待った

桐山 遥

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第6章

今日は許して

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「由美子いる?」
由美子のアパートを明夫が訪ねてきた。
1週間ぶりだ。
「忙しくしてて、会えなくてごめん。今日は大丈夫かい?」
「えぇ、いいわー、ご飯食べた?」
「軽く食べてきたから今はいいよ」
「コーヒーどうぞ」
「ありがとう」

「久しぶりだから、もうたまらないよ」
ソファーに並んで座って、由美子の手を取る。
由美子はビックっと体を少し固くした。

「えぁー 今日はどうしたんだい」
「今日はちょっと」と言いよどむ

「えぇー、ダメなんか!」
「キスもダメ?」と言いながら、
キスをしてくる。

唇が触れ合う。
由美子の唇は開きかげん。明夫の舌を迎え入れた。
舌が交じり合う。

「あぁー、いいわー、いいのよー。」
唇が離れるとつい声に出てしまう。
「いいのかい?大丈夫?」
目を潤ませながら
「えぇー大丈夫、優しくして」

明夫は、由美子の耳たぶから、
首筋に唇を移し、舐めていく。
熱が首筋から降りていく。
全身を包んでいく。

とうとう、明夫の唇は鎖骨から胸に届く。
由美子のシャツのボタンを外し脱がせる。
両首筋を丁寧に舐める。
「あぁーいぃー、いいぃわー、気持ちいい」

ブラの上から乳首の上を優しく触る。
包むように触る。
ブラをずらしながら乳首に向けて
唇を差し込んでいく。
「あぁー、いぃわー、いぃー、いぃー」

とうとう、ブラを取ってしまう。
出てきた豊かな乳房に吸い付く。
舌で乳輪をいつくしむように乳首を中心に舐める。
「あぁー、いいわー、いぃー、すごくいい」
「あぁーあぁー」と声が裏返る。

明夫は、胸を責めながら、
右手を由美子の下半身に伸ばしていく。
ついに下着の上から割れ目に到達し、触った。

しかし、そこには、いつもの柔らかい丘はない。
ゴワゴワした感じ。
何かが覆っている。

「えぇー、今日は生理なのか?生理来たの?」
「えぇ生理中」
「痛くないかい」
「もう大丈夫。最後の方だから。
でもきれいでないから、入れるのは無しね」
「触っても大丈夫?」
「えぇ、大丈夫よ」「触って、お願い」

ゴワゴワ感に違和感を覚えながら、
なお触り続ける。
割れ目の中心と思われるところを指で探し
ゆっくりと触り続ける。

眼の前の豊かな乳房と乳首にしゃぶりつく。
乳輪は赤く染まっている。

「あぁー、いぃー」と言いながら、
明夫の持ち物をトランクスの上から触る。
「あぁー固いわ、気持ちいい」「ぃーいぃー」

ゴワゴワの紙に阻まれて、
進めないので、明夫は指を離した。

「あぁ、ダメ、そのまま、そのままよ。
もう少しなの。そのままお願い」
と小声で言う。

「ここかい?
これでいいんかい?」
明夫は中心と思われるところを押さえる。指が震える。
「そうよ、そこよ」「そのまま。そのまま」
指は上下に細かく震える。
「こうかい」なおも、指先全体で細かく押す、
「そうよ、そう。いいわ、いぃー、お願い、胸も吸って、お願い」
なお、細かく震わせる。
「まだよ、まだよ、お願い。続けて、お願い、あぁー、いぃー」
腰が震えてきた。
「あぁー、いくわ、いくー、あぁー、あぁー、いくわー」
腰を突き出し、太腿は痙攣した。
「あぁー、いぃー」と果てた。

体から力が抜けていく。

「よかったかい」

「えぇー。よかったわ。ありがとう」

「わたしだけがよくなってもいけないわねえ」
と言いながら

トランクスを下げ、
明夫の陰茎を取りだした。

明夫の持ち物は屹立している。
その一物を口に咥えた。
亀頭の先を舐める、
すっぽり口に含む。

男のものを舐めることになれていない由美子は、
うぐうぐと吸うが、舌先は使わない。
「あぁー、いいよー、いいけど」
「お願い、舌を使って、吸って、出し入れして」
ずずぅーずずうーと吸う。

口を使ってくれていることだけで
もういきそうだ。
でももう少し、もう少し

「先を咥えたまま、根本を指でしごいて、お願い」
亀頭を「あぅ、あぅ」と吸ったまま、
由美子の指が、根本をしごく。
「あぁー、いぃー、でるー」といって果てた。

白い液体が由美子の喉の奥に飛び込んだ。
「あぁー、えぇー、ごほっ、うぅー、う」といい。
由美子は、白い液体を口から出し、テッシュに取った。
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