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第四章 最狂公爵は妻を愛でたい
第百八十九話 魔法のお酒**R18**
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その夜、セレスティナは研究室で盛大に酔っ払ってしまった。
何故こうなったかというと、シリウスにプレゼントする魔道具の開発途中で、例のピクシーとの約束を思い出したからである。
そうだわ。果物をお酒に変える魔道具を完成させないと……
素晴らしい精霊石を譲って貰ったのだからと、かなり気合いを入れた。
そしてちびちび試飲をするうちに、酔いがくるくるっと回り、果ては泥酔してしまったのだ。それでも魔道具開発はきっちり行ったのだから凄い。途中の手順を思い出せないまま完成することになるが、その事実に気が付くのは明日の朝になってからである。
「ティナ? あまり根を詰めすぎると……」
セレスティナの要望で研究内容を目にしないようにしていたのだが、放っておくと、自分と同じように不眠不休で魔道具開発に精を出してしまうことを知っていたシリウスが、研究室に顔を出すと、真っ赤な顔をしたセレスティナがいて、目を丸くする。
◇◇◇
「ティナ? 酒を飲んだのか?」
セレスティナがへにょりと笑う。
「うにゅ、試飲したにょ……」
「試飲……」
「おいしいおしゃけができりゅ魔道具の開発してるにゅ……」
ピクシー達と約束したと話し、シリウスにぺったりひっつく。いつもの甘えモードだ。自然とシリウスの口元が緩む。背に腕を回し、艶やかな栗色の髪をそっと撫でた。
「シリュウもにょむ? あ……辛口のお酒にも出来るにゅー……」
真っ赤な顔のまま葡萄の房を丸い硝子瓶の中に入れると、あっという間に発酵だ。ワイングラスに注がれた赤ワインを口にし、シリウスが笑う。
「おいしい?」
「ああ、うまい」
シリウスが身をかがめ、セレスティナに口付け、ワインの味を堪能させる。コクコクンとセレスティナの喉が鳴った。ワインを与え終わっても唇を開放することはない。そのまま愛撫するようにねっとりと舌を絡ませれば、セレスティナの呼吸が乱れ、熱く甘く色づいていく。
は、ふ……
唇を離せば、熱い吐息がセレスティナから漏れた。
「どうだ?」
「かりゃい……でも、シリュウのきしゅはあみゃい……もっかい……」
上目遣いのおねだりだ。頬は上気し、新緑の瞳は潤んでいる。濡れた唇が重ねられ、絡み合う舌は濃厚だ。服の上から豊満な乳房を掴めば、熱い吐息の中から可愛らしい声が漏れ出る。
「シリュウ、しゅき……もっと……」
セレスティナにおねだりされた時点で、机上にいた妖蛇のペロに出ていくように指示をすると、ペロはそれに素直に従った。妖蛇のペロはセレスティナに懐いていて、魔道具を開発する時には大抵こうして机の上で丸くなっている。
「はあい、マスター。散歩に行ってきます。けど、セレスティナ様は本当にマスターが好きなんですね。寝言でも好き好き言いますから」
そう告げ、しゅるりと姿を消した。
寝言……流石にそれは聞いていなかった。
セレスティナのふっくらとした唇に今一度接吻し、胸元の白いリボンをするりと外せば、柔らかく豊かな乳房が現れる。その中央にぴんっと立ったピンク色の乳首を口に含めば、白い乳房がほんのり朱に染まった。大胆で素直になっても、恥ずかしがり屋なのは変わらない。乳首を甘噛みし、舌先でチロチロと愛撫すれば、セレスティナの体がふるりと震える。
ん……シリュウ……
シリウスの耳をくすぐるのは自分を呼ぶ甘い声だ。ショーツの中に手をいれれば、そこは既に熱く潤っていて、表面を軽く撫でるだけで、とろりとした愛液が溢れ出た。セレスティナの首筋にキスをし、自分の印をそこここに残す。
二本の指を熱い蜜壺に沈め、ゆっくりと出し入れすれば、セレスティナの内壁が吸い付くように指に絡みついてくる。可愛らしい両足が、シリウスの愛撫を強請るようにそろりと開いた。大胆な格好なのに、セレスティナの性格だろうか、頬を染め、恥ずかしそうに指をそっと噛みしめた姿はどこか控えめである。
「シリュウ……」
「欲しいか?」
「シリュウの手、しゅき……」
頬に添えたシリウスの手に、セレスティナが接吻する。
「魔道具の設計をしゅる、シリュウの手はきりぇい……」
綺麗?
