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第8話⚠鬱展開ありますー短いですー
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「…海。良かった…目覚めてくれて。」
「レアト…。」
「すいません。つい感情的になって…あなたの事を考えず…」
「大丈夫だよ…。ぁ、そうだ。レクトは…?」
「居ますよ。唯…罪悪感から海に会えない…と。」
「呼んできてもらってもいい?」
僕はベッドから起き上がることが出来ず辛うじて目と口が動いている感じだ。
多分…僕はリストカットにOD…薬の大量摂取をして倒れたんだと思う。
「連れてきました。」
「レクト…。良かった。ちゃんと帰ってきてた。」
「悪い…本当…カイのこと考えなくて。」
「気にしないで?それよりちゃんと二人が仲直りしてるようで良かった。
ね。ギュッってして?」
「「…。」」
ふたりは何も言わずに抱きしめてくれた。
その瞬間がすごく幸せだった。
それから3日が経ってやっと歩けるようになった…でも、後遺症が
残った。左腕の麻痺。
腕を切った時に大事なところを切ったんだと思う。
いくら強く握っているつもりでも、まったく手に力が入らない。
ご飯の時でも左でものを取ろうとすると手から抜け落ちてしまう。
「あっ…。」
「おっと…大丈夫か?」
「ごめん。」
「気にすることでは無いです。食事続けましょう。」
調味料入れを取ろうとしたら落として割っちゃった…。
じわじわ溢れる罪悪感と後悔が余計に心を蝕み始めた。
「レアト…。」
「すいません。つい感情的になって…あなたの事を考えず…」
「大丈夫だよ…。ぁ、そうだ。レクトは…?」
「居ますよ。唯…罪悪感から海に会えない…と。」
「呼んできてもらってもいい?」
僕はベッドから起き上がることが出来ず辛うじて目と口が動いている感じだ。
多分…僕はリストカットにOD…薬の大量摂取をして倒れたんだと思う。
「連れてきました。」
「レクト…。良かった。ちゃんと帰ってきてた。」
「悪い…本当…カイのこと考えなくて。」
「気にしないで?それよりちゃんと二人が仲直りしてるようで良かった。
ね。ギュッってして?」
「「…。」」
ふたりは何も言わずに抱きしめてくれた。
その瞬間がすごく幸せだった。
それから3日が経ってやっと歩けるようになった…でも、後遺症が
残った。左腕の麻痺。
腕を切った時に大事なところを切ったんだと思う。
いくら強く握っているつもりでも、まったく手に力が入らない。
ご飯の時でも左でものを取ろうとすると手から抜け落ちてしまう。
「あっ…。」
「おっと…大丈夫か?」
「ごめん。」
「気にすることでは無いです。食事続けましょう。」
調味料入れを取ろうとしたら落として割っちゃった…。
じわじわ溢れる罪悪感と後悔が余計に心を蝕み始めた。
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