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第八話 二人の主人公

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「何者だ?俺の背中にあるのはなんだ?」
「撃つって言ったからもうお分かりだろ?銃だよ~銃!」
「作ったのか?」
「とぼけてんじゃねえ!ショップだよ~あれはもうチートだろ~」
星野は振り向いた。
「俺は怖くない、撃てるもんなら撃って・・・」
バン!銃弾が星野の肩に入る。
「ああああ!」
「俺が今までどれだけ殺してきたか・・・わかるだろ?」
星野は肩を強く抑えた。
「同志がいたことは嬉しいが、気が合わないようだ~それに、俺は同志が欲しいってわけでもないから~」
銃を頭に突きつけられる。
「くたばれ~」
バン!
薬莢が銃からはじき出される。
「さてと、片付けでもするか~」
<固有スキル『完全復活』が発動します>
「なるほど、おめえは人殺しだったのか?助けてくれたのはありがたいが・・・決着をつけさせてもらうよ!」
「回復系のスキルか~めんどくさいが俺に勝つのは無理だ。今の俺には352324もの数の残機がある」
残機?なんだそりゃ?俺には関係ない
星野はナタを拾う。
「これはかなりの泥試合になりそうだ」
~~~
ナタを持った星野はすぐに田中に駆け寄り、一撃。
腹を切られ、大量出血をしてる田中は銃を自分の頭に突きつけ一発、そして復活。
ハンドガンをMPX(サブマシンガン)にかえる。
ダッダッダッダッダッダッダッ!
銃弾が銃口から勢いよく放たれる、何度も被弾する星野は死、そしてまたも復活。
朝からその戦いは続きそして、夜となった。
壁はズタボロで穴だらけ、星野の服も無くなっている。
「俺はどれぐらい死んだんだ?」
疑問をなげた星野に帰ってきた答えは
「俺も知りてえよ」
星野はまたもナタを持ち、立った。
「何回死んだかはもうどうでもいい・・・お前が死ぬまで殺すしかねえだろ!」
「やれるもんならやってみろよ!」
<クエストが発生しました>
クエスト通知は同時に二人の届いた。
<半径1km以内に野人の集落が現れました。集落そのものを潰さない限り野人は延々とやってきます。クエストの持続時間は24時間です。野人を全部排除してください。ボーナスは『RPGとその砲弾5発です』失敗した場合はポイントが全て没収されます。ショップはクエストが終わるまで使えません>
「おい、お前にも届いただろ?」
「ああ」
「敵の敵は味方、とりあえず・・・このクエストを終わらせてから決着をつけようや」
「そうだな」
田中が星野にアサルトライフルと銃弾を渡した。
「一時的に貸すだけだ。両方ポイントを失いたくないのは同じだ」
行こう!
to be continued···
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