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第2部 帰郷・お見合い編
27.可愛くなって新婚旅行に出かけた!
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愛し合うことに疲れ果てて、二人はまた眠ったようだった。揺り起こされて目が覚めた。私が真一さんを見つめていると、キスしてくれた。おはよう!
今日から2泊3日の新婚旅行に出かけることになっている。今は真一さんのお店が大事な時だから長くは休めない。私も短くていいと言ったので、車で近場の温泉に行くことになった。
最初のドライブ以来、二人でいろんなところへ車で出かけたが、真一さんは宿泊したり、ラブホテルに入ったりはしなかった。
真一さんは人のいないところで私を抱き締めてキスをすれば十分だったみたい。きっとこの再会を大切にしたいと思ったからだ。いや、ひょっとすると地味な結衣ではなく、あの絵里香を抱きたかったのかもしれない。
ホテルからはゆっくり出かければよいので、朝食もゆっくり食べに行った。今日は目的の温泉地の回りをひととおり観光して、チェックインの時間になったらすぐにホテルに入って、二人でのんびり過ごすことにしている。
昨日は結婚式、披露宴、2次会と忙しくてとても疲れた。私が着替えをして出発の準備をしていると真一さんが聞いて来た。
「今日は地味な結衣じゃないんだね」
「ええ、これからは仕事をしている時以外は、絵里香の姿でいたいと思っています」
「それがいい」
「やっぱりその方がいいですか?」
「せっかく、こんなに綺麗で可愛いのにもったいない」
「そう言ってくれて嬉しいです。私は絵里香の姿が災いを招いてしまったと思い込んでいました。そして地味になって本当の私を分かってもらえる人を探して彷徨っていました。それが幸いして、真一さんと出会うことができました。
あの時、真一さんは本当の私を分かってくれましたが、私を好きになってはくれませんでした。真一さんが絵里香の姿をした私を望んでいたのは分かっていました。でも私は地味な結衣にこだわっていました。本当の私を好きになってもらいたかったからです。
でもあんな噂を立てられて真一さんにすごく申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。私は自分の気持ちを満たすことばかり思っていて、真一さんの思いをかなえてあげようとしていませんでした。ごめんさない」
「結衣は本当の自分は地味な姿だと思っているようだけど、絵里香の姿が本当の結衣じゃないのか? 地味な結衣は仮の姿ではなかったのか? 昨日の綺麗で可愛い結衣はとても嬉しそうで輝いていた。誰もがそう思った。あれが本当の結衣じゃないのか?」
「おっしゃるとおりかもしれません。昨日の私は何かから解き放されて自由になって、本当に自分らしかったと思います。これからは自信をもって絵里香の姿でいられます。ありがとう」
私は嬉しくなって真一さんに抱きついた。それからチェックアウトをするために二人でロビーへ歩いて行った。すれ違う人が皆、私を見ている。真一さんも誇らしげに私の手を繋いでいる。今日も良い天気でドライブ日和だ。
************************************
チェックインの時間が待ち遠しかった。すぐに部屋に案内された。私が和室の方が落ち着けると言ったのでこの部屋を予約してくれた。ここは露天風呂が付いてスイートルームになっている。
真一さんはすぐに温泉に浸かりたいので大浴場へ行くという。私もゆっくりお湯に浸かりたいので、浴衣を持って大浴場へ行った。
とても広い大浴場だった。良い温泉だ。温まるしリラックスする。浸かっていると眠りそうになるほど気持ちがいい。今朝、真一さんと愛し合ったことを思い出して、うっとりする。昼間の温泉は心地よくて幸せ!
