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18.作戦を練る
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翌日もレオナルドは戻らない。
そのため、昼頃から、庭園でサマーさんとダニエルと三人で作戦会議をしようと集まる。
「昨日はありがとう。
魔力酔いってやつ、やっと良くなって来たわ。
酷いもんね、これ。」
「ああ、悪い。
僕達はならないんだよ。」
「えー、キイナも?」
「そうなの。
初めてレオと転移した時もならなかったわ。」
「何か魔法使いって、便利でずるいわね。」
「ああ、それ私も思う。
魔法使って、人の役に立てるのは、嬉しいので。
でも、私単体では使えないし、魔法騎士は国を守るため、魔獣と戦ったり、大変なことの方が多いし、レオみたいにみんな命懸けで。
ダニエルもそうなんでしょ?」
「まぁ、そんなもんかな。
俺は闘うのは、得意じゃないけど、今みたいに依頼されて、魔法を使ってっていうのが、仕事だから。」
「そうなんだね。
いいことばっかりじゃないか。
トミーが魔力持ちだから、レオのそばで、使い方とか教えてもらいながら、生きた方がいいね。
もうレオに負担かけたくない気持ちもあって離れたら、結局、こうなってしまったけど。」
「サマーさん、レオは負担だなんて思ってないわ。
ただただ、一生懸命あなたを守りたかっただけだと思うわ。
私、助けられてから、ずっと見てきたけど、レオは、あなたがかわいくて、仕方ないって感じだったわ。
だから、必要な時は甘えたらいいのよ。
兄妹なんだから。
って勝手に思ってる。」
「キイナ、ありがとう。」
「そろそろ本題に入っていいかな?
まずはどうやって、牢に入るかだな。」
「捕まれば簡単よ。
あちらの国では、よく調べもせずに、牢にすぐ入れるから。
それよりも、牢は男女別なの。
だから、一番近い牢に入らないと魔力を合わせられないの。
一番近くでも、足を伸ばして、やっと届いたほどなの。」
「ギフトは、体が触れ合わないと使えないからね。
それは難問だね。」
「うん、たまたまを願って行くしかないかしら。」
「こわっ、まぁしゃーない。」
「本当に、すみません。
レオを待ちましょ。
巻き込んじゃって、もうしわけなくて。」
サマーは二人に自分達のために危険を承知で、ジョン救出に向かってもらうのが、申し訳なかった。
「でも、こうしている間にも、ジョンさん弱っていってると思うの。
牢の中では、食事もほとんど当たらないし。
だったら、逆にダニエルとレオを迎えに行く?
魔獣討伐を終わらせてしまえば、レオは、帰れるでしょ。」
「ごめん僕、討伐とか、闘う系が苦手。」
「ダニエルは私を結界で守ってくれれば、いいのよ。
レオに私も行きたいって言ったんだけど、手を繋ぎながら、結界を張って、闘うのは面倒だから、留守番って言われたの。
ダニエルが私を結界で守ってくれたら、必要な時だけ、レオと手を繋いで、攻撃力強めれば、早く魔獣討伐できて、早くジョンさんを迎えに行けるわ。」
「それ、逆に僕、無事かなぁ。
今だって、この後が不安なのに。」
「ダニエルは気にしすぎよ。
リーフェン様の依頼で、手伝ってくれているだけなのに。
もう、さっさと行っちゃおう。
辺境に。」
こうして、キャロライナとダニエルは辺境に転移した。
そのため、昼頃から、庭園でサマーさんとダニエルと三人で作戦会議をしようと集まる。
「昨日はありがとう。
魔力酔いってやつ、やっと良くなって来たわ。
酷いもんね、これ。」
「ああ、悪い。
僕達はならないんだよ。」
「えー、キイナも?」
「そうなの。
初めてレオと転移した時もならなかったわ。」
「何か魔法使いって、便利でずるいわね。」
「ああ、それ私も思う。
魔法使って、人の役に立てるのは、嬉しいので。
でも、私単体では使えないし、魔法騎士は国を守るため、魔獣と戦ったり、大変なことの方が多いし、レオみたいにみんな命懸けで。
ダニエルもそうなんでしょ?」
「まぁ、そんなもんかな。
俺は闘うのは、得意じゃないけど、今みたいに依頼されて、魔法を使ってっていうのが、仕事だから。」
「そうなんだね。
いいことばっかりじゃないか。
トミーが魔力持ちだから、レオのそばで、使い方とか教えてもらいながら、生きた方がいいね。
もうレオに負担かけたくない気持ちもあって離れたら、結局、こうなってしまったけど。」
「サマーさん、レオは負担だなんて思ってないわ。
ただただ、一生懸命あなたを守りたかっただけだと思うわ。
私、助けられてから、ずっと見てきたけど、レオは、あなたがかわいくて、仕方ないって感じだったわ。
だから、必要な時は甘えたらいいのよ。
兄妹なんだから。
って勝手に思ってる。」
「キイナ、ありがとう。」
「そろそろ本題に入っていいかな?
まずはどうやって、牢に入るかだな。」
「捕まれば簡単よ。
あちらの国では、よく調べもせずに、牢にすぐ入れるから。
それよりも、牢は男女別なの。
だから、一番近い牢に入らないと魔力を合わせられないの。
一番近くでも、足を伸ばして、やっと届いたほどなの。」
「ギフトは、体が触れ合わないと使えないからね。
それは難問だね。」
「うん、たまたまを願って行くしかないかしら。」
「こわっ、まぁしゃーない。」
「本当に、すみません。
レオを待ちましょ。
巻き込んじゃって、もうしわけなくて。」
サマーは二人に自分達のために危険を承知で、ジョン救出に向かってもらうのが、申し訳なかった。
「でも、こうしている間にも、ジョンさん弱っていってると思うの。
牢の中では、食事もほとんど当たらないし。
だったら、逆にダニエルとレオを迎えに行く?
魔獣討伐を終わらせてしまえば、レオは、帰れるでしょ。」
「ごめん僕、討伐とか、闘う系が苦手。」
「ダニエルは私を結界で守ってくれれば、いいのよ。
レオに私も行きたいって言ったんだけど、手を繋ぎながら、結界を張って、闘うのは面倒だから、留守番って言われたの。
ダニエルが私を結界で守ってくれたら、必要な時だけ、レオと手を繋いで、攻撃力強めれば、早く魔獣討伐できて、早くジョンさんを迎えに行けるわ。」
「それ、逆に僕、無事かなぁ。
今だって、この後が不安なのに。」
「ダニエルは気にしすぎよ。
リーフェン様の依頼で、手伝ってくれているだけなのに。
もう、さっさと行っちゃおう。
辺境に。」
こうして、キャロライナとダニエルは辺境に転移した。
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