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番外編置き場
名もなきモブたちの1日(その1)
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「10 紺色の騎士」あたりに出てくる、クラスメイトと親しくなれないと嘆くヴァイオレットの裏話
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これは、とあるモブたちのある1日のお話である。
「いらしたぞ……!」
「しかも今日は、フルラインナップですわ!」
「誰か絵心のあるやつはいないのか?!この瞬間を切り取って永久に保存したいっ」
学園の玄関は、俄かに活気づいていた。
それぞれの寮から出て、学園の門をくぐった付近で邂逅したであろう見目麗しい男女の姿が、彼らの目に飛び込んできたからだ。
――いや、訂正しよう。後光が眩しくて実際はよく分からないのだが。あの眩しさは間違いなく彼らだろうと推測を立てたのだ。
第1王子アルベール。
公爵子息テオフィル。
そして、宰相の愛娘ヴァイオレット。
元々、第1王子が入学したとあって昨年からこの学園の生徒たちは大いに盛り上がっていた。
それに、この国唯一の公爵家のご子息も同い年ときたら、もう盛り上がらない理由がない。
そんな2人が揃えば言わずもがなその美麗さと高貴さで学園中の生徒たちは膝をつく。
ファンクラブは公式にも非公式にも乱立し、途中でアルベール派かテオフィル派かの大論争が起こったが、最終的には『どちらも尊い』という玉虫色の解決を見せた。
――そして、そんな日々から1年が経ち、新入生を迎えたこの学園では新たな波が起こっている。
「ヴィオたん……今日も麗しい……」
「あの2人といても全く遜色ない……女王様感ハンパない」
「踏まれたい……」
壁から3人の様子を窺い見る生徒たちの口からはぽろりと本音がこぼれ落ちる。なお、踏まれたい発言をした男子生徒は風紀を乱したとしてその後厳重注意を受けた。
今年の4月、冷徹の宰相と名高いロートネル侯爵が愛して止まないとされる長女ヴァイオレットその人が入学した。
入学式の日、元々その容姿と立ち振る舞いで目立っていた彼女だったが、そんな彼女に例のふたりが駆け寄り、今まで学園で見た事のないような楽しげな表情を見せた瞬間にこの学園の権勢は変わった。
ヴァイオレット=ロートネル。
あの日まで彼女のことを知らなかった者でさえ、今となってはロートネル家の家族構成までスラスラと暗唱出来るだろう。出来ない者は淘汰されているはずだ。
ご令嬢が集まるお茶会以外はほとんど顔を出さずにいた彼女を、名前以外知らなかった令息も多かったことだろう。
波打つ菫色の美しい髪と、意志のある琥珀の瞳、そして透きとおるように白い肌。
一見すると氷の女王のように冷たい印象のある彼女だが、内面は傲慢な所は全くない聖女のような清廉さで、彼女ににこりと微笑まれば昇天間違いなしである。(モブ調べ)
個人個人の尊さや麗しさはさることながら、王子、公爵子息、侯爵令嬢、この3人はとても仲が良い。
そんな所も、周囲の話題をさらった。
「わたくし、昨日……ヴァイオレット様に朝のご挨拶をして頂いたわ。だけど、嬉しさと緊張のあまり固まってしまって上手くお返事が出来なかったの……」
「俺も、落としたペンを拾ってもらったが、素っ気なく感謝の言葉を述べることしか出来なかった。お話するまたとない機会だったのに……っ」
「愚かだな……君たち。恐れ多くも彼女と同じ学年であまつさえ同じクラスだと言うのに、まだ話せないのかい?」
「だって、会長うぅぅぅぅ!」
ボス、と呼ばれた男子生徒は眼鏡のブリッジを中指でクイっと持ち上げてそのポジションを整える。
そんな彼に泣きついているのはヴァイオレットのクラスメイトたちだ。
せっかく同じクラスなのに、神々しすぎてうまく話せない。
挨拶をしても、緊張してそれ以上の言葉が出ない。
そんな日々を繰り返している内に、ヴァイオレットは逆にクラスメイトたちに気を遣って、アンヴィル伯爵子息やグレーヴス伯爵令嬢としか話さなくなった。
一度、そそくさと去っていくヴァイオレットの背中を目で追っていると、彼女と話していたリコリスとぱちりと目が合った。
リコリスは呆れたようにクラスメイトを眺め、やれやれといった顔でため息をついていた。
悔しい。
そのことを思い出したモブ令嬢のひとりが悔しさに打ち震えていると、会長にぽんと肩を叩かれる。
「大丈夫。これからまだ挽回できる」
「会長……」
眼鏡の奥の優しい眼差しにモブ令嬢はキュンと胸をときめかせる。
「会長、大変です!ヴァイオレット様の後方に、怪しい人影が!」
「あれは……、噂話が好きなアルベール派のご令嬢たちだな。あることない事言いふらす習性がある。配置につけ!」
「会長!廊下の影に、水が入ったバケツを用意してうろつく明らかに怪しい令嬢たちがいます」
「過激派か……おそらくテオフィル派だろう。即刻撤去させろ!」
「「はい!!」」
「……会長、素敵……」
