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こうして、ヒカリちゃん達のレッスンが始まった。ヒカリちゃんだけじゃなく、みんなも大変そうにステップをふんだりして練習している。
「あっ」
ヒカリちゃんが転んでしまった!でも、前より上手くなってる!!
「大丈夫!前より良かったよ。」
「そうよ、ナイストライ!!もっとがんばりましょう」
かがやきって目にはみえないけど、みんなの真剣な顔の一つ一つが、目標に向かって頑張る姿がかがやきなのだと想う。
まだむずかしいっていう想いも感じるけどその一歩一歩が自信になるはず。
「おい」
「――!」
きづくと、横にニゲラという男の子が座っていた。
「お前は練習しないのかよ。」
「うん、今日はみんなをみて夢ってなにかあって考えていた」
「ふーん、ゆめねぇ。このかがやきがゆめへのかけらなんだと思うよ。そのまんまの意味。」
ニゲラは退屈そうに眺めている。
「あなたもなにかすればいいのに。」
「おれはしない。かがやくのはお前たちで充分だ。」
そうだ。
彼とも仲良くなりたいな。言い方がキツイ時もあるけどレシアの友達なんだしきっと良い子だと思う。
「そういえば、あなたの名前を聞いたの。わたしはツイ。よろしくね。」
「あ、あぁ……えっと俺はニゲラだ。好きに呼んでくれて良い。」
ニゲラは照れているのか、恥ずかしいのか、すぐにどこかにいってしまった。
と思っていた。
「ニゲラ!手伝って」
「いやだよ」
「ほら!」
「いてー!」
ニゲラはレシアに捕まって、曲作りの手伝いをさせらされていた。
夢へのかがやき……わたしももっと上を目ざさないと。
――元の世界
「疲れた。今日は曲つくって……ダンスをしたんだけど、やっぱり合わせるってむずかしいね」
「うん、わたしも大変だった。」
あの世界の話しをできるってなんか、新鮮で秘密の話しみたいな感じがして嬉しいな。
「あのレシアって人、体育の先生みたいだね。なんかしゃべり方というか」
やっぱり、ヒカリちゃんもそう思っていたんだ。
「だよね。わたしもそれ思ってた」
そんな話しをしながら、おうちに帰ってお母さんにダンスや歌の話しをする。
「そう。メンバーが増えたのね。ならますますたのしいわね」
「うん! すっごく楽しい」
「本当にこの町に来て良かったなってお母さんもお父さんも思うわ。毎日、すこしずつ変わっていくあなたを見るのがうれしくて仕方無いの」
最初、この町にきたときは怖くてお母さんに泣いていた時もあったんだ。
でも、いまは大丈夫。
だから、お母さんが笑顔になってもっと安心させてあげたい。
いつかは、お母さんにもパフォーマンスを見せてあげたいな。
そして数日がたった。
「ここのターンはこうしたほうがいいと思うよ」
「確かにそっちの方が動きやすいやすいね。」
「~~~♪」
ここでターン!
前より確実にうまくなっている。
みんなのがんばりが形になっていくみたい。
わたしももっとがんばらないと。
ちなみに、ヒカリちゃんはサッカーの練習をしながら私達のところにも来てくれて一緒にレッスンをしている。
あと、明日はヒカリちゃんの発表会みたい。すっごく楽しみだね。
「あっ」
ヒカリちゃんが転んでしまった!でも、前より上手くなってる!!
「大丈夫!前より良かったよ。」
「そうよ、ナイストライ!!もっとがんばりましょう」
かがやきって目にはみえないけど、みんなの真剣な顔の一つ一つが、目標に向かって頑張る姿がかがやきなのだと想う。
まだむずかしいっていう想いも感じるけどその一歩一歩が自信になるはず。
「おい」
「――!」
きづくと、横にニゲラという男の子が座っていた。
「お前は練習しないのかよ。」
「うん、今日はみんなをみて夢ってなにかあって考えていた」
「ふーん、ゆめねぇ。このかがやきがゆめへのかけらなんだと思うよ。そのまんまの意味。」
ニゲラは退屈そうに眺めている。
「あなたもなにかすればいいのに。」
「おれはしない。かがやくのはお前たちで充分だ。」
そうだ。
彼とも仲良くなりたいな。言い方がキツイ時もあるけどレシアの友達なんだしきっと良い子だと思う。
「そういえば、あなたの名前を聞いたの。わたしはツイ。よろしくね。」
「あ、あぁ……えっと俺はニゲラだ。好きに呼んでくれて良い。」
ニゲラは照れているのか、恥ずかしいのか、すぐにどこかにいってしまった。
と思っていた。
「ニゲラ!手伝って」
「いやだよ」
「ほら!」
「いてー!」
ニゲラはレシアに捕まって、曲作りの手伝いをさせらされていた。
夢へのかがやき……わたしももっと上を目ざさないと。
――元の世界
「疲れた。今日は曲つくって……ダンスをしたんだけど、やっぱり合わせるってむずかしいね」
「うん、わたしも大変だった。」
あの世界の話しをできるってなんか、新鮮で秘密の話しみたいな感じがして嬉しいな。
「あのレシアって人、体育の先生みたいだね。なんかしゃべり方というか」
やっぱり、ヒカリちゃんもそう思っていたんだ。
「だよね。わたしもそれ思ってた」
そんな話しをしながら、おうちに帰ってお母さんにダンスや歌の話しをする。
「そう。メンバーが増えたのね。ならますますたのしいわね」
「うん! すっごく楽しい」
「本当にこの町に来て良かったなってお母さんもお父さんも思うわ。毎日、すこしずつ変わっていくあなたを見るのがうれしくて仕方無いの」
最初、この町にきたときは怖くてお母さんに泣いていた時もあったんだ。
でも、いまは大丈夫。
だから、お母さんが笑顔になってもっと安心させてあげたい。
いつかは、お母さんにもパフォーマンスを見せてあげたいな。
そして数日がたった。
「ここのターンはこうしたほうがいいと思うよ」
「確かにそっちの方が動きやすいやすいね。」
「~~~♪」
ここでターン!
前より確実にうまくなっている。
みんなのがんばりが形になっていくみたい。
わたしももっとがんばらないと。
ちなみに、ヒカリちゃんはサッカーの練習をしながら私達のところにも来てくれて一緒にレッスンをしている。
あと、明日はヒカリちゃんの発表会みたい。すっごく楽しみだね。
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