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2章 学園生活は波乱万丈?!
初めての××
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◇
あたしとレオたんが軽く手合わせをした結果、殴ってしまった大きな木から落ちてきたのは、ボロボロの服を着て血だらけになった青い髪の男の子だった。
「サクラ、もしかして……」
「ちっ、違うのよ!あたしが怪我させたんじゃないのよ!!」
「ふふっ、冗談だよ。それにしても、この人って俺達と同い年くらいだよね?」
「うん、たぶんそうなのよ。でも、どうしてこんなにボロボロなの?」
「それはわからな……―――――静かに。誰か来た」
「!!」
レオたんの言葉に慌てたあたしは、「少しでも早く元気になるのよ」と声をかけてから男の子のそばに回復薬を一つだけ置いてこの場を後にした。
「……っ、黒ぃ…髪……?」
だからあたしは、その男の子がうっすらと目を覚ましていたことなど気づくよしもなかった……――――――
◇
「きゃ~~~~っ、ベルっ、ベルだぁ~~~~~~~~~~っ♡♡」
「へへ♪サクラが驚くかなと思って、先に部屋で待ってたんだ♪おかえり♡」
あれからレオたんと別れ、まっすぐ寮へと帰ってきたあたしの目に飛び込んで来たのは、大好きなベルの姿。
初日からいろいろあったけど、疲れなんてなんのその。
ベルを見た瞬間にすべてが吹っ飛び、あたし自身もベルに飛びついていた。
もちろんベルは、そんなあたしをいつもみたいに優しく受け止めてくれた。
お日様の匂いがするから、今日も黄色い花が咲き乱れるお気に入りのあの場所で、お昼寝をしていたんだろう。
「ふふっ、ベルからお日様のにおいがするの。今日もあの場所でお昼寝してたんでしょ?」
「え、わかるの?まぁ、最近はほとんどあの場所か家のテラスでリリアやムサシとお昼寝してるからね♪」
あの場所でお昼寝していたと笑うベルを見て、あたしが居なくてもあの場所で過ごせるようになったんだと、嬉しくもあり少し寂しくなった。
”あの場所”……というのは、森の家から少し離れたところにある、黄色の花が一面に広がるベルのお気に入りのスポット。
忘れもしない……あれは、ママとパパの結婚式の日。
セイたんに連れられて初めてあの場所に行った時、眩い光のようなお花畑の中で見つけたのは、今にも消えてしまいそうだったベル。
花に囲まれた大樹の根元で寝そべっていたベルは、助けを求めるように空へと手を伸ばしながら、ボロボロと涙を流していた。
あの時のあたしは、空に伸ばされたベルの手を力いっぱい握りしめ、ベルと一緒にいっぱい泣いたっけ。
それからは、”お気に入りの場所なんだ”と言ってベルはあたしをあの場所へと連れて行ってくれるようになり、一面に広がる黄色の花畑を見たり、花冠を作ったり、お昼寝をしたりといろんなことをして過ごしたけど、時々悲しそうな顔をしていたのをあたしは知っている。
だからあたしは、少しでもベルが元気になるようにって、ママが教えてくれた”元気が出るおまじない”をしてあげた。子供の頃からママの元気がない時、パパもママにいっぱいしてたから効果はお墨付きだ。
初めてベルに”おまじない”をしてあげた時、ベルは一瞬驚いた顔をしたけどすぐに笑顔になったので、やっぱりちゅーは大好きな人を元気にするすごい魔法なんだと気付き、今ではベルからもちゅーしてくれるようになったのは記憶に新しい。
そういえば、今まで聞いたことなかったけど、ベルがあの時泣いてた理由……
今聞いたら教えてくれるのかな……――――?
