火星

第八話 被害拡大

「うるさい！」
研究員が銃を自分の頭に押し付けた。
「どうせ俺に何か手伝って欲しいから殺さなかっただろ！お見通しだよ！」
「別にお前じゃなくてもいい、拷問してやってもいいんだぞ」
「ならここで死んでやるよ！」
αが死んだ警備員のボケットからハンドガンを奪い、研究員に向けた
「引けよ、自殺するんだろ？」
研究員の手が震えている。
「お前ら人間は覚悟が足りないだよ」
バン！
銃弾が放たれる、研究員の右手に直撃する。銃が地面に落ちる。
「あああああ！痛い！」
研究員が悲鳴を上げながら左手で右手を押さえる、でっかい穴が空いてる。弾が手を貫通していたようだ。
「人の写真を見せろ」
「写真？なんでだ？」
αが研究員のケガしてる右手を握る、そして潰す
「ああああああ！」
またも悲鳴が上がる。
「やめてくれ！」
「顔写真を見せろ、どんなやつのでもいい！」
「わかった！わかったから！やめてくれ！」
研究員がパソコンの方へと足を運び、キーボードを触り始めた。
【人　写真】
検索ボタンを押した、いろんな人の写真が出てきた。
αが銃で悲鳴を上げてる研究員の頭を撃ち抜いた。
目に映る人の写真をガン見し、人を変える。そしてまたガン見
その写真に映る人は世界各地にいる、そして彼らは心臓麻痺で死んでいく。
スライド、ガン見
αの目には見える、写真に映ってる人が死んでるなら輪郭が赤色、生きてるなら緑、能力がかかったら黄色
ソニックの写真が入ってきた、記事だ。ソニックが取材された記事だ、その表紙がソニックの顔だった。
「なぜだ？なぜ能力がかからない！」
～～～
車の上に乗り込めた、荷積み部分は改造されて物は載せられないが、人が上に立つのは十分だ。
通信機からダンの声がした
「ソニック、発砲を許可する！撃て！」
銃弾がトラックに当たり、極めて小さい爆発を起こす。そして跳ね返される。
「ダメだ、全く効かない！」
急にトラックがバックした、そのまま倒れてしまったようだ。トラックの後ろがコンビニの中に突っ込んだみたいだ。
「なんて野郎だ！」
リロードする。
コンビニの品から瓶ビールを取る
「一年生からやり直せ！」
瓶ビールがトラックに当たり割れる、ビールがトラックにかかってるいる。
銃を撃つ、衝撃でトラックが燃え始めた。
「おい、ソニック！何をしてる！コンビニが燃えたらどうする！？」
「俺はNASAの予算を信じてるぞ！」
ここで始めたNSが到着した、消防隊を呼んでいる。
ソニックがコンビニから出る、トラックにドアが開いた、ジョンが出てきた。ショットガンでソニックを狙っている。
シールドで銃弾を止めた、衝撃で倒れた。ジョンがソニックに近づく、銃を頭に突きつける。
「お前！事情聴取されてた・・・」
「うるさい、お前らが悪いんだ！お前らが悪いんだ！」
バン！
ジョンが倒れ込む、ダンが撃ったようだ・・・
to be continued···