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魔導騎士団の専属薬師
第65話 独占欲
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ウィリアムは振り上げた手を、躊躇なく光太朗の頬へと叩きつけた。派手な音がキュウ屋に響き、光太朗の身体がぐらりと傾ぐ。
倒れることなく踏ん張った光太朗に、ウィリアムは言い放った。
「ダメダメ。叩かれる瞬間、顔を反対側に向けたでしょ? ダメージ半減じゃん。そういう抵抗は上手なんだよなぁ、コータローは」
「……」
「黙って殴らせれば、落ち着くと思った? やり直し。顔を戻して。動かさないで」
今しがた光太朗を叩いた手をすり合わせ、ウィリアムは言う。その顔を冷静に見つめた後、光太朗は諦めたようにため息を吐いた。
(……バレたか。まぁ、仕方ないな)
体勢を戻しながら、光太朗はウィリアムを見る。嗜虐に溢れた表情をしているのに、その奥にあるのは泣き出しそうな子どもの顔だ。
この顔をしているウィリアムは、どうやっても止まらないのを理解していた。満足するまで付き合うしか、方法はない。
光太朗が顔を元の位置へと戻すと、直ぐに二回目が飛んできた。何の抵抗もなしに受けた平手は強烈で、目の前がぐるりと回る。
衝撃で光太朗はカウンターに倒れ込み、椅子が派手な音を立てて転がった。
この世界の人間との体格差は大きい。加えてウィリアムは、力を持った魔導士だ。抵抗なしに攻撃を受ければ、脆弱なフェンデの身体などひとたまりもない。
「……っ……!」
「ああ、ごめん。力が強かったかなぁ?」
ウィリアムの軽い口調が、やけに遠くから聞こえる。頭も耳も、正常に機能していない。
視界が正常に戻るのを待っていると、鼻からどろりと血が流れ出してくる。それを乱暴に拭って、光太朗はふらりと立ち上がった。
「コータロー? どこ行くの?」
「……店の、看板を……」
「ああ、閉店するんだね。それが良いかも」
「……すぐ戻る……」
この惨状を他の人間に見せるわけにはいかない。その上ウィリアムは、正常な判断が出来なくなっている状態だ。この場に現れた人全てに攻撃しかねない。
光太朗は足をもつれさせながら、キュウ屋を出た。玄関先にある立て看板を掴むと、急に吐き気が込み上げてくる。光太朗は咄嗟に手で口を覆い、身体を丸めた。
光太朗が吐き気に耐えていると、背中をそっと撫でられる。全身がぞくりと粟立った。
「コータロー大丈夫? 中入ろうか?」
「……ああ」
光太朗はウィリアムの肩を借りて、店内へとまた足を踏み入れた。次の瞬間、ウイリアムが店の鍵を閉める。
ガチャリ、という音と共にキュウ屋が静寂に包まれた。
光太朗の後ろに立っているウィリアムから、殺気とも似た空気が流れ出す。光太朗の身体全体が『逃げろ』と危険信号を発するも、逃げることは出来ない。
両肩を痛いほどに掴まれ、反転させられる。ウィリアムと向かい合った光太朗の胸倉を、彼は掴み上げた。
つま先が地面につかない所まで引き上げられた後、光太朗は床へと叩きつけられた。
背中が床に叩きつけられ、痛みと衝撃で一瞬息が止まる。顔を歪めていると、ウィリアムが光太朗の身体へと跨った。そして彼はにっこりと微笑む。
「コータロー……床が頑丈で良かったね? 前みたいな状況だったら、床を突き破ってたかもしれないよねぇ」
「……っ」
「善意で、床まで張り替えて貰ったの? ねぇ、コータロー?」
「ちが……! んぐっ……!」
噛みつくように唇を重ねられ、光太朗は眉根を寄せた。ウィリアムはその美麗な顔を嫉妬に染め、光太朗から目を離さない。
逃げられないように頭を固定され、唇を割って舌が潜り込んでくる。口内を思うがままに蹂躙され、光太朗はウィリアムの背中を鷲掴んだ。
引き剥がそうとしても、その身体は岩のように動かない。
思うように息が吸えず、頭に靄が掛かっていく。光太朗の抵抗が緩んだのを察してか、ウィリアムはようやく唇を離した。
一気に流れ込んでくる空気を、光太朗は貪るように吸い込んだ。まだ頭は霞掛かったままで、自分の心音が耳元で大きく鳴り響く。
「僕だって、コータローの意思を尊重したいよ。今までだってしてきたでしょ?」
ウィリアムはそう言いながら、光太朗のシャツへと手を伸ばした。ボタンを一つ
