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第1話 二人だけの秘密

二人だけの秘密

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明夫と会ったのは、駅からの帰り道。コンビの袋を持って歩いていた。
目が合ったので「こんにちは、元気にしてる?」と裕子は声をかけた。
「うん元気だよ」少し恥ずかしそうに答える明夫。
「明夫、今日忙しい?暇だったらうちに遊びに来ない?今日はわたし一人なんだ。テレビでも一緒に見ようよ」
明夫はあまり気乗りがしないようだったが「あぁ、いいよ」とぼそっと答える。
二人して、桜井家の玄関から入る。私はもう心臓がドキドキしている、玄関の鍵を閉める。
「そこにでも座って」「お茶でも飲む?」
ソファーを進めながら、すこし膝を開き加減にしてわざと明夫の向かいに座る。
明夫の目線は裕子のひざの奥に吸い込まれる。
薄いパープルのショーツが見えたかしら。
明夫は目線を斜め上に外して、上ずった声で「ここ熱くないかな、エアコンないの」と言いながら、リモコンを探す。
裕子はリモコンを探すふりをして、身体を近づけ、胸元を明夫の前にさらす。
豊かな胸が明夫の目の前にある。裕子はつまずくふりをして、「あぁごめん」と言って胸を明夫の体に預ける。
明夫はあわてて手をひっこめる。
「明夫君って女の子の胸触ったことないの?」わざとからかうように聞く。
「えぇ?」と答える。
「そうか~、そんならさらわせてあげようか」「ほらどうぞ」といって隣りに座ると、明夫の手を取って、胸に触らせる。
触れた手の温かさが伝わってくる。
緊張した手がおずおずと胸に触る。
「どう?」
「やわからかい。すごく柔らかいよ」ためらいながら乳房をたどっていく。
「あぁーやわらかくて、きもちいい」
明夫はつい声を出してしまう。
「両手で触っていいのよ」
「えぇいいの!」
「いいのよ、そうやって触られるのって女の子は気持ちが良くなるのよ」
「そうなんや」両方の手でゆっくりと乳房の形をたどっていく。
乳房を下から上に揉みしだく「気持ちいい?」
「いいわー、いぃー、上手かもね」。
乳首の周りをまるでその固さを確認するかのように指先でたどっていく、乳頭を中心に指先で軽く押さえながら何度もたどる。
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