「サクラ。今着てるの、学園の制服?」
「みゅ?うん、そうなのよ!……えへへ、似合う?」
ベルの前でくるんと1回転すると、再びぎゅうっとベルに抱きしめられる。
「うん、すっごく可愛いっ!独り占めしたいくらい!!」
「んふ~~~♪」
ぎゅうってしてきたベルは、そのままあたしのおでこや頬っぺたにチュッチュッと口付ける。
ちゅーは好きなんだけど、ベルからされるちゅーはちょっとだけくすぐったい。
そして、最近はくすぐったい以外の感情も湧いてきて、ちょっと戸惑ってしまう。
「んっ、ゃ、ベル……んんっ」
「ん?どうしたの、サクラ。俺とこうするの、イヤ?」
「~~~~~~~~~っ」
たくさんチュッチュッとした後、ベルはあたしの口唇にもチュッてする。
それ自体は昔からしてるんだけど、最近のちゅーは昔とちょっとだけ違う気がする……
「……っ、ん」
「サクラ……」
学園に通う許可をもらってからだろうか。
ベルは時々、あむあむとあたしの口唇を優しく包んだり、舌で口唇をなぞったりしてくるようになった。
くすぐったいような気持ち良いような、でもどうしていいかわからないあたしは、毎回ベルにされるがままである。
よくわからないけど、お腹の辺り(?)が変な感じで、なんだか無性に恥ずかしい。
「ベル、あのっ……」
「サクラ、今日はもうちょっとだけ、気持ち良いことしようか?」
「ふぇ?気持ち、いいこと……?」
そう呟いたベルは、あたしの顔を撫でながら優しく微笑み少しずつ顔を使づけてくる。
優しいけど、優しいだけじゃないような……今まで見たことがないような笑顔がちょっとだけ怖く感じた。
「!!!」
「ん、サクラ……怖がらないで。少し口を開けて?」
ベルに言われた通り、恐る恐る口を開けるとぬめっとしたナニカが口の中に入ってくる。
え?何??何なの、これ??!!
「ふぁ……ん、ふ…」
ぬめっとしたナニカがベルの舌だというのはわかった。
だけど、くちゅくちゅと舌が絡む音が聞こえて恥ずかしいし、口も塞がってるから少し苦しい。
ベルに訴えようにもくぐもった声しか出ないし、恥ずかしさに目を開くこともできない自分がいる。
そうこうしているうちに身体の力も抜けてしまい、気が付けばベルと一緒にポスンとベッドに沈んでいた。
「サクラ……」
「…ベ、ル……」
あたしを見下ろすベルの表情……どこかで見たことある気がするけど、今のあたしは混乱し過ぎて思考回路がまともに働かない。
「……へへ、ちょっとやり過ぎちゃったかな?」
「??」
いつもの表情に戻ったベルが、あたしの黒髪をひと房救い上げてそのまま口付ける。
あたしが直接されてるわけじゃないのに、さっきと同じくらいなんだか恥ずかしい。
「今サクラにしたのはね、”大人のキス”だよ」
「おとなの、きす……?」
「うん。……ホントは、学園を卒業してサクラが”大人”になってからしようと思ってたんだけど、学園の制服を着てる今のサクラがものすごく大人に見えて……」
”おとなのきす”の意味はよくわからなかったけど、ベルがあたしを”子供”ではなく”大人”扱いしてくれたことが純粋に嬉しい。
「ホント?あたし、今、大人に見えるの??」
「うん……可愛いとはずっと思ってたけど、今日のサクラはすっごく綺麗」
「!!」
「そんな綺麗なサクラを見てたら、なんか我慢できなくて……」
「!!!」
「そして、たくさんの男共がこの姿のサクラと一緒に学園で生活するのかと思うと、消したくなってくる……」
「???!!!」
待って!ベルの思考がなんだかおかしい!!
消すのはカイたんの専売特許……って、そうじゃなくて!!!
”敵”なのかもしれないけど、学園の生徒を消すのはさすがにダメだと思うの!!!!