部屋に戻ると真一さんはもうソファーで缶ビールを飲んでいた。浴衣姿の私をじっと見つめる。
「私も」と言ってサイダー缶を持ってきて、彼の横に座って飲み始める。
「温泉、どうだった? お風呂が好きなんだね」
「ええ、お風呂が大好きなんです。前のマンションのお風呂が気に入っていました。大きくて足を伸ばせて最高でした。いつも長い時間入っていました。お風呂に浸かっていて眠ったこともあります」
「そうか気が付かなかった。お風呂が好きだと初めて知った。今度のマンションのお風呂も広いからよかったね」
「良いところを選んでいただけて感謝しています」
私が身体を寄せると抱き締めてくれた。真一さんはもう我慢ができなくなったみたいで、私を抱きかかえて寝室に運んだ。こんなとき、浴衣はいい。私はなすがままになっている。今朝、愛し合ったばかりなのに、また愛し合う。
************************************
真一さんは私の膝枕で横になって間近に迫る山の景色を見ている。もう紅葉が始まろうとしている。二人だけの気だるい時間がゆっくりと過ぎていく。お腹が空いてきた。もう少しで夕食の準備が始まるみたい。
仲居さんに呼ばれて行くと、豪華な和食が用意されていた。二人きりの食事を始める。こんなゆったりした食事は初めてかもしれない。私はお酌をしてあげる。たわいもない話がとても楽しい。
「食事が済んだらカラオケに行かないか? 確か設備があるとパンフに書いてあった。結衣の歌を久しぶりに聞かせてくれないか?」
「いいですけど、私も真一さんの歌が聞きたいから行きましょう」
食事を終えて一息つくと、私は服に着替えをして化粧もし直した。
「どうしたの?」
「絵里香の歌を聞きたいんでしょう。それならそれにふさわしい服を着たいと思って」
「ありがとう、それなら俺も着替える」
服を着替えて二人はカラオケがあるというラウンジに行った。個室のカラオケ施設もあったが、ラウンジの舞台の方が良いとそこで歌うことにした。幸いまだ早い時間なので他に客はいなかった。
私が「最初は真一さんに歌ってほしい」と言ったので『レモン』を歌ってくれた。次に私も『レモン』を歌った。「あのころを思い出す。あの時の俺の心境だ」と真一さんが言ったので「私も同じです」と言った。
それから私は『君を許せたら』を歌ってあげた。真一さんが好きなもう1曲だ。「私の心境だった。もう思い出の歌になった」と言った。
私は真一さんが好きな『さよならをするために』を歌ってほしいと言った。彼は私を見つめながら歌ってくれた。とても情感がこもっていて上手だった。歌い終わると私は拍手したが、他からも拍手された。もうラウンジには歌を聞きつけて人が集まってきていた。
二人は満足して部屋に戻ってきた。部屋に戻るとすぐに私を抱き締める。
「ありがとう。結衣の歌を聞いて、あの頃を思い出した。あの辛い記憶がよみがえってきて、結衣を抱き締めたくなった。本当に結婚できたんだね。俺たちは」
「私もあの頃を思い出して、今の幸せを噛みしめていました。もっと強く抱き締めて下さい」
二人はどれくらい抱き合っていたのだろう。すぐにでもまた愛し合いたいと思った。
「部屋の露天風呂に一緒に入ろう。身体を洗ってあげよう」
「はい、お願いします」
真一さんが先に入った。私が入って行くとじっと見つめられた。恥ずかしい。真一さんの横に並んで浸かった。
「ここのお湯もなかなかいいですね」
「丁度良い湯加減だ」
温まってきたところで、二人上がって、まず真一さんが私の身体を石鹸で洗ってくれる。背中、お尻を洗って、それから向きをかえさせて、胸からお腹、大事なところ、脚と順に洗っていく。
始めは恥ずかしかったけど、正面を向かせられたらもう観念してなすがままになっていた。洗って貰うと気持ちがいい。うっとりする。
「気持ち良かったから今度は私が洗ってあげる」と真一さんの全身を洗ってあげた。真一さんも気持ちがよさそうだった。