ついシリウスの顔に苦笑が浮かぶ。
綺麗と言われても嬉しくはないが……
うっとりとしたセレスティナの眼差しに誘われるようにして、ふっくらとした唇を指先でつぅっとなぞれば、まるで強請るように彼女の唇が開いた。ちろりと覗いた舌先を指先で刺激すれば、セレスティナの可愛い唇が吸い付く。拙い動きでシリウスの指をしゃぶり始めたセレスティナに、ぞくりとした快感を覚える。淫靡で艶めかしい。
「ティナ」
耳元で囁けば、蜜壺に埋められている指がきゅうっと締め付けられる。
感じている? ああ、そう言えば……ティナは私の声にも反応するんだったな。
――寝言でも好き好き言いますから。
ペロの言葉思い出し、シリウスの口角が上がる。
本当に可愛いな。ああ、愛しくてたまらない。
自分の指をくわえさせたまま、もう片方の手でセレスティナの片足を大きく持ち上げ、自分の強ばりを熱く潤みきった秘所にずぷりと沈めれば、彼女の背が反り返った。開ききった小さな花弁が更に大きく押し広げられ、ぬぷぬぷと嬉しそうにシリウスのモノを飲み込んでいく。トロリと透明な愛液が滴った。
◇◇◇
ん、んんっ! シリウ、ス……
潤んだセレスティナの瞳から、透明な雫が零れた。体勢は変えられない。シリウスの手で恥ずかしいほど足は大きく広げられたままだ。たっぷりと濡れ、ひくりひくりと波打っている膣内に、ずるりと侵入した異物が、意識が飛びそうなほどの快楽を与えてくる。
熱くて硬いシリウスの……
そんな思考に羞恥心がさらに煽られる。
意識を逸らそうにも、ひくりひくりと震える膣を容赦なく押し広げるそれは、否が応でも彼のモノを意識させてしまう。恥ずかしさから顔を背けても、ずぶぬぷと侵入する異物が与える快楽からは逃れられない。熱く潤う中心を容赦なく抉ってくる。
駄目、駄目、いっちゃ……
ずぐりとあれが最奥を抉った瞬間、快楽の波が弾けた。
びくりとセレスティナの体が震え、シリウスの男根をきつくきつく締め上げてもなお、体の中心に燃える快楽は収まらない。内壁はひくひくと震えたままだ。
シリウスが動き、セレスティナは小さな悲鳴を上げる。
良すぎてどうにかなりそうだった。
熱く滾った男根が潤った膣から出し入れされるたびに、ぬちゅぬちゅという淫靡な水音が響き、とろとろと溢れ出る愛液が太ももを伝い下りていく。
「ティナ」
耳元で囁かれれば、心が反応し、もっともっとと強請ってしまう。
ぼうっとした視界の隅に映るのは白銀の髪の天使様。はだけた胸元から厚い胸板が覗き、自分を見下ろす顔は熱を帯びていて、片眼鏡をかけた青い瞳は慈しみを帯びたそれだ。
セレスティナの胸がとくんと高鳴った。
シリウス、好き、好きなの……
もっともっとして?
