ケニア旅行記

木森木林(きもりきりん)

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思い通りには行かない

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もともとアフリカに行くことは「オカバンゴに行きたい」から始まった。最近は「オカバンゴに行く旅行会社ツアー」もあるようだが、当時はなく自分で旅行計画を作成した。でも、一緒に行く仲間が集まらない。

3年前の2016年には、「このままでは一生 サファリに行けない」と旅行会社のツアーに参加した。「南アフリカ」、「ボツワナ」、「ザンビア」、「ジンバブエ」を巡った。「サファリ」だけでなく、「ビクトリアの滝」や「希望峰」や「ペンギンのボルダーズビーチ」を巡るお決まりのコースだ。

ボツワナのチョベ国立公園と、南アフリカの私営動物保護区で、ゾウ、サイ、ライオン、ヒョウ、バッファロー、ワニ、カバなどを見た。でも「もっと自然なワイルドなアフリカがみたい」という思いが残った。「ヌーの群れの川渡りを見るしかない」、そう思って準備した。

「7月から9月」に、「マサイマラ に5泊」する。これ以上に良い計画はないと思った。

でも「人生はままならない」

いくら目標を立て準備しても、人生も旅行も、思い通りには行かない。

結果的に「ヌーの群れの川渡り」は見れなかった。でも、旅行も人生も「目標通りの結果」で時間や記憶が創られていくわけではない。

旅行前も、旅行中も、旅行後にも、脳裏に焼き付くことが沢山あった。「たび」では普段の環境から離れ、「見たことがないものをを見たり、食べたことがないものを味い、さまざまな人と出会う」。それと同時に「自分の環境を見直すこともできる」。

「一人旅」でも、色々な人との出会いで旅は成り立つのだろう。でも「旅は様々な危険も伴う」ので、旅慣れてない自分は一人ではココロボソイ。「一緒に行ってくれる仲間がいること」、「旅行に行かさせてもらえる環境があること」に感謝しなければならない。

「ヌーの川渡り」は見れなかったが、「ヌーが渡る川」と「沢山のヌーの群れ」は見た。旅仲間でサファリ(たび)を楽しみ、一生の記憶になるトキメキのつまったトキをもち帰ることができました。ありがとう!

I would rather bring Jisromac SRs than Epipens!

(ケニア旅行記 完)
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