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4章 ジャグラック デリュージョン!
【第22話】9月15日 5時00分
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エデンのマリアの部屋で、俺はパンツ一枚で寝転んでいた。腕の中には下着姿のマリアがいる。肌と肌をくっつけていると、暖かくて心地よい。
うとうとと目を開けたり閉じたりしていたら、マリアが俺の頬をペチペチと優しく叩いた。
「そろそろ帰らないと火継さんが来ちゃうんじゃない?」
「えー…」
俺は眠い目を擦りながら、枕元の時計を見る。
9月15日、午前5時。3時間くらいしか眠れなかった。時間が許されるなら、マリアと一緒に飽きるまで眠っていたかったが、そろそろ現実で火継が仕事を引き上げて来てもおかしくない。
俺が頑張って火継のスケジュールをコソコソと調べた結果、昨日の夜から今くらいまでは火継はどう足掻いても現実にいなくてはならない予定があるらしかった。常にそうでいてくれ。
「帰りたくね~!」
「でも叩き出されたらまた2、3日ぐったりするでしょ?どっちにしろバレるんだから帰っとけ帰っとけ」
マリアが笑いながら俺を促すように腕の中から抜け出て起き上がる。
火継に殺されても俺は死にはしないし、基本的には邪魔なだけで他に害はないとは言え、現実に疲れが引き継がれるとエデンに来る前にうっかり寝てしまう。
すなわち、マリアとのデートを2日から3日程度封印されてしまうわけだ。火継に殺されないに越したことはない。
「ちぇー、しゃーねー。帰るか」
モゾモゾと起き上がり、俺はベッドの下に投げ散らかしていたズボンを履く。そんな俺の隣でマリアは下着姿のまま服を着込むでもなく、女の子座りでジッと俺を見つめていた。
今日のマリアの下着は上下セットの控えめな白いレースがついたものだ。そのパンツは、おそらく俺とマリアが心中した日と同じものだろう。
「服着ないんか?下着かわいいな?妖精さんか?」
「妖精は盛りすぎじゃない?ほらどうせ私も咲凪と帰るし、そしたら服とか関係なくなるし?」
「だからって着ないのは男前が過ぎるんだが?ちなみに、俺はそのパンツめっちゃ好き」
俺にとって、あの白いレースのパンツはマリアを女の子だと認識したキッカケでもあるので、人様の下着に対して言うのも非常に何だが思い出深い一品だ。俺はズボンに続いてパーカーを着込む。
マリアは相変わらずそんな俺の様子を見ながら笑って答えた。
「えーありがとう?てか、咲凪てパンツ好きだよね?よく目に焼き付けていきな?」
「なんか目覚めた感はある。マリアが可愛いパンツ履いてると最高にオカズになるんだわ。今日も供給ありがとうございます」
付き合って1ヶ月も経てば隠すことは何もない。俺はありがたく両手を合わせてマリアの下着姿を拝んだ。
つって、あんま1人でする機会もないんだけどね。現実は全部マリアに見られているので、抜いたりしたらそれは公開オナニーになってしまう。
うっかり忘れて1回やらかしたことがあって、マリアにめちゃくちゃイジられたことがある。あれは恥ずかしかった。
俺には恋人にそれを見せて喜ぶ性癖はない。顔面騎乗には少し興味があるが、それは後々お願いしたい。
「んじゃ、名残惜しいけど帰るとするか!帰る前にハグとキス!おなしゃす!」
冗談まじりに俺が両腕を広げると、マリアがベッドから立ち上がり飛び込むように力強いハグをしてくれる。
無邪気に笑いながら軽いキスをして俺の頬をこねるように撫で回した。
「また仲良ししようねサナサナ~!」
「んっ!何その新しいアダ名!可愛いか!」
マリアが突然作った呼び名が心臓にくる。いつか近いうちに心臓発作で死ぬような気がする。
俺は腕の中のマリアに頭をグリグリと押し付けて、甘えつつ香りを吸い込んだ。今日も爽やかなシャンプーの香りだ。
