年下王子のお嫁様 [完結]

マロン株式

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この王子誰?

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 クリスはこの日、溜まっていた鬱憤を晴らすようにマーガレットの唇を貪ったあと、降り注ぐように頬や首筋にもキスをしてくる。首筋にチクッとした痛みを数度にわたり感じた。

 やっと終わったかと思ったら、衣服の上から胸を両手でグニグニと揉みしだく。

「此処をこうやって弄るの凄く我慢してたんだよ?」

 
「お…うじ。そこは…。ぁっ。」

 衣服の上から立っていた突起を急に摘まれて、変な声が出た。

 すると、そんなマーガレットを見て嬉しそうに目を細めたクリスが胸元のリボンを解いた事で、脱がせやすいネグリジェの切れ目からマーガレットのたわわな胸が姿を表す。夢中になってクリスは胸を揉み続ける。

 モミュモミュモミュモミュ

「ぁあ。手にしっとり吸い付くよ。想像以上だマーガレット。」

「だ、ダメです!これ以上は本当に…っ。あんっ。ち、乳首をいじらないでくださいませ!」

 (私の可愛い王子が…誰なの王子をこんな変態にしたのは。)

「キスならいい?」

「え?」


 クリスは片手は右胸をやわやわと揉んだまま、左胸の突起を口に含むと、舌で突起を軽く擦ったりチロチロ舐めたりとなぶりだした。
 

「ん、ん、もぅやめ…っ。おぅじぃ……っ」

 片手で揉んでいた胸の突起をキュッと摘まれたのと、口に含んだ突起を同時に吸い付かれて、「ぁあっ」と声を上げながら背中をビクンとのけぞらせた。
  

「可愛い。マーガレット。」

  クリスはそのまま身を起こすと、マーガレットの足を掴んで開かせた。

 この世界に来てから。いや前世でも処女だった私は想像した事もない、あられもない姿になっている。

 ネグリジェの裾が捲れ上がって下着丸見えなので、慌ててマーガレットは手で裾を下ろして隠す。

「王子、手を離してください!」

「マーガレットが離してよ、僕は此処がどうなってるのか実際に見たいだけだよ?」

 好奇心に満ちたクリスの顔だけ見ると、悪意が本当に感じられないくらい、いつも通りの天使の顔だ。この顔をされると多少の悪戯は許して来たけど。

 今の状況悪戯ですまないから!

 
「だめです!ここは人に見せる所じゃないんです!!」

「でも、僕は此処にキスしたい。」

「よよよ、余計にダメです!」

(この王子誰!?)
 
 
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