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特別編
初めてのお出かけ(後)
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□□□
どこに行くのだろう。
ガタゴトと揺れる馬車の中で、わたしはそっと首を傾げる。
デートといえば、乙女ゲームにもそういうイベントがあった気がする。これから20年ほど先の未来のことだけど。
植物園に、街にお忍びに、王立図書館に……攻略対象者たちそれぞれのお気に入りスポットを選べば、好感度が爆上がりする大切なイベントで――
そこまで考えたところで、わたしは目の前に座るテオを見つめた。
「どうかしたか?」
急に視線を向けられて、ちょっとだけ困惑したような顔をしている。
「ううん。なんでもないよ」
わたしは慌てて首を振る。
乙女ゲームのことを思い出したのは随分と久しぶりだった。少し前までは、そのことばかり考えていたのに。
自分の気持ちに向き合って、ここは乙女ゲームの世界であって、そうではない別のものだと気が付いた時以来かもしれない。
「そうか。……その、レティ」
「?」
何事か、言いづらそうなテオの様子に首を傾げる。
「隣に座ってもいいか」
ほんのりと耳のあたりを赤くしたテオは、意を決したようにとわたしに告げた。
ぶわっと顔が熱くなる。
「も、もちろん……デスヨ……?」
何故かカタコトになりながらそう答えると、目の前のテオは幼いあの頃のように嬉しそうに破顔する。
「へへ……なんだか照れるなあ」
「……そう、だな」
馬車の中は広く余裕があるのに、わたしたちは寄り添って座っている。それがむず痒く、幸せで、何度も顔を見合わせてはお互いに照れたように笑って過ごした。
□
「わあーーー! 綺麗なところだね」
馬車から降りたわたしは、まず絵画のように美しい景色に目を奪われた。
陽光を反射する瑠璃色の湖面と、鮮やかにそれを縁取る新緑。それから、木々をなでるそよ風の心地よい音。
自然に溢れたこの場所では、ところどころで花が咲き乱れている。
ここは王都から少しだけ離れたところにある、公爵家で管理する自然庭園らしい。
わたしも今まで来たことがなく、こんなところがあるなんて知らなかった。
「あっ、ボートがある! あれって乗れるのかな? テオは乗ったことがある?」
ついついはしゃいでしまいながら、わたしは湖面に浮かぶ一艘のボートを指差した。
この心地よい風の中で湖に浮かんだら、どんなに気持ちがいいだろう。
想像しただけで楽しそうだ。
「レティ、そんなにはしゃぐと転ぶ――」
「わあっ!!」
くるりと振り返ってテオを見たら、その反動で草にブーツがめり込んでわたしは体勢を崩してしまった。
いつかの二の舞だ。
「――本当に、レティは……」
「ご、ごめんね、ありがとう!」
咄嗟に駆けつけたテオがわたしの背を片手で抱きとめてくれたおかげで、初デートでの粗相はなんとか逃れられた。
「……本当に、危なっかしいな」
「――っ」
陽光を背に、ふわりと微笑んだテオがやけに格好よく見える。あの時もそうだったが、こうして密着したりすると、お互いの成長をまざまざと感じてぼんやりしてしまう。
胸がぎゅうとして苦しくなったわたしは、体勢を戻したあと、そのままテオの胸に顔を埋めた。
それからテオの背中に手を回して、ぎゅうと抱きついてみる。
「レ、レティ……!?」
テオの困惑した声が耳に届くけれど、わたしも暫くは顔を上げられそうにない。だってきっと、真っ赤になっているもの。
そうしていると、あることに気が付いてしまった。
ばくばく跳ねる心臓の音は、わたしのものだと思ったけれど、それだけではない。
ちょうどわたしが頭を埋めているあたりからも、同じような音が聞こえてきている。
……もしかして、テオの心臓の音?
