BLしたくない伯爵子息は今日も逃げる

簡易登場人物

  記憶の彼方にある登場人物達を再度書き起こします。

  記憶の彼方、なので間違っていたりしたらすみません…あとお家の名前は省略します。簡易なので。


・ノエル
  このBLしたくないにおいての主人公。BLしたくない、から、多分今一番BLしたい子に成り果ててしまった。ちなみに前世はバスケバカの高校生。思ったら一直線な所がスポーツマンらしい所。良いように言うと一途。目下の悩みはヴィオレットが全然手を出して来ないこと。前世の姉のBL本なら十年あればもう何回もえっっっしてたはずなのに！！

・ヴィオレット
  ノエルの婚約者。狡猾なはずが、ノエルの小悪魔的な一面に最近は呑まれていて困っている。この物語の中で一番体格が良い。次期公爵当主。婚約期間中はどうやってノエルの攻撃を躱していこうか悩んでいる。ノエル曰く、ハリウッド映画で見るガタイのいいイケメン俳優っぽい。

・ジナルマー
  ヴィオレットの弟で、ノエルの友人。ノエルの弟であるエリクを赤ん坊の時から狙っていた。自分好みに育てることに成功して毎日がルンルン。エリクだけにジーナと呼ばせている。ノエルの影にいるが、顔が良いのでソコソコモテる。モテるのは男よりも女の方。ノエルに怒られるので隠してた。王子様のような顔立ち。

・ライオドア
  皆からはライと呼ばれている。テーヴァルの婚約者。ライの家は姉の独壇場で、ライの居場所は無いに等しい。テーヴも、テーヴの両親もそれを知ってるので早くライを引き取りたいと思っている。ムードメーカーで少し騒がしいところがあるのは、家で抑圧されている反面友人の前では素が出せるからである。テーヴもそれが分かってるのであまり無鉄砲で向こう見ずなことをしない限りはそのまま見守っている。

・テーヴァル
  テーヴ。ライの姉の婚約者だったが、絶対にライが良かったのでライの両親を金の力で説き伏せた経緯があったりする。不器用なツンデレだったせいでライを落ち込ませたり泣かせたりしたが、ちゃんと告白してライを手に入れた後は「本気で大事にしよう…」と心に決めた。ノエルの突拍子もない行動が実は苦手で、それを止めたり助けたり出来るジナルマーとヴィオレットを尊敬している。

・メイナード
  侯爵家。ヴィオレットの元婚約者候補。家からは公爵家との繋がりが出来ると喜ばれてたのに、無かったことにされたせいで家に居づらく感じている。眼鏡をかけた美人。器量よしの姿は夜会の花と呼ばれたセドリックの再来とまで言われていたりする。本人もそれを知っているが、ノエルの顔には勝てないと思っている。

・セドリック
  セド。 ノエルとエリクの母。クリスの妻。もちろん男。

・クリス
  ノエルとエリクの父。セド大好き。ノエル好きなのに最近は反抗期なのか冷たくて悲しい。エリクは自分に何もかもそっくり過ぎ。ノエルも徐々に自分に似てきているが、セドの面影も感じているので可愛くて仕方がない。