外されたところで、光太朗ははっと意識を引き戻す。
ウィリアムの手を制止するように掴むと、また平手が飛んできた。先ほどとは反対の頬を殴られ、目の前が一瞬真っ黒に染まる。
「でもコータローが他のやつに取られるくらいなら、僕は喜んで君を犯すよ」
「……やめ、ろ……」
「止めろ? 無理だね。君は僕のものなんだから、本来拒否権は無いんだよ?」
ウィリアムは光太朗のシャツを胸元まで開け、鎖骨へと歯を立てた。犬歯が肌を突き破る感触に、光太朗は歯を食いしばって耐えた。震えるほどの嫌悪感に、怒りが湧き出してくる。
胸元にあるウィリアムの頭を掴んで、光太朗は低い声を発した。
「これ以上やるなら……殺す」
「……へぇ? やってみなよ」
光太朗は掴んでいるウィリアムの頭に、頭突きをしようと頭を逸らせた。するとそれを察知したウィリアムが素早く身を引く。その隙をついて、光太朗はウィリアムの下から這い出そうとした。
しかしそれすらも、ウィリアムの手によって阻まれる。足首を掴まれた光太朗は、うつ伏せになって床板に爪を立てた。
(予想以上に速い……! 距離を取らないと……)
拘束されていない方の足でウィリアムを蹴りつけ、その反動のまま光太朗は後退った。身を低くしたままウィリアムを見ると、彼は楽しそうに笑っている。
「コータロー? 一つだけ聞いてもいいかなぁ?」
「何だよ」
「君に善意を向けている、そのくそ野郎は……もしかして魔導騎士団の団長かい?」
「……ん? いや、違うぞ」
光太朗がそう言うと、ウイリアムは一瞬きょとんと目を瞬かせた。次いで口端を吊り上げる。
「なぁんだ。あいつじゃないんだ。じゃあ僕で対処できるね」
「……対処? お前、何するつもりだ」
「コータロー。僕は僕のものを取られるのが一番嫌いなんだ」
「……おい、彼らにだけは手を出すな」
ウィリアムは片眉を吊り上げると、困ったように笑う。そしてまるで自分が被害者かのように、大きくため息を吐いた。
「彼らって事は、複数いるの? 将来有望な騎士たちなんだけど……しょうがないかぁ」
そう言い放った後、ウィリアムは光太朗を蹴り上げた。ノーモーションで繰り出された蹴りを、光太朗は寸でのところで受け止める。
受け止めた腕が嫌な音を立て、光太朗は顔を歪めた。
倒れることなく踏ん張った光太朗に、ウィリアムは言い放った。
「ダメダメ。叩かれる瞬間、顔を反対側に向けたでしょ? ダメージ半減じゃん。そういう抵抗は上手なんだよなぁ、コータローは」
「……」
「黙って殴らせれば、落ち着くと思った? やり直し。顔を戻して。動かさないで」
今しがた光太朗を叩いた手をすり合わせ、ウィリアムは言う。その顔を冷静に見つめた後、光太朗は諦めたようにため息を吐いた。
(……バレたか。まぁ、仕方ないな)
体勢を戻しながら、光太朗はウィリアムを見る。嗜虐に溢れた表情をしているのに、その奥にあるのは泣き出しそうな子どもの顔だ。
この顔をしているウィリアムは、どうやっても止まらないのを理解していた。満足するまで付き合うしか、方法はない。
光太朗が顔を元の位置へと戻すと、直ぐに二回目が飛んできた。何の抵抗もなしに受けた平手は強烈で、目の前がぐるりと回る。
衝撃で光太朗はカウンターに倒れ込み、椅子が派手な音を立てて転がった。
この世界の人間との体格差は大きい。加えてウィリアムは、力を持った魔導士だ。抵抗なしに攻撃を受ければ、脆弱なフェンデの身体などひとたまりもない。
「……っ……!」
「ああ、ごめん。力が強かったかなぁ?」
ウィリアムの軽い口調が、やけに遠くから聞こえる。頭も耳も、正常に機能していない。
視界が正常に戻るのを待っていると、鼻からどろりと血が流れ出してくる。それを乱暴に拭って、光太朗はふらりと立ち上がった。
「コータロー? どこ行くの?」
「……店の、看板を……」
「ああ、閉店するんだね。それが良いかも」
「……すぐ戻る……」
この惨状を他の人間に見せるわけにはいかない。その上ウィリアムは、正常な判断が出来なくなっている状態だ。この場に現れた人全てに攻撃しかねない。
光太朗は足をもつれさせながら、キュウ屋を出た。玄関先にある立て看板を掴むと、急に吐き気が込み上げてくる。光太朗は咄嗟に手で口を覆い、身体を丸めた。
