしたときよりも少し狭いベッドだったけど、より一層ぎゅって寄り添い合うのもすごく安心できて幸せな気分で眠ることができました。
◇
「エリュシオン」
「・・・セイルか」
あたしやミナトちゃん達が寝静まった頃、転移してきたセイルがエルに会いに来た。
「カルステッド達が調べた限り、奴隷商にアルマって奴ははいなかったみたい」
「・・・ったく、あいつはどこにいるんだか」
「サーヤの飼い猫が関わってないからボクは手を出せないけど、エリュシオンがやり過ぎないようにでも見張っとく?」
「飼い猫?アルマのことか?」
「ふふ、駄犬に躾する前に餌付けしてたみたいでね☆サーヤって、たまに念話じゃないのに心の声が漏れてくるんだ♪リアの記憶を見せたからか、繋がりやすいみたい☆」
「はぁ・・・あいつはホントに。それを知ったらまた騒ぐだろうから黙っておけ」
「そうだね☆その方がおもしろいし♪じゃ、明日はストレス発散も兼ねて暴れちゃえば?何か言われても仲間助けるためって理由も使えるわけだし☆」
「そうだな・・・しばらく暴れてないから、たまには運動するのも良いかもな」
あたしが幸せな夢を見ているときに、夜な夜なこんな物騒な会話がされていたなんて、あたしは全く知りませんでした・・・―――
あたしが起きた・・・というか、起こされたのはお昼ご飯の時間だった。
ベルナートさんのものすごい叫び声で何事??!!って目が覚めたら、ピクッピクッと口から泡を吹いて倒れている大きなわんこがいて、思わず叫んじゃったよね!!
誰も起こしてくれないどころか、あたしが寝ているときにミナトちゃんやカイトくん、わんこ姿のベルナートさんまでベッドに潜り込んで一緒に寝てたって言うんだから、後から聞いてビックリしたよ!
どれだけぐっすり寝てたの、あたしっ!!
「え・・・じゃぁ、明日はその奴隷商に皆で行くの?」
「あぁ、さっさと行って潰してくる」
あれ?アルマさんを救出しに行くんじゃなかったっけ??!!
「サーヤ達はのんびりしてて良いよ☆でも、奴隷市にくるような変な輩が多いだろうから、できれば人がいない場所にいて欲しいんだけど」
「そうなの?」
「ほら、サーヤ達が村の中にいるとボク達も安心して攻撃できないから・・・ミナトやカイトがバリア張ってくれるとは思うけどさ♪」
奴隷商に行くじゃなくて、めっちゃ攻撃して潰す気満々じゃないかっ!!
話し合いっていったい何だったの?!
・・・あれ、心なしかカルステッドさんが疲れた顔してる?
エルがあたしの頭をくしゃっと撫でながらあたしのおでこと自分のおでこをくっつけてきた。
「サーヤ・・・お前、まだ熱っぽくないか?」
「ん、そう?確かにそう言われたらちょっとだけ熱っぽいかな?」
カイトさんの加護による熱がまだ長引いてるのかな?今回はずっと微熱みたいなのが続いてるんだよね。
「ミナト、カイト、明日はサーヤを連れて近くの森でのんびり過ごしてもらってて良いか?結界を張るなりバリアを張るなり、念のため周りは警戒しておいてくれ」
「あいっ!」
「うん、わかった」
天使達がエルの言うことをしっかり聞いてる。・・・すっかりカイトくんも馴染んできたなぁ。
「駄犬・・・」
「!!」
「お前がこいつらの保護者代わりだ。何かあってもしっかり護れ。護ったら褒美をやる・・・くれぐれも、くれぐれも可笑しな真似をするな・・・わかったか?」
「(コクコクコク)」
2回言ったっ!しかも笑顔なのになぜか迫力がものすごいっ!!
すっかりわんこがエルに怯えてしまった。
またあの回復薬飲まされてたのかと思ったけど、前より明らかにダメージが酷そうなんだよね・・・エル、いったいわんこになに飲ませたの?!
ベルナートさんは最近ずっとわんこ姿で、ホントに尻尾と耳がわかりやすい。
わんこの方が動きやすいし人と話さなくて済むし、あたしのそばにいやすいから便利なんだと言っていた。
今はエルに怖がりながら、約束守ったらご褒美がもらえる嬉しさに尻尾を振っている。器用だなぁ。
・・・ご褒美は絶対あたしが絡むのに、相変わらずエルはあたしの許可を取ろうとはしないのね。
今日はこのあと自由時間ということで、エルやミナトちゃん、カイトくんと市場にお買い物に行くことにした。
熱っぽいと言っても具合が悪いわけじゃないし、さっきまでいっぱい寝たからもう眠くないんだよね。
ずっと馬車にいたし、少しは身体を動かさなきゃ!
◇
「わぁ~、さすが市場だね。お魚がいっぱい!!」
「おしゃかな、いっぱ~い」
あたしが市場でいろんな魚を買いたいということで、やってきましたトルク村の市場!
