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4章 打倒!悪役令嬢ヒロイン
ヒロインへの逆襲 ~接触してきた毒婦2* inエリュシオンside~
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※ちょっとだけ閲覧注意です。BADな展開ではありません。
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◇
・・・ぐちゅ、ぐぷっ
じゅぶっ、じゅぶっ
ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅんっ
まだ日が沈みきらない夕闇の中、窓もカーテンも閉め切られた薄暗い部屋の中で、秘めやかに、けれど激しく交わる音が響き渡る・・・
「あぁっ、良いっ・・・ん、そこ・・・あんっ♡」
「・・・処女では、ないようだな」
「んぁっ・・・ふふ、当たり前、じゃない・・・ぁ、んんっ」
「ずいぶんと遊んでいるようだが、お前達貴族は結婚して初夜を迎えるまで純潔を守るものではないのか?」
アネモネは部屋に着いて早々俺に抱きついてきた。
話をする気などさらさらなく、このような情事が目的だったらしい。
すでに俺を呼ぶ準備をしていたのか、食事や飲み物もすでに部屋に用意され、媚薬交じりの香まで焚いていた。
・・・本当に俺が一番大嫌いなタイプだ。反吐が出る。
顔を見る気はないので、後ろから挿入れて獣のように激しく抽挿を繰り返しながら、アネモネと必要最低限の会話をする。
「初夜で純潔?・・・ふふ♡そんな・・・ん、バカげたルールなんて・・・っぁ、守る気、ないわ」
「・・・なぜだ?」
「こんな、気持ち良いっ、コト・・・ぁん、結婚する前に、んっ・・・いっぱい経験して、おかないと・・・損じゃない♡」
「・・・悪い女。今まで何人誑し込んできた、毒婦め」
「あ、ぁぁっ・・・酷い人、やっぱり男はこうでなくっちゃ♡人数なんて、んんっ、数えてないわ。・・・ぁんっ、アタシは・・・ヒロインっ、ヒロインなのよっ・・・んぁっ」
「ヒロイン?」
「そう、ヒロイン♡・・・んんっ、ヒロインは、物語の主人公・・・だものっ、ぁ、たくさんの人に、愛されて・・・んっ、何をしても、許され・・・るの、ぁんっ」
“ヒロイン”だの“物語の主人公”だの・・・ふざけた女だが、本気でそう思ってるのだから質が悪い。
サーヤから話を聞いてなければ、コイツはただの頭のおかしいキチガイ女だったろう。最悪な奴がよりによって魅了魔法も使えるなんざ、何も知らなきゃ対処のしようがないのも仕方ない。
・・・だからと言って、王太子を許せるわけではない。だが、それがあったから俺はサーヤと出逢えた。
正直複雑だが、ある意味感謝か。
俺はアネモネを攻め立てながらいろいろ聞きたいことを聞いていく。
すでに何度達したかわからないぐじゅぐじゅになったアネモネの秘部は、ベッドに大きなシミができるくらい愛液を垂れ流していた。
若干強引なのが好きそうなアネモネが、まだ話せるくらいに、でも快楽で身体も心もガバガバになるように攻め立てる。
「どうしてサーシャを嫌う?」
「んぁぁぁっ、だってっ・・・あん、なプライドの、高いっ、底辺を知らない女・・・んんっ、這いつくばらせたい、じゃない・・・。ふふ、あの時のっ、顔は・・・最高だったわ、ぁぁっ」
「あの時?」
「あなた、森でっ・・・ん、あの女拾ったんでしょ?」
「あぁ。・・・死にかけていたな」
「ふんっ、死ねば・・・良かったのに・・・ぁぁんっ、殺しそこなっちゃっ、っや、ぁぁぁぁぁっ」
しまった。思わず強く攻めすぎてしまった。
アネモネは何度目かわからないくらい気をやって、すでに潮も吹いているから気を付けなければ・・・
