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ファイル7.父よ、それは流石にうざいぞ

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最近塾に行っています。その塾では特典があり、友達を紹介するとプレゼントがもらえる。もちろん、無駄にするわけにはいかず、Y君を生贄にし、私は3000円もするワイヤレスイヤホンを手に入れた。
結構いい!かなり使い込み、音楽を聴くときやゲーム時にも使用している。音質もかなりいいので、いちいち紐が顔に当たって痒くなることは無くなった。
しかし、至る所で私は音楽を聴いている。なんか知らんが父親が嫌味を言ってきた。
<ある日>
ベッドに座りながら私はエアガンをいじっていた。これでも一応ガンマニアだぜ!
そんなとき父が私のベッドの下にある段ボールを取りにきた時に一言を放つ。
「お前最近いつも夜寝る前に音楽聞いてんだろ?」
「は?」
思わず「は?」と言ってしまった。中学生になって、初めてこんな悪い態度になったかもしれん
「わかるんだよ~聞いてんだろ?そうだろう?」
「聞いてねえよ!」
父はそのまま俺の部屋を出た。
俺は怒った。理由はない、なんとなくなんだ。父親の態度があまりにも悪い。なんていうか、自慢げに話してきたのだ。意味わかんない、何がしたいん?
俺は怒りをベッドに何度もぶつける。
バンバンバン!
拳でベッドを殴る。
最近筋トレしたせいで、音の大きさは小学生の頃より格段に上がっている。
そして、ベッドに怒りをぶつけていると隣の部屋にいた姉が「大丈夫?」と話しかけてきた。
無視
そのまま1時間くらい部屋に篭った。
その後も何度か同じようなことを言われた。言われるたびに俺は父を無視し、ベッドにイライラとストレスをぶつける。
次言われたら確実に反撃します。その場合はファイル.7-1と公開しますので期待しといてください。
今回はあまり面白くない回になっちゃいましたが、次回のファイル.8は私が小学生の頃の話です。公開時期は未定
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