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第三十九話 死亡
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「(窓から来たのだと?)」
ケイは少し深く考えてしまった。そのせいで階段側から迫る足音に気づけなかった。
バンバンバン!
スタラナ兵が発砲する。ケイが一番先頭だった上に窓の方を注目していたから背中に三発入った。
「グア!」
ケイがそのまま倒れた。
隣にいた隊員が反撃するが撃ち殺される。スタラナ兵の弾圧により、15番隊のほとんどが死んだ。
残ったのはテリーとアメリアとアングレだけだった。彼らは素早く近くにある部屋に入り、難を逃れた。
「クソ!終わりだ!アメリア!俺らもうすぐ死ぬんだぞ!」
「大丈夫テリー君!まだ死んでない、今ここで一番いい選択は降伏さ!」
「やめろ!相手はスタラナ人だ!どうせ降伏した暁に俺は撃ち殺され、お前は死ぬほど犯されて死ぬんだよ!」
「そんなキモいこと言わないでよ~じゃあ戦う?」
アメリアがテリーを見つめた。
テリーは自分の足を見ながら答えた。
「戦って勝てる奴らじゃない、人数も武器も俺らよりいいだろ?」
「じゃあ黙って殺されるの?」
「それはやだ・・・」
「でしょ?」
「じゃあどうすんだよ!」
アメリアは振り返り、後ろにいるアングレを見た。
「え?俺?俺何もできないぞ!銃は使えない・・・」
「アングレ君!君銃弾に撃たれるのは好き?」
「いや・・・」
アングレは断ろうとしたがアメリアが少しニコニコしながら、願っている目を見て惑わされた。
「はい!大好きです!あなたのためなら何でもするぞ!」
「よし!」
~~~
スタラナ兵がすでに、アメリアたちのいる部屋のドアの両側で待機していた。
スタラナ兵の無線から音がした。
『出てきたら即殺して、目標を回収しろ』
「了解」
その時だったドアが蹴り開けられ、上半身裸のアングレが出て来た。
「オラ!どけどけ!」
「報告!目標で・・・」
スタラナ兵が喋り終える前に、アングレの腕の刃がが彼の口を貫通し、そこから頭が上下二つに切断された。
「クソ!撃て!」
銃弾がアングレの身体中に当たる。
「(昔の俺だったら、再生スピードが遅くて倒れるだろうけど・・・今は違うぞ!)」
アングレの身体中が沸騰した水にみたいに動き、体に入った銃弾を押し出し、回復した。
「おい!お前ら雑魚いな!(スタラナ)」
「うるせえ!このガキが!(スタラナ)」
アングレの挑発に乗り、一人のスタラナ兵が銃を捨て、ナイフでアングレの首を刺した。
アングレの首から激しく出血し、神経が切られたからアングレはその場にへたれ込んだ。
「よし、ただいまも・・・」
ダダダダダダダ!
部屋からできたテリーがアングレが倒れて方のスタラナ兵を全て撃ち殺した。安心していたから反撃する間もなかったようだ。
アメリアはもう一方の敵を全て殺した。
「(あんまり人は殺したくない・・・)」
そう思いながらアメリアはトリガーを引いた。敵を片付けたあと、二人はリロードした。
アングレはまだ倒れている。白いお面のせいで顔はわからないがおそらく苦しんでいる。
試しにアメリアがナイフを引っこ抜いた。
to be continued...
ケイは少し深く考えてしまった。そのせいで階段側から迫る足音に気づけなかった。
バンバンバン!
スタラナ兵が発砲する。ケイが一番先頭だった上に窓の方を注目していたから背中に三発入った。
「グア!」
ケイがそのまま倒れた。
隣にいた隊員が反撃するが撃ち殺される。スタラナ兵の弾圧により、15番隊のほとんどが死んだ。
残ったのはテリーとアメリアとアングレだけだった。彼らは素早く近くにある部屋に入り、難を逃れた。
「クソ!終わりだ!アメリア!俺らもうすぐ死ぬんだぞ!」
「大丈夫テリー君!まだ死んでない、今ここで一番いい選択は降伏さ!」
「やめろ!相手はスタラナ人だ!どうせ降伏した暁に俺は撃ち殺され、お前は死ぬほど犯されて死ぬんだよ!」
「そんなキモいこと言わないでよ~じゃあ戦う?」
アメリアがテリーを見つめた。
テリーは自分の足を見ながら答えた。
「戦って勝てる奴らじゃない、人数も武器も俺らよりいいだろ?」
「じゃあ黙って殺されるの?」
「それはやだ・・・」
「でしょ?」
「じゃあどうすんだよ!」
アメリアは振り返り、後ろにいるアングレを見た。
「え?俺?俺何もできないぞ!銃は使えない・・・」
「アングレ君!君銃弾に撃たれるのは好き?」
「いや・・・」
アングレは断ろうとしたがアメリアが少しニコニコしながら、願っている目を見て惑わされた。
「はい!大好きです!あなたのためなら何でもするぞ!」
「よし!」
~~~
スタラナ兵がすでに、アメリアたちのいる部屋のドアの両側で待機していた。
スタラナ兵の無線から音がした。
『出てきたら即殺して、目標を回収しろ』
「了解」
その時だったドアが蹴り開けられ、上半身裸のアングレが出て来た。
「オラ!どけどけ!」
「報告!目標で・・・」
スタラナ兵が喋り終える前に、アングレの腕の刃がが彼の口を貫通し、そこから頭が上下二つに切断された。
「クソ!撃て!」
銃弾がアングレの身体中に当たる。
「(昔の俺だったら、再生スピードが遅くて倒れるだろうけど・・・今は違うぞ!)」
アングレの身体中が沸騰した水にみたいに動き、体に入った銃弾を押し出し、回復した。
「おい!お前ら雑魚いな!(スタラナ)」
「うるせえ!このガキが!(スタラナ)」
アングレの挑発に乗り、一人のスタラナ兵が銃を捨て、ナイフでアングレの首を刺した。
アングレの首から激しく出血し、神経が切られたからアングレはその場にへたれ込んだ。
「よし、ただいまも・・・」
ダダダダダダダ!
部屋からできたテリーがアングレが倒れて方のスタラナ兵を全て撃ち殺した。安心していたから反撃する間もなかったようだ。
アメリアはもう一方の敵を全て殺した。
「(あんまり人は殺したくない・・・)」
そう思いながらアメリアはトリガーを引いた。敵を片付けたあと、二人はリロードした。
アングレはまだ倒れている。白いお面のせいで顔はわからないがおそらく苦しんでいる。
試しにアメリアがナイフを引っこ抜いた。
to be continued...
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