漁に出るのが人それぞれ時間が違うみたいで、朝早くから漁に出てもう店じまいする人、今から捕ってきた魚を販売する人など各々自分のやりたいようにやっている。
自分でも処理できそうなイカ・・・もといテインや、名前は違うけどエビもあったので購入した。
お店の人に話してみたら、魚を切り分けてくれるというので、いくつかお勧めのお魚を切り身にしてもらった。
そして、ビックリしたのは海で見かけたテイン焼きの醤油みたいな香ばしいタレ!
あれはこのトルク村で取れる“ゾヤンの実”というものから作っている、見た目も味もまさに醤油だった!!
まさかこの世界で醤油に出会えるなんて思わなかったよ!!!
もちろん即買いですっ、多めに買っちゃったよね!!
「ふふふ~♪」
「ずいぶんとご機嫌だな、サーヤ」
「んふ~、とても良いモノが買えたんだも~ん♪これでまた美味しい料理が作れるよ!」
「お前の美味い料理がまた増えるのか?それは楽しみだな。他にも買いたいものがあったらいくらでも買えば良い」
「やったぁ!ありがと、エル!大好き♡」
嬉しくてエルに抱きついてたら、それを見ていたミナトちゃんも「エルぱぱ、だいしゅき~♡」ってエルの足に抱きついてきて超可愛いっ!
カイトくんは恥ずかしそうにもじもじしながら、エルの服の裾をきゅって掴んでた!
何これっ!超ピュアなカイトくん尊いっ!!
あたし達のやり取りを見てたお店の人が「仲良し親子だね」と言って、おまけもいっぱいつけてくれた。
旅行も良いけど、やっぱり森で皆とのんびり過ごす生活が一番好きだなぁ・・・
早く帰って買った魚やしょうゆを使って美味しいものを皆に食べさせたいなぁ・・・
買い物を思う存分楽しんだあたし達は、そのまま4人で宿の食事処でご飯を食べ、ミナトちゃんとカイトくんの希望もあって夜も4人で一緒に寝ることになった。
船でお泊りしたときよりも少し狭いベッドだったけど、より一層ぎゅって寄り添い合うのもすごく安心できて幸せな気分で眠ることができました。
◇
「エリュシオン」
「・・・セイルか」
あたしやミナトちゃん達が寝静まった頃、転移してきたセイルがエルに会いに来た。
「カルステッド達が調べた限り、奴隷商にアルマって奴ははいなかったみたい」
「・・・ったく、あいつはどこにいるんだか」
「サーヤの飼い猫が関わってないからボクは手を出せないけど、エリュシオンがやり過ぎないようにでも見張っとく?」
「飼い猫?アルマのことか?」
「ふふ、駄犬に躾する前に餌付けしてたみたいでね☆サーヤって、たまに念話じゃないのに心の声が漏れてくるんだ♪リアの記憶を見せたからか、繋がりやすいみたい☆」
「はぁ・・・あいつはホントに。それを知ったらまた騒ぐだろうから黙っておけ」
「そうだね☆その方がおもしろいし♪じゃ、明日はストレス発散も兼ねて暴れちゃえば?何か言われても仲間助けるためって理由も使えるわけだし☆」
「そうだな・・・しばらく暴れてないから、たまには運動するのも良いかもな」
あたしが幸せな夢を見ているときに、夜な夜なこんな物騒な会話がされていたなんて、あたしは全く知りませんでした・・・―――
0
お気に入りに追加
2,857
あなたにおすすめの小説
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
悪役令嬢なのに王子の慰み者になってしまい、断罪が行われません
青の雀
恋愛
公爵令嬢エリーゼは、王立学園の3年生、あるとき不注意からか階段から転落してしまい、前世やりこんでいた乙女ゲームの中に転生してしまったことに気づく
でも、実際はヒロインから突き落とされてしまったのだ。その現場をたまたま見ていた婚約者の王子から溺愛されるようになり、ついにはカラダの関係にまで発展してしまう
この乙女ゲームは、悪役令嬢はバッドエンドの道しかなく、最後は必ずギロチンで絶命するのだが、王子様の慰み者になってから、どんどんストーリーが変わっていくのは、いいことなはずなのに、エリーゼは、いつか処刑される運命だと諦めて……、その表情が王子の心を煽り、王子はますますエリーゼに執着して、溺愛していく
そしてなぜかヒロインも姿を消していく
ほとんどエッチシーンばかりになるかも?
