〜死ねない男〜原始時代に戻る

ニタマゴ

文字の大きさ
上 下
2 / 24

第二話 無様な勝利

しおりを挟む
体が宙に浮かぶ、温かい光が俺を包み痛みが全て消えた。
<1ポイントが増えました>
弓矢がまた飛んでくる。腕に刺さった、逃げる。
裸の状態で全力で走った。
「なんで腕は回復しねえだ!?」
<『完全復活』の条件は死です>
原始人が石の刀を持ってこっちに走ってくる。圧倒的に速い、追いつかれる。
「ショップを開いて!」
何か買えるかもしれない・・・
「俺が今買える物は?」
<ありません>
嘘やろ!
さっきから弓矢に貫通された腕くっそ痛い、それほど鋭くない刀に斬られた。死ぬほどではないから、逆に嫌だ。
「もう殺してくれ!」
「あああああ!」
謎の叫びを上げながら原始人は俺は殺した。
~~~
星野清田
それほど高収入でも低収入でもない俺はサラリーマン、だがある日境に人生が一変した。通り魔に刺され死んだ、そした新石器時代に戻っていた。
俺は今死んだ原始人の死体の隣で腰を抜かし座っている。
「何回死んだんだ?おい!」
<今のポイント合計は104です>
「人を殺すのは難しいな・・・殺っちまった・・・でも正当防衛だよな、100回以上殺されてる」
「ショップを開いて」
画面が現れた
石3ポイント
木の槍10ポイント(レベルを上げると鋭くなる)
石の槍30ポイント(レベルを上げると鋭くなる)
カッター50ポイント
ナイフ100ポイント
銃弾100ポイント
模造刀300ポイント(レベルを上げる刀になる)
ナタ1000ポイント
斧1000ポイント
「高すぎる・・・他にはないのか?生活用品とか・・・」
画面が変わる
パンツ5ポイント
ズボン10ポイント
Tシャツ10ポイント
靴下5ポイント
スニーカー15ポイント
サンダル10ポイント
上着20ポイント
迷彩服一式300ポイント
防弾チョッキ1000ポイント
シールド500ポイント
「とりあえず服はあった方がいい・・・」
<パンツを購入しました、自動装着します>
<ズボンを購入しました、自動装着します>
<Tシャツを購入しました、自動装着します>
<スニーカーを購入しました、自動装着します>
<ポイントは残り64です>
「一気に40回の死亡回数が吹っ飛んだ・・・怖えな、でもだいぶ快適だ。」
靴下はいらない、ポイントはできるだけ残した方がいい。武器はまだ買わない、カッターとかじゃ、あんな野人に勝てないだろう
「もし死んだらこの服はどうなる?」
<体から離れませんが、服の傷は消えません。ついた血などは消えます」
星野が着ているズボンは暗めの黄緑、Tシャツは黒、スニーカーは白だ。
「これからどうすればいいんだ?」
周りま完全に森だ、そもそもここは日本なのか。野人の死体に目を向けた、皮膚の色でアジアってことは間違いなさそうだ。持っていた、石の刀と弓矢をイベントリーに入れた。弓矢は3本しかない、そもそも使ったことはから、使えないだろう。
とりあえずここから離れることにした、どこかもっと平和な集落はないのか?今は小雨だ、地面も木も濡れている。
「最悪だな・・・」
そんな時、ゾウの鳴き声がした。
鳴き声の方へと走る。
「マンモスだ・・・」
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

性転のへきれき

廣瀬純一
ファンタジー
高校生の男女の入れ替わり

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

М女と三人の少年

浅野浩二
恋愛
SМ的恋愛小説。

救助隊との色恋はご自由に。

すずなり。
恋愛
22歳のほたるは幼稚園の先生。訳ありな雇用形態で仕事をしている。 ある日、買い物をしていたらエレベーターに閉じ込められてしまった。 助けに来たのはエレベーターの会社の人間ではなく・・・ 香川「消防署の香川です!大丈夫ですか!?」 ほたる(消防関係の人だ・・・!) 『消防署員』には苦い思い出がある。 できれば関わりたくなかったのに、どんどん仲良くなっていく私。 しまいには・・・ 「ほたるから手を引け・・!」 「あきらめない!」 「俺とヨリを戻してくれ・・!」 「・・・・好きだ。」 「俺のものになれよ。」 みんな私の病気のことを知ったら・・・どうなるんだろう。 『俺がいるから大丈夫』 そう言ってくれるのは誰? 私はもう・・・重荷になりたくない・・・! ※お話に出てくるものは全て、想像の世界です。現実のものとは何ら関係ありません。 ※コメントや感想は受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 ただただ暇つぶしにでも読んでいただけたら嬉しく思います。 すずなり。

処理中です...