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【23】昂った笑み
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「あっ……ンっぅン……いっ……あはぁ……はぁンっ……ぅうっ……イイ! イイゾ!」
いい感じに昂ってきたミラーは上機嫌で樹の尻を平手で馬にするようにパシンと叩いた。
「もっと脚に力を入れて締めろ! 緩んできておるぞ! ほれっ! ほれっ!」
「はぁ……はぁ……はぁっんぅ……は、ひぃ……んっく」
股に挟まれた隙間をミラーの暴君が樹のモノに添うようにして前後に動き、擦り上げて刺激する。
何度も何度も……。
快楽の中に落とされてしまえば意識も緩み、ミラーの御機嫌を取らなければと力を入れていた脚も緩んでいくのだった。
「お前も、気持ちイイんだろ? なぁ……イイって言えっ!」
「ひぅっん! いっ……イイ…………イイで、すっ」
今度はパシンパシンと叩かれ、樹の尻は赤く腫れあがって熱を帯びていく。
「良い音の鳴る尻はなんとも叩き心地が良い……たまらんっ!」
ニンマリと口の端を緩めていったミラーはまるで楽器でも演奏しているかの如くリズミカルに何度も樹の尻を叩いては笑みを漏らしていた。
「やっ……ぅんっ! ひっ! ぃ、やぁ~! ……いつっ……あぁ!」
「――嫌……だと?」
樹の嫌がる声にピクリと反応して動きを止め、ミラーは突然低くくぐもった声で問いかけてきた。
「やっ……では……ない……で、す…………」
ミラーに気圧され、口をモゴモゴとさせながら答えるのがやっと。
少しでも機嫌を損ねれば亮の身が危ないっ――と、呼吸の荒い中で否定をしてなんとか誤魔化したのだ。
「そうだよなぁ、そうだよなぁ! こんなにおっ勃てて、しかも目を――犬が餌を欲しがるみたいにウルウルとさせておいて嫌はないよな~ぁ?」
ゲヘゲヘという笑い声交じりに聞こえたその言葉は背中からグサリと樹を貫いていった。
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「もっと脚に力を入れて締めろ! 緩んできておるぞ! ほれっ! ほれっ!」
「はぁ……はぁ……はぁっんぅ……は、ひぃ……んっく」
股に挟まれた隙間をミラーの暴君が樹のモノに添うようにして前後に動き、擦り上げて刺激する。
何度も何度も……。
快楽の中に落とされてしまえば意識も緩み、ミラーの御機嫌を取らなければと力を入れていた脚も緩んでいくのだった。
「お前も、気持ちイイんだろ? なぁ……イイって言えっ!」
「ひぅっん! いっ……イイ…………イイで、すっ」
今度はパシンパシンと叩かれ、樹の尻は赤く腫れあがって熱を帯びていく。
「良い音の鳴る尻はなんとも叩き心地が良い……たまらんっ!」
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「――嫌……だと?」
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「やっ……では……ない……で、す…………」
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