目を閉じて、俺は頭の中に現実を思い描く。眠るように意識が遠のき、腕の中のマリアの体温が薄れていった。抱きしめられていたはずの体積が消え、目を開けると人気のないマリアの部屋が残されていた。
マリアの部屋は拉致された当時のままになっている。カレンダーは7月。俺の誕生日である6日には赤いペンで丸が書かれており、上から可愛らしいケーキのシールが貼られていた。
俺はエデンに行く力がある。エデンに行けば、いつでも大好きな彼女とデートが出来る。それでも、帰ってくるたびに少しだけ寂しくなってしまうのは、仕方ないと思いたい。
俺はマリアの部屋を出て、隣の部屋へと向かう。火継はあの時の宣言通りに赤糸家へと引っ越した。そのオマケみたいな感じで俺は一人暮らしをするために、マリアがいた部屋の隣に来たわけだ。
現実のマリアはあれから正式に捜索願いが出たようで、エデンで見たようなニュースが現実でも流れた。しばらくあの部屋も出入り出来なくなって、俺も死ぬほど事情聴取を受けた。
火継いわくは、本来は心中で生き残った俺は「自殺関与罪」とかいう罪に問われるらしい。なので、俺はマリアと駅ビルで別れ、その後は知らないと答えた。
本当は事実を話して投獄されても良かったのだが、火継がそれを許さなかった。むしろ、俺の事実を知った者を消す勢いだったので、消える人間を増やさないためには黙っておくのが得策ではあった。
警察は俺の親の経歴や、マリアとの関係から事件に何かしら俺が関わっているだろうと念入りに調べていたようだったが、赤糸組である火継が綺麗に証拠品を葬り去ったおかげで俺は何事もなく現実を生きている。
いつかこの部屋は引き払われるのだろう。引き払われる時に、もし遺品整理があるなら俺にも少しでいいから引き取らせて欲しいと思っている。
マリアの両親がマリアの生存を信じている限りその日は来ないだろうが、マリアの死体が見つかる時は未来永劫訪れることはない。
俺は隣に新しく借りた自分の部屋へと帰る。自分の部屋には最低限の家具と家電だけがある。ビジネスホテルみたいな感じだ。俺の主な生活スペースはエデンにあるので、物が食えて寝られればそれでいい。
明日はまた火継がいない時間を見計らってエデンに帰ってマリアに会いに行こう。暇つぶしの学生生活だ。
俺は帰ってきたままの状態で学校へ行く準備を始める。前ほどではないが、家から学校まで遠いのだ。今から寝た方が起きられない。
徒歩10分で最寄り駅。そこから電車を乗り継ぎ、ようやく学校の最寄り駅にたどり着く。時刻は7時過ぎ。ここから更に歩くもんだから、眠いったらありゃしねえ。
通学中の電車の中は寝る一択なので、ここでコンビニに寄る。前はよくマリアが買ってくれたピヨからくんを購入。それを今日はセルフサービスで自分の口に運んだ。
欠伸をしながら歩く。コンビニの前で手を振っているマリアの姿はもう見えない。
「咲凪、おはよー。今日はやくね?」
教室に一番乗りして、ぼんやりと窓を眺めていた俺に後から来たクラスメイトが声を掛けてきた。コイツは野球部だから、おそらく朝練だろう。帰宅部の俺には無縁な世界だ。
俺は笑ってヒラヒラと手を振った。
「おすおす!今日は早く目ェ覚めちゃってさ~」
「あー…まあ、あんま眠れなそうだよな」
クラスメイトは口ごもるようにそう言うと、苦笑いした。
「金成、まだ見つからないんだろ。早く無事に見つかるといいな」
「大丈夫だろ」
マリアが見つかる日なんて来ない。俺は全部知っている。事件の真相も、どうやって死体が消えたのかも。マリアが誰に殺されたのかも、嫌というほど理解している。その上で、ただ俺はいつも通りに笑う。
「マリアなら元気だよ」
今もきっとどこかで俺のことを見ているし、エデンに行けばいつでも会えるんだ。
クラスメイトは俺の反応を見て、少し戸惑うように笑顔を引きつらせた。
「えっ…ああ、まあ…そうだといいな。今度、一緒に気分転換にカラオケにでも行こうぜ」
「おー、いいね!新曲仕入れたんだよね~、俺の美声を披露してやるぜ!」
「お前いつも調子いいよなあ」
クラスメイトはそう言うと、運動着の入った袋を肩にかけた。