頰を染めるモブ令嬢を1人残し、とあるモブたちは会長の指示を受けてばらばらと足早に去っていく。
"ヴァイオレット様を守る会"のメンバーたちの暗躍により、こうして学園の秩序は今日も保たれているのであった。
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これは、とあるモブたちのある1日のお話である。
「いらしたぞ……!」
「しかも今日は、フルラインナップですわ!」
「誰か絵心のあるやつはいないのか?!この瞬間を切り取って永久に保存したいっ」
学園の玄関は、俄かに活気づいていた。
それぞれの寮から出て、学園の門をくぐった付近で邂逅したであろう見目麗しい男女の姿が、彼らの目に飛び込んできたからだ。
――いや、訂正しよう。後光が眩しくて実際はよく分からないのだが。あの眩しさは間違いなく彼らだろうと推測を立てたのだ。
第1王子アルベール。
公爵子息テオフィル。
そして、宰相の愛娘ヴァイオレット。
元々、第1王子が入学したとあって昨年からこの学園の生徒たちは大いに盛り上がっていた。
それに、この国唯一の公爵家のご子息も同い年ときたら、もう盛り上がらない理由がない。
そんな2人が揃えば言わずもがなその美麗さと高貴さで学園中の生徒たちは膝をつく。
ファンクラブは公式にも非公式にも乱立し、途中でアルベール派かテオフィル派かの大論争が起こったが、最終的には『どちらも尊い』という玉虫色の解決を見せた。
――そして、そんな日々から1年が経ち、新入生を迎えたこの学園では新たな波が起こっている。
「ヴィオたん……今日も麗しい……」
「あの2人といても全く遜色ない……女王様感ハンパない」
「踏まれたい……」
壁から3人の様子を窺い見る生徒たちの口からはぽろりと本音がこぼれ落ちる。なお、踏まれたい発言をした男子生徒は風紀を乱したとしてその後厳重注意を受けた。
今年の4月、冷徹の宰相と名高いロートネル侯爵が愛して止まないとされる長女ヴァイオレットその人が入学した。
入学式の日、元々その容姿と立ち振る舞いで目立っていた彼女だったが、そんな彼女に例のふたりが駆け寄り、今まで学園で見た事のないような楽しげな表情を見せた瞬間にこの学園の権勢は変わった。
ヴァイオレット=ロートネル。
あの日まで彼女のことを知らなかった者でさえ、今となってはロートネル家の家族構成までスラスラと暗唱出来るだろう。出来ない者は淘汰されているはずだ。
ご令嬢が集まるお茶会以外はほとんど顔を出さずにいた彼女を、名前以外知らなかった令息も多かったことだろう。
波打つ菫色の美しい髪と、意志のある琥珀の瞳、そして透きとおるように白い肌。
一見すると氷の女王のように冷たい印象のある彼女だが、内面は傲慢な所は全くない聖女のような清廉さで、彼女ににこりと微笑まれば昇天間違いなしである。(モブ調べ)
個人個人の尊さや麗しさはさることながら、王子、公爵子息、侯爵令嬢、この3人はとても仲が良い。
そんな所も、周囲の話題をさらった。
「わたくし、昨日……ヴァイオレット様に朝のご挨拶をして頂いたわ。だけど、嬉しさと緊張のあまり固まってしまって上手くお返事が出来なかったの……」
「俺も、落としたペンを拾ってもらったが、素っ気なく感謝の言葉を述べることしか出来なかった。お話するまたとない機会だったのに……っ」
「愚かだな……君たち。恐れ多くも彼女と同じ学年であまつさえ同じクラスだと言うのに、まだ話せないのかい?」
「だって、会長うぅぅぅぅ!」
ボス、と呼ばれた男子生徒は眼鏡のブリッジを中指でクイっと持ち上げてそのポジションを整える。
そんな彼に泣きついているのはヴァイオレットのクラスメイトたちだ。
せっかく同じクラスなのに、神々しすぎてうまく話せない。
挨拶をしても、緊張してそれ以上の言葉が出ない。
そんな日々を繰り返している内に、ヴァイオレットは逆にクラスメイトたちに気を遣って、アンヴィル伯爵子息やグレーヴス伯爵令嬢としか話さなくなった。
一度、そそくさと去っていくヴァイオレットの背中を目で追っていると、彼女と話していたリコリスとぱちりと目が合った。
リコリスは呆れたようにクラスメイトを眺め、やれやれといった顔でため息をついていた。
悔しい。
そのことを思い出したモブ令嬢のひとりが悔しさに打ち震えていると、会長にぽんと肩を叩かれる。
「大丈夫。これからまだ挽回できる」
「会長……」
眼鏡の奥の優しい眼差しにモブ令嬢はキュンと胸をときめかせる。
「会長、大変です!ヴァイオレット様の後方に、怪しい人影が!」
「あれは……、噂話が好きなアルベール派のご令嬢たちだな。あることない事言いふらす習性がある。配置につけ!」
「会長!廊下の影に、水が入ったバケツを用意してうろつく明らかに怪しい令嬢たちがいます」
「過激派か……おそらくテオフィル派だろう。即刻撤去させろ!」
「「はい!!」」
「……会長、素敵……」
頰を染めるモブ令嬢を1人残し、とあるモブたちは会長の指示を受けてばらばらと足早に去っていく。
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