彼から香るミントの香りに、くらりとした目眩を覚える。もたらされる口付けは蕩けるほど甘く、愛の囁きは切ない。彼の吐息、彼の声、触れる指先の何もかもが愛おしい。
愛しているわ……
◇◇◇
「ティナ」
再度彼女の耳元で囁けば、きゅううっと男根を締め付けてくる。
シリウスの口角が上がった。
ふ、ふふ、これはいい……
自分が名を呼ぶたびに感じて乱れてくれる。達したようだが、ひくひくとした艶めかしい膣内の動きは止まらない。やめないで、そう言われているかのようだ。口内を愛撫するように指をゆっくり動かせば、セレスティナの赤い舌が艶めかしく動き、腰を動かせば熱い内壁がしゃぶるようにねっとりと男根に絡みついてくる。
「ん、ふ……ん……」
指をくわえさせているので、セレスティナのふっくらとした唇から漏れ出るのは、どうしてもくぐもった声だ。動きを早めると再び達したようで、ビクビクとセレスティナの体が震え、口から艶めかしく熱い吐息が漏れた。虚空をぼうっと見つめる新緑の瞳は熱く潤い、頬は上気していて、豊満な胸が波打っている。
「ティナ」
今一度耳元で囁けば、やはり締め付けが強まった。
濡れた新緑の瞳が切なげで、本当に可愛い。
ようやく銜えていた指をずるりと引き抜き、今度は両足を持ち上げ、抱きかかえるようにして最奥を突き上げれば、「シリュウ」「シリュウ」と自分を呼ぶ声にさらに煽られる。豊かな乳房が揺れ、両足のつま先はぴんっと伸び、潤んだ新緑の瞳から涙が一粒こぼれ落ちた。
「あ、あん……また、いっちゃ、う……」
「嫌か?」
ふるふる首を振る様子もまた可愛らしい。
「もっと……」
「突いて欲しい?」
潤んだ瞳で、セレスティナがこくんと頷く。頬は桜色だ。
「ん、もっとちゅいて……」
舌っ足らずなセレスティナの甘えが欲望を煽って仕方がない。望み通り最奥を激しく打ち付ければ、可愛らしい声と共にあれがひくりひくりと波打った。最高に気持ちが良い。
「あ、や……溶け、ちゃう……」
蕩けきったセレスティナの表情が、ぞくぞくするほど淫靡だ。
揺れる乳房を両手で鷲掴みにするようにして愛撫し、ぴんっと立った乳首をくりくりと刺激すれば再び達したようで、セレスティナの体がびくびくと震え、くたりと力が抜ける。ちろりと覗いた舌を絡め取るように口づければ、思った通り反応は濃厚だ。
「あ、ふ……ん、んんっ……」
くちゅりくちゅりと音を立てて舌が絡み合う。
何度も何度も体勢を変えて交わり、こうして彼女が自分の物を締め付けるのは何度目だろう。ようやくどぷりと彼女の中に熱い精を解き放てば、「シリュウ、しゅき……」というセレスティナの呟きが耳をくすぐった。
口角が上がる。満足だった。
半分意識を失っている状態なので、これもまた寝言のようなものかもしれない。
「私も愛している……」
そっと抱きしめ、セレスティナの首筋にキスを施した。
何故こうなったかというと、シリウスにプレゼントする魔道具の開発途中で、例のピクシーとの約束を思い出したからである。
そうだわ。果物をお酒に変える魔道具を完成させないと……
素晴らしい精霊石を譲って貰ったのだからと、かなり気合いを入れた。
そしてちびちび試飲をするうちに、酔いがくるくるっと回り、果ては泥酔してしまったのだ。それでも魔道具開発はきっちり行ったのだから凄い。途中の手順を思い出せないまま完成することになるが、その事実に気が付くのは明日の朝になってからである。
「ティナ? あまり根を詰めすぎると……」
セレスティナの要望で研究内容を目にしないようにしていたのだが、放っておくと、自分と同じように不眠不休で魔道具開発に精を出してしまうことを知っていたシリウスが、研究室に顔を出すと、真っ赤な顔をしたセレスティナがいて、目を丸くする。
◇◇◇
「ティナ? 酒を飲んだのか?」
セレスティナがへにょりと笑う。
「うにゅ、試飲したにょ……」
「試飲……」
「おいしいおしゃけができりゅ魔道具の開発してるにゅ……」
ピクシー達と約束したと話し、シリウスにぺったりひっつく。いつもの甘えモードだ。自然とシリウスの口元が緩む。背に腕を回し、艶やかな栗色の髪をそっと撫でた。
「シリュウもにょむ? あ……辛口のお酒にも出来るにゅー……」
真っ赤な顔のまま葡萄の房を丸い硝子瓶の中に入れると、あっという間に発酵だ。ワイングラスに注がれた赤ワインを口にし、シリウスが笑う。
「おいしい?」
「ああ、うまい」
シリウスが身をかがめ、セレスティナに口付け、ワインの味を堪能させる。コクコクンとセレスティナの喉が鳴った。ワインを与え終わっても唇を開放することはない。そのまま愛撫するようにねっとりと舌を絡ませれば、セレスティナの呼吸が乱れ、熱く甘く色づいていく。
は、ふ……
唇を離せば、熱い吐息がセレスティナから漏れた。