「ま、でもしんどい時は無理すんなよ。いつでも話聞くしさ」
「おー?サンキュ?」
「うん、じゃまた後で!」
首を傾げる俺を置いてクラスメイトは部室へ向かっていく。
何もしんどくねえのにな。みんな気を遣いしいだな。
うとうとと目を開けたり閉じたりしていたら、マリアが俺の頬をペチペチと優しく叩いた。
「そろそろ帰らないと火継さんが来ちゃうんじゃない?」
「えー…」
俺は眠い目を擦りながら、枕元の時計を見る。
9月15日、午前5時。3時間くらいしか眠れなかった。時間が許されるなら、マリアと一緒に飽きるまで眠っていたかったが、そろそろ現実で火継が仕事を引き上げて来てもおかしくない。
俺が頑張って火継のスケジュールをコソコソと調べた結果、昨日の夜から今くらいまでは火継はどう足掻いても現実にいなくてはならない予定があるらしかった。常にそうでいてくれ。
「帰りたくね~!」
「でも叩き出されたらまた2、3日ぐったりするでしょ?どっちにしろバレるんだから帰っとけ帰っとけ」
マリアが笑いながら俺を促すように腕の中から抜け出て起き上がる。
火継に殺されても俺は死にはしないし、基本的には邪魔なだけで他に害はないとは言え、現実に疲れが引き継がれるとエデンに来る前にうっかり寝てしまう。
すなわち、マリアとのデートを2日から3日程度封印されてしまうわけだ。火継に殺されないに越したことはない。
「ちぇー、しゃーねー。帰るか」
モゾモゾと起き上がり、俺はベッドの下に投げ散らかしていたズボンを履く。そんな俺の隣でマリアは下着姿のまま服を着込むでもなく、女の子座りでジッと俺を見つめていた。
今日のマリアの下着は上下セットの控えめな白いレースがついたものだ。そのパンツは、おそらく俺とマリアが心中した日と同じものだろう。
「服着ないんか?下着かわいいな?妖精さんか?」
「妖精は盛りすぎじゃない?ほらどうせ私も咲凪と帰るし、そしたら服とか関係なくなるし?」
「だからって着ないのは男前が過ぎるんだが?ちなみに、俺はそのパンツめっちゃ好き」
俺にとって、あの白いレースのパンツはマリアを女の子だと認識したキッカケでもあるので、人様の下着に対して言うのも非常に何だが思い出深い一品だ。俺はズボンに続いてパーカーを着込む。
マリアは相変わらずそんな俺の様子を見ながら笑って答えた。
「えーありがとう?てか、咲凪てパンツ好きだよね?よく目に焼き付けていきな?」
「なんか目覚めた感はある。マリアが可愛いパンツ履いてると最高にオカズになるんだわ。今日も供給ありがとうございます」
付き合って1ヶ月も経てば隠すことは何もない。俺はありがたく両手を合わせてマリアの下着姿を拝んだ。
つって、あんま1人でする機会もないんだけどね。現実は全部マリアに見られているので、抜いたりしたらそれは公開オナニーになってしまう。
うっかり忘れて1回やらかしたことがあって、マリアにめちゃくちゃイジられたことがある。あれは恥ずかしかった。
俺には恋人にそれを見せて喜ぶ性癖はない。顔面騎乗には少し興味があるが、それは後々お願いしたい。
「んじゃ、名残惜しいけど帰るとするか!帰る前にハグとキス!おなしゃす!」
冗談まじりに俺が両腕を広げると、マリアがベッドから立ち上がり飛び込むように力強いハグをしてくれる。
無邪気に笑いながら軽いキスをして俺の頬をこねるように撫で回した。
「また仲良ししようねサナサナ~!」
「んっ!何その新しいアダ名!可愛いか!」
マリアが突然作った呼び名が心臓にくる。いつか近いうちに心臓発作で死ぬような気がする。
俺は腕の中のマリアに頭をグリグリと押し付けて、甘えつつ香りを吸い込んだ。今日も爽やかなシャンプーの香りだ。
目を閉じて、俺は頭の中に現実を思い描く。眠るように意識が遠のき、腕の中のマリアの体温が薄れていった。抱きしめられていたはずの体積が消え、目を開けると人気のないマリアの部屋が残されていた。
