待った

第２章

罰ゲーム

シャワー室を出た

バスタオルで身体を拭き、ベットに腰かける。
ベットに近寄る由美子に向けて
「さあ約束だよ」と明夫は言う。
「えっなに？」由美子は聞く。

「このベットにはほら、この革のベルトが付いている。
このベルトを手首につけるんだ」
「えぇ？いやよ、気持ち悪い」
「僕の言うことをきくって約束だよね」
「変なこのするんでしょう。いや！」
「変な風になるかどうかは君次第だよ。
言う通りにしてくれたら大丈夫だよ。
約束でしょう」

嫌がる由美子の左右の手首を
ベットの左右から伸びている革のベルトにつないだ。
余裕はあるから痛くはなさそうだが、
自由は奪われていて、
不安そうに由美子は見つめる。
「いったいどうするつもり」と聞く。

「これからだよ」と明夫はにこにこしながら近寄った。
明夫は両手を広げて大の字になった由美子の隣に寝ると
まず、唇にやさしくキスをした。

唇を舌で押し開くと歯茎を嘗めるように口の中に滑り込ませた。
さっき夕食で食べたレアステーキの味が残っている。
舌をからませる。
ぬるぬると舌どうしがからみ合う
口中がぬめりであふれてくる。

首筋から脇をクンクンと嗅ぎながら舌を這わせる。
少ししょぱいにおいがする
「くすぐったいー。あぁー、そこはいやよー」
嫌がる由美子をよそに、
胸に舌を這わせる、
そして豊かな乳房に吸い付いた。

右乳をそして左乳も周りからゆっくりなめ、
乳首をぐるぐると何度もしゃぶり、
乳首に吸いつき思う存分、乳房に顔をうずめた。
「あぁーこれがしたかったんだよ。
柔らかいー。気持ちいいー」。

何度も何度も、何度も乳房に頭をうずめ、
乳房を思い切り口に含み吸い込んだ、
乳首を何度もなめ上げた。
チロチロと乳首を舐めた。
「あーぁー、いぃー、気持ちいぃー」

そして、由美子の下腹部に目をやって

「さあこれからだよ」
と言いながら、
由美子の膝を左右に押し開いた。
「あぁーいやー、そこはだめー」
と由美子は恥ずかしさで膝を閉じそうになる。
天井の鏡に膝の間の茂みに見入る明夫の姿が映っている。

「僕の言うことを聞くんだ。
これからが本番だよ」
明夫はにこにこしながら由美子を見下ろした。