「どうだ?」
「かりゃい……でも、シリュウのきしゅはあみゃい……もっかい……」
上目遣いのおねだりだ。頬は上気し、新緑の瞳は潤んでいる。濡れた唇が重ねられ、絡み合う舌は濃厚だ。服の上から豊満な乳房を掴めば、熱い吐息の中から可愛らしい声が漏れ出る。
「シリュウ、しゅき……もっと……」
セレスティナにおねだりされた時点で、机上にいた妖蛇のペロに出ていくように指示をすると、ペロはそれに素直に従った。妖蛇のペロはセレスティナに懐いていて、魔道具を開発する時には大抵こうして机の上で丸くなっている。
「はあい、マスター。散歩に行ってきます。けど、セレスティナ様は本当にマスターが好きなんですね。寝言でも好き好き言いますから」
そう告げ、しゅるりと姿を消した。
寝言……流石にそれは聞いていなかった。
セレスティナのふっくらとした唇に今一度接吻し、胸元の白いリボンをするりと外せば、柔らかく豊かな乳房が現れる。その中央にぴんっと立ったピンク色の乳首を口に含めば、白い乳房がほんのり朱に染まった。大胆で素直になっても、恥ずかしがり屋なのは変わらない。乳首を甘噛みし、舌先でチロチロと愛撫すれば、セレスティナの体がふるりと震える。
ん……シリュウ……
シリウスの耳をくすぐるのは自分を呼ぶ甘い声だ。ショーツの中に手をいれれば、そこは既に熱く潤っていて、表面を軽く撫でるだけで、とろりとした愛液が溢れ出た。セレスティナの首筋にキスをし、自分の印をそこここに残す。
二本の指を熱い蜜壺に沈め、ゆっくりと出し入れすれば、セレスティナの内壁が吸い付くように指に絡みついてくる。可愛らしい両足が、シリウスの愛撫を強請るようにそろりと開いた。大胆な格好なのに、セレスティナの性格だろうか、頬を染め、恥ずかしそうに指をそっと噛みしめた姿はどこか控えめである。
「シリュウ……」
「欲しいか?」
「シリュウの手、しゅき……」
頬に添えたシリウスの手に、セレスティナが接吻する。
「魔道具の設計をしゅる、シリュウの手はきりぇい……」
綺麗?
ついシリウスの顔に苦笑が浮かぶ。
綺麗と言われても嬉しくはないが……
うっとりとしたセレスティナの眼差しに誘われるようにして、ふっくらとした唇を指先でつぅっとなぞれば、まるで強請るように彼女の唇が開いた。ちろりと覗いた舌先を指先で刺激すれば、セレスティナの可愛い唇が吸い付く。拙い動きでシリウスの指をしゃぶり始めたセレスティナに、ぞくりとした快感を覚える。淫靡で艶めかしい。
「ティナ」
耳元で囁けば、蜜壺に埋められている指がきゅうっと締め付けられる。
感じている? ああ、そう言えば……ティナは私の声にも反応するんだったな。
――寝言でも好き好き言いますから。
ペロの言葉思い出し、シリウスの口角が上がる。
本当に可愛いな。ああ、愛しくてたまらない。
自分の指をくわえさせたまま、もう片方の手でセレスティナの片足を大きく持ち上げ、自分の強ばりを熱く潤みきった秘所にずぷりと沈めれば、彼女の背が反り返った。開ききった小さな花弁が更に大きく押し広げられ、ぬぷぬぷと嬉しそうにシリウスのモノを飲み込んでいく。トロリと透明な愛液が滴った。
◇◇◇
ん、んんっ! シリウ、ス……
潤んだセレスティナの瞳から、透明な雫が零れた。体勢は変えられない。シリウスの手で恥ずかしいほど足は大きく広げられたままだ。たっぷりと濡れ、ひくりひくりと波打っている膣内に、ずるりと侵入した異物が、意識が飛びそうなほどの快楽を与えてくる。
熱くて硬いシリウスの……
そんな思考に羞恥心がさらに煽られる。
意識を逸らそうにも、ひくりひくりと震える膣を容赦なく押し広げるそれは、否が応でも彼のモノを意識させてしまう。恥ずかしさから顔を背けても、ずぶぬぷと侵入する異物が与える快楽からは逃れられない。熱く潤う中心を容赦なく抉ってくる。
駄目、駄目、いっちゃ……
ずぐりとあれが最奥を抉った瞬間、快楽の波が弾けた。
びくりとセレスティナの体が震え、シリウスの男根をきつくきつく締め上げてもなお、体の中心に燃える快楽は収まらない。内壁はひくひくと震えたままだ。
シリウスが動き、セレスティナは小さな悲鳴を上げる。
良すぎてどうにかなりそうだった。
熱く滾った男根が潤った膣から出し入れされるたびに、ぬちゅぬちゅという淫靡な水音が響き、とろとろと溢れ出る愛液が太ももを伝い下りていく。
「ティナ」
耳元で囁かれれば、心が反応し、もっともっとと強請ってしまう。
ぼうっとした視界の隅に映るのは白銀の髪の天使様。はだけた胸元から厚い胸板が覗き、自分を見下ろす顔は熱を帯びていて、片眼鏡をかけた青い瞳は慈しみを帯びたそれだ。
セレスティナの胸がとくんと高鳴った。
シリウス、好き、好きなの……
もっともっとして?
彼から香るミントの香りに、くらりとした目眩を覚える。もたらされる口付けは蕩けるほど甘く、愛の囁きは切ない。彼の吐息、彼の声、触れる指先の何もかもが愛おしい。
愛しているわ……
◇◇◇
「ティナ」
再度彼女の耳元で囁けば、きゅううっと男根を締め付けてくる。
シリウスの口角が上がった。
ふ、ふふ、これはいい……
自分が名を呼ぶたびに感じて乱れてくれる。達したようだが、ひくひくとした艶めかしい膣内の動きは止まらない。やめないで、そう言われているかのようだ。口内を愛撫するように指をゆっくり動かせば、セレスティナの赤い舌が艶めかしく動き、腰を動かせば熱い内壁がしゃぶるようにねっとりと男根に絡みついてくる。
「ん、ふ……ん……」
指をくわえさせているので、セレスティナのふっくらとした唇から漏れ出るのは、どうしてもくぐもった声だ。動きを早めると再び達したようで、ビクビクとセレスティナの体が震え、口から艶めかしく熱い吐息が漏れた。虚空をぼうっと見つめる新緑の瞳は熱く潤い、頬は上気していて、豊満な胸が波打っている。
「ティナ」
今一度耳元で囁けば、やはり締め付けが強まった。
濡れた新緑の瞳が切なげで、本当に可愛い。
ようやく銜えていた指をずるりと引き抜き、今度は両足を持ち上げ、抱きかかえるようにして最奥を突き上げれば、「シリュウ」「シリュウ」と自分を呼ぶ声にさらに煽られる。豊かな乳房が揺れ、両足のつま先はぴんっと伸び、潤んだ新緑の瞳から涙が一粒こぼれ落ちた。
「あ、あん……また、いっちゃ、う……」
「嫌か?」
ふるふる首を振る様子もまた可愛らしい。
「もっと……」
「突いて欲しい?」
潤んだ瞳で、セレスティナがこくんと頷く。頬は桜色だ。
「ん、もっとちゅいて……」
舌っ足らずなセレスティナの甘えが欲望を煽って仕方がない。望み通り最奥を激しく打ち付ければ、可愛らしい声と共にあれがひくりひくりと波打った。最高に気持ちが良い。
「あ、や……溶け、ちゃう……」
蕩けきったセレスティナの表情が、ぞくぞくするほど淫靡だ。
揺れる乳房を両手で鷲掴みにするようにして愛撫し、ぴんっと立った乳首をくりくりと刺激すれば再び達したようで、セレスティナの体がびくびくと震え、くたりと力が抜ける。ちろりと覗いた舌を絡め取るように口づければ、思った通り反応は濃厚だ。
「あ、ふ……ん、んんっ……」
くちゅりくちゅりと音を立てて舌が絡み合う。
何度も何度も体勢を変えて交わり、こうして彼女が自分の物を締め付けるのは何度目だろう。ようやくどぷりと彼女の中に熱い精を解き放てば、「シリュウ、しゅき……」というセレスティナの呟きが耳をくすぐった。
口角が上がる。満足だった。
半分意識を失っている状態なので、これもまた寝言のようなものかもしれない。
「私も愛している……」
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