マリアの部屋は拉致された当時のままになっている。カレンダーは7月。俺の誕生日である6日には赤いペンで丸が書かれており、上から可愛らしいケーキのシールが貼られていた。
俺はエデンに行く力がある。エデンに行けば、いつでも大好きな彼女とデートが出来る。それでも、帰ってくるたびに少しだけ寂しくなってしまうのは、仕方ないと思いたい。
俺はマリアの部屋を出て、隣の部屋へと向かう。火継はあの時の宣言通りに赤糸家へと引っ越した。そのオマケみたいな感じで俺は一人暮らしをするために、マリアがいた部屋の隣に来たわけだ。
現実のマリアはあれから正式に捜索願いが出たようで、エデンで見たようなニュースが現実でも流れた。しばらくあの部屋も出入り出来なくなって、俺も死ぬほど事情聴取を受けた。
火継いわくは、本来は心中で生き残った俺は「自殺関与罪」とかいう罪に問われるらしい。なので、俺はマリアと駅ビルで別れ、その後は知らないと答えた。
本当は事実を話して投獄されても良かったのだが、火継がそれを許さなかった。むしろ、俺の事実を知った者を消す勢いだったので、消える人間を増やさないためには黙っておくのが得策ではあった。
警察は俺の親の経歴や、マリアとの関係から事件に何かしら俺が関わっているだろうと念入りに調べていたようだったが、赤糸組である火継が綺麗に証拠品を葬り去ったおかげで俺は何事もなく現実を生きている。
いつかこの部屋は引き払われるのだろう。引き払われる時に、もし遺品整理があるなら俺にも少しでいいから引き取らせて欲しいと思っている。
マリアの両親がマリアの生存を信じている限りその日は来ないだろうが、マリアの死体が見つかる時は未来永劫訪れることはない。
俺は隣に新しく借りた自分の部屋へと帰る。自分の部屋には最低限の家具と家電だけがある。ビジネスホテルみたいな感じだ。俺の主な生活スペースはエデンにあるので、物が食えて寝られればそれでいい。
明日はまた火継がいない時間を見計らってエデンに帰ってマリアに会いに行こう。暇つぶしの学生生活だ。
俺は帰ってきたままの状態で学校へ行く準備を始める。前ほどではないが、家から学校まで遠いのだ。今から寝た方が起きられない。
徒歩10分で最寄り駅。そこから電車を乗り継ぎ、ようやく学校の最寄り駅にたどり着く。時刻は7時過ぎ。ここから更に歩くもんだから、眠いったらありゃしねえ。
通学中の電車の中は寝る一択なので、ここでコンビニに寄る。前はよくマリアが買ってくれたピヨからくんを購入。それを今日はセルフサービスで自分の口に運んだ。
欠伸をしながら歩く。コンビニの前で手を振っているマリアの姿はもう見えない。
「咲凪、おはよー。今日はやくね?」
教室に一番乗りして、ぼんやりと窓を眺めていた俺に後から来たクラスメイトが声を掛けてきた。コイツは野球部だから、おそらく朝練だろう。帰宅部の俺には無縁な世界だ。
俺は笑ってヒラヒラと手を振った。
「おすおす!今日は早く目ェ覚めちゃってさ~」
「あー…まあ、あんま眠れなそうだよな」
クラスメイトは口ごもるようにそう言うと、苦笑いした。
「金成、まだ見つからないんだろ。早く無事に見つかるといいな」
「大丈夫だろ」
マリアが見つかる日なんて来ない。俺は全部知っている。事件の真相も、どうやって死体が消えたのかも。マリアが誰に殺されたのかも、嫌というほど理解している。その上で、ただ俺はいつも通りに笑う。
「マリアなら元気だよ」
今もきっとどこかで俺のことを見ているし、エデンに行けばいつでも会えるんだ。
クラスメイトは俺の反応を見て、少し戸惑うように笑顔を引きつらせた。
「えっ…ああ、まあ…そうだといいな。今度、一緒に気分転換にカラオケにでも行こうぜ」
「おー、いいね!新曲仕入れたんだよね~、俺の美声を披露してやるぜ!」
「お前いつも調子いいよなあ」
クラスメイトはそう言うと、運動着の入った袋を肩にかけた。
「ま、でもしんどい時は無理すんなよ。いつでも話聞くしさ」
「おー?サンキュ?」
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