光太朗が吐き気に耐えていると、背中をそっと撫でられる。全身がぞくりと粟立った。
「コータロー大丈夫? 中入ろうか?」
「……ああ」
光太朗はウィリアムの肩を借りて、店内へとまた足を踏み入れた。次の瞬間、ウイリアムが店の鍵を閉める。
ガチャリ、という音と共にキュウ屋が静寂に包まれた。
光太朗の後ろに立っているウィリアムから、殺気とも似た空気が流れ出す。光太朗の身体全体が『逃げろ』と危険信号を発するも、逃げることは出来ない。
両肩を痛いほどに掴まれ、反転させられる。ウィリアムと向かい合った光太朗の胸倉を、彼は掴み上げた。
つま先が地面につかない所まで引き上げられた後、光太朗は床へと叩きつけられた。
背中が床に叩きつけられ、痛みと衝撃で一瞬息が止まる。顔を歪めていると、ウィリアムが光太朗の身体へと跨った。そして彼はにっこりと微笑む。
「コータロー……床が頑丈で良かったね? 前みたいな状況だったら、床を突き破ってたかもしれないよねぇ」
「……っ」
「善意で、床まで張り替えて貰ったの? ねぇ、コータロー?」
「ちが……! んぐっ……!」
噛みつくように唇を重ねられ、光太朗は眉根を寄せた。ウィリアムはその美麗な顔を嫉妬に染め、光太朗から目を離さない。
逃げられないように頭を固定され、唇を割って舌が潜り込んでくる。口内を思うがままに蹂躙され、光太朗はウィリアムの背中を鷲掴んだ。
引き剥がそうとしても、その身体は岩のように動かない。
思うように息が吸えず、頭に靄が掛かっていく。光太朗の抵抗が緩んだのを察してか、ウィリアムはようやく唇を離した。
一気に流れ込んでくる空気を、光太朗は貪るように吸い込んだ。まだ頭は霞掛かったままで、自分の心音が耳元で大きく鳴り響く。
「僕だって、コータローの意思を尊重したいよ。今までだってしてきたでしょ?」
ウィリアムはそう言いながら、光太朗のシャツへと手を伸ばした。ボタンを一つ
外されたところで、光太朗ははっと意識を引き戻す。
ウィリアムの手を制止するように掴むと、また平手が飛んできた。先ほどとは反対の頬を殴られ、目の前が一瞬真っ黒に染まる。
「でもコータローが他のやつに取られるくらいなら、僕は喜んで君を犯すよ」
「……やめ、ろ……」
「止めろ? 無理だね。君は僕のものなんだから、本来拒否権は無いんだよ?」
ウィリアムは光太朗のシャツを胸元まで開け、鎖骨へと歯を立てた。犬歯が肌を突き破る感触に、光太朗は歯を食いしばって耐えた。震えるほどの嫌悪感に、怒りが湧き出してくる。
胸元にあるウィリアムの頭を掴んで、光太朗は低い声を発した。
「これ以上やるなら……殺す」
「……へぇ? やってみなよ」
光太朗は掴んでいるウィリアムの頭に、頭突きをしようと頭を逸らせた。するとそれを察知したウィリアムが素早く身を引く。その隙をついて、光太朗はウィリアムの下から這い出そうとした。
しかしそれすらも、ウィリアムの手によって阻まれる。足首を掴まれた光太朗は、うつ伏せになって床板に爪を立てた。
(予想以上に速い……! 距離を取らないと……)
拘束されていない方の足でウィリアムを蹴りつけ、その反動のまま光太朗は後退った。身を低くしたままウィリアムを見ると、彼は楽しそうに笑っている。
「コータロー? 一つだけ聞いてもいいかなぁ?」
「何だよ」
「君に善意を向けている、そのくそ野郎は……もしかして魔導騎士団の団長かい?」
「……ん? いや、違うぞ」
光太朗がそう言うと、ウイリアムは一瞬きょとんと目を瞬かせた。次いで口端を吊り上げる。
「なぁんだ。あいつじゃないんだ。じゃあ僕で対処できるね」
「……対処? お前、何するつもりだ」
「コータロー。僕は僕のものを取られるのが一番嫌いなんだ」
「……おい、彼らにだけは手を出すな」
ウィリアムは片眉を吊り上げると、困ったように笑う。そしてまるで自分が被害者かのように、大きくため息を吐いた。
「彼らって事は、複数いるの? 将来有望な騎士たちなんだけど……しょうがないかぁ」
そう言い放った後、ウィリアムは光太朗を蹴り上げた。ノーモーションで繰り出された蹴りを、光太朗は寸でのところで受け止める。
受け止めた腕が嫌な音を立て、光太朗は顔を歪めた。
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