しかし、コレを後の王妃にしようとしてたとは・・・淫乱でビッチで、何から何まで最低のクソ女のせいですぐに国が滅ぶ未来しか見えんな。
「・・・お前が、サーヤを・・・あんな目に?」
「っぁ、そう、よ・・・ハハハっ、あの時の絶望に、満ちたあの女の顔・・・ぁんっ、さいこ・・・きゃぁぁっ」
おっと、またやってしまった。俺もまだまだということか・・・
「あ、はぁっ・・・最高、ね・・・今頃犯されまくってる、あの女、んんっ・・・婚約者も、寝取って・・・」
「どういうことだ?」
「ふふ、あなたの婚約者・・・ぁんっ、今頃は無数の、触手の・・・苗床にでも、んっ、なってるわよ♡」
「どうしてそんなことに?」
「ハハッ、当たり前じゃないっ、んっ・・・アタシが、やらせたんだから・・・ぁっ、ソレ、すごい・・・んっ」
「お前が、サーヤを攫った犯人か?」
イキそうでイケないギリギリをぐっちゅぐっちゅと音が出るくらい激しく攻め立てる。
あと少し、もう少しだ。
「んぁぁぁっ、そうよ!あたしがっ・・・サーシャリア=ロンドを、攫えって指示したのよっ!ハハハ・・・きゃ、ぁぁっ、イク、イッちゃっ、ぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~っ」
ドクン、ドクンと、吐精されたことでアネモネもまた絶頂に達し、気を失ったようだ。
・・・ちょうど良い。聞きたいことはすべて聞けたことだしな。
俺に魅了が効いていると安心しきっていたんだろう。面白いくらいにぽろぽろ聞いてもいないことまで吐き出した。
余程自慢したかったんだろうなぁ・・・本当に騙されやすくわかりやすすぎるバカで助かった。
「特別サービスだ。今宵はこのまま朝まで俺の幻覚付きの触手を貸してやる。思う存分、心行くまで愉しむがいいさ」
策士策に溺れるとは良く言ったものだ。
俺はアネモネの部屋に、結界と精霊にも人間にも効く催眠植物を設置し、明日の朝取りに来ることにした。
この植物は持って明日の昼前まで・・・
それまでにはなんとかベルナートの力を自分のモノにしてくれ、サーヤ・・・―――
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・・・ぐちゅ、ぐぷっ
じゅぶっ、じゅぶっ
ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅんっ
まだ日が沈みきらない夕闇の中、窓もカーテンも閉め切られた薄暗い部屋の中で、秘めやかに、けれど激しく交わる音が響き渡る・・・
「あぁっ、良いっ・・・ん、そこ・・・あんっ♡」
「・・・処女では、ないようだな」
「んぁっ・・・ふふ、当たり前、じゃない・・・ぁ、んんっ」
「ずいぶんと遊んでいるようだが、お前達貴族は結婚して初夜を迎えるまで純潔を守るものではないのか?」
アネモネは部屋に着いて早々俺に抱きついてきた。
話をする気などさらさらなく、このような情事が目的だったらしい。
すでに俺を呼ぶ準備をしていたのか、食事や飲み物もすでに部屋に用意され、媚薬交じりの香まで焚いていた。
・・・本当に俺が一番大嫌いなタイプだ。反吐が出る。
顔を見る気はないので、後ろから挿入れて獣のように激しく抽挿を繰り返しながら、アネモネと必要最低限の会話をする。
「初夜で純潔?・・・ふふ♡そんな・・・ん、バカげたルールなんて・・・っぁ、守る気、ないわ」
「・・・なぜだ?」
「こんな、気持ち良いっ、コト・・・ぁん、結婚する前に、んっ・・・いっぱい経験して、おかないと・・・損じゃない♡」
「・・・悪い女。今まで何人誑し込んできた、毒婦め」
「あ、ぁぁっ・・・酷い人、やっぱり男はこうでなくっちゃ♡人数なんて、んんっ、数えてないわ。・・・ぁんっ、アタシは・・・ヒロインっ、ヒロインなのよっ・・・んぁっ」
「ヒロイン?」
