9 / 34
学校1
しおりを挟む
俊 おはよう
海斗 今日は俺より早いんだな
俊 今日は目早く覚めたから
海斗 そうか いつも通り近道か?
俊 あぁ 又道が変わってたよ
海斗 何処が変わってた?
俊 …一昨日はどうでも良いみたいな感じだったのにいきなりどうしたんだ?
海斗 ちょっと色々有ってな なぁ 一昨日の事覚えてるか?
俊は少し固まった 一昨日何かが有った事は分かってはいるがその詳細や何処までが本当なのか分かっていないからだ そして海斗が敵である可能性もある事も考えていた そして出した答えは…
俊 一昨日か 特に変わった事は無かったんじゃ無いのか?
海斗は少しホッとした思いと悲しい思いの混ざった複雑な表情をしながら
海斗 だよな
実を言うと夢と現実ゴッチャになってて
その確認をしたかったんだ
俊 予知夢でも見たの?
海斗 うーん まぁ そんな感じだ
とにかく最近変わった所言ってくれないか? ソレとその地図を貸してくれ
俊 明日返してくれよ
海斗 ありがとうな 頼りになるぜ
俊 地図で何をそこまで… 変わった箇所には赤丸描いて元有ったであろう道は青で線引いとくからソレが終わるまで待ってくれ 昼休みには仕上げれると思う
ーー
凛 霞ちゃんどうしよう 俊を直接見れない
霞 私に聞かないでよ… 未だあの夢引きずってるの? 風香さんも何か落ち込んでるし ほら夢なんだからさ 明るくいかなきゃ ね
凛 そうだよね ちょっと声かけてくる
霞 えっ 今?
凛 うん
ーー
俊 えっと コンビニから2番目の門の場所は消えてて 校門から2番目の曲がり角は行き止まりだったのに繋がってて…
凛 何やってるの?
俊 あぁ 地図の間違い探し? かな
それより高熱だったんだろ 明日は土曜だからって無理はするなよ
凛 大丈夫大丈夫
ピタッ
俊 うん ちょっとオデコ熱いぞ
ヤバくなったら保健室行く様に…
凛はいきなり俊におデコに手を当てられて顔が熱くなっていた そして思い出したかの様に
思いっきり逃げてしまった
そして俊は鳩が豆鉄砲を食った様にその場に立ち尽くした
霞 (言わんこっちゃ無い…)
海斗 (何やってるんだ俊)
キーンコーンカーンコーン
ーー昼休み
凛 どうしよう 本当にどうしよう
俊からダッシュで逃げちゃった嫌われちゃったかな…
霞 未だ挽回のチャンスは有るって
あっそうだ 風香さん
風香 はい… 何ですか?
霞 (うっ 風香さんも暗い…)
皆さんで弁当を食べましょう 俊君や海斗君も交えて…
霞が俊達の席に目をやると俊は居なかった 俊の事を席に座って黙々とパンを食べてる海斗に聞くと
海斗 俊ならどっか行ったぞ
霞 (色々と悪化する前に俊君を見つけ出さないと)
霞はこの昼休み中に俊を探し出す事を決意した
海斗 今日は俺より早いんだな
俊 今日は目早く覚めたから
海斗 そうか いつも通り近道か?
俊 あぁ 又道が変わってたよ
海斗 何処が変わってた?
俊 …一昨日はどうでも良いみたいな感じだったのにいきなりどうしたんだ?
海斗 ちょっと色々有ってな なぁ 一昨日の事覚えてるか?
俊は少し固まった 一昨日何かが有った事は分かってはいるがその詳細や何処までが本当なのか分かっていないからだ そして海斗が敵である可能性もある事も考えていた そして出した答えは…
俊 一昨日か 特に変わった事は無かったんじゃ無いのか?
海斗は少しホッとした思いと悲しい思いの混ざった複雑な表情をしながら
海斗 だよな
実を言うと夢と現実ゴッチャになってて
その確認をしたかったんだ
俊 予知夢でも見たの?
海斗 うーん まぁ そんな感じだ
とにかく最近変わった所言ってくれないか? ソレとその地図を貸してくれ
俊 明日返してくれよ
海斗 ありがとうな 頼りになるぜ
俊 地図で何をそこまで… 変わった箇所には赤丸描いて元有ったであろう道は青で線引いとくからソレが終わるまで待ってくれ 昼休みには仕上げれると思う
ーー
凛 霞ちゃんどうしよう 俊を直接見れない
霞 私に聞かないでよ… 未だあの夢引きずってるの? 風香さんも何か落ち込んでるし ほら夢なんだからさ 明るくいかなきゃ ね
凛 そうだよね ちょっと声かけてくる
霞 えっ 今?
凛 うん
ーー
俊 えっと コンビニから2番目の門の場所は消えてて 校門から2番目の曲がり角は行き止まりだったのに繋がってて…
凛 何やってるの?
俊 あぁ 地図の間違い探し? かな
それより高熱だったんだろ 明日は土曜だからって無理はするなよ
凛 大丈夫大丈夫
ピタッ
俊 うん ちょっとオデコ熱いぞ
ヤバくなったら保健室行く様に…
凛はいきなり俊におデコに手を当てられて顔が熱くなっていた そして思い出したかの様に
思いっきり逃げてしまった
そして俊は鳩が豆鉄砲を食った様にその場に立ち尽くした
霞 (言わんこっちゃ無い…)
海斗 (何やってるんだ俊)
キーンコーンカーンコーン
ーー昼休み
凛 どうしよう 本当にどうしよう
俊からダッシュで逃げちゃった嫌われちゃったかな…
霞 未だ挽回のチャンスは有るって
あっそうだ 風香さん
風香 はい… 何ですか?
