つぎのあなたの瞳の色は

墨尽(ぼくじん)

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汚名を雪ぐ

52. 血濡れた林檎は、後で朱楽が美味しく頂きました

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「ナナシ様、本気ですか?」
 院長は目の前の男に、縋る様な目を向けた。
 
目の前の男はその美麗な顔を駄々っ子のように頑なにさせ、意思を曲げる気は無さそうだ。昔から彼がこの顔をすると、止められることは無かった。

 院長は盛大にため息をつくと、シャナの方へ向き直う。いつになく真剣な院長の表情にシャナは身構えた。

「シャナ、林檎を10個持ってきなさい。それとタオルと水桶を」
「え?10個ですか?分かりました」
 一人分の林檎のすりおろしを作るのには量が多すぎると思ったが、シャナは何も言わず厨房へ向かった。


 シャナが厨房から林檎を10個貰って戻ると、院長が袖を捲り上げ仁王立ちで立っている。向かい合っているのはたつとらで、薬王に背中を預けながらゆったりと座っていた。

「ナナシ様、まずは私が手本を見せますから、見ておいて下さい」
「うん、分かった」
 たつとらが頷くと、院長はたつとらの隣に移動して林檎の剥き方を説明している。

「まずは林檎を縦に割ります」
「え?割るのか?そのまま、剥くんじゃ、ないのか?」
 たつとらのその言葉に、院長は強気の姿勢を緩めないまま答える。
「いえ、ナナシ様はこのやり方が良いです。……そしてまた縦に切り、4等分にします。ここまでをやってみて下さい」

 たつとらが林檎を割りはじめた時、シャナも院長が焦る理由が分かった。
 何しろ手元が危うい。包丁を初めて持つ幼子のように、否、幼子より手元が拙い。ぐ、ぐぐ……と刃が林檎に埋まっていく。

「ん?これ、切れてる?」
 と言いながら彼が力を強めたのか、林檎がもの凄い勢いで一刀両断され、切り離された林檎の片割れがどこかに吹っ飛んだ。
 同時に何かが弾けたような音がし、ナイフの刃先が割れて跳ね上がった。院長の方に飛んでいく刃先をたつとらが寸での所で掴むと、院長が驚愕の顔で固まる。

「柚都!怪我はない!?」
 そう叫ぶたつとらの手首を、藥王が掴んだ。

「あ、兄ぃ。動かさんと、そのまま手ぇけぇ」
 慌てて院長が皿を拳の下に添え、開けた手のひらからカラリと血に濡れた刃先が落ちる。
 薬王と院長が同時に頭を垂れ、たつとらは院長に怪我がなかったことに安堵の息をついた。

「もう止めとき、な?」
「いやだ」
 薬王の訴えも即拒否するたつとらの顔を見て、院長は溜息をつきながら立ち上がる。

「では、続きを」
 シャナはこの惨状を前にしながら、院長が承諾したことに驚愕する。藥王も諦めたように息を吐き、たつとらの傷に応急処置を施し始めた。

 その後も惨状は続き、一皿のすりおろしが出来た頃には、血濡れの林檎の山とぐったりと疲れた院長が出来上がっていた。


 __________
 地獄の林檎事件が落ち着き、たつとらはうとうとと微睡んでいた。

 背中は藥王に預けたまま、背後から抱きこまれるように凭れ掛かっている。体格差があるせいか、彼の身体は藥王にすっぽりと収まった。

「朱楽、は、ぬるい」
 人型になった薬王は人間より体温が低いのか、くっついていると僅かにひんやりして気持ちがよかった。熱が籠った身体に丁度良く、重くなった瞼がゆらゆら揺れる。
 譫言うわごとのように呟くたつとらに、薬王は視線を落としながら微笑んだ。

「兄ぃはぬくい」
 その言葉にふふっと笑う声が聞こえ、薬王は頬を緩ませた。

 背後から抱きしめると、藥王の朱い髪がたつとらの目の前にはらりと落ちた。それを彼は指先で弄びながら、どこか拗ねたように呟く。
「綺麗な、髪だな。いいな」

 真っすぐでサラサラとした朱い髪を、たつとらは羨ましそうに見ている。薬王が上から覗き込むようにたつとらを見ると、更に朱い髪が帳のように降りてきた。
 おぉと感嘆の声を上げるたつとらの髪に、薬王は指を絡ませた。