「ひゃっ」
そんなことを考えていると、テオの大きな手もわたしの背に回った気配がした。ぎゅうと包み込まれ、片一方の手は、わたしの後頭部に添えられている。
「レティ……あんまり、そういう可愛いことをしないでくれ。ブライアム様に叱られる」
「ふふっ、お父様に?」
「どうして?」と尋ねる。お父様の名前が出たことが可笑しくて、わたしは笑いながら顔を上げた。
すると、空よりも澄んだ青色の瞳が、熱をはらんでわたしを見下ろしている。
「これくらいは、許されるだろう」
ぐ、と後頭部に回された手に力が入り、テオの顔がゆっくりとわたしに近づいてきて――。
そっと重なった唇が離れるとき、わたしたちはお互いに薔薇のように真っ赤な顔をしていた。
自然の中でゆっくりと過ごして、ボートにも乗って。
どこからか現れた公爵家の料理人や使用人が忍者のようにお弁当をセッティングして。
わたしとテオは、ゆっくり会えなかった時間を埋めるようにたくさん話をした。
とても素敵な場所だ。またひとつ、楽しい思い出が出来てしまった。
いつか、子供と一緒に来ても楽しそうだ。
「こっ……! そう、だな、ああ、そうしよう」
「!!!!」
心の中で呟いたはずのわたしの言葉は、しっかりとテオに拾われていて。またお互いに顔が熱くなった。
一一そうして、わたしたちの初デートは穏やかに過ぎていった。
「……俺も恋人が欲しいな……」
「あんなに幸せそうなテオフィル様、初めて見た」
「ぐっっっ! 独り身には辛い光景っ!!」
「見てるこっちが照れますね」
少し離れたところで待機し、仲睦まじい二人の様子をしっかりばっちり見ていた公爵家の護衛騎士たちは、そんな話をしていたとかいないとか。
【初めてのお出かけ】おわり
一一一一一一一一一一一一一
お読みいただきありがとうございます。
前回から2ヶ月も経っていて申し訳ありません!お詫びにテオフィルくんたちにはイチャイチャしてもらいました!!!!
初デートといえば、ずっと浮き足立ってるイメージです。お互いしか見えてねえ…な感じ( ˶ˊᵕˋ)੭♡
ここまで『悪役令嬢のおかあさま』をお楽しみいただきありがとうございます。書籍もコミックスもよろしくお願いします。
あと最近、短編投稿したのでよかったらぜひ!
もうすぐ完結します。
どこに行くのだろう。
ガタゴトと揺れる馬車の中で、わたしはそっと首を傾げる。
デートといえば、乙女ゲームにもそういうイベントがあった気がする。これから20年ほど先の未来のことだけど。
植物園に、街にお忍びに、王立図書館に……攻略対象者たちそれぞれのお気に入りスポットを選べば、好感度が爆上がりする大切なイベントで――
そこまで考えたところで、わたしは目の前に座るテオを見つめた。
「どうかしたか?」
急に視線を向けられて、ちょっとだけ困惑したような顔をしている。
「ううん。なんでもないよ」
わたしは慌てて首を振る。
乙女ゲームのことを思い出したのは随分と久しぶりだった。少し前までは、そのことばかり考えていたのに。
自分の気持ちに向き合って、ここは乙女ゲームの世界であって、そうではない別のものだと気が付いた時以来かもしれない。
「そうか。……その、レティ」
「?」
何事か、言いづらそうなテオの様子に首を傾げる。
「隣に座ってもいいか」
ほんのりと耳のあたりを赤くしたテオは、意を決したようにとわたしに告げた。
ぶわっと顔が熱くなる。
「も、もちろん……デスヨ……?」
何故かカタコトになりながらそう答えると、目の前のテオは幼いあの頃のように嬉しそうに破顔する。
「へへ……なんだか照れるなあ」
「……そう、だな」
馬車の中は広く余裕があるのに、わたしたちは寄り添って座っている。それがむず痒く、幸せで、何度も顔を見合わせてはお互いに照れたように笑って過ごした。
□
「わあーーー! 綺麗なところだね」
馬車から降りたわたしは、まず絵画のように美しい景色に目を奪われた。
陽光を反射する瑠璃色の湖面と、鮮やかにそれを縁取る新緑。それから、木々をなでるそよ風の心地よい音。
自然に溢れたこの場所では、ところどころで花が咲き乱れている。