「そう、ヒロイン♡・・・んんっ、ヒロインは、物語の主人公・・・だものっ、ぁ、たくさんの人に、愛されて・・・んっ、何をしても、許され・・・るの、ぁんっ」
“ヒロイン”だの“物語の主人公”だの・・・ふざけた女だが、本気でそう思ってるのだから質が悪い。
サーヤから話を聞いてなければ、コイツはただの頭のおかしいキチガイ女だったろう。最悪な奴がよりによって魅了魔法も使えるなんざ、何も知らなきゃ対処のしようがないのも仕方ない。
・・・だからと言って、王太子を許せるわけではない。だが、それがあったから俺はサーヤと出逢えた。
正直複雑だが、ある意味感謝か。
俺はアネモネを攻め立てながらいろいろ聞きたいことを聞いていく。
すでに何度達したかわからないぐじゅぐじゅになったアネモネの秘部は、ベッドに大きなシミができるくらい愛液を垂れ流していた。
若干強引なのが好きそうなアネモネが、まだ話せるくらいに、でも快楽で身体も心もガバガバになるように攻め立てる。
「どうしてサーシャを嫌う?」
「んぁぁぁっ、だってっ・・・あん、なプライドの、高いっ、底辺を知らない女・・・んんっ、這いつくばらせたい、じゃない・・・。ふふ、あの時のっ、顔は・・・最高だったわ、ぁぁっ」
「あの時?」
「あなた、森でっ・・・ん、あの女拾ったんでしょ?」
「あぁ。・・・死にかけていたな」
「ふんっ、死ねば・・・良かったのに・・・ぁぁんっ、殺しそこなっちゃっ、っや、ぁぁぁぁぁっ」
しまった。思わず強く攻めすぎてしまった。
アネモネは何度目かわからないくらい気をやって、すでに潮も吹いているから気を付けなければ・・・
しかし、コレを後の王妃にしようとしてたとは・・・淫乱でビッチで、何から何まで最低のクソ女のせいですぐに国が滅ぶ未来しか見えんな。
「・・・お前が、サーヤを・・・あんな目に?」
「っぁ、そう、よ・・・ハハハっ、あの時の絶望に、満ちたあの女の顔・・・ぁんっ、さいこ・・・きゃぁぁっ」
おっと、またやってしまった。俺もまだまだということか・・・
「あ、はぁっ・・・最高、ね・・・今頃犯されまくってる、あの女、んんっ・・・婚約者も、寝取って・・・」
「どういうことだ?」
「ふふ、あなたの婚約者・・・ぁんっ、今頃は無数の、触手の・・・苗床にでも、んっ、なってるわよ♡」
「どうしてそんなことに?」
「ハハッ、当たり前じゃないっ、んっ・・・アタシが、やらせたんだから・・・ぁっ、ソレ、すごい・・・んっ」
「お前が、サーヤを攫った犯人か?」
イキそうでイケないギリギリをぐっちゅぐっちゅと音が出るくらい激しく攻め立てる。
あと少し、もう少しだ。
「んぁぁぁっ、そうよ!あたしがっ・・・サーシャリア=ロンドを、攫えって指示したのよっ!ハハハ・・・きゃ、ぁぁっ、イク、イッちゃっ、ぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~っ」
ドクン、ドクンと、吐精されたことでアネモネもまた絶頂に達し、気を失ったようだ。
・・・ちょうど良い。聞きたいことはすべて聞けたことだしな。
俺に魅了が効いていると安心しきっていたんだろう。面白いくらいにぽろぽろ聞いてもいないことまで吐き出した。
余程自慢したかったんだろうなぁ・・・本当に騙されやすくわかりやすすぎるバカで助かった。
「特別サービスだ。今宵はこのまま朝まで俺の幻覚付きの触手を貸してやる。思う存分、心行くまで愉しむがいいさ」
策士策に溺れるとは良く言ったものだ。
俺はアネモネの部屋に、結界と精霊にも人間にも効く催眠植物を設置し、明日の朝取りに来ることにした。
この植物は持って明日の昼前まで・・・
それまでにはなんとかベルナートの力を自分のモノにしてくれ、サーヤ・・・―――
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