「兄ぃの髪の方がええやんけ。こんなフワフワなもん、他に存在せんで」
「フワフワしてて、まとまり無いし……嫌いだ」
 サラサラな藥王の髪を、まるでハープを奏でるように指で弾いた。その様子を見ながら、薬王は眉尻を下げて笑う。

(人間の言う、幸せってこのことやろうな)
 たつとらが腕の中にいて、薬王はこの上なく穏やかだった。腹の底から温かいものが広がって、ずっとこのままでいたいと心から思う。

 普段はこうして抱きしめるとすぐに逃げられるのが、今日はこうして身体を預けてくれるのが嬉しかった。
 体調が悪いせいなのは藥王にも分かっているが、普段から抱いている独占欲が満たされていく感覚が、堪らなく幸せに感じる。

 だが、そんな薬王の想いを豪快にブチ破る声が響いて、扉が開いた。

「たっちゃん、起きてる?ご飯持ってきたよ!」
 開いた扉から現れたのは、ルメリアとタールマ、ミンユエのお馴染みの面々だった。
 そして傍から見れば恋人同士のイチャイチャの最中のような彼らを見つめる。
 普通なら「お邪魔しました」と退出しそうなシチュエーションであるが、ルメリアは赤くなった顔で薬王を指さして叫んだ。

「何しとんねん!このエロ狐!!たっちゃんから離れんかい!!」
 一方の薬王は幸せなひと時を邪魔された怒りに、血管がぶちりと音を立てた。

「やかましいわ!ノックぐらいせんかい!この腐れカス女が!!!」
 ものすごい剣幕で叫び出した藥王の下で、たつとらは耳を塞いだ。止められそうもない口げんかの中、ミンユエが食事をサイドテーブルに置きに来た。

「ありがと、ミンユエ」
「たっちゃん、体調どう?食べられそう?」
 たつとらが頷くとタールマがスツールを持ってきて座り、心配そうな目を向けてきた。
 こうして落ち着いて会うのは久しぶりで、懐かしいタールマの顔を見て微笑んだ。

「たまちゃん、なんか、ひさしぶり」
 タールマは眉を寄せた。笑顔を向けてくれている友人に、笑みが返せない。
 呼吸が苦しいのか途切れ途切れの言葉にも、怠そうに藥王に身体を預ける様子にも、焦燥感が掻き立てられ胸が痛んだ。

(学園で初めて会った時より……随分痩せたな……)

 今目の前にいる彼は、学園で生徒たちと遊んでいた時より弱って見える。朗らかに笑いながら生徒たちを教えていたたつとらを思い出す程、不安になった。
 疑いや侮蔑の感情を彼に向けていた学園時代の自分を思い出すたび、偏見の無い目で彼の教師としての姿を見ておけば良かったと激しく悔やんでしまう。

 俯いて黙っているタールマを見て、たつとらは顔を覗き込む。
 そして彼女が泣いているのに気付くと、途端に慌て出した。タールマは顔を伏せて肩を揺らしながら、声も出さずに泣いている。

 異変に気付いたルメリアが喧嘩を止めて近づくと、タールマは涙を袖で乱暴に拭って笑顔を浮かべた。
「何でもないんだ。ただ、顔が見たかった」
 タールマに続きルメリアまでが目を潤ませるので、たつとらは瞳を揺らした後、唇を噛んで俯いた。

 ルメリアとタールマも、聖堂での事を知っているんだと彼は悟った。病だと偽り、本当の事を告げなかったのは完全に自分の都合だった。
 辛い過去に目を向けたくなかった、その理由だけで、大切な友人たちを裏切って傷つけてしまったのだ。

「……嘘を、ついていて、ごめん。発作は、病気じゃ、ない」
 ルメリアがうんうんと頷きながら、目線を合わせるように膝を折った。まるで落ち込んだ子供を慰めるように眉尻を下げて、たつとらを見つめる。