お互いに身体をバスタオルで拭き合って寝室へ向かう。真一さんが冷たい水のボトルを持って来てくれて、二人で同じボトルから半分ずつ飲んだ。
すぐにキスをしてまた愛し合う。今日はもう3回目だけど、何回でも愛し合いたいし、それができる。
私は頭の中が空っぽになって、ただ彼にしがみついているだけだけど、すごく幸せ! こうして二人の絆が深まって行く。
地味な私が偽装同棲した老舗の御曹司を運命の赤い糸で絡め捕ってしまうお話はこれでおしまいです。めでたし、めでたし。
今日から2泊3日の新婚旅行に出かけることになっている。今は真一さんのお店が大事な時だから長くは休めない。私も短くていいと言ったので、車で近場の温泉に行くことになった。
最初のドライブ以来、二人でいろんなところへ車で出かけたが、真一さんは宿泊したり、ラブホテルに入ったりはしなかった。
真一さんは人のいないところで私を抱き締めてキスをすれば十分だったみたい。きっとこの再会を大切にしたいと思ったからだ。いや、ひょっとすると地味な結衣ではなく、あの絵里香を抱きたかったのかもしれない。
ホテルからはゆっくり出かければよいので、朝食もゆっくり食べに行った。今日は目的の温泉地の回りをひととおり観光して、チェックインの時間になったらすぐにホテルに入って、二人でのんびり過ごすことにしている。
昨日は結婚式、披露宴、2次会と忙しくてとても疲れた。私が着替えをして出発の準備をしていると真一さんが聞いて来た。
「今日は地味な結衣じゃないんだね」
「ええ、これからは仕事をしている時以外は、絵里香の姿でいたいと思っています」
「それがいい」
「やっぱりその方がいいですか?」
「せっかく、こんなに綺麗で可愛いのにもったいない」
「そう言ってくれて嬉しいです。私は絵里香の姿が災いを招いてしまったと思い込んでいました。そして地味になって本当の私を分かってもらえる人を探して彷徨っていました。それが幸いして、真一さんと出会うことができました。
あの時、真一さんは本当の私を分かってくれましたが、私を好きになってはくれませんでした。真一さんが絵里香の姿をした私を望んでいたのは分かっていました。でも私は地味な結衣にこだわっていました。本当の私を好きになってもらいたかったからです。
でもあんな噂を立てられて真一さんにすごく申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。私は自分の気持ちを満たすことばかり思っていて、真一さんの思いをかなえてあげようとしていませんでした。ごめんさない」
「結衣は本当の自分は地味な姿だと思っているようだけど、絵里香の姿が本当の結衣じゃないのか? 地味な結衣は仮の姿ではなかったのか? 昨日の綺麗で可愛い結衣はとても嬉しそうで輝いていた。誰もがそう思った。あれが本当の結衣じゃないのか?」
「おっしゃるとおりかもしれません。昨日の私は何かから解き放されて自由になって、本当に自分らしかったと思います。これからは自信をもって絵里香の姿でいられます。ありがとう」
私は嬉しくなって真一さんに抱きついた。それからチェックアウトをするために二人でロビーへ歩いて行った。すれ違う人が皆、私を見ている。真一さんも誇らしげに私の手を繋いでいる。今日も良い天気でドライブ日和だ。
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チェックインの時間が待ち遠しかった。すぐに部屋に案内された。私が和室の方が落ち着けると言ったのでこの部屋を予約してくれた。ここは露天風呂が付いてスイートルームになっている。
真一さんはすぐに温泉に浸かりたいので大浴場へ行くという。私もゆっくりお湯に浸かりたいので、浴衣を持って大浴場へ行った。
とても広い大浴場だった。良い温泉だ。温まるしリラックスする。浸かっていると眠りそうになるほど気持ちがいい。今朝、真一さんと愛し合ったことを思い出して、うっとりする。昼間の温泉は心地よくて幸せ!
