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第三話 仲間

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「新石器時代にマンモスなんかいたか?もしかしたらまだ新石器時代の最初?それとも・・・いや、どうでもいい。どちらにせよそんなの俺には全く関係ない」
星野はどうでもいい疑問を飲み込んだ、山の斜面を駆け降り。弓矢取り出した、手の上が光り、弓矢が出てきた。
矢をつける、思い切り引く、先端をマンモスに向けた。
「獲物はデカい・・・いけるだろう!」
矢が綺麗な放物線を描き見事に地面にブッ刺さった。土が少しえぐれた。
星野急いで、矢を回収。もう一度、今度は20mぐらいしか離れてない。
「行け!」
シュ~ブスッ!
マンモスの目に矢が刺さった。
大きな悲鳴を立てながらマンモスが星野に向かって突っ込んでくる。
「あっ、終わった・・・」
大きな巨体とぶつかり、骨が大量に折れた。おまけに足に踏まれ、何トンもの重さで体が潰れた。
<『完全回復』が発動します>
宙に浮き、体が修復された。でも、服は汚れた。
「クッソ、新品なのに・・・」
「神だ!神が降りたぞ!」
「え?」
気づいたら、周りの人たちは星野を崇めていた。
「神、何事で我々の前に来たのでしょうか?」
「は?」
「我々の下等の言葉は神は理解できないようです・・・」
「そんな!残念な・・・」
「あ・・・とりあえずマンモス狩りましょう・・・」
「・・・神の命令だ!やれ!マンモスを狩れ!」
星野が弓矢を構えた。
「なんか知らんけど、悪くわなさそうな奴らだな・・・」
マンモスは木に挟まって動けなくなっていた。でも、挟めてる木は半分腐っていて、今にも折れそうだ。
その状態を見た星野は弓矢をしまい、石刀を取り出した。
奴の足を切れ!
人達はすぐに星野の命令で動いた。足を負傷したマンモスは逃げることができなくなった、おまけに挟まって動けない。
そしてマンモスは狩られた。
「うほ!!!うおおおおお!」
人々は叫んだ、歓声だ。でも、元々技術の進化している星野から見たら、彼らの努力はなんともなかった。可愛く見えるぐらいだ。
「本当なら、猟銃で1発さ~」
星野はマンモスの目から矢抜いた、目ん玉ごと出てきた。空っぽの目の穴から血が垂れてる。
「ごめん、傷つけるつもりはなかったんだ・・・本当に・・・」
「ああ、神よ・・・なんて優しい~さっきまで敵だったものにも愛を与えるなんて~」
「いやその・・・」
すぐに神格化しすぎだろ!
「なんで俺を神だと思う?」
一人の男の子が出てきた
「無敵だから!僕たちが3日も追いかけたマンモスをたった一瞬で!」
「コラ、神に失礼ですよ!」
星野は男の子に近づいた、するとその子の母親も口を閉じた。
「君、なんて言うんだ?」
「僕の名前はソエダ!」
「ソエダ、元気のなれよ。」
「神、我々の食べ物をどうか召し上げれ~」
「生肉、しかもマンモス?嘘やろ!本当に新石器時代か?火は?」
「火?火とはなんでしょうか?」
「ちょっと待って」
ショップを開いた
<サバイバル用品です>
ライター100ポイント
マッチ10ポイント(30本入り)
<マッチを購入しました>
手の上が光り、マッチが現れた。
「もっと木を集めろ。大切なポイントを使ったマッチだから」
to be continued···
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