「うん。ミンユエから聞いた。謝らなくていいよたっちゃん。また元気になったら話そう?聞きたいこといっぱいあるから、今はゆっくり休んで、ね?」
 たつとらは目を瞑り、首を振った。
 優しさを向けられる度に、自分にはそんな価値は無いと言う言葉が、口を突いて出そうになる。
 しかしその言葉は、友人の優しさを踏みにじる言葉である事に他ならない。


 ミンユエが、たつとらの手元を見て思わず声を上げた。
「たっちゃん、どうしたのそれ?」

 あ、これ?と言いながら差し出す両手の指には、所狭しと包帯が巻いてある。少し言いにくそうにする彼に、タールマが呆れながら口を開いた。

「たつ、素手で土でも掘ったのか?」
「……タールマ、相変わらず秀逸な例えするわね……」
 ルメリアが苦笑いしながら言い、藥王が気怠げに口を開いた。

「林檎剥いたらこうなったんや。お前ら兄ぃに料理だけはさせたらあかんで」
「え……?」

 どう林檎を剥けばここまで負傷するのか、一同にはさっぱり分からなかった。
 指先どころか手の甲にまで絆創膏やらが貼りつけてあり、林檎を剥いていただけで出来た傷とは到底思えない。

 料理をさせるなという藥王の言葉に、たつとらは抗議の目を向ける。しかし、口を開こうとした彼の口は、藥王の手で塞がれた。
 口に当てられた藥王の手に視線を落としていると、頭上から藥王の声が響く。

「兄ぃ、もう喋らんがええ。ゼロゼロが酷なっとる。……お前らもはよ帰れや」
ルメリアがハッとした顔をして、タールマが席を立った。
「はいはい。顔見たら帰るつもりだったのに、長居しすぎたね」
「そんな、ことな、むぐ」
 言おうとした言葉を再び塞がれ、狼狽えているたつとらの頭上で藥王が3人を追い払うように手をヒラヒラさせる。
 うんうんまた来るね、とたつとらに言ってタールマとルメリアは立ち上がった。


 タールマ達3人の部屋は相部屋で、修道院の2階にある。白い石造りのらせん階段を3人で昇りながら、ミンユエが口を開いた。

「私、小さいころ喘息持ちで、よく発作を起こしてたの」
 遠くに響く養護施設の子供たちの声を聞きながら、ミンユエは髪を耳に掛ける。階段を先に昇りきっていたタールマが振り返って、続きを促す様に頷いた。

「呼吸が苦しい時って、身体を起こしていた方が息がしやすいの。よくお兄ちゃんがさっきの藥王みたいに背中にくっついてくれて、私はお兄ちゃんに凭れ掛かることでやっと眠れてた。藥王とたっちゃんって、ほんとに家族みたいな、そんな関係なんだと思う」
 タールマは途端に痛んだ胸をギュッと押さえた。

 出会って間もない自分達でさえ、弱り切った彼の様子にこんなにも狼狽えてしまう。長い時を一緒に過ごした薬王は今どんな気分でいるのだろう。

「……今度会ったら優しくしてやるか」
 ルメリア言うと、タールマが顔を顰めながら呻いた。
「う~ん、お酒飲みたいな」
「うん、飲もう。たっちゃんが治ったら」
「そうだな、皆で祝おう」

 風が止んで、子供たちの声も遠くなった。子供たちの声に交じって、先生らしき大人の声が混じる。
 いつかは教師としてまた生徒を教えられるようになるのだろうか。
 滅びかけていた自分の国と、消えかけていきそうな友人の姿は、いつまでも心に影を打ちつけた。



 __________

 一際月が輝く夜だ、とボルエスタは思った。

 すっかり体調も良くなり、風呂に入った帰りに何気なく中庭へと足を運んだ。
 風呂に入っている間も、風呂好きの友人の事を考えていた為だろうか。自然に中庭へと進んだ足に、我ながら呆れざるを得ない。
 中庭から見える月はとても大きく、中庭に生える木々を照らしている。

 月を見ているふりをして、本当は中庭を挟んだ向こうの部屋を見ているなんて、自分でも未練がましく恥ずかしい。
(たった一日会えないだけなのに、僕はストーカーか)
 そう笑みを零したときに、背中から声を掛けられた。