部屋に戻ると真一さんはもうソファーで缶ビールを飲んでいた。浴衣姿の私をじっと見つめる。
「私も」と言ってサイダー缶を持ってきて、彼の横に座って飲み始める。
「温泉、どうだった? お風呂が好きなんだね」
「ええ、お風呂が大好きなんです。前のマンションのお風呂が気に入っていました。大きくて足を伸ばせて最高でした。いつも長い時間入っていました。お風呂に浸かっていて眠ったこともあります」
「そうか気が付かなかった。お風呂が好きだと初めて知った。今度のマンションのお風呂も広いからよかったね」
「良いところを選んでいただけて感謝しています」
私が身体を寄せると抱き締めてくれた。真一さんはもう我慢ができなくなったみたいで、私を抱きかかえて寝室に運んだ。こんなとき、浴衣はいい。私はなすがままになっている。今朝、愛し合ったばかりなのに、また愛し合う。
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真一さんは私の膝枕で横になって間近に迫る山の景色を見ている。もう紅葉が始まろうとしている。二人だけの気だるい時間がゆっくりと過ぎていく。お腹が空いてきた。もう少しで夕食の準備が始まるみたい。
仲居さんに呼ばれて行くと、豪華な和食が用意されていた。二人きりの食事を始める。こんなゆったりした食事は初めてかもしれない。私はお酌をしてあげる。たわいもない話がとても楽しい。
「食事が済んだらカラオケに行かないか? 確か設備があるとパンフに書いてあった。結衣の歌を久しぶりに聞かせてくれないか?」
「いいですけど、私も真一さんの歌が聞きたいから行きましょう」
食事を終えて一息つくと、私は服に着替えをして化粧もし直した。
「どうしたの?」
「絵里香の歌を聞きたいんでしょう。それならそれにふさわしい服を着たいと思って」
「ありがとう、それなら俺も着替える」
服を着替えて二人はカラオケがあるというラウンジに行った。個室のカラオケ施設もあったが、ラウンジの舞台の方が良いとそこで歌うことにした。幸いまだ早い時間なので他に客はいなかった。
私が「最初は真一さんに歌ってほしい」と言ったので『レモン』を歌ってくれた。次に私も『レモン』を歌った。「あのころを思い出す。あの時の俺の心境だ」と真一さんが言ったので「私も同じです」と言った。
それから私は『君を許せたら』を歌ってあげた。真一さんが好きなもう1曲だ。「私の心境だった。もう思い出の歌になった」と言った。
私は真一さんが好きな『さよならをするために』を歌ってほしいと言った。彼は私を見つめながら歌ってくれた。とても情感がこもっていて上手だった。歌い終わると私は拍手したが、他からも拍手された。もうラウンジには歌を聞きつけて人が集まってきていた。
二人は満足して部屋に戻ってきた。部屋に戻るとすぐに私を抱き締める。
「ありがとう。結衣の歌を聞いて、あの頃を思い出した。あの辛い記憶がよみがえってきて、結衣を抱き締めたくなった。本当に結婚できたんだね。俺たちは」
「私もあの頃を思い出して、今の幸せを噛みしめていました。もっと強く抱き締めて下さい」
二人はどれくらい抱き合っていたのだろう。すぐにでもまた愛し合いたいと思った。
「部屋の露天風呂に一緒に入ろう。身体を洗ってあげよう」
「はい、お願いします」
真一さんが先に入った。私が入って行くとじっと見つめられた。恥ずかしい。真一さんの横に並んで浸かった。
「ここのお湯もなかなかいいですね」
「丁度良い湯加減だ」
温まってきたところで、二人上がって、まず真一さんが私の身体を石鹸で洗ってくれる。背中、お尻を洗って、それから向きをかえさせて、胸からお腹、大事なところ、脚と順に洗っていく。
始めは恥ずかしかったけど、正面を向かせられたらもう観念してなすがままになっていた。洗って貰うと気持ちがいい。うっとりする。
「気持ち良かったから今度は私が洗ってあげる」と真一さんの全身を洗ってあげた。真一さんも気持ちがよさそうだった。
お互いに身体をバスタオルで拭き合って寝室へ向かう。真一さんが冷たい水のボトルを持って来てくれて、二人で同じボトルから半分ずつ飲んだ。
すぐにキスをしてまた愛し合う。今日はもう3回目だけど、何回でも愛し合いたいし、それができる。
私は頭の中が空っぽになって、ただ彼にしがみついているだけだけど、すごく幸せ! こうして二人の絆が深まって行く。
地味な私が偽装同棲した老舗の御曹司を運命の赤い糸で絡め捕ってしまうお話はこれでおしまいです。めでたし、めでたし。
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