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第7話 終わる大会
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大会2日目
「よし、俺のハードル捌き見てろよ~」
「あぁ頑張れ!」
俺は、うずうずしている晴矢に喝を入れた。
「って訳で」
「?」
「レッドイエロー買ってきてくれないか? 大会終わったら、何かお礼するから。あっピーチ味。」
「わかった……」
晴矢も色々と考えているのかいないのか……
ま、俺も緊張したらエナジードリンク飲みたくなるし仕方ない。
歩かせて疲れさせる訳にもいかないしな。
「先輩、何かいりますか?」
「じゃあ~いくら2つ。」
「リンゴ食べたいなー」
「分かりました!」
あの先輩…いつもいくらを食べてるな。
「いやー尻尾がみなぎるわー!」
すぐに買ってきて、晴矢に渡すとレッドイエローを飲みながら燃えていた。
「よし、頑張れよ。」
よく分からないがまぁいいか。
「あっ飲みすぎるとトイレ近くなるぞ。」
「そうなのか?」
軽い世間話をして帰ると、観覧席に春がいた。
「…?何それ」
「いや…」
桃のように色づいた頬が綺麗だと思ってしまった。変に意識するな、俺…
「飲んでみる?」
いちよう春にもあげてみた。
「うーん。なんか、変な味だね。」
やはり、普通の女の子には必要無いようだ。
「トイレ行けよ~晴矢。」
「わ~かってるっ!」
大会前特有の変なテンションのまま、晴矢とサブトラックにきていた。晴矢というより先輩のサポートだが。
「ストレッチ頼むわ。」
「わかりました。」
今日は、昨日で大会が終わった先輩に補助員を手伝ってもらい、俺はサポートを全面的にしていた。
「ハードルさげてくれ~」
「分かった。」
日傘を持って歩き暑さをしのんでいく。これで最後だ……先輩にはお世話になったし恩は返したい。
「招集近いです。先輩。」
「分かった。」
「頑張ってください、先輩!」
俺は、先輩を見送り晴矢の元へ行った。のんびりとゼッケンをつけている。
「何してんだ?」
「聞いてくれよ! 付けれないんだ!」
指からは、血が流れていた。俺も苦手だが……慣れている。
「助かったぜ雨季!」
「よし、招集近いから速く行った方がいい。」
俺は、晴矢の足にテーピングを巻いていく。いつも無茶苦茶だから、よく怪我をするんだよな……晴矢。
それでも、俺がビデオを撮って、先生に相談したり、話し合ったり……こんな怪我をしても晴矢は陸上が大好きなんだな。
「ありがとう、雨季!」
「頑張れよ!」
俺が、観覧席に戻っていると水川先輩と目が合った。
「……こんにちは。」
「っ…。」
とりあえず、挨拶だけをして去っていく。今は試合前だ。手は出してこないだろう。
「雨季くん、遅いよ! ほらほら!晴矢くん!」
俺は、記録用のビデオを先輩に任し身を乗り出した。
晴矢……頑張れ。俺は、手を震わせながら手すりを握りしめる。
「オヤーマック……セット」
バン
「いけ! 晴矢!!」
「頑張れ!」
晴矢は、いつもより足が動いている。ラストだ。
ーいけ!
ガタッ
「ーっ!!」
晴矢は、最後の足が抜ききれず転んだ。
「まだっ!」
まだ晴矢は、諦めていない。
「いけ!ラスト!!」
「頑張れよー晴矢!」
さっきの先輩が汗をかきながら戻っている。予選通過してすぐ戻ってくれた。
応援が終わり、晴矢は最後までは何とか走っていたが倒れ込んでいた。
「後輩を見ないで、何が先輩だってな。…行くぞ、雨季」
「はい!」
「大丈夫か!? 晴矢!」
「元気してるか?」
俺達が行くと、晴矢は救護班に連れていかれベッドで待機していた。足には湿布が貼られている。
「できる限り、速く病院行ってね。」
「はい。ありがとうございます。」
そうお姉さんが、去って行くと晴矢は、泣き出していた……
「すまんっ……応援してくれていたのに!」
「晴矢…」
俺が言葉を探していると、先輩が笑い始めた。
「なーに、良くあることだ。いいか、晴矢! 失敗をしないと前は見えないんぞ!」
「えっ…?」
俺と晴矢は固まっていた。
「失敗をするから、改善点がハッキリするんだ。微妙にモヤるより全力で失敗して、原因がわかる方がスッキリするだろ? いーか、3年で、同じ失敗をしないように日々頑張れ。」
「ーっはい!」
