僕の思い出

星夜

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2話 入院生活

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翌日。目が覚めると目の前のベットには香音はいなかった。
「おはよう。幸助。」
俺の担当医である兄が様子を見に来た。
「おはよう。香音さんは?」
俺は兄に訪ねた。
「今検査しに行ってるよ。もうすぐ戻ってくるはずだから。」
「そっか。」
そう言い、兄の方を見ると、笑顔だった。
「ちょっと心配だったんだ。香音と仲良くなれるかなって。まぁ、仲良くなれたみたいだし、良かった。あっ。幸助ももうすぐ検査だからな。」
そう言い、部屋から出ていった。
それと同時に香音が部屋に入ってきた。
「あっ。幸助くんおはよ!」
昨日は敬語を使っていたが急にタメ口で話しかけてきたからびっくりした。
「おっ、おはよ。香音さん。」
午前10時。
兄に呼ばれ、検査室へと向かった。
レントゲンと血液検査を済ませ、病室へと戻った。
「ねぇ。幸助くん。幸助くんって何の病気持ってるの?」
俺は少しずつ病気について話し始めた。

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