「あれぇ?ボルちゃん?」
 その声にビクリと心臓が跳ね上がる。自分でも分かるくらい肩を跳ねさせたからか、後ろで彼が笑うのが聞こえた。

 慌てて振り向くと、そこにはブランケットを肩にかけて胸元に引き寄せたたつとらが立っていた。

「元気そうで、良かった」
 月明かりに照らされた顔は、信じられないくらい白い。しかし笑った顔はいつもと変わりない、人好きのする朗らかな笑顔だった。

「……たつ、どうして外に?」
 眼鏡を押し上げながら聞くと、ああ、とまるで悪いことが見つかった子供のように肩を竦ませる。

「トイレに、行った帰りだよ。朱楽も寝てたし、もう一人で、歩けるから」
 ボルエスタは眉を顰めた。
「危ないですよ。夜に出歩いて倒れでもしたら、誰も駆けつけてくれませんし、薬王も寝たら起きない性質ですから……!」

 ボルエスタは着ていた上着をブランケットの上から更に掛け、たつとらの額に手の甲を押し当てる。困った様に笑いながら、たつとらはボルエスタを見た。

「はは、良かった。いつものボルちゃんだ」
「何言ってるんですか。まだこんなに熱があるのに…………?」

 何やらピタリと固まったボルエスタを見ると、たつとらの手元へとその視線が注がれていることに気付く。たつとらは手を後ろに組むと、へラっと笑う。
「どうしたんですか?それ……」
「えっと、慣れない事、して、はは……」

 後ろに組まれた手を引き戻すと、ボルエスタはその両手を包んだ。慣れないことって?と考えを巡らせていると、一つの答えが頭に浮かんできた。

「もしかして、林檎を、剥いて……?」
 その言葉を聞いたたつとらは、少し驚いた顔をした後、鼻に皺を寄せて笑った。

「ああ、シャナ、ばらしたなぁ」

 その瞬間、ボルエスタは心臓が一気に収縮してそして気が遠くなるほどに弾けたのを感じた。ドクドクドクと鼓動を鳴らしながら、必死に心臓がもがいている。
 平静を装うのが必死で、たつとらの両手を持つ手が震えた。それを誤魔化すかのように、ボルエスタは口を開いた。

「り、林檎を剥くだけで、どうやったら、こんなに、」
 こんなに、とボルエスタは息を詰まらせた。どんな様子で、どんな気持ちで、彼は林檎を剥いたのだろう。
 その時、自分に向けられていた感情は、どのようなものだったのだろう。
 期待してはいけないと分かっているのに、自分が彼にとって特別なものであってほしいと願ってしまう。そんな自分を戒めて、唇を噛んだ。

 両手を掴まれていたたつとらが、突然ボルエスタの胸に近づいた。

 鼻先が触れるほど近づいて、繋いでいた両手がボルエスタの腹に触れると、たつとらは鼻をくんくんと動かしている。

「ボルちゃん、お風呂、行った?」
「い、い、行きましたが?」
 ずるいとばかりに口を尖らせ、たつとらは溜息をつく。
 その様子に、ボルエスタも困った様に息を吐いた。

「たつ、熱が下がらないと湯につかるのは無理です」
 分かってるけど、と言いながらも何かに気付いた顔をして、たつとらが慌てて掛けられた上着を取った。それをボルエスタの肩に掛けながら、彼は戒めるような顔をする。

「風呂上がりなのに、駄目だろ?また、熱がでるよ?」
「……それは、たつに一番言われたくない台詞ですね」
「えぇ?」

 ボルエスタはふふ、と笑うと、いきなりたつとらを抱き上げた。
 背中とひざ裏を支える所謂「お姫様抱っこ」はもう慣れたもので、腕の中で驚きの声を上げるたつとらを微笑んで見下ろす。

「部屋まで送ります」
「……俺はおじいちゃんか」
 拗ねたように言う彼にボルエスタは片眉を上げると、笑って答えた。
「僕より随分年上でしょう?何歳生きているんですか、あなたは?」
「……はは、確かに。……俺、今年何歳だろう?」

 確かナナシになった時から80年だから、とスケールの大きすぎる独り言を聞きながら、たつとらの部屋へと歩を進めた。
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