【R18】殿下!そこは舐めてイイところじゃありません! 〜悪役令嬢に転生したけど元潔癖症の王子に溺愛されてます〜
茅野ガク
恋愛
予想外に起きたイベントでなんとか王太子を救おうとしたら、彼に執着されることになった悪役令嬢の話。
☆他サイトにも投稿しています
【R18】悪役令嬢は元お兄様に溺愛され甘い檻に閉じこめられる
夕日(夕日凪)
恋愛
※連載中の『悪役令嬢は南国で自給自足したい』のお兄様IFルートになります。
侯爵令嬢ビアンカ・シュラットは五歳の春。前世の記憶を思い出し、自分がとある乙女ゲームの悪役令嬢である事に気付いた。思い出したのは自分にべた甘な兄のお膝の上。ビアンカは躊躇なく兄に助けを求めた。そして月日は経ち。乙女ゲームは始まらず、兄に押し倒されているわけですが。実の兄じゃない?なんですかそれ!聞いてない!そんな義兄からの溺愛ストーリーです。
※このお話単体で読めるようになっています。
※ひたすら溺愛、基本的には甘口な内容です。
大嫌いな次期騎士団長に嫁いだら、激しすぎる初夜が待っていました
扇 レンナ
恋愛
旧題:宿敵だと思っていた男に溺愛されて、毎日のように求められているんですが!?
*こちらは【明石 唯加】名義のアカウントで掲載していたものです。書籍化にあたり、こちらに転載しております。また、こちらのアカウントに転載することに関しては担当編集さまから許可をいただいておりますので、問題ありません。
――
ウィテカー王国の西の辺境を守る二つの伯爵家、コナハン家とフォレスター家は長年に渡りいがみ合ってきた。
そんな現状に焦りを抱いた王家は、二つの伯爵家に和解を求め、王命での結婚を命じる。
その結果、フォレスター伯爵家の長女メアリーはコナハン伯爵家に嫁入りすることが決まった。
結婚相手はコナハン家の長男シリル。クールに見える外見と辺境騎士団の次期団長という肩書きから女性人気がとても高い男性。
が、メアリーはそんなシリルが実は大嫌い。
彼はクールなのではなく、大層傲慢なだけ。それを知っているからだ。
しかし、王命には逆らえない。そのため、メアリーは渋々シリルの元に嫁ぐことに。
どうせ愛し愛されるような素敵な関係にはなれるわけがない。
そう考えるメアリーを他所に、シリルは初夜からメアリーを強く求めてくる。
――もしかして、これは嫌がらせ?
メアリーはシリルの態度をそう受け取り、頑なに彼を拒絶しようとするが――……。
「誰がお前に嫌がらせなんかするかよ」
どうやら、彼には全く別の思惑があるらしく……?
*WEB版表紙イラストはみどりのバクさまに有償にて描いていただいたものです。転載等は禁止です。
王女、騎士と結婚させられイかされまくる
ぺこ
恋愛
髪の色と出自から差別されてきた騎士さまにベタ惚れされて愛されまくる王女のお話。
性描写激しめですが、甘々の溺愛です。
※原文(♡乱舞淫語まみれバージョン)はpixivの方で見られます。
【R18】幼馴染の男3人にノリで乳首当てゲームされて思わず感じてしまい、次々と告白されて予想外の展開に…【短縮版】
うすい
恋愛
【ストーリー】
幼馴染の男3人と久しぶりに飲みに集まったななか。自分だけ異性であることを意識しないくらい仲がよく、久しぶりに4人で集まれたことを嬉しく思っていた。
そんな中、幼馴染のうちの1人が乳首当てゲームにハマっていると言い出し、ななか以外の3人が実際にゲームをして盛り上がる。
3人のやり取りを微笑ましく眺めるななかだったが、自分も参加させられ、思わず感じてしまい―――。
さらにその後、幼馴染たちから次々と衝撃の事実を伝えられ、事態は思わぬ方向に発展していく。
【登場人物】
・ななか
広告マーケターとして働く新社会人。純粋で素直だが流されやすい。大学時代に一度だけ彼氏がいたが、身体の相性が微妙で別れた。
・かつや
不動産の営業マンとして働く新社会人。社交的な性格で男女問わず友達が多い。ななかと同じ大学出身。
・よしひこ
飲食店経営者。クールで口数が少ない。頭も顔も要領もいいため学生時代はモテた。短期留学経験者。
・しんじ
工場勤務の社会人。控えめな性格だがしっかり者。みんなよりも社会人歴が長い。最近同棲中の彼女と別れた。
【注意】
※一度全作品を削除されてしまったため、本番シーンはカットしての投稿となります。
そのため読みにくい点や把握しにくい点が多いかと思いますがご了承ください。
フルバージョンはpixivやFantiaで配信させていただいております。
※男数人で女を取り合うなど、くっさい乙女ゲーム感満載です。
※フィクションとしてお楽しみいただきますようお願い申し上げます。
【R18】悪役令嬢を犯して罪を償わせ性奴隷にしたが、それは冤罪でヒロインが黒幕なので犯して改心させることにした。
白濁壺
恋愛
悪役令嬢であるベラロルカの数々の悪行の罪を償わせようとロミリオは単身公爵家にむかう。警備の目を潜り抜け、寝室に入ったロミリオはベラロルカを犯すが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる