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第十六話 生きるとは
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クローバーが崩れてきた。
「よし、これぐらいでええやろ」
星野は前歯で噛んでみた。
「うえ~まっず、ちょっと苦いな・・・」
しかし、現時点で食べるものはこれぐらいしかなかった。
星野はテントを開けた。
「おい~食いもんだ」
二人はテントの中でクローバーを食べた。
「なんなんだよこれ!クソまずいじゃないか!」
アルマは嫌そうに大声で叫んだ。
「仕方ないだろ、こんなのしかねえよ・・・俺だって、ケンタッキーとかファミチキとか食いてえよ!」
記憶がフラッシュバックするかのように、星野の脳内に大量のチキンの画像や揚げ物を浮かんできた。
「あああ!やめろ!お腹が減るだろうが!」
二人は文句を言いつつもクローバーを完食した。
そして、何もかも音がなくなった。
「(すげえ静かだな~)」
そんな時だった。外で爆発音が鳴った。
テントが吹き飛ばされて二人は丸出しに鳴った。
大きなキノコ雲がたっている。そして空が赤く染まっている。
「最悪な流れ星じゃねえかよ!クソが」
星野はすぐにアルマを背負った。アルマは悲鳴をたてていたが、星野はそんなのに気遣う暇だどなかった。
森の中に隕石が落ちる。
「クソ!クソ!頼むから当たらないでくれ!」
星野の目の前に隕石が落ちてきた、強風で体のバランスを崩し、後ろに倒れた。
「あああああ!痛い!」
アルマが悲鳴を上げる。
「おい!いい考えがある!一度隕石が落ちた場所にもう一度隕石は落ちないはず!」
星野は自信満々に言った。
「ちょっと待て!そんなデータ一度も聞いたことねえぞ!おめえの勘だろが!やめてくれ!」
アルマは絶望の顔をしてる。
「そうこう言ってる暇などねえ!」
星野はすぐにアルマを背負い直し、落ちた隕石のそばに駆け寄る。
付近で多く爆発音や破裂音が響いている。
さっきまでいた渓流の付近はもうぐちゃぐちゃだ。
隕石はちょうど斜めの状態で地面に刺さっている。上から降ってくる小石を防ぐのには最適だ。
星野はアルマをできるだけ隕石の奥へと入れた。
「安心しろ、俺が守ってあげる死なせない!」
「(そうだ、もう2度と死なせない・・・少なくとも俺の命が尽きる前には誰ももう死なせない!)」
星野の脳内にソエダの姿浮かんできた。
「神様ならきっとなんでもできます!!!僕はそう信じているよ!かんばって」
「(俺は神じゃない・・・なんでもないただの弱い一般人だ。だから君たちは死んだ・・・俺が悪い)」
「そんなことないよ!神様は全力を尽くした、僕たちが力になれなかっただけで神様は悪くない、みんなそう思ってるもん!」
ソエダ走る、走った先には最初にあった話が通じた人達。
みんな星野を励ました。
「そうだ、俺は・・・俺は確かに弱い、でもだからってみんなを守れないわけじゃない!なんでも来い!今度こそぶっ飛ばしてやるよ!」
一つの隕石がこっちへと飛んでくる。
<力の欲望を感知しました。新たなスキルを獲得します>
to be continued···
「よし、これぐらいでええやろ」
星野は前歯で噛んでみた。
「うえ~まっず、ちょっと苦いな・・・」
しかし、現時点で食べるものはこれぐらいしかなかった。
星野はテントを開けた。
「おい~食いもんだ」
二人はテントの中でクローバーを食べた。
「なんなんだよこれ!クソまずいじゃないか!」
アルマは嫌そうに大声で叫んだ。
「仕方ないだろ、こんなのしかねえよ・・・俺だって、ケンタッキーとかファミチキとか食いてえよ!」
記憶がフラッシュバックするかのように、星野の脳内に大量のチキンの画像や揚げ物を浮かんできた。
「あああ!やめろ!お腹が減るだろうが!」
二人は文句を言いつつもクローバーを完食した。
そして、何もかも音がなくなった。
「(すげえ静かだな~)」
そんな時だった。外で爆発音が鳴った。
テントが吹き飛ばされて二人は丸出しに鳴った。
大きなキノコ雲がたっている。そして空が赤く染まっている。
「最悪な流れ星じゃねえかよ!クソが」
星野はすぐにアルマを背負った。アルマは悲鳴をたてていたが、星野はそんなのに気遣う暇だどなかった。
森の中に隕石が落ちる。
「クソ!クソ!頼むから当たらないでくれ!」
星野の目の前に隕石が落ちてきた、強風で体のバランスを崩し、後ろに倒れた。
「あああああ!痛い!」
アルマが悲鳴を上げる。
「おい!いい考えがある!一度隕石が落ちた場所にもう一度隕石は落ちないはず!」
星野は自信満々に言った。
「ちょっと待て!そんなデータ一度も聞いたことねえぞ!おめえの勘だろが!やめてくれ!」
アルマは絶望の顔をしてる。
「そうこう言ってる暇などねえ!」
星野はすぐにアルマを背負い直し、落ちた隕石のそばに駆け寄る。
付近で多く爆発音や破裂音が響いている。
さっきまでいた渓流の付近はもうぐちゃぐちゃだ。
隕石はちょうど斜めの状態で地面に刺さっている。上から降ってくる小石を防ぐのには最適だ。
星野はアルマをできるだけ隕石の奥へと入れた。
「安心しろ、俺が守ってあげる死なせない!」
「(そうだ、もう2度と死なせない・・・少なくとも俺の命が尽きる前には誰ももう死なせない!)」
星野の脳内にソエダの姿浮かんできた。
「神様ならきっとなんでもできます!!!僕はそう信じているよ!かんばって」
「(俺は神じゃない・・・なんでもないただの弱い一般人だ。だから君たちは死んだ・・・俺が悪い)」
「そんなことないよ!神様は全力を尽くした、僕たちが力になれなかっただけで神様は悪くない、みんなそう思ってるもん!」
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みんな星野を励ました。
「そうだ、俺は・・・俺は確かに弱い、でもだからってみんなを守れないわけじゃない!なんでも来い!今度こそぶっ飛ばしてやるよ!」
一つの隕石がこっちへと飛んでくる。
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to be continued···
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