「とりあえず、今はキスだけにしておくから、もうちょっとして良い?」
「!!!!!!!」
そう言って、ベルはその後もあたしに何度も”おとなのきす”をした。
何度もしているうちに、疲労と困惑がピークになったあたしはそのまま意識を失ってしまい、目が覚めて一番最初に飛び込んで来たのは仁王立ちになったリンリンとニコニコ顔がちょっとだけ怖いナンシーさん。
「制服を着たまま眠るだなんて、あなたには本当に”常識”って言葉がないのかしら?」
と怒られ、問答無用でナンシーさんに服を剥ぎ取られ風呂へと連行されました。
そんな慌ただしさのおかげ(?)で、あたしはベルとの”おとなのきす”を一時の間忘れたまま、遅刻することなくリンリンと共に教室へと向かったのだった。
-----------------------------
※ベルナートの泣いているエピソードは「俺様エルフ」の【10章 延引された結婚式/淡く散りゆく恋の花】辺りです。(ネタバレがあるので大丈夫な方のみご覧ください)
あたしとレオたんが軽く手合わせをした結果、殴ってしまった大きな木から落ちてきたのは、ボロボロの服を着て血だらけになった青い髪の男の子だった。
「サクラ、もしかして……」
「ちっ、違うのよ!あたしが怪我させたんじゃないのよ!!」
「ふふっ、冗談だよ。それにしても、この人って俺達と同い年くらいだよね?」
「うん、たぶんそうなのよ。でも、どうしてこんなにボロボロなの?」
「それはわからな……―――――静かに。誰か来た」
「!!」
レオたんの言葉に慌てたあたしは、「少しでも早く元気になるのよ」と声をかけてから男の子のそばに回復薬を一つだけ置いてこの場を後にした。
「……っ、黒ぃ…髪……?」
だからあたしは、その男の子がうっすらと目を覚ましていたことなど気づくよしもなかった……――――――
◇
「きゃ~~~~っ、ベルっ、ベルだぁ~~~~~~~~~~っ♡♡」
「へへ♪サクラが驚くかなと思って、先に部屋で待ってたんだ♪おかえり♡」
あれからレオたんと別れ、まっすぐ寮へと帰ってきたあたしの目に飛び込んで来たのは、大好きなベルの姿。
初日からいろいろあったけど、疲れなんてなんのその。
ベルを見た瞬間にすべてが吹っ飛び、あたし自身もベルに飛びついていた。
もちろんベルは、そんなあたしをいつもみたいに優しく受け止めてくれた。
お日様の匂いがするから、今日も黄色い花が咲き乱れるお気に入りのあの場所で、お昼寝をしていたんだろう。
「ふふっ、ベルからお日様のにおいがするの。今日もあの場所でお昼寝してたんでしょ?」
「え、わかるの?まぁ、最近はほとんどあの場所か家のテラスでリリアやムサシとお昼寝してるからね♪」
あの場所でお昼寝していたと笑うベルを見て、あたしが居なくてもあの場所で過ごせるようになったんだと、嬉しくもあり少し寂しくなった。
”あの場所”……というのは、森の家から少し離れたところにある、黄色の花が一面に広がるベルのお気に入りのスポット。
忘れもしない……あれは、ママとパパの結婚式の日。
セイたんに連れられて初めてあの場所に行った時、眩い光のようなお花畑の中で見つけたのは、今にも消えてしまいそうだったベル。
花に囲まれた大樹の根元で寝そべっていたベルは、助けを求めるように空へと手を伸ばしながら、ボロボロと涙を流していた。
あの時のあたしは、空に伸ばされたベルの手を力いっぱい握りしめ、ベルと一緒にいっぱい泣いたっけ。
それからは、”お気に入りの場所なんだ”と言ってベルはあたしをあの場所へと連れて行ってくれるようになり、一面に広がる黄色の花畑を見たり、花冠を作ったり、お昼寝をしたりといろんなことをして過ごしたけど、時々悲しそうな顔をしていたのをあたしは知っている。
だからあたしは、少しでもベルが元気になるようにって、ママが教えてくれた”元気が出るおまじない”をしてあげた。子供の頃からママの元気がない時、パパもママにいっぱいしてたから効果はお墨付きだ。
初めてベルに”おまじない”をしてあげた時、ベルは一瞬驚いた顔をしたけどすぐに笑顔になったので、やっぱりちゅーは大好きな人を元気にするすごい魔法なんだと気付き、今ではベルからもちゅーしてくれるようになったのは記憶に新しい。
そういえば、今まで聞いたことなかったけど、ベルがあの時泣いてた理由……
今聞いたら教えてくれるのかな……――――?