ここは王都から少しだけ離れたところにある、公爵家で管理する自然庭園らしい。
わたしも今まで来たことがなく、こんなところがあるなんて知らなかった。
「あっ、ボートがある! あれって乗れるのかな? テオは乗ったことがある?」
ついついはしゃいでしまいながら、わたしは湖面に浮かぶ一艘のボートを指差した。
この心地よい風の中で湖に浮かんだら、どんなに気持ちがいいだろう。
想像しただけで楽しそうだ。
「レティ、そんなにはしゃぐと転ぶ――」
「わあっ!!」
くるりと振り返ってテオを見たら、その反動で草にブーツがめり込んでわたしは体勢を崩してしまった。
いつかの二の舞だ。
「――本当に、レティは……」
「ご、ごめんね、ありがとう!」
咄嗟に駆けつけたテオがわたしの背を片手で抱きとめてくれたおかげで、初デートでの粗相はなんとか逃れられた。
「……本当に、危なっかしいな」
「――っ」
陽光を背に、ふわりと微笑んだテオがやけに格好よく見える。あの時もそうだったが、こうして密着したりすると、お互いの成長をまざまざと感じてぼんやりしてしまう。
胸がぎゅうとして苦しくなったわたしは、体勢を戻したあと、そのままテオの胸に顔を埋めた。
それからテオの背中に手を回して、ぎゅうと抱きついてみる。
「レ、レティ……!?」
テオの困惑した声が耳に届くけれど、わたしも暫くは顔を上げられそうにない。だってきっと、真っ赤になっているもの。
そうしていると、あることに気が付いてしまった。
ばくばく跳ねる心臓の音は、わたしのものだと思ったけれど、それだけではない。
ちょうどわたしが頭を埋めているあたりからも、同じような音が聞こえてきている。
……もしかして、テオの心臓の音?
「ひゃっ」
そんなことを考えていると、テオの大きな手もわたしの背に回った気配がした。ぎゅうと包み込まれ、片一方の手は、わたしの後頭部に添えられている。
「レティ……あんまり、そういう可愛いことをしないでくれ。ブライアム様に叱られる」
「ふふっ、お父様に?」
「どうして?」と尋ねる。お父様の名前が出たことが可笑しくて、わたしは笑いながら顔を上げた。
すると、空よりも澄んだ青色の瞳が、熱をはらんでわたしを見下ろしている。
「これくらいは、許されるだろう」
ぐ、と後頭部に回された手に力が入り、テオの顔がゆっくりとわたしに近づいてきて――。
そっと重なった唇が離れるとき、わたしたちはお互いに薔薇のように真っ赤な顔をしていた。
自然の中でゆっくりと過ごして、ボートにも乗って。
どこからか現れた公爵家の料理人や使用人が忍者のようにお弁当をセッティングして。
わたしとテオは、ゆっくり会えなかった時間を埋めるようにたくさん話をした。
とても素敵な場所だ。またひとつ、楽しい思い出が出来てしまった。
いつか、子供と一緒に来ても楽しそうだ。
「こっ……! そう、だな、ああ、そうしよう」
「!!!!」
心の中で呟いたはずのわたしの言葉は、しっかりとテオに拾われていて。またお互いに顔が熱くなった。
一一そうして、わたしたちの初デートは穏やかに過ぎていった。
「……俺も恋人が欲しいな……」
「あんなに幸せそうなテオフィル様、初めて見た」
「ぐっっっ! 独り身には辛い光景っ!!」
「見てるこっちが照れますね」
少し離れたところで待機し、仲睦まじい二人の様子をしっかりばっちり見ていた公爵家の護衛騎士たちは、そんな話をしていたとかいないとか。
【初めてのお出かけ】おわり
一一一一一一一一一一一一一
お読みいただきありがとうございます。
前回から2ヶ月も経っていて申し訳ありません!お詫びにテオフィルくんたちにはイチャイチャしてもらいました!!!!
初デートといえば、ずっと浮き足立ってるイメージです。お互いしか見えてねえ…な感じ( ˶ˊᵕˋ)੭♡
ここまで『悪役令嬢のおかあさま』をお楽しみいただきありがとうございます。書籍もコミックスもよろしくお願いします。
あと最近、短編投稿したのでよかったらぜひ!
もうすぐ完結します。
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