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誰がための呪
越えられぬ谷
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「お前が今つけている装飾品は」
クジャが、首筋から剣を引き、パミュがつけている装飾品を指した。
「指輪も、首飾りも、腕輪も、ピアスも、頭飾りも、全てが銀具。お前のシールドになっているものがほぼ全てだが、指輪は攻撃用だ。
銀器は、術ではない。故に銀術ではなく、銀器と蔑されておる。加えて言えば、それらの銀具はこのあたしが精錬したもの。
お前のような俗物でも、念、いや、殺意を込めれば、確実に使える。それは約束しよう」
笑って、クジャが剣を引いた。
続いて向けたのは、黒い手だった。
これは、クジャでなければありえぬ話だろうが、パミュは、剣を向けられた時以上に顔を強張らせ、二歩三歩と後ろに下がった。
それを見たクジャが、床を見ながら、嗤笑した。
「無論あたしはガードする。お前ごときに殺されてやるほど阿呆でも無責任でもないでな。お前とあたしがかち合えば、当然あたしが勝つ。これも必然よな。有象無象も入れれば、一億人はいるとされる交鳥魔術師の頂点、それがあたしだ。お前ごときに突破されることは、交鳥魔術師全てへの侮辱となる」
滔々(とうとう)とクジャが語る。
不覚にも俺は、聞き入っていた。
「あたしが作った銀具とあたしの力がぶつかりあえば、衝撃でまずお前はもっていかれるだろう。いかに運動神経がいいお前でも、対応できるレベルじゃない。この辺りは才というより、技術が物を言うからのう。
気を失って起きた時、白頭が側にいなければ、それはつまりそういうことだ。
白頭は白亜のとよろしくやっている。その時は諦めよ。あたしも諦める。
だが、気を失って起きた時、白頭がお前の側にいたとすれば、その時はお前を選んだということ。その時は受け入れよ。
それと、あるいはこれが引っかかっているのやもしれぬから、あたしも一つ譲歩しよう。
白頭の拘束期間は、一年までとする」
ハッと顔を上げて、クジャを見つめるパミュ。
『ホント?』と顔に書いてある。
十五歳の、女の子の顔だ。
クジャもまた、心を包み隠さず、悪逆に嗤った。
人の心を、壊れたらまた作り変えれば良い、泥細工程度にしか思わぬ、魔王の顔だ。
「そうだ。一年だ。お前の行動いかんで、誰かの一生が歪められる。ということなどありはしない」
パミュの表情に、明らかな迷いが生じるのが、見て取れた。
瞳孔が揺れ、時々チラチラと、こちらを盗み見る。
俺は何も言えない。
言えるわけがない。
「知っておるよな、ハル。あたしはやると言ったら必ずやる。だから約束も必ず守る。一年経って、何の話だなどと、他人の頭に住み着く念のあたしが言うことすら我慢ならぬ。
首を切り取って、実態のないあたしを解放することに、いささかの躊躇もない」
『まさか、裏切るつもりか!? お前のためでもあるんだぞ!?』
『裏切る? あたしのため? 笑止。魔術師の世界に裏切りなんて言葉は存在しえぬ。人の心は察するものではなく、視るもの。そしてあたしが視たいものは――人の才能ただ一つ』
この野郎……ぬけぬけとほざきやがる……っ。
「心配するな、ハル。ただ全力で来ればよいのだ。間違ってあたしが死んでもそれはそれでよい。その時はお前の兄、副王ジャファルが後を継ぐ。まあ継ぎたければお前が継いでもよいがの。どちらにせよ政争は起きる。白亜のに気を使う必要もない。白頭に気を使う必要もない。何故なら。
あたしが全て悪いのだ。お前はこれ以上なく全力でやった。殺す気できたのだ。誰がお前を責められる?
ましてや一年だ。白亜のが怒るはずがない。たった一年で元の鞘に収まる。その程度の時間も待てぬということは、結論は一つ。
お前の好きな男は、白亜のに弄ばれている」
パミュが、言葉で殴りつけられたかのように、目を見開く。
振り返って、俺たちを見つめてくる。
何かを探る目。ティアラナのことを疑っているのだろうか?
しかし見ているのは、ティアラナというより、俺のような……。
パミュが、急ぎ顔を戻して、俯き、固く目を閉じた。
「いやいや」
クジャが両手を広げる。
「しかし、お前の尊敬するティアラナさんだ。そんなことがあるはずがない。わかっておるとも。貶めるつもりはない。しかしの、ハル。それはつまり、白亜のが怒らぬということとイコールだ。
ただ契約の順番を入れ替えるだけ。白頭がギルドフルーレに務める前に、一年間お前に仕える。それだけだ。
お前は見鬼を扱えぬ。だから、その男の魅力に気づけなかった。気づいたときにはもう終わっていた。
立場もまた遠い。ここからでは、追いかけることすら叶わぬ。
あまりにも不遇な話だ。かごの中に入れられておるお前では、次いつ、本当に好きな男と会えるかわからぬ。あるいは一生会えぬかもしれぬ。
この状況。許されないはずがない。
もしもこの場に聴衆が五十人おるならば、全員が全員、お前の背を押すよ。断言してもよい。
何故ならば。
お前の恋は、数あるものの一つではなく、たった一つ、もう二度とあるかわからぬ、本物の恋だからじゃ」
キッとパミュがクジャを睨みつけた。
クジャはアゴを持ち上げ、何だとばかりに嗤う。
パミュが唇を噛みしめる。
言ってもわからない。
諦念を感じさせる動きで、頭を下げた。
だから。
握られた拳。ゆっくりと、持ち上げられていく。
クジャはそれを見て、半月を思わす口で、嗤う。
全てがクジャの思惑通りに進んでいる。
わかっていた。
それでも俺は『殺れ』と思っていた。
気にするな。それはもう親じゃない。失敗しても成功しても後は俺が何とかすると。
よくよく考えてみなくても、メチャクチャな思考。腹の底をかき混ぜられて、浮き上がらされた闇の思考を、当たり前のように抱いていた。
俺の目が、醒めたのは――
パンッッッッッッッ!
その音を、聞いた後だった。
炸裂音。
パミュが――
自分の太ももを、叩いた音だった。
攻撃用の銀器と、防御用の銀器が同時に作用し、フワリと、咲くようにスカートが広がった。
クジャは、つまらなそうにその光景を見下ろしている。
「ハル。あたしは言うたよな。二手三手先を読んで動けと」
パミュは、ギュッとと太ももを握りしめて応えた。
「その行動が何を意味するか、わかってやっているのだな?」
握りしめられたシルクのスカートに刻まれたシワが、パミュの気持ちの強さを、物語っていた。
「あたしのことが嫌いであり、大嫌い」
パミュが顔を上げる。
その台詞は……。
『あたしは……嫌い。こんな人……大っ嫌い!!』
パミュが、エルメルリアで、何とはなしに漏らした……。
「お前の発言は全てが筒抜けだ。自由だと思っていたエルメルリアでさえ、あたしの檻の中なのだ。脱するためには、あたしを殺すほかない。
これは、万分の一とはいえ、その宿願を果たす、千載一遇のチャンスだ。少なくとも、あたしに拳を向けても許される、唯一の機会。
それでも、挑みもせず諦める……というのだな?」
パミュが、強く強く、目を閉じた。
涙を零す黄色い瞳を、封じるように。
パミュがギュッと口を閉じる。
涎をダバダバと吐き出す口元に、堰を立てるように。
パミュは、握り込んだ手を、顔近くまで持ち上げ、そして――
指輪を、引き抜いた。
首飾りを、頭飾りを、ピアスを、腕輪を、全て。
足元に溜まる、銀の塊。
パミュが、肺をやられているような声で、呼吸をする。
それでも、声は、本当に上げたいであろう声は、何一つ、上げられないのだった。
パチパチパチパチパチ……。
クジャが手を叩いた。
正確には、剣を持った手を、平手で叩いている。
「見事だ、ハル。反骨心もここまでいけば立派と讃えてよい。いっそ清々しい」
クジャの目。
娘を見る目ではなかった。
「褒美をくれてやる。この魔王クジャが、お前の末路を飾ってくれるわ」
これは――
「俗物が」
クジャにとっての、俗物(ゴミ)を見る目。
吐き捨てるように、クジャが言った。
俺は、パミュの足元近くを流れる、ワインを見ていた。
リズが、そんな俺を、鋭い瞳で見据えている。
鯉口をわずかに持ち上げながら。
今も、台の上からは、ポタリポタリと、紅い雫が垂れていた。
クジャが、首筋から剣を引き、パミュがつけている装飾品を指した。
「指輪も、首飾りも、腕輪も、ピアスも、頭飾りも、全てが銀具。お前のシールドになっているものがほぼ全てだが、指輪は攻撃用だ。
銀器は、術ではない。故に銀術ではなく、銀器と蔑されておる。加えて言えば、それらの銀具はこのあたしが精錬したもの。
お前のような俗物でも、念、いや、殺意を込めれば、確実に使える。それは約束しよう」
笑って、クジャが剣を引いた。
続いて向けたのは、黒い手だった。
これは、クジャでなければありえぬ話だろうが、パミュは、剣を向けられた時以上に顔を強張らせ、二歩三歩と後ろに下がった。
それを見たクジャが、床を見ながら、嗤笑した。
「無論あたしはガードする。お前ごときに殺されてやるほど阿呆でも無責任でもないでな。お前とあたしがかち合えば、当然あたしが勝つ。これも必然よな。有象無象も入れれば、一億人はいるとされる交鳥魔術師の頂点、それがあたしだ。お前ごときに突破されることは、交鳥魔術師全てへの侮辱となる」
滔々(とうとう)とクジャが語る。
不覚にも俺は、聞き入っていた。
「あたしが作った銀具とあたしの力がぶつかりあえば、衝撃でまずお前はもっていかれるだろう。いかに運動神経がいいお前でも、対応できるレベルじゃない。この辺りは才というより、技術が物を言うからのう。
気を失って起きた時、白頭が側にいなければ、それはつまりそういうことだ。
白頭は白亜のとよろしくやっている。その時は諦めよ。あたしも諦める。
だが、気を失って起きた時、白頭がお前の側にいたとすれば、その時はお前を選んだということ。その時は受け入れよ。
それと、あるいはこれが引っかかっているのやもしれぬから、あたしも一つ譲歩しよう。
白頭の拘束期間は、一年までとする」
ハッと顔を上げて、クジャを見つめるパミュ。
『ホント?』と顔に書いてある。
十五歳の、女の子の顔だ。
クジャもまた、心を包み隠さず、悪逆に嗤った。
人の心を、壊れたらまた作り変えれば良い、泥細工程度にしか思わぬ、魔王の顔だ。
「そうだ。一年だ。お前の行動いかんで、誰かの一生が歪められる。ということなどありはしない」
パミュの表情に、明らかな迷いが生じるのが、見て取れた。
瞳孔が揺れ、時々チラチラと、こちらを盗み見る。
俺は何も言えない。
言えるわけがない。
「知っておるよな、ハル。あたしはやると言ったら必ずやる。だから約束も必ず守る。一年経って、何の話だなどと、他人の頭に住み着く念のあたしが言うことすら我慢ならぬ。
首を切り取って、実態のないあたしを解放することに、いささかの躊躇もない」
『まさか、裏切るつもりか!? お前のためでもあるんだぞ!?』
『裏切る? あたしのため? 笑止。魔術師の世界に裏切りなんて言葉は存在しえぬ。人の心は察するものではなく、視るもの。そしてあたしが視たいものは――人の才能ただ一つ』
この野郎……ぬけぬけとほざきやがる……っ。
「心配するな、ハル。ただ全力で来ればよいのだ。間違ってあたしが死んでもそれはそれでよい。その時はお前の兄、副王ジャファルが後を継ぐ。まあ継ぎたければお前が継いでもよいがの。どちらにせよ政争は起きる。白亜のに気を使う必要もない。白頭に気を使う必要もない。何故なら。
あたしが全て悪いのだ。お前はこれ以上なく全力でやった。殺す気できたのだ。誰がお前を責められる?
ましてや一年だ。白亜のが怒るはずがない。たった一年で元の鞘に収まる。その程度の時間も待てぬということは、結論は一つ。
お前の好きな男は、白亜のに弄ばれている」
パミュが、言葉で殴りつけられたかのように、目を見開く。
振り返って、俺たちを見つめてくる。
何かを探る目。ティアラナのことを疑っているのだろうか?