「サクラ。今着てるの、学園の制服?」
「みゅ?うん、そうなのよ!……えへへ、似合う?」
ベルの前でくるんと1回転すると、再びぎゅうっとベルに抱きしめられる。
「うん、すっごく可愛いっ!独り占めしたいくらい!!」
「んふ~~~♪」
ぎゅうってしてきたベルは、そのままあたしのおでこや頬っぺたにチュッチュッと口付ける。
ちゅーは好きなんだけど、ベルからされるちゅーはちょっとだけくすぐったい。
そして、最近はくすぐったい以外の感情も湧いてきて、ちょっと戸惑ってしまう。
「んっ、ゃ、ベル……んんっ」
「ん?どうしたの、サクラ。俺とこうするの、イヤ?」
「~~~~~~~~~っ」
たくさんチュッチュッとした後、ベルはあたしの口唇にもチュッてする。
それ自体は昔からしてるんだけど、最近のちゅーは昔とちょっとだけ違う気がする……
「……っ、ん」
「サクラ……」
学園に通う許可をもらってからだろうか。
ベルは時々、あむあむとあたしの口唇を優しく包んだり、舌で口唇をなぞったりしてくるようになった。
くすぐったいような気持ち良いような、でもどうしていいかわからないあたしは、毎回ベルにされるがままである。
よくわからないけど、お腹の辺り(?)が変な感じで、なんだか無性に恥ずかしい。
「ベル、あのっ……」
「サクラ、今日はもうちょっとだけ、気持ち良いことしようか?」
「ふぇ?気持ち、いいこと……?」
そう呟いたベルは、あたしの顔を撫でながら優しく微笑み少しずつ顔を使づけてくる。
優しいけど、優しいだけじゃないような……今まで見たことがないような笑顔がちょっとだけ怖く感じた。
「!!!」
「ん、サクラ……怖がらないで。少し口を開けて?」
ベルに言われた通り、恐る恐る口を開けるとぬめっとしたナニカが口の中に入ってくる。
え?何??何なの、これ??!!
「ふぁ……ん、ふ…」
ぬめっとしたナニカがベルの舌だというのはわかった。
だけど、くちゅくちゅと舌が絡む音が聞こえて恥ずかしいし、口も塞がってるから少し苦しい。
ベルに訴えようにもくぐもった声しか出ないし、恥ずかしさに目を開くこともできない自分がいる。
そうこうしているうちに身体の力も抜けてしまい、気が付けばベルと一緒にポスンとベッドに沈んでいた。
「サクラ……」
「…ベ、ル……」
あたしを見下ろすベルの表情……どこかで見たことある気がするけど、今のあたしは混乱し過ぎて思考回路がまともに働かない。
「……へへ、ちょっとやり過ぎちゃったかな?」
「??」
いつもの表情に戻ったベルが、あたしの黒髪をひと房救い上げてそのまま口付ける。
あたしが直接されてるわけじゃないのに、さっきと同じくらいなんだか恥ずかしい。
「今サクラにしたのはね、”大人のキス”だよ」
「おとなの、きす……?」
「うん。……ホントは、学園を卒業してサクラが”大人”になってからしようと思ってたんだけど、学園の制服を着てる今のサクラがものすごく大人に見えて……」
”おとなのきす”の意味はよくわからなかったけど、ベルがあたしを”子供”ではなく”大人”扱いしてくれたことが純粋に嬉しい。
「ホント?あたし、今、大人に見えるの??」
「うん……可愛いとはずっと思ってたけど、今日のサクラはすっごく綺麗」
「!!」
「そんな綺麗なサクラを見てたら、なんか我慢できなくて……」
「!!!」
「そして、たくさんの男共がこの姿のサクラと一緒に学園で生活するのかと思うと、消したくなってくる……」
「???!!!」
待って!ベルの思考がなんだかおかしい!!
消すのはカイたんの専売特許……って、そうじゃなくて!!!
”敵”なのかもしれないけど、学園の生徒を消すのはさすがにダメだと思うの!!!!
「とりあえず、今はキスだけにしておくから、もうちょっとして良い?」
「!!!!!!!」
そう言って、ベルはその後もあたしに何度も”おとなのきす”をした。
何度もしているうちに、疲労と困惑がピークになったあたしはそのまま意識を失ってしまい、目が覚めて一番最初に飛び込んで来たのは仁王立ちになったリンリンとニコニコ顔がちょっとだけ怖いナンシーさん。
「制服を着たまま眠るだなんて、あなたには本当に”常識”って言葉がないのかしら?」
と怒られ、問答無用でナンシーさんに服を剥ぎ取られ風呂へと連行されました。
そんな慌ただしさのおかげ(?)で、あたしはベルとの”おとなのきす”を一時の間忘れたまま、遅刻することなくリンリンと共に教室へと向かったのだった。
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※ベルナートの泣いているエピソードは「俺様エルフ」の【10章 延引された結婚式/淡く散りゆく恋の花】辺りです。(ネタバレがあるので大丈夫な方のみご覧ください)
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