火星

ニタマゴ

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第七話 失踪 

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一人の警備員がハンドガンを持って近づいてきた。
「動くな!撃つぞ!」
「残念ながらそれは無理だ」
一瞬で距離を詰める、そして首を掴む
「■ね」
首は破裂して周りの血肉が飛び散っている。
警備員が持っていた銃を持った、銃弾を取り出す。中を覗く
「これを打ち出す筒みたいな物か・・・」
警備員の着ている防弾チョッキを触る
「こんな物で銃弾防げるのか・・・」
構造は大体わかった、後は真似るだけさ。衝撃吸収層、分解層などの層を重ねた皮膚に変えた。
「おかげで栄養が足りなくなりそうだ」
機動部隊が現れた
「撃て!」
大量の銃弾が飛んでくる、でも皮膚を貫通していない。体の表面が少し凹んだだけだ
「銃が効かないぞ!」
「そんな・・・電気しばき棒だ!」
ピリピリ
黒い棒の上で電気が弾けている。
彼らは慎重にαに近づく
「そんな物で私を殺すとでも?」
電気しばき棒がαに触れる、全身に痛みと熱が走る。すぐに下がった。機動部隊がどんどん倒れて死んでいく。
「何だコレは、すごい痛い、そして熱い」
機動部隊の死体からシールドを奪い、MPXサブマシンガンを持っていく。
敵が現れては殺し、現れては殺しを続け、やっと出口に着いた。
森の中から吹いてくる冷たい風が顔に当たる。
「都市じゃない・・・ここはどこだ?」
振り返るとまだ警報音がなり続けている。MPXを持ってまた中に入る、銃で撃ち倒してもがいている警備員の胸ぐらを掴んだ。
「ここはどこだ?死にたくなかったら教えろ!」
「殺さないでくれ・・・」
「ここはどこだ?」
「施設、それ以上のことは、あまり・・・」
「そうか・・・さよなら」
パパパパパパパパッ!
銃口を腹につけて撃った、手を離す、警備員が地面に倒れ込む。
リロード、そして階段を駆け上がる。
5階に着いた、ドアがロックされている。蹴り壊す、案の定警備部隊だ。
両方同時に銃弾は放った、そして警備部隊が倒れる。αは歩く。
「おい!来たぞ!」
白い服を着た研究員が後ろにいる警備員に伝える。
「わかりました」
警備員は手榴弾を取り出す、ドアを開け、手榴弾を出す、そしてすぐに閉める。背中をドアにつける
ボン!
「これでや・・・」
バン!グチャッ!
ドアごと貫通したαの腕が警備員の腹から出てきている。
「嘘・・・だろ」
手が引かれる、警備員が大量の血を流して倒れる。
ドアが開く
コン、コン、コン
一歩一歩とαが研究員に近づく
「俺を都市に連れて行け、さもなければ・・・あいつと同じようになるぞ」
倒れてる警備員を指す
研究員が銃を取り出す
「残念だが、俺に銃は効かない」
to be continued···
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