霞 (うっ 風香さんも暗い…)
皆さんで弁当を食べましょう 俊君や海斗君も交えて…
霞が俊達の席に目をやると俊は居なかった 俊の事を席に座って黙々とパンを食べてる海斗に聞くと
海斗 俊ならどっか行ったぞ
霞 (色々と悪化する前に俊君を見つけ出さないと)
霞はこの昼休み中に俊を探し出す事を決意した
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
私はただ一度の暴言が許せない
ちくわぶ(まるどらむぎ)
恋愛
厳かな結婚式だった。
花婿が花嫁のベールを上げるまでは。
ベールを上げ、その日初めて花嫁の顔を見た花婿マティアスは暴言を吐いた。
「私の花嫁は花のようなスカーレットだ!お前ではない!」と。
そして花嫁の父に向かって怒鳴った。
「騙したな!スカーレットではなく別人をよこすとは!
この婚姻はなしだ!訴えてやるから覚悟しろ!」と。
そこから始まる物語。
作者独自の世界観です。
短編予定。
のちのち、ちょこちょこ続編を書くかもしれません。
話が進むにつれ、ヒロイン・スカーレットの印象が変わっていくと思いますが。
楽しんでいただけると嬉しいです。
※9/10 13話公開後、ミスに気づいて何度か文を訂正、追加しました。申し訳ありません。
※9/20 最終回予定でしたが、訂正終わりませんでした!すみません!明日最終です!
※9/21 本編完結いたしました。ヒロインの夢がどうなったか、のところまでです。
ヒロインが誰を選んだのか?は読者の皆様に想像していただく終わり方となっております。
今後、番外編として別視点から見た物語など数話ののち、
ヒロインが誰と、どうしているかまでを書いたエピローグを公開する予定です。
よろしくお願いします。
※9/27 番外編を公開させていただきました。
※10/3 お話の一部(暴言部分1話、4話、6話)を訂正させていただきました。
※10/23 お話の一部(14話、番外編11ー1話)を訂正させていただきました。
※10/25 完結しました。
ここまでお読みくださった皆様。導いてくださった皆様にお礼申し上げます。
たくさんの方から感想をいただきました。
ありがとうございます。
様々なご意見、真摯に受け止めさせていただきたいと思います。
ただ、皆様に楽しんでいただける場であって欲しいと思いますので、
今後はいただいた感想をを非承認とさせていただく場合がございます。
申し訳ありませんが、どうかご了承くださいませ。
もちろん、私は全て読ませていただきます。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
【完結】「心に決めた人がいる」と旦那様は言った
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
「俺にはずっと心に決めた人がいる。俺が貴方を愛することはない。貴女はその人を迎え入れることさえ許してくれればそれで良いのです。」
そう言われて愛のない結婚をしたスーザン。
彼女にはかつて愛した人との思い出があった・・・
産業革命後のイギリスをモデルにした架空の国が舞台です。貴族制度など独自の設定があります。
----
初めて書いた小説で初めての投稿で沢山の方に読んでいただき驚いています。
終わり方が納得できない!という方が多かったのでエピローグを追加します。
お読みいただきありがとうございます。
【完結】え、別れましょう?
須木 水夏
恋愛
「実は他に好きな人が出来て」
「は?え?別れましょう?」
何言ってんだこいつ、とアリエットは目を瞬かせながらも。まあこちらも好きな訳では無いし都合がいいわ、と長年の婚約者(腐れ縁)だったディオルにお別れを申し出た。
ところがその出来事の裏側にはある双子が絡んでいて…?
だる絡みをしてくる美しい双子の兄妹(?)と、のんびりかつ冷静なアリエットのお話。
※毎度ですが空想であり、架空のお話です。史実に全く関係ありません。
ヨーロッパの雰囲気出してますが、別物です。
【完結】復讐は計画的に~不貞の子を身籠った彼女と殿下の子を身籠った私
紅位碧子 kurenaiaoko
恋愛
公爵令嬢であるミリアは、スイッチ国王太子であるウィリアムズ殿下と婚約していた。
10年に及ぶ王太子妃教育も終え、学園卒業と同時に結婚予定であったが、卒業パーティーで婚約破棄を言い渡されてしまう。
婚約者の彼の隣にいたのは、同じ公爵令嬢であるマーガレット様。
その場で、マーガレット様との婚約と、マーガレット様が懐妊したことが公表される。
それだけでも驚くミリアだったが、追い討ちをかけるように不貞の疑いまでかけられてしまいーーーー?
【作者よりみなさまへ】
*誤字脱字多数あるかと思います。
*初心者につき表現稚拙ですので温かく見守ってくださいませ
*ゆるふわ設定です
運命の番?棄てたのは貴方です
ひよこ1号
恋愛
竜人族の侯爵令嬢エデュラには愛する番が居た。二人は幼い頃に出会い、婚約していたが、番である第一王子エリンギルは、新たに番と名乗り出たリリアーデと婚約する。邪魔になったエデュラとの婚約を解消し、番を引き裂いた大罪人として追放するが……。一方で幼い頃に出会った侯爵令嬢を忘れられない帝国の皇子は、男爵令息と身分を偽り竜人国へと留学していた。
番との運命の出会いと別離の物語。番でない人々の貫く愛。
※自己設定満載ですので気を付けてください。
※性描写はないですが、一線を越える個所もあります
※多少の残酷表現あります。
以上2点からセルフレイティング
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる