元Sランク魔法使いのギルド受付嬢(四十路)は獣耳ローブがお好きらしい

40過ぎのベテランギルド受付嬢のヤッチ・マッターナは仲間のギルド嬢から日々陰口を言われている。とある勤務日の休憩時間、同僚のギルド受付嬢の陰口に嫌気がさして、発作的に務めていた冒険者ギルドを退職してしまう。
暇な時間を持て余していたヤッチが自室で見つけたのは、冒険者として活動していた際に愛用していた大好きな「獣耳ローブ」だった。懐かしさから着用した所、確かな手ごたえを感じたヤッチは、再び冒険者として活動する事を決意する。
早速、仲間を探しに訪れた酒場で、レベル1の初心者3人組を見つける。半強制的に仲間になったヤッチだったが……。
獣耳ローブを身に纏い、すっかり14歳に逆戻りした元Sランク冒険者のヤッチと、身の危険を感じながらもしっかりと空気を読む新人冒険者3人組の、冒険を描く物語です。
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,378 位 / 193,378件 ファンタジー 44,766 位 / 44,766件

あなたにおすすめの小説

地獄で捧げる狂死曲(ラプソディー)~夢見る道化は何度死んだって届けたい、笑顔を君に~

norikurun
ファンタジー
“ブルーメリー”は生まれてすぐに命の危機にさらされた。 幸運にも、走馬灯はノンブレーキで前世にまで遡った! 現代知識は“詰め込み放題!”――にもかかわらず、不幸にも、体は赤ん坊だったので、敢え無く即死! そのまま、地獄に直行! だが……「地獄はボクのおもちゃ箱?」「地獄ってダンスホールのこと?」と、意外にもご満悦だった! 生まれて初めての光景は、どれも感動に満ち溢れていたのだ! “七色に輝き踊る鍾乳石”も“宝石・貴金属が飛交う火炎旋風”も“金棒振り回す牛”もぜ~んぶまとめて“ビバ・地獄ライフ”だった。 ただ、そんな彼でも生まれて五秒歳。……独りが寂しくなった。 周りを見渡しても誰もいない。独りぼっちで悲しみに明け暮れていた……そんな時、地獄の底でとある少女に出逢ったのだった! そして、運命の歯車が大きく軋み……動き出す。 そして、現世回帰。ナンヤカンヤで生き返ったブルーメリーを待ち受けていたものは……⁉ ――生き地獄だった。  最初のお出迎えは、五秒即死の原因=地下世界の極悪環境!  そう、生まれ落ちた国――地獄よりも地獄な灼熱の『ドワーフ王国』は、“一日一死”が当たり前。死因やハプニングがよりどりみどりの場所だったのだ!   地獄で身に着けた、様々なスキルや魔法、時には現代知識チートを駆使して、何とか困難に抵抗するも……地獄への日参は防げない。 ――それでも、ブルーメリーはめげない、挫けない! ……地獄やダンジョンで心と体を癒し、修行を重ね、現実に立ち向かっていくのだった。 ――地獄の底で出逢った、少女との約束を叶えるために……。 ちょっとおドジな“ブルーメリー”の飽くなき死闘が、いま始まる! 地獄の底から始まる、ブルーメリーの物語です。 お時間のゆるす限り、お楽しみください。

四季の姫巫女

襟川竜
ファンタジー
いすゞの里に住む女中の冬は、どこにでもいる平凡な14歳の少女。 ある日、ひょんな事から姫巫女見習いを選ぶ儀式に強制参加させられてしまい、封印されていた初代姫巫女の式神を目覚めさせた事で姫巫女になる資格を得る。 元女中である冬を、当然ながら姫巫女達は疎んじたが、数か月も経たぬうちに里全体を襲う蛇神との戦いに身をさらす事になってしまう。 ※小説家になろう、で公開したものに、若干の加筆・修正を加えています。

『フェアリーテイル』へようこそ!~最強美人の毒舌(?)ギルド受付嬢のパーフェクトマニュアル~ギルド冒険者を指南します!

夕姫
ファンタジー
【冒険者はもう飽きました。もう服が汚れたり、野営したりしなくてすみます!】 「実は私……パーティーを解散したいんです」 ある王都の宿屋の一室で、ギルド冒険者パーティー『精霊の剣』のリーダーのリリス=エーテルツリーから驚きの発言が飛び出す。それもそのはず、『精霊の剣』は現段階で王国最強と呼んでもおかしくはない程の実力者たちだからだ。 またリリス=エーテルツリーは26歳という若さですべてのジョブをマスターしたとんでもない人物であった。 そんな『精霊の剣』に商人あがりの荷物持ちとしてパーティーの一員にいる主人公のエミル=ハーネット。彼も驚きを隠せない。そしてリリスの理由に更に仲間全員が驚愕をする。 「ギルド受付嬢になりたいんです」 その言葉に激怒し呆気なくパーティーは解散する。部屋に取り残されたエミルとリリス。しかしエミルはとんでもないものを目撃する。それはお淑やかで温和な性格だと思われたリリスからの止まらない毒舌の嵐…… そうこれは商人あがりの新人ギルドマスターと最強と呼ばれたある1人の冒険者がなぜかギルド受付嬢として、色々な問題を解決し冒険者ギルド経営しながら第2の人生を楽しむお仕事系エンジョイストーリー。

魔攻機装

野良ねこ
ファンタジー
「腕輪を寄越すのが嫌ならお前、俺のモノになれ」  前触れもなく現れたのは世界を混沌へと導く黒き魔攻機装。それに呼応するかのように国を追われた世界的大国であるリヒテンベルグ帝国第一皇子レーンは、ディザストロ破壊を目指す青年ルイスと共に世界を股にかけた逃避行へ旅立つこととなる。  素人同然のルイスは厄災を止めることができるのか。はたまたレーンは旅の果てにどこへ向かうというのか。  各地に散らばる運命の糸を絡め取りながら世界を巡る冒険譚はまだ、始まったばかり。 ※BL要素はありません  

幼妻は、白い結婚を解消して国王陛下に溺愛される。

秋月乃衣
恋愛
旧題:幼妻の白い結婚 13歳のエリーゼは、侯爵家嫡男のアランの元へ嫁ぐが、幼いエリーゼに夫は見向きもせずに初夜すら愛人と過ごす。 歩み寄りは一切なく月日が流れ、夫婦仲は冷え切ったまま、相変わらず夫は愛人に夢中だった。 そしてエリーゼは大人へと成長していく。 ※近いうちに婚約期間の様子や、結婚後の事も書く予定です。 小説家になろう様にも掲載しています。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?

gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。 そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて 「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」 もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね? 3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。 4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。 1章が書籍になりました。

公爵令嬢のひとりごと

鬼ヶ咲あちたん
ファンタジー
城下町へ視察にいった王太子シメオンは、食堂の看板娘コレットがひたむきに働く姿に目を奪われる。それ以来、事あるごとに婚約者である公爵令嬢ロザリーを貶すようになった。「君はもっとコレットを見習ったほうがいい」そんな日々にうんざりしたロザリーのひとりごと。

処理中です...