ボクたちの青春

桐山 遥

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第3章

同級生の突然の訃報

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「沙織、木島さんのこと聞いた?」洋子が突然、話しかける。
「何のこと?」「あなたと1年の時同じクラスだった。木島由紀子よ」

「うん知ってるけど、何か」
「彼女、昨日亡くなったんだって。」
「えぇー。知らんかった。」「聞いてないよー。」

「どうしたの?由紀子は、私の近所の子よ」と由美も不安そうに聞く。
「朝、亡くなっていたんだって。」
「自殺じゃないかって、言ってたよ」洋子は続ける。
「なんか妊娠していたらしいって」

「えぇー。そんなー」
「誰がそんなことしたん。」
「許せんなー」と沙織は怒る。

「彼女、そんなにやり手だっけ?」
「笑顔がかわいい、明るい子だったけど」
と由美はつぶやく。

「とりあえず、今日は通夜らしい。
あなたたち知り合いに聞いて、とんでもない奴がだれか聞いて、焼き入れてやらんと」
と洋子ははっぱをかけた。

「里美。由紀子のこと聞いた?
由紀子どうしてしまったのかな?」と沙織は、
同じクラスだった佐川里美に聞いた。

「私もよくはわからないんだ。佐藤さんも知ってると思うけど、
由紀子は明るい子で、男の子は結構ほっとかないタイプだったでしょ。」

「誰か好きな人はいたの?」
「1年のころは須崎とよく話していたみたいだけど」

「須崎って須崎亮のこと。」
「うん」

「亮は結構チャラ男だよね。あんなんが良かったのかな」
「気軽に話せるのがいい」って感じだったよ。

「今はどうだった」
「ちょっと、わかんないな」

「なにか、わかったらまた、話聞かせて」
「わかった」

「亮。元気?」沙織は、須崎に声をかける。
「沙織、なんだい」「俺に何か用?」
「亮ってもてるんだって?」「かっこいいって誰かが言ってたよ」
「誰が言うんだい?」とおどけて見せる。

沙織は、亮に身体を寄せて。
「秘密!」
「それよりも、由紀子と付き合ってたんだって?」
「俺がかい?」
「冗談でしょう!」少し狼狽しながら、声が裏返る。

沙織は、亮の手を取り、両手で包む。
「どこまで行ってたのよ?」
「どこまでって、言われてもなー」いいよどむ亮

「亮、おっぱい触ったことある?」
「触らせてあげようか?触りたい?」と言って、亮の手をぎゅっとつかむ。
「えぇ、あわわ」「あわわ、いいのかい?」
「そのかわり、何があったのか、正直に言いなさい。いうなら、触らせてあげる」
と沙織は、自分のピンと立つ胸先に、手を寄せる。

「言えば、大丈夫?いえば、いい?」
「いいよ」というと、亮の手を取って、沙織は自分の胸に当てる。
亮は、おずおずと手を伸ばすと、沙織の胸に触った。

「あーやわらかい」「ぷよぷよだ」「あー気持ちいいぃ」
亮の下半身は敏感に反応している。膨れてきた。
ズボンの下でパンパンになってきた。

「あー柔らかい。気持ちいいなあー」「我慢できないよー」
「あぁー、結構上手かも。」「そのままよ、ゆっくりよ」
沙織の乳首も反応して固くたってきた。
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