本当に……この学校の先輩はいい人だらけだな。俺は、氷を持ちながら晴矢をテントまで連れて行った。
「大丈夫だった?」
「あぁ。元気そうだ。」
春も心配そうに見つめていた。大丈夫だと俺は笑う。
「アイツは、伸びる。」
「ふふっ。そっか。」
春は、頷きながら笑っていた。
3日目
「今日は、最後だ。気合い入れていけ。」
「「はい!」」
「いくら」
「わかりました!」
俺は、メモをみながらコンビニへ向かった。でも、今日は、1人じゃない。
「よし、行こーぜ雨季!」
「あぁ。」
晴矢は、財布を持ちながら上機嫌にリズムを刻み走っている。調子が戻って良かったな。
「明日くらいに、いちよう病院行けよ?」
「やっぱり行かないとダメかー」
2日が終わり、どんどん仕事が減っていく。嬉しいが……先輩が居なくなる寂しさも近づいてくる。
長距離ばかりで、俺はボッーとしながらビデオを回した。競歩1万とか……首が痛い。
「雨季くん、代わるよ?」
「大丈夫です、先輩は応援よろしくお願いします。」
春は、飽きる事なく応援をしていた。見とれそうになりながはも必死に視線をむける。
「よっしゃー! 新記録で終われた……」
「俺はいつも通り、失敗したわ。ー悔しいな。」
先輩達の悔いや、喜びを感じながら記録を書いていく。
もう……居なくなるのか。
そして、リレーが始まった。
俺達の先輩は、楽しそうに。悔いの残らないように精一杯走っていた。俺は先輩の姿を目に焼き付けた。
水川先輩も……走っている。しかし、その高校は、跳躍が飛び抜けている。
俺達のチームが走り抜け、1位をもぎ取った。
「「やったー!!」」
「流石だぜ!」
水川先輩の視線が……俺に向いていた。
活気が溢れ、盛り上がっている中。俺は横断幕を片付けていた。
その時だった
「おい」
「っ……。」
水川先輩……
「お前のせいで、こんなんになっているのに……マネージャーでのんびりしてるみたいだな。」
「……。」
「なんか言えよ?」
「…。」
ただ黙った。何を言っても、先輩は俺を憎む事には変わりない。俺が……先輩の道を
「ーっ」
先輩がジャージの首元に手を回し、俺は腕を握る。
「やめてください。もう関わりませんから。」
「は? 二度と顔も見たくないんだよ。……消えろよ、このばー」
「何してんだ!!!」
「ーっ!」
晴矢が、先輩の腕を俺から離した。晴矢は息を切らしながら睨みつけている。
「雨季に触れんな。先輩だろうと、許さない。…っす」
「ッ…」
先輩は、舌打ちをして消えていった。
「大丈夫か? 雨季。」
「あぁ……大丈夫だ。」
俺は、晴矢に頭を下げた。
「何があったんだ?」
晴矢は、俺を見つめてくる。心配されているんだ。晴矢なら……
俺達は、横断幕を片付けると静かに帰っていた。
「中2の時、先輩の最後のリレーを……台無しにした。大会で怪我をして……」
俺は、言葉を詰まらせながらも伝えた。晴矢は、いつも静かになっていた。
「大変だったな。雨季。」
「ーっ。」
晴矢の言葉が……苦しかった。俺は、ずっとあの瞬間を思い出す。自分の未来だけでなく……先輩の未来さえ
「でも、もう終わったんだ、忘れろ。」
晴矢は、言葉を強くする。
「俺が、居るから! なんかあればいつでも助けてやる!!」
「……ありがとう。」
春や晴矢…そして、先輩。俺は…恵まれているな。
「心から陸上を楽しんでください! 思いっきり!」
「皆ならもっと出来ると思います! 応援してます!」
「ーっう…」
先輩達がら1人ずつ挨拶をする。皆も俺も……涙が止まらないものだな。
短い間しかいなかったのに…辛くて仕方ない。もっとこの皆で陸上をしていけたら……
「雨季くん。」
「はい!」
「これまでありがとうね。雨季くん。」
「これからも頑張ってね~。マネージャーファイト!」
「はい、お世話になりました。」
「もし、陸上するなら飛んでいくから!」
「私達調べたんだよね~、凄いらしいじゃん!」
……なら、皆知っているのだろうか。
もう、期待されるのは……目立つのは
「雨季くん?」
「あっ……はい! また機会があれば!」
マネージャーだけで撮った写真。皆で撮った写真……全部大事な思い出だ。
『忘れろ。』
俺は、机の上にある写真の横に2枚写真を貼った。
まだ……忘れきる事は出来ない。呪いのように写真に手をかけると動かなくなる。
本当は、今からでも破り捨てたいのに……