しかし見ているのは、ティアラナというより、俺のような……。
パミュが、急ぎ顔を戻して、俯き、固く目を閉じた。
「いやいや」
クジャが両手を広げる。
「しかし、お前の尊敬するティアラナさんだ。そんなことがあるはずがない。わかっておるとも。貶めるつもりはない。しかしの、ハル。それはつまり、白亜のが怒らぬということとイコールだ。
ただ契約の順番を入れ替えるだけ。白頭がギルドフルーレに務める前に、一年間お前に仕える。それだけだ。
お前は見鬼を扱えぬ。だから、その男の魅力に気づけなかった。気づいたときにはもう終わっていた。
立場もまた遠い。ここからでは、追いかけることすら叶わぬ。
あまりにも不遇な話だ。かごの中に入れられておるお前では、次いつ、本当に好きな男と会えるかわからぬ。あるいは一生会えぬかもしれぬ。
この状況。許されないはずがない。
もしもこの場に聴衆が五十人おるならば、全員が全員、お前の背を押すよ。断言してもよい。
何故ならば。
お前の恋は、数あるものの一つではなく、たった一つ、もう二度とあるかわからぬ、本物の恋だからじゃ」
キッとパミュがクジャを睨みつけた。
クジャはアゴを持ち上げ、何だとばかりに嗤う。
パミュが唇を噛みしめる。
言ってもわからない。
諦念を感じさせる動きで、頭を下げた。
だから。
握られた拳。ゆっくりと、持ち上げられていく。
クジャはそれを見て、半月を思わす口で、嗤う。
全てがクジャの思惑通りに進んでいる。
わかっていた。
それでも俺は『殺れ』と思っていた。
気にするな。それはもう親じゃない。失敗しても成功しても後は俺が何とかすると。
よくよく考えてみなくても、メチャクチャな思考。腹の底をかき混ぜられて、浮き上がらされた闇の思考を、当たり前のように抱いていた。
俺の目が、醒めたのは――
パンッッッッッッッ!
その音を、聞いた後だった。
炸裂音。
パミュが――
自分の太ももを、叩いた音だった。
攻撃用の銀器と、防御用の銀器が同時に作用し、フワリと、咲くようにスカートが広がった。
クジャは、つまらなそうにその光景を見下ろしている。
「ハル。あたしは言うたよな。二手三手先を読んで動けと」
パミュは、ギュッとと太ももを握りしめて応えた。
「その行動が何を意味するか、わかってやっているのだな?」
握りしめられたシルクのスカートに刻まれたシワが、パミュの気持ちの強さを、物語っていた。
「あたしのことが嫌いであり、大嫌い」
パミュが顔を上げる。
その台詞は……。
『あたしは……嫌い。こんな人……大っ嫌い!!』
パミュが、エルメルリアで、何とはなしに漏らした……。
「お前の発言は全てが筒抜けだ。自由だと思っていたエルメルリアでさえ、あたしの檻の中なのだ。脱するためには、あたしを殺すほかない。
これは、万分の一とはいえ、その宿願を果たす、千載一遇のチャンスだ。少なくとも、あたしに拳を向けても許される、唯一の機会。
それでも、挑みもせず諦める……というのだな?」
パミュが、強く強く、目を閉じた。
涙を零す黄色い瞳を、封じるように。
パミュがギュッと口を閉じる。
涎をダバダバと吐き出す口元に、堰を立てるように。
パミュは、握り込んだ手を、顔近くまで持ち上げ、そして――
指輪を、引き抜いた。
首飾りを、頭飾りを、ピアスを、腕輪を、全て。
足元に溜まる、銀の塊。
パミュが、肺をやられているような声で、呼吸をする。
それでも、声は、本当に上げたいであろう声は、何一つ、上げられないのだった。
パチパチパチパチパチ……。
クジャが手を叩いた。
正確には、剣を持った手を、平手で叩いている。
「見事だ、ハル。反骨心もここまでいけば立派と讃えてよい。いっそ清々しい」
クジャの目。
娘を見る目ではなかった。
「褒美をくれてやる。この魔王クジャが、お前の末路を飾ってくれるわ」
これは――
「俗物が」
クジャにとっての、俗物(ゴミ)を見る目。
吐き捨てるように、クジャが言った。
俺は、パミュの足元近くを流れる、ワインを見ていた。
リズが、そんな俺を、鋭い瞳で見据えている。
鯉口をわずかに持ち上げながら。
今も、台の上からは、ポタリポタリと、紅い雫が垂れていた。
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