それでも、この2枚の写真とは向き合える。ここが、俺の居場所なんだ。
明日は、春と出かける。…楽しみだな。
「よし、俺のハードル捌き見てろよ~」
「あぁ頑張れ!」
俺は、うずうずしている晴矢に喝を入れた。
「って訳で」
「?」
「レッドイエロー買ってきてくれないか? 大会終わったら、何かお礼するから。あっピーチ味。」
「わかった……」
晴矢も色々と考えているのかいないのか……
ま、俺も緊張したらエナジードリンク飲みたくなるし仕方ない。
歩かせて疲れさせる訳にもいかないしな。
「先輩、何かいりますか?」
「じゃあ~いくら2つ。」
「リンゴ食べたいなー」
「分かりました!」
あの先輩…いつもいくらを食べてるな。
「いやー尻尾がみなぎるわー!」
すぐに買ってきて、晴矢に渡すとレッドイエローを飲みながら燃えていた。
「よし、頑張れよ。」
よく分からないがまぁいいか。
「あっ飲みすぎるとトイレ近くなるぞ。」
「そうなのか?」
軽い世間話をして帰ると、観覧席に春がいた。
「…?何それ」
「いや…」
桃のように色づいた頬が綺麗だと思ってしまった。変に意識するな、俺…
「飲んでみる?」
いちよう春にもあげてみた。
「うーん。なんか、変な味だね。」
やはり、普通の女の子には必要無いようだ。
「トイレ行けよ~晴矢。」
「わ~かってるっ!」
大会前特有の変なテンションのまま、晴矢とサブトラックにきていた。晴矢というより先輩のサポートだが。
「ストレッチ頼むわ。」
「わかりました。」
今日は、昨日で大会が終わった先輩に補助員を手伝ってもらい、俺はサポートを全面的にしていた。
「ハードルさげてくれ~」
「分かった。」
日傘を持って歩き暑さをしのんでいく。これで最後だ……先輩にはお世話になったし恩は返したい。
「招集近いです。先輩。」
「分かった。」
「頑張ってください、先輩!」
俺は、先輩を見送り晴矢の元へ行った。のんびりとゼッケンをつけている。
「何してんだ?」
「聞いてくれよ! 付けれないんだ!」
指からは、血が流れていた。俺も苦手だが……慣れている。
「助かったぜ雨季!」
「よし、招集近いから速く行った方がいい。」
俺は、晴矢の足にテーピングを巻いていく。いつも無茶苦茶だから、よく怪我をするんだよな……晴矢。
それでも、俺がビデオを撮って、先生に相談したり、話し合ったり……こんな怪我をしても晴矢は陸上が大好きなんだな。
「ありがとう、雨季!」
「頑張れよ!」
俺が、観覧席に戻っていると水川先輩と目が合った。
「……こんにちは。」
「っ…。」
とりあえず、挨拶だけをして去っていく。今は試合前だ。手は出してこないだろう。
「雨季くん、遅いよ! ほらほら!晴矢くん!」
俺は、記録用のビデオを先輩に任し身を乗り出した。
晴矢……頑張れ。俺は、手を震わせながら手すりを握りしめる。
「オヤーマック……セット」
バン
「いけ! 晴矢!!」
「頑張れ!」
晴矢は、いつもより足が動いている。ラストだ。
ーいけ!
ガタッ
「ーっ!!」
晴矢は、最後の足が抜ききれず転んだ。
「まだっ!」
まだ晴矢は、諦めていない。
「いけ!ラスト!!」
「頑張れよー晴矢!」
さっきの先輩が汗をかきながら戻っている。予選通過してすぐ戻ってくれた。
応援が終わり、晴矢は最後までは何とか走っていたが倒れ込んでいた。
「後輩を見ないで、何が先輩だってな。…行くぞ、雨季」
「はい!」
「大丈夫か!? 晴矢!」
「元気してるか?」
俺達が行くと、晴矢は救護班に連れていかれベッドで待機していた。足には湿布が貼られている。
「できる限り、速く病院行ってね。」
「はい。ありがとうございます。」
そうお姉さんが、去って行くと晴矢は、泣き出していた……
「すまんっ……応援してくれていたのに!」
「晴矢…」
俺が言葉を探していると、先輩が笑い始めた。
「なーに、良くあることだ。いいか、晴矢! 失敗をしないと前は見えないんぞ!」
「えっ…?」
俺と晴矢は固まっていた。
「失敗をするから、改善点がハッキリするんだ。微妙にモヤるより全力で失敗して、原因がわかる方がスッキリするだろ? いーか、3年で、同じ失敗をしないように日々頑張れ。」
「ーっはい!」
本当に……この学校の先輩はいい人だらけだな。俺は、氷を持ちながら晴矢をテントまで連れて行った。
「大丈夫だった?」
「あぁ。元気そうだ。」
春も心配そうに見つめていた。大丈夫だと俺は笑う。
「アイツは、伸びる。」
「ふふっ。そっか。」
春は、頷きながら笑っていた。
3日目
「今日は、最後だ。気合い入れていけ。」
「「はい!」」
「いくら」
「わかりました!」
俺は、メモをみながらコンビニへ向かった。でも、今日は、1人じゃない。
「よし、行こーぜ雨季!」
「あぁ。」
晴矢は、財布を持ちながら上機嫌にリズムを刻み走っている。調子が戻って良かったな。
「明日くらいに、いちよう病院行けよ?」
「やっぱり行かないとダメかー」
2日が終わり、どんどん仕事が減っていく。嬉しいが……先輩が居なくなる寂しさも近づいてくる。
長距離ばかりで、俺はボッーとしながらビデオを回した。競歩1万とか……首が痛い。
「雨季くん、代わるよ?」
「大丈夫です、先輩は応援よろしくお願いします。」
春は、飽きる事なく応援をしていた。見とれそうになりながはも必死に視線をむける。
「よっしゃー! 新記録で終われた……」
「俺はいつも通り、失敗したわ。ー悔しいな。」
先輩達の悔いや、喜びを感じながら記録を書いていく。
もう……居なくなるのか。
そして、リレーが始まった。
俺達の先輩は、楽しそうに。悔いの残らないように精一杯走っていた。俺は先輩の姿を目に焼き付けた。
水川先輩も……走っている。しかし、その高校は、跳躍が飛び抜けている。
俺達のチームが走り抜け、1位をもぎ取った。
「「やったー!!」」
「流石だぜ!」
水川先輩の視線が……俺に向いていた。
活気が溢れ、盛り上がっている中。俺は横断幕を片付けていた。
その時だった
「おい」
「っ……。」
水川先輩……
「お前のせいで、こんなんになっているのに……マネージャーでのんびりしてるみたいだな。」
「……。」
「なんか言えよ?」
「…。」
ただ黙った。何を言っても、先輩は俺を憎む事には変わりない。俺が……先輩の道を
「ーっ」
先輩がジャージの首元に手を回し、俺は腕を握る。
「やめてください。もう関わりませんから。」
「は? 二度と顔も見たくないんだよ。……消えろよ、このばー」
「何してんだ!!!」
「ーっ!」
晴矢が、先輩の腕を俺から離した。晴矢は息を切らしながら睨みつけている。
「雨季に触れんな。先輩だろうと、許さない。…っす」
「ッ…」
先輩は、舌打ちをして消えていった。
「大丈夫か? 雨季。」
「あぁ……大丈夫だ。」
俺は、晴矢に頭を下げた。
「何があったんだ?」
晴矢は、俺を見つめてくる。心配されているんだ。晴矢なら……
俺達は、横断幕を片付けると静かに帰っていた。
「中2の時、先輩の最後のリレーを……台無しにした。大会で怪我をして……」
俺は、言葉を詰まらせながらも伝えた。晴矢は、いつも静かになっていた。
「大変だったな。雨季。」
「ーっ。」
晴矢の言葉が……苦しかった。俺は、ずっとあの瞬間を思い出す。自分の未来だけでなく……先輩の未来さえ
「でも、もう終わったんだ、忘れろ。」
晴矢は、言葉を強くする。
「俺が、居るから! なんかあればいつでも助けてやる!!」
「……ありがとう。」
春や晴矢…そして、先輩。俺は…恵まれているな。
「心から陸上を楽しんでください! 思いっきり!」
「皆ならもっと出来ると思います! 応援してます!」
「ーっう…」
先輩達がら1人ずつ挨拶をする。皆も俺も……涙が止まらないものだな。
短い間しかいなかったのに…辛くて仕方ない。もっとこの皆で陸上をしていけたら……
「雨季くん。」
「はい!」
「これまでありがとうね。雨季くん。」
「これからも頑張ってね~。マネージャーファイト!」
「はい、お世話になりました。」
「もし、陸上するなら飛んでいくから!」
「私達調べたんだよね~、凄いらしいじゃん!」
……なら、皆知っているのだろうか。
もう、期待されるのは……目立つのは
「雨季くん?」
「あっ……はい! また機会があれば!」
マネージャーだけで撮った写真。皆で撮った写真……全部大事な思い出だ。
『忘れろ。』
俺は、机の上にある写真の横に2枚写真を貼った。
まだ……忘れきる事は出来ない。呪いのように写真に手をかけると動かなくなる。
本当は